日本発、欧州で旅芸人的ツアー生活を行うシンセサイザーとドラムによる
黒光りした妖しさに満ちたミニマルサイケデリックデュオが登場!
日本発、現在は旅芸人的に欧州をツアーしながらノマド生活を行うシンセサイザーとドラムのサイケデリックデュオ"Heavenphetamine"が、昨年11月のギブミーでの初登場ライブ以来、再び欧州ツアー生活へと向かう前にまた戻ってきてくれます!
"Heavenphetamine"は、2018年にhirokiとsaraを中心に東京で結成、2021年より欧州へと拠点を移したサイケデリックバンド。ウクライナのキーウやジョージアのトビリシを拠点にしつつ、EU、東欧、バルカン半島、ウクライナ、トルコなどでライブ活動を行う旅芸人的スタイルでの活動をする彼ら。ロシアによるウクライナ侵攻の直前にキーウでライブをした際に知り合った戦禍で苦しむ友人へのサポートとして、最低限の活動費を残した貯金の全額を寄付。自らを金銭的な価値観から遠ざけながら行うハードなツアーライフを、成長が全てであるという資本主義的システムへの疑問を投げかける「NOM(=Not only money)プロジェクト」として展開。誰も歩んでいない稀有な道を進む彼らの活動スタイルからは、実感からジワジワと立ち上がってきたようなアナキズム精神に溢れています!2024年9月には1stアルバム「冬の太陽が照らす死と真」をリリース。CAN、PINK FLOID、DOORSなどのサイケデリックロック、SUCIDEやPILなどのポストパンク/ニューウェイブサウンド、OGRE YOUASS HOLEや幾何学模様などの近年のサイケデリックムーブメントまでもを想起させる彼らの音楽。一瞬立ち現れる人間世界の美しさと、高度資本主義経済社会に充満するグロテスクな腐臭の両面を描くようなリリック、赤土色の埃にまみれた気怠さの中に香気を漂わせた歌声、悪魔的な黒い沼に片足を突っ込みながらも微かな煌めきを垣間見せる日本語詞のメロディライン、妖光を放つシンセシーケンスとリズムの骨格がずっしりとしたシンプルなドラムによる呼吸がピタリとあったミニマルなアンサンブル…永遠のループが渦を巻く中で、瞑想的でありながら常に種火のような情熱が燃え続ける音世界に痺れます!諦観を漂わせながらも、旅と音楽の中に垣間見える僅かな希望に人生をベットする彼らの生活=音楽の姿をぜひ目撃してください!
共演は、この3組!
ツインボーカルのサイケデリックインディポップ/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”。くぐもったエコーサウンドの中で、情感たっぷりなどこか歌謡的なメロディ、土臭いサイケデリア、こっそりとしたへんてこファンクネスがぐちゃぐちゃに煮込まれた奇妙に揺らいだポップを鳴らす!近年は、トライバルからトラップまで交差するエレクトロニクスを交えたデュオセットでの演奏を展開。
パンク、ヒップホップ、オルタナなどのストリートサウンドを、コンテンポラリーなクラバー視点で脱構築したギターとドラムのDIYツーピースバンド"吉日"。オートチューンエフェクトを駆使しつつポエトリーも交えたボーカルや、アンビエントなアプローチなど始まったばかりのバンドとはいえ、アイデアの宝庫を具現化させた最小限のアンサンブルに痺れます!鋭い風刺のブラックユーモアとジャンクな抒情を漂わせつつ視線はシリアスなリリックにも注目!
長野ネオンホールのスタッフを中心にコロナ禍直前に結成されたスリーピースバンド”Ono”。アイロニカルなユーモアが歌声から滲んだ飄々としたドラムボーカルとThe Sundaysを想わせるエアリーな歌声のベースボーカルのツインボーカルスタイル、ソリッドなアンサンブルと幻想的なサウンドスケープのコントラスト、moogシンセのうねる波動の陶酔…80's以降のニューウェイブ、インディ、オルタナサウンドが渾然となったベテランたちによる期待の新バンド!
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2025年2月9日(日) Give me little more.
『Heavenphetamine live in Matsumoto』
▽LIVE: Heavenphetamine / TANGINGUGUN / 吉日 / Ono
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 (ドリンク代別)
▽時間:(open)18:30 / (start)19:00
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Heavenphetamine
TANGINGUGUN
吉日