2019-11-30

2019年11月30日(土)「YURAGI LANDS Live in Matsumoto」

YURAGI LANDS

群馬発、ミステリアスな靄の中で轟音を鳴らす
ドリームポップ/シューゲイザーバンド"YURAGI LANDSが登場!

群馬藤岡市から国内シューゲイザーシーンで話題の4人組”YURAGI LANDS”が新作EPを提げて、ギブミーに登場!

黒色の帽子が印象的なミステリアスな女性ベースボーカルによる透明なウィスパーボイスの日本語詞ボーカルと、エメラルドグリーンの煌めきを放つギターが生み出すコクトーツインズ、ペイルセインツ、ラッシュなどの4ADの系譜をを彷彿とさせる幻想的なサイケデリア、その美しい靄の奥で鳴るオルタナ、グランジ、ポストハードコアなどの90’s USライクなささくれ立った感情が蠢くフレーズのせめぎ合い…ポストパンクバンド”猿芝居”などそれぞれが別のバンドやりながら活動しているというだけあり、轟音一辺倒の巷のシューゲイザーとは異なる奥行き深いサウンドを聴かせてくれる彼ら。シューゲイザー、ドリームポップ、USインディ、ギターポップ、オルタナのファンは必見です。

共演は、この2組。

1組目は、カセットMTR、シンセサイザー、サンプラー、ゲームコントローラーを用いたVJセットなどを用い、自宅の機材部屋で音楽実験を繰り返しているような親密感のあるパフォーマンスを行う電子音楽ユニット”GENEI”。ミニマルなリズム、ガラスの破片のような繊細なシンセサウンドが歪みながら交差するインテリジェント・エレクトロ。

2組目は、先日のニューカマーイベント「DOPEなHOPE」に出演、ギターとベースのローファイフォークデュオ”林と村松”。エリオット・スミス譲りの静寂のサッドネス〜後期ペイブメントのレイジーなロマンを漂わせながらどこか牧歌的な日本語フォークの世界に着地して、素朴に鳴らすグッドメロディ。

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2019年11月30日(土) Give me little more.
 「YURAGI LANDS Live in Matsumoto
▽Live:YURAGI LANDS(群馬)/ GENEI / 林と村松
▽料金:(前)¥1,500 (当)¥2,000 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
予約:give.melittlemore@gmial.com

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YURAGI LANDS

2019-11-24

2019年11月24日(日) WPXプレゼンツ「SOUND LAB vol.10 」


マッスルNTT

宅録ポップシンガー"WPX"による自主企画。ゲストは浜松のニューウェイブ歌のお兄さん"マッスルNTT"!

10/12(土)開催予定でしたが、台風19号の影響により日程再調整しました。

90’s USインディ、渋谷系への憧憬をもとに音楽制作を行う”WPX”のフロントマン・ミスオカツヤによる自主企画ライブイベント『SOUND LAB』が久しぶりに開催されます!過去の名盤〜日々世界中から届けられる新譜までヘヴィリスナーとして聴き漁り、自らも10代から宅録を行う彼が今、どうしても呼びたい人たちを集めたこの企画!

ゲストは、浜松より”マッスルNTT”。サンプラー、リズムボックス、シンセなどを駆使しながらニューウェイブへの止まらないロマンティックが炸裂したハイテンションなシンセ・ポップを鳴らす彼!日常の怒りから生み出される強烈なパンチラインの数々、ポップの魔法がかかったコールアンドレスポンス必至なメロディ、ニューウェイブ歌のお兄さん的なキレッキレ・ダンスパフォーマンス…ステージでめまぐるしく展開する一挙手一投足に爆笑しながら、じんわりと涙を浮かべること間違いなし!玩具の銃でマーブルチョコを乱れ打ちするようなカラフルな毒が溢れる彼の音楽、ソロセットでこそ味わえるリミッター振り切れなテンションでぶつけられたらやられてしまいます!

共演ライブアクトは、2組。

ナイーブなコーラスワークが美しい夢想サイケデリアオルタナ~ダンサブルニューウェイブまで、楽器を持ち替えながら3人で鳴らすDIYスタイルなドリームパンクバンド"Her Braids”。

そして、今回の企画者ミスオ氏による宅録ポッププロジェクト”WPX”。凄腕高校生ドラマー長尾風飛と、TANGINGUGUNのベースボーカル中村沙織がメンバーのバンドセットで登場。中毒性のあるローエンドボイスな歌声によるロックスピリットとラウンジ・ポップとローファイDIYマナーが交差するユニークなポップナンバーの数々。

DJは、インディ音楽パーティーHungry Beat!のレギュラーDJであり、シンセポップ〜ジャングリーポップ〜最近は80’s ディスコまで煌めきと気怠さが交差したポップナンバーをセレクトする”yuco”。

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2019年11月24日(日) Give me little more. 
WPXプレゼンツ「SOUND LAB vol.10 」 
▽Live: WPX / マッスルNTT(浜松) / Her Braids 

▽DJ:yuco
▽料金: ¥1,500  + ドリンク代別
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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マッスルNTT


WPX


Her Braids
長野県松本市を拠点に活動するドリームパンクバンド。P-heavyのChifumi、それぞれ音楽活動を行っていたRikaとRikoにより2017年春に結成。ナイーブなコーラスワークによるオルタナサイケデリアからポストパンクまで、3人でギター、ヴァイオリン、ベース、シンセ、ドラムなど楽器を持ち替えながらDIYに鳴らす。

2019-11-23

2019年11月23日(土)「Neverhoods Neighborhoods #3」


Still Dreams

NEHANN

cassette tape echo

TANGINGUGUN / cassette tape echoの”issei"による
ライブ&DJイベントNeverhoods Neighborhoods」第3回目!
今回は、3組のゲストを招いて開催。


TANGINGUGUN/cassette tape echoの”issei"によるライブ&DJイベント「Neverhoods Neighborhoods」第3回目!洋邦問わずヘヴィに聴き込むインディリスナーの彼が、日夜、BandcampやYoutubeでDIGした遠くの街に住むインディアーティストを招いた企画。今回は、大阪のシンセポップバンド”Still Dreams”、東京のゴシックパンクバンド”NEHANN”、金沢から自身のバンド”cassette tape echo”を招き、開催!

Still Dreams”は、Juvenile Juvenileのメンバーにより結成、2018年にbandcampで突如発表したデビュー・アルバム『Theories』に世界中のリスナーが注目、シンガポールのインディポップバンドsobsとの共演、深セン、広州を回る中国ツアーを敢行するなど国境を跨いだめまぐるしい活動が話題のシンセポップバンド。80’sポップの毒々しいポジティブ、ギターポップの刹那な甘酸っぱさ、アイドルソングの一撃ノックアウトなキャッチーさ、ヴェイパーウェーブ以降のアイロニックなユーモア…インディーリスナーの耳で様々な音楽から抽出したエキスをもう戻れないあの時代への感傷的な憧憬とともにリ・デザインしたドリーム過剰に躁状態でステップを踏むクール・ジャパン・コズミック・シンセポップ。Strawberry Switchblade、Orchestral Manoeuvres in the Darkなどの80’sシンセポップファン、Fickle Friends、Kero Kero Bonitoなどの現行シンセポップファンはマスト。

NEHANN”は、東京を拠点に活動する5人組ゴシック・ネオ・パンクバンド。Joy Division、The Cure、Echo & the Bunnymenの耽美、Iceageの冷たいノイズを纏いながら、NIRVANAの鬱屈とピュアネスで、深夜の地下道を言葉にならない叫びをあげながら髪を振り乱して疾走するビートロック!絡みつく重油のような歌声のイリュージョン、黒光りしたサイケデリアを放つギターとサーフロック譲りの軽快なリズムのコントラストが描き出すディストピアのロマンス。彼らの音楽には、過酷な現実を直視するシビアな目線と、妙に楽天的で強かなユーモアを同時に感じます!80’sポストパンク、ポジパンのファンは勿論、The Horrors、The Soft Moon、Cold Showers、Fat white familyのファンなどにおすすめ。

cassette tape echo”は、金沢を拠点にした4人組インディポップバンド。言葉少なげにセンシティブなメロディをつぶやくボーカル、不安な心情に寄り添う水彩エバーグリーンギターの繊細な重ね塗り、淡々としたリズムのアンサンブルが描く夢想と倦怠の柔らかいサイケデリア。フィクションの世界に自分を投影する時の至福の心地をずっと味わえるかのような、いい意味で独りよがりな少年心たっぷりで、インドア派は共感まちがいなし!(映画にちなんだ曲名が多いのが象徴的!)一方ライブでは、青い炎が立ち上がるような突然のエモーショナルの発火、キックドラムレスでタムとスネアを陶酔の表情で叩くドラマーのガレージなプレイも見どころ!real estateのファンは勿論、Sarah Records周辺の繊細なギターポップ、シャムキャッツやミツメのファンにもおすすめ!

松本からは、ZINEメイキングからDJまで多才っぷりを発揮しながら、音楽活動も本格的にスタートさせた”nu”。Grimes〜ジャパニーズサブカルチャーまでを脳内で煮込み、ロボティックな声でちぎり投げる、遊び心と衝動のシンセポップライブセット。今回はさらにDJとしても出演!

さらにDJとして、インディ音楽パーティーHungry Beat!のレギュラーメンバー”yuco”が出演。シンセポップ〜ジャングリーポップ〜80’s ディスコまで煌めきと気怠が交差したポップナンバーのセレクトが光る!

前回も各地から集まったインディファンたちの胸を討ったこのライブイベント、ぜひ、お見逃しなく!

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2019年11月23日(土) Give me little more. 
「Neverhoods Neighborhoods #3」

▽Live:Still Dreams(大阪) / NEHANN / Cassette Tape Echo / nu
▽DJ:yuco / nu
▽料金: (前)¥2,000 / (当)¥2,500 / (学生)¥1,000 / (高校生)無料   + ドリンク代別
▽時間:OPEN&START 18:00〜 (LIVE 18:45〜)
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Still Dreams
大阪府箕面市出身の男女ポップ・デュオ。メンバーはMaaya Wachi(vo)とRyuta Wachi(song production) からなる。2018年にBandcampにて音源を発表すると、海外からも注目を浴びる。同年に初となるフィジカル作『Theories』をリリース。2019年1月、シンガポールのインディポップ・バンド“ソッブス”の初来日&For Tracy Hydeとのジョイントツアーに参加。

NEHANN

cassette tape echo
2013年、金沢で活動開始。ライブハウスやクラブに居場所を見つけられず、ベッドルームでもこんがらがってしまう人たちに寄り添うでもなく、遠くでおなじ様にこんがらがり続ける4人組ロックバンド。

2019-11-21

2019年11月21日(木)「CHINABOT〔 LAFIDKI+Jaeho Hwang 〕 Japan Tour 2019 松本公演」


LAFIDKI

Jaeho Hwang

アジアのアーティストを紹介するエレクトロ・レーベル"CHINABOT"による日本ツアー!
カンボジアルーツのトロピカル電子音楽家"LAFIDKI"と、
韓国ルーツのインダストリアル音楽家"Jeaho Hwang"が登場!

ロンドンを拠点にアジアのアーティストたちを紹介するエレクトリック・エクスペリメンタル・ミュージックレーベル”CHINABOT”が日本ツアーを開催!今回は、CHINABOTの設立者であるカンボジア人トロピカル電子音楽家”LAFIDKI”と、韓国人インダストリアル音楽家”Jaeho Hwang”がギブミーに登場!

CHINABOT”は、アジアにルーツをもつ音楽家同士の拠点とする場所、国の垣根をこえたプラットフォームとして2008年に設立、これまでに日本、台湾、香港、インドネシア、フィリピン、インド、ミャンマーなど国境を跨いで数々のアーティストが参加する16タイトルをリリース。それぞれのルーツにある民族的アイデンティティをラップトップ越しに眺めながら、伝統とデジタル時代の衝突そのものを祝福するかのような混沌としたエクスペリメンタル音楽を発信しています。

設立者のカンボジア人サウンドヴィジュアルアーティスト”Saphy”は、“LAFIDKI”として、現在はロンドンを拠点に活動。日々の移動生活で見た風景、自国の忘れ去られた歴史、幼少期の記憶などからインスパイアされ、様々な文化的記号を電子空間に投げ込んだ祝祭的なトロピカル・エレクトロを展開!交差するLEDビームの下で鳴り響く銅羅、オレンジ色の袈裟を着たホログラムの修行僧、アルペジエーターの眩い疾走と共に舞う極彩色の鳥たち、不気味なキノコの放つ蛍光色の胞子…そんなイメージが次々と浮かんでくるようなサイバー空間のファンタジー絵巻を色鮮やかに描きます。インディダンス、シンセポップファンはもちろん、Animal Collective、オオルタイチのファンにもおすすめ!

今回、登場するもう1人の音楽家”Jaeho Hwang”は、ロンドン拠点の韓国のコンポーザー、ヴィジュアルアーティスト。CHINABOTからは2019年にアルバム「Non-Self」をリリース。仏教の「無我」の概念にインスパイアされ生み出されたという彼の音楽は、デジタル時代の屈折したアイデンティティに正座で対峙する重厚なインダストリアル・エレクトロ。竹笛のピリ、琴に似たカヤグムなどの韓国伝統楽器をサンプリングソースに用いた狂気的なリフレイン、韓国の80’s歌謡曲のバラードを切り刻んだ亡霊のようなロマンス、自らを拳で殴打するような破壊的な重低音、不吉に流転するノーウェイブ的なリズムなどを折衷し、ストイシズム溢れるモノトーンの世界を描きます。

今回、共演はこの3組。

1組目は、日之出町のレコードショップMARKING RECORDS店主であり、ドリームパンクバンドHer Braidsのメンバーである"riko"と、ジンスタ/DJ/シンセポップアクトとして活躍する”nu”が新しく始めるゴシックDJユニット”冬虫夏草”。

2組目は、ジャンク・エレクトロユニット”JK CLUB”のメンバーであり、イラストレーター/芸人/DJとして松本の夜を賑わせる鬼才”J”によるライブセット。不敵な笑みを浮かべながら芋虫のような波と快楽的に戯れるテクノナンバー、お馬鹿なのに最高に冴えてる!

3組目は、上田の若きストレンジシンセポップボーイ”レペゼンパンツ”。スーパーマーケットのBGMとインディポップの境目で鳴る、jerry paperやMax Tundraを想起させる茶目っ気たっぷりな摩訶不思議ラウンジサウンドが最高!

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2019年11月21日(木)Give me little more.
CHINABOT〔 LAFIDKI+Jaeho Hwang  Japan Tour 2019 松本公演」
▽出演:LAFIDKI(カンボジア / UK) / Jaeho Hwang(韓国 / UK)/  冬虫夏草  /  J / レペゼンパンツ
料金: ¥1,500  ドリンク代別
時間:19:00 - 23:00
予約:give.melittlemore@gmail.com

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LAFIDKI

2019-11-16

2019年11月16日(土)「フジワラサトシ Live In Matsumoto」

フジワラサトシ

スローモーションの魔法、東京のサイレントフォークシンガー"フジワラサトシ"が登場!

スロウな息遣いでその場の空気と共に歌を紡ぐ東京のサイレントフォークシンガー”フジワラサトシ”が6年振りにギブミーに戻って来ます!

"フジワラサトシ"は、mmm、oono yuuki、麓健一、王舟らとのコラボレートを経て、2013年にSWEET DREAMS PRESSよりリリースした傑作1st album「い、のる」でインディフォークファンの心へその歌を深く浸透させたシンガーソングライター。鼻にかかった独特のやわらかい歌声で、自分の中で熟成された感情をたっぷりと息を吸い込んでゆっくりと吐き出す歌、夜の淵で椅子に腰掛けながら取り留めもなく昔の出来事に想いを馳せるうちにまどろみへと落ちていくような贅沢な時間感覚で鳴るメロウなギター…歌詞の一語一語、メロディ、息遣い、ギターの調べが繭玉の中でピッタリと身を寄せ合ってゆっくりと耳まで運ばれて来る、淡色だけれど確かな線で描かれたサイレント・フォークには、寡黙な優しさと、美しく底しれない青色の感情が漂います。そこにある時間を何百倍、何千倍にも引き伸ばし、虫の羽音、電球の放つノイズ、窓の外で響く靴音など意識の外にある些細な音までを優しく物語の中に招き入れ、日常では味わうことのない時間の流れへと誘うスローモーションの魔法、ゆっくり、ゆっくり時間をかけて堪能していただきたい!バンドセットでは丁寧に編み込まれた室内楽アプローチの音楽を紡ぐ彼ですが、ソロセットでは、最大の魅力であるスロウな時間感覚を堪能できる衒いのないシンプルなギター弾き語りを聴かせてくれます。TEASI、Go Fishトリオ、シラオカ、テニスコーツ、マヘル・シュラル・ハシュ・バズ、渚にて、SWEET DREAMS PRESSの諸作のファンは勿論、Yo La TengoやTortoiseのファン、ドローン/アンビエントファンにもぜひ聴いていただきたい!

共演は、この2組。

山梨の鬼才フォークシンガー”鳩山 浩二”。太いバリトンボイスの美声に、ダイナミックたっぷり流麗なギタープレイで、ユーモアと悪意と趣味世界が交差する21世紀のフォーク〜ブルース〜ブギウギ〜シャンソンを奏でます。連想ゲームのように勝手に走り出す言葉の暴走列車!毎回、会場を驚きにつつむそのパフォーマンスも必見。

ファルセットボイスが美しい松本のファンタジックサッドフォークシンガー”三井 未来”。浮遊感漂う天然に奇怪なコード進行と、空気に溶け込む繊細なハイトーンボイスでファンタジー文学の一編を立ち上げていくようなリリックによるフォーク。

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2019年11月16日(土) Give me little more. 
「フジワラサトシ Live In Matsumoto」 
▽Live: フジワラサトシ(東京) / 鳩山 浩二 / 三井未来 他  
▽料金: (前)¥1,800 / (当)¥2,300 + ドリンク代別
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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フジワラサトシ

鳩山浩二


三井 未来

2019-11-14

2019年11月14日(木)「Margareth Kammerer Japan Tour 2019 松本公演」

Margareth Kammerer

ベルリン発、不穏な甘美漂う独自の歌唱とソングライティングが魅力の
アヴァンフォークシンガー"Margareth Kammerer"が登場!

イタリア生まれベルリン在住、即興音楽家とのコラボレートの中で、不穏な甘美に満ちた独自のソングライティング、歌唱を築くアヴァンフォークシンガー”Margareth Kammerer”が登場!

Margareth Kammerer”は、2000年代初頭よりベルリンの先鋭的な即興音楽/アヴァンジャズシーンで様々な音楽家とコラボレートする中で独自のサウンドスケープと歌唱を生み出してきたシンガー。演劇や映画の劇伴制作や、女優としての活動など舞台芸術のフィールドでも活躍し、自身の音楽制作にもシネマティックな演出を見事にフィードバックさせています。その音楽性は、初期ブルース、フォーク、ジャズをメロディラインの中心に据えながら、実験音楽の微音や、前衛電子音楽の奇妙なアンビエンスまでを纏ったモノクロームのゴシック・アヴァン・フォークを展開。真紅のヴェルヴェット地のソファーに身を埋めながら、何か悪いことを妄想するかのような不気味な笑みをたたえた歌いっぷりと、退廃的な官能を漂わせたギターの調べ、石畳の古い街を包む夜の霧のようなドローンサウンド、電波障害のブラウン管テレビのノイズ…悲劇と喜劇の境目を夢遊病のように徘徊する不気味さと気品に満ちた彼女の音世界。その中に迷い込み、不穏な甘美にジワジワと痺れていただきたい!前衛ジャズ、実験音楽、トラッドフォークのファンはもちろん、SLAPP HAPPYなどのジャーマン・アヴァン・ポップ、cocorosieやJoanna Newsomなどのゴシック・フリー・フォーク、mega bogなどサイケデリック・ポップファン、デヴィッド・リンチ映画ファン、ホラー映画ファンまで幅広くおすすめ!

共演は、この3組。

インプロイベント”SELDOM”でお馴染みのギタリスト"柳沢耕吉"。ジャズ/即興演奏を中心に活動し、最近は音響作品の製作にも力を入れている彼、今回はフィールドレコーディングとの組み合わせによるギター即興演奏を予定。

松本市在住、雑誌、書籍、広告、CD・LPジャケット等のイラストを手掛けるイラストレーター"山崎 美帆”によるプロジェクト"daborabo”。可憐で、繊細であると同時に奔放な雰囲気も感じさせるタッチのドローイングと、カシオトーンとディレイペダルによる宇宙アンビエント演奏、不思議なオブジェクトを組み合わせてアナログに生み出す光と影のビデオ投影…これらの行為がステージの上で同時に展開されて一編の物語を紡いでいくシネマティックなパフォーマンスは必見!

名古屋を拠点に活動する”The Rainy”のフロントマン・”岩崎 初”によるソロ。冬空に溶け込むようなファルセットが心地よい声によるメランコリックな歌と、様々な濃淡で何度も塗り重ねられた水彩画のような繊細なアンビエントサウンドで紡ぐ、祈りのような静かな情熱のサッドポップ。


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2019年11月14日(木)Give me little more.
Margareth Kammerer Japan Tour 2019 松本公演」
▽出演:Margareth Kammerer(ドイツ) / 柳沢 耕吉 / daborabo 他
料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 ドリンク代別
時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
予約:give.melittlemore@gmail.com

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Margareth Kammerer

柳沢 耕吉

1990年生まれ、東京/長野育ち。15歳でギターを始める。大学からジャズに傾倒、卒業後ニューヨークへ渡り市立シティカレッジで学ぶ傍ら、様々な音楽家、芸術家と交流していく中で何かが曖昧になり、それを大切にしている。2017年に帰国、長野在住。野外録音と音響に注目した初作品「In The Dreams Some Drops Had」がパリで開催されたコンクールPrix Presque Rien 2017にて大賞を受賞。ジャズ、即興演奏を中心に活動している。

リンク:「プレスク・リヤン賞2017で頂点に立った、柳沢耕吉ってどんな人?」

daborabo


長野県上田市出身
明治学院大学 フランス文学科卒業 
セツ・モードセミナー卒業

 現在は松本を拠点にして、
雑誌、書籍、広告、CD・LPジャケット等のイラストを手がけている

 映像、音楽作品なども製作中

2019-11-13

2019年11月13日(水)「Hall & Rauch Japan Tour 2019 松本公演」

Hall & Rauch

ドイツ・ケルン発、
退廃的ロマンと内なる衝動が暴発するライブパフォーマンスの
アートパンクバンド"Hall & Rauch"が登場!

ドイツ・ケルン発、退廃的ロマンと素っ頓狂なファニーさが交差するアートポップ/ポストパンクバンド”Hall&Rauch”がギブミーに登場!

"Hall&Rauch"は、2011年頃から活動するアートと音楽の集団。ポップ・ミュージックの歴史を批評的に分析しながら、ポストパンク/ニューウェイブ/クラウトロックを基盤にしたバンドサウンドの音楽から、時にテクノポップ、ノイズ、ミニマルウェーブ、ダークエレクトロなど断片的なセッションの録音作品までを制作する彼ら。気難し屋そうなインテリ美大生風のルックスとは裏腹に、衝動が暴発した5人でのライブパフォーマンスはカタルシスたっぷり。素っ頓狂な雄叫びをあげながら、ドイツ語の巻き舌で全員シャウト&シンガロング!壁に頭を打ちつける狂気を匂わせた反復ビートと、荒廃した街に吹き荒ぶモノクロームの風〜退廃的なロマンティック香る夜のネオンサインまで自在に空気を操るレトロなシンセ、内なる負の感情を鋭利に研ぎ澄ませたノイズと不協和音ギター、不穏でヒリついた空気の中、しかめっ面で佇むとびっきりのメロディ…アイロニーとユーモア、知性と暴力性が躁状態で交錯し、時に耳をつんざき、時に涙腺を刺激する、ヒリヒリとした彼らのアートパンク、必見!DEVO、Kraftwerk、XTC、Joy Division、New Orderのファンはもちろん、80’sギターポップのファンや、現行インディファンもきっと心を躍らせるはず!

DJは、

世界中に散らばる局所的なインディシーンの熱にまなざしを向ける日の出町のレコードショップ”Marking Records"の店主”riko”。ミニマルなダンスミュージック〜ダークシンセウェーブ〜ポストパンク〜インディポップまでジャンル関係なくそのレコード盤だけに存在する情熱と異質さをみつめた選曲が光る!

上田市の双子DJユニット"Pinhole Twins"。パンク〜ニューウェイブ〜アートロック〜トライバル〜ギターポップまで、B2Bスタイルで、それぞれの選曲が時に火花をチラシ、時にピッタリと重なり合う!

エントンスをぐっと来やすい値段にしたので、ぜひお気軽におこしください!

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2019年11月13日(水)Give me little more.
「Hall & Rauch Japan Tour 2019 松本公演」
▽LIVE:Hall & Rauch(ドイツ)
▽DJ:riko(MARKING RECORDS / Her Braids)/ Pinhole Twins
料金:¥1,000 (ドリンク代別)

時間:(開場)20:00 / (開演)21:00〜
予約:give.melittlemore@gmail.com

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Hall & Rauch

2019-11-10

2019年11月10日(日)『DOPEなHOPE #9』 


恒例、ニューカマーライブイベント、第9回目!

これまでにも数々のニューカマーが登場してきた恒例企画『DOPEなHOPE』第9回目を開催!

このイベントからライブを始めて、以後レギュラーなライブ/パフォーマンス活動を行う人たちも多数。グッドミュージック誕生の瞬間に立ち会えるこの現場、お客さんとして参加しても楽しめるはず。今回は、2組とかなりコンパクトながら、期待の大学生アクトが出演します。

ニューカマー初登場の瞬間をお見逃しなく!料金もいつもよりグッと下げましたので、お気軽にお越しください。

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2019年11月10日(日)『DOPEなHOPE #9』 Give me little more. 出演:くらうどくらぶ / 林と村松 料金:¥500(ドリンク別) 時間:(開演)19:00 / (開場)19:30

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<タイムテーブル>
19:00 OPEN
19:30-19:50 林と村松
20:00-20:30 くらうどくらぶ 

<出演者紹介>

林と村松
信州大学の音楽サークル"かしの木"発、ギターとベースのユニット。
エリオット・スミスやペイヴメントを敬愛する林くんによるプロジェクト。

くらうどくらぶ
信州大学の音楽サークル"医学部軽音部"発のバンド。
ヒリヒリとした捻くれまじりの低体温の情熱が薫る宅録ギターロックを奏でる岩崎くんのソロから発展し、バンド化!

2019-11-09

2019年11月9日(土)「Naia Izumi Japan Tour 2019 松本公演」


Naia Izumi

NPRのTiny Desk Concert 2018のウィナー、
タッピング奏法とソウルフルな歌声でメロウなハイブリットポップを鳴らす"Naia Izumi"が登場!

ロサンゼルス発、タッピング奏法のギターとソウルフルな歌声がトレードマークのメロウポップシンガー”Naia Izumi”がギブミーに登場!

生まれ育ったオハイオ州コロンバスからLAのストリートへと着地、ギターとリズムマシンによるソロパフォーマンスを磨き上げ、2018年にはNRPのTiny Desk Concertで、5000のビデオの中から勝ち抜き優勝者に。圧巻の演奏で一躍話題を呼び、その後もTEDに出演するなどスター街道へと着々と歩み始めた彼。その演奏を目撃した人は、タッピングからアーミングまでギターの可能性を追求したプレイ、ストリート仕込みの流麗なループペダル捌きとサラリと披露するヒューマンビートボックスなど卓越したテクニックに釘付けになりながら、次第に、多様な音楽遍歴がそのまま編み込まれた万華鏡サウンドと、その中心で踊るソウルフルなメロディの世界へと惹き込まれていきます。タッピング奏法の上下する旋律で頭をグラグラ揺らすギターフレーズは、80年代のKing Crimsonや、Don Caballero的なマスロックにも通じる複雑なリズムの混沌を想起させながら、時に熱気漂うアフロポップにもリンク。ソフトな微笑みを浮かべながらも確信を持って感情を投げかける歌声には、ネオソウルのメロウな湿り気を纏いつつケイト・ブッシュのエモーショナルが漂い、感情の昂りと共に奇妙なアンビエンスの中でディストーションするギターにはかつてのオルタナキッズの純真な顔も垣間見え、流麗なギター裁きに導かれジミ・ヘンドリックスの霊が憑依。次々と様々な表情の音が飛び交いながらも、そのあまりに自然な呼吸の中で、全てがメロウネスな歌の世界へと収斂していく彼のハイブリット・ポップ、ぜひ、お見逃しなく!R&B〜ネオソウル〜ポストロック〜オルタナ〜全てのポップミュージック、ロックリスナーに全力おすすめです!

共演は、松本の秘密基地的クリエイティブ倉庫”marsmoo”の主であり、ギターにも歌にも自然なグルーブが息づくシンガー”カンガモン”(a.k.a マサ)。レゲエ、ファンク、ロックがごった煮になったエネルギッシュかつ形容不要なタイムレス・グッドミュージック。今回は、彼の率いるバンドpadgeのメンバーから数人がサポートする形での小編成バンドセットで登場。

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2019年11月9日(土)Give me little more.
「Naia Izumi Japan Tour 2019 松本公演」
▽出演:Naia Izumi(アメリカ)/ padge
料金:(前)¥2,800 / (当)¥3,200 ドリンク代別
時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
予約:give.melittlemore@gmail.com

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Naia Izumi

2019-11-02

2019年11月2日(土)「Woolen Men Japan Tour 2019 松本公演」


Woolen Men


toddle


ポートランド発、ローファイガレージトリオ"Woolen Men"が、
NUMBER GIRL田渕ひさ子率いる"toddle"と共に登場!

アメリカ・ポートランド発、ローファイガレージロックバンド”Woolen Men”が"Casterd Core"の招聘により初来日!今回は、NUMBER GIRLの田渕ひさ子率いる”toddle”と共にギブミーにやって来ます!

Woolen Men”は、ポートランドで2000年代末から活動しているガレージロックトリオ。最新アルバム「POST」はBandcampの「2018年夏のベストアルバム」にセレクトされるなど、マイペースに徐々に人気を獲得して来た彼ら。パンクスらしからぬトボけた雰囲気で鳴らすガレージサウンドにはたっぷりのアイロニーの中にロマンが見え隠れ。乾いた笑いを纏ったペラペラトーンギターが灰色の絵の具で描くポップネス、素っ頓狂なステップのままピッタリ揃った呼吸で全力疾走するビート、しかめっ面で地面に落ちたキラキラ光る石を拾い上げるようなこっそりと甘いメロディ…アンサンブルの余白に静かな怒りと情熱と夢を宿し、ファジーな感情も受け止める、アンチロマンな男たちがそれでも夢見てしまう何かが灰色のトーンの中で煌めくビター&スイートなミニマルガレージパンクは、全ての不器用者な夢想家たちの心にきっと突き刺さるはず!本人たちも影響を公言するThe Go-Betweens、FLYING NUN RECORDSのThe Chills、The Batsのファンは勿論、ポストパンク、ローファイポップ、インディポップ、サイケガレージファンは必見です!

toddle”はNUMBER GIRL、bloodthirsty butchersの田渕ひさ子、インディポップバンド”swarm's arm”の小林愛を中心とするギターポップ/オルタナバンド。4thアルバム『Vacantly』のツアー以来、3年ぶりにギブミーに登場です。過去の思い出を細い線でなぞり書きするような繊細なアルペジオと、感情が決壊した轟音オルタナギターのコントラストに痺れるツインギターのハーモニー、先頭を切って駆け抜ける焦燥のベースライン…そして何よりも田淵ひさ子と小林愛による歌謡感溢れる親しみやすいメロディ&ハーモニー…USインディ、エモ、ギターポップのファンであれば脊髄反射するフレーズの洪水の中、青春なんて言葉さえも余裕で振り切ってどこか知らない場所へと駆け抜けていく疾走感!マイペースな活動の中でそれぞれのキャリアが折り重なり生まれた、人生の甘味も苦味も引き連れて結晶化した、ジャパニーズオルタナポップの理想型、必見!!!

松本からは、ナイーブなコーラスワークが美しい夢想サイケデリアオルタナ~ダンサブルニューウェイブ〜ダークウェーブを楽器を持ち替えながら3人で鳴らすDIYスタイルなドリームパンクバンド"Her Braids”が出演!

インディミュージックファンにとってはたまらないスリーマンライブ、ぜひお見逃しなく!

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2019年11月2日(土)Give me little more.
「Woolen Men Japan Tour 2019 松本公演」
▽出演:Woolen Men(アメリカ)/ toddle / Her Braids
料金:(前)¥3,000 / (当)¥3,500 ドリンク代別
時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
予約:give.melittlemore@gmail.com

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Woolen Men


toddle


Her Braids

長野県松本市を拠点に活動するバンド。P-heavyのChifumi、松本で音楽活動を行っていたRikaとRikoにより2017年春に結成。ナイーブなコーラスワークによるオルタナサイケデリアからドリームパンクまで、3人でギター、ヴァイオリン、ベース、シンセ、ドラムなど楽器を持ち替えながらDIYに鳴らす。