2017-05-19

2017年5月21日(日)「ころがる円盤」 GUEST:FOUNTAINSUN(アメリカ), RED BRUT(オランダ), JSCA(オランダ), ASUNA(金沢)



ニューエイジ〜インダストリアル〜フォーク〜ポストパンクが交差するスピリチュアルナイト「ころがる円盤」、アメリカ、オランダ、金沢から4組のゲストを招いて開催。

ニューエイジ〜インダストリアル〜フォーク〜ポストパンクが交差するスピリチュアルナイト「ころがる円盤」、4組のゲストを招いて開催します。

ワシントン州オリンピアからは、FUGAZI主宰のディスコード・レコーズより11枚のアルバムをリリースしたポストハードコア界の怪魚・ラングフィッシュの中心人物”ダニエル・ヒグス”と、東京生まれNY経由の写真家、マルチ演奏家、翻訳家”イシイフミエ”によるサイケデリックフォークプロジェクト・”FOUNTAINSUN”が登場。2015年の初来日では、ささやかに鳴らされるキックドラム&ハイハットのリピートの中で、ダニエルの脳内に直接語りかけてくるような声と、イシイフミエのプリミティブな声、トライバルな響きの弦楽器が溶け合う親密なスモールアンサンブルの魅力で、目撃した人たちを桃源郷へと誘った彼らの音楽。さらに別次元へと進んでいるとの噂なので、今回の来日に期待が高まります!

オランダ・ロッテルダムからは、アンダーグラウンド・シーンの中核イベントMiMaの主催者であり、ポストパンクバンドSweat Tongueで共に動する2人、"Red Brut"(レッド・ブリュット)と"JSCA"が初来日。アナログ・シンセやテープ・コラージュによる遊び心溢れるサイコロ・インダストリアルを展開するRed Brutと、ミニマルな短波系や三角波などのパルスをメインに用いたロッテルダム発の鋭角的なオンガクムーブメント、ブロッケン(積み木)・ウェイブの担い手であるJSCA、二人のそれぞれのソロパフォーマンスをお楽しみに。

さらに、彼らの招聘で現地ロッテルダムにてライブをともにしている、ギブミーではお馴染み、金沢のドローンマエストロ"ASUNA"も登場。卓上に並べた数々の玩具、光センサーのシンセ、改造オルガンなどを用いて、錬金術のようにアンビエント/ドローンサウンドを生み出す彼の音楽には、童心と理知、繊細さと破天荒が内在しています。

松本から、ライオットガールパンクバンドp-heavyのフジサワ・チフミ、ローファイシンセユニットhey bobby!のマエダ・リコ、エサシ・リカによるニューバンド"Her Braids"が出演。なんと今回がデビューライブ!ヴァイオリン、ギター、シンセ、サンプラー、ドラムを交互に持ち替えて、試行錯誤の末に生まれるオルタナ〜ポストパンクをお楽しみに!

DJは、2000年代の松本アンダーグラウンドの象徴的イベント「リズム万博」の主催者であり、現在は新しい民芸のカタチを追求する夢の会社「ごっこ社」社長、民芸品道神面の産みの親、宮田嵐村資料館「おっとぼけ美術館」の館長、味噌汁フリーペーパー「台所いいですか?」の編集など多方面に鬼才っぷりを発揮するアイザワ氏による"DJ ハナクソ"。

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2017年5月21日(日) Give me little more.
ライブイベント「ころがる円盤」
▽時間:open 17:30 / start 18:00
▽料金:adv ¥2,800 / door ¥3,300
▽LIVE:FOUNTAINSUN(アメリカ), RED BRUT(オランダ), JSCA(オランダ), ASUNA(金沢), Her Braids
▽選曲係:DJハナクソ
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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FOUNTAINSUN
ワシントンDCの名門ディスコード・レコーズより11枚のアルバムをリリースしてきたポスト・ハードコアの怪魚、ラングフィッシュのフロントマンであるダニエル・ヒグスが、写真家/アーティストとして長く米国で活動するフミエ・イシイとはじめたニュー・プロジェクト。ヒグスのシャーマニスティックな語りとイシイの無垢な歌声が同居するエキゾチックなユニバーサル・フォーク・サウンドをトレードマークに、現在はワシントン州オリンピアを拠点に活動中。これまでにリリースしたアルバムは『Music Today』(2015年)と『Sweep The Temple』(2016年)の2枚。なお、2017年5月には『Sweep The Temple』の国内盤リリースと共に全国8公演からなる再来日ツアーを予定している。

Red Brut
オランダ/ロッテルダムを拠点とするメイリン・フェルビーセンによる、ポスト・インダストリアル/プラスチック・ウェイヴ/ローファイ・シンセ・ユニット。アナログ・シンセやテープ・コラージュによる遊び心溢れるサイコロ・インダストリアル。これまでにオランダのCold Milk、フィンランドのLal Lal Lalなどから音源をリリースし、この春、ベルギーの名門レーベルKRAAKよりニュー・アルバムを発表したばかり。日本のaotoaoより5月末に発売予定の"casiotone compilation vol.7"にも参加。ポスト・パンク・バンドのSweat Tongueのドラマーとしても活躍中。


JSCA
オランダ/ロッテルダムを拠点とするミヒル・クラインによる、ミニマルな矩形波や三角波などのイヤーエイクなパルスをメインとした注目のブロッケン(積み木)ウェイヴ・ユニット。JSCAとは、オーストラリアの伝説的電子音楽家のコンラッド・ベッカーによるMONOTONの曲名から名付けられ、これまでにオランダのDHF、アメリカ/ミシガンのAlien Passengersなどから作品を発表している。ポスト・パンク・バンドのSweat Tongueのギタリストとしても活躍中。

2017-05-03

2017年5月3日(水・祝)『 HOWNOWMER Japan Tour 2017 松本公演

HOWNOWMER

メルボルン発!安酒場のブルージーな気怠さが漂う硬質ポストハードコア、日本初上陸!

豊穣なインディシーンが活況なメルボルン発、Cat Power、J Mascis、Built To Spillなど華々しい共演歴をもつオルタナフォークSSW"Ben Salter"によるスリーピースポストハードコアバンド"HOWNOWMER"がギブミーに登場!
DISCORD周辺や、スティーブ・アルビニサウンドを彷彿とさせる重金属的アンサンブルを核に据えながら、(本来は、硬質なサウンドとは水と油なはずの)床がドロドロに汚れた片田舎の安酒場に転がる空き瓶の底にこびりついたブルージーな気怠さも同時に漂わせる希有なバランスのポストハードコア・オルタナティブロックを展開。日本未紹介な存在で謎も多い彼らですが、確実にギブミーのフロアにマッチしそうです!

共演地元アクトは3組。

1組目は、USインディマナーのフレージング、80’sニューウェイブな妖艶さ、メロディに漂う歌謡曲的叙情など…彼らが通過した音楽的影響を出し惜しむこと無く捏ね上げ、アイロニカルで濾過した情熱で焼きあげたインディロックバンド”ベアーズマーキン”。

2組目は、自身のバンドsuper me、ギタリストとしてジ・オーパーツなどで一貫してストイックなプレイを聴かせてくれた尾崎氏が参加するニューバンド"kazzad"。削ぎ落とされたストイックミニマルアンサンブルと、決壊したエモーショナルスクリーモがモノクロームに交差!

3組目は、前川エクスプロージョン、ニコラシカのメンバーらによって結成されたニューバンド"ザ・スーパーアメリカンフットボール"。sonic youth的轟音オルタナをシンセが飛び交うベースレス編成で再解釈!

硬質、轟音、でもどこか素っ頓狂なバンドが集まりました!

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2017年5月3日(水・祝) Give me little more.
『HOWNOWMER Japan Tour 2017松本公演』
▽LIVE:HOWNOWMER(メルボルン),ベアーズマーキン,kazzad,ザ・スーパーアメリカンフットボール
▽時間:19:00(開演)/18:30(開場)
▽料金: (前)¥2,000/(当)¥2,500 *ドリンク別
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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HOWNOWMER
マリア・モールズとアダム・ホリウェルからなる二人組はギターとドラムキットで実験的演奏をするデュオであり、メルボルンを中心に活動する。彼らはライブ中に即興で楽曲にアレンジを加えることで、常に変化・進化し続ける音楽体験を生み出している。そのジャンルは、ジャズ、ノイズミュージック、ロック、ミニマリズムの入り混じったスタイルと言えるだろう。マリアとアダムはメルボルンをはじめオーストラリア各地のミュージックフェスや会場で演奏をしてきた。中にはSoundOut (SYD), Sound Klub (TAS), Make It Up Club, Longplay Cinema, The Tote, Tom Tom Tuesday @ Howler, The Evelyn 等、ライブ経験は豊富だ。2015年5月にはデビューアルバム『Sun Ghost』を掲げたヨーロッパツアーで、ドイツ、フランス、イタリアをまわり、10公演以上のパフォーマンスを開催している。彼らは今回初となる日本公演での演奏はもちろんのこと、盛んなコミュニティの一部を担うローカルなミュージシャンや後援者との出会いを大いに期待している。

ベアーズマーキン

kazzad