2017-04-22

2017年4月22日(土) ヒーターズ 2nd album『ブルー』レコ発ライブ「いろんないろ」

ヒーターズ

松本の重要音楽家が集ったマウンテン・フォーキー・オルタナバンドのフルアルバムレコ発ライブ!

一年の半分を容易には下山できない山奥で暮らすシンガーソングライター伊藤 圭を中心に、SSW玉屋、トライバル電子音楽家キリンボウ、ナガハシ(ex:ぐっとクルー)ら松本の重要音楽家が参加するバンド"ヒーターズ"がこの春、全11曲収録の全国流通フルアルバム『ブルー』をリリース!ギブミーにて、レコ発ライブを行います。シリアス/ユーモラスの境界で鳴る90'sローファイポップリスペクトな剥き出しのメロディと、アメリカーナなバッキング〜エキセントリックなファズまでを往来する静かに感情的なギターサウンド、抑制されつつも荒削りさを残したアンサンブルによる彼らのサウンドは、70'sを咀嚼した上で再解釈されたオルタナティブロックのアップデートされた型。

今回は、ゲストに第三次ジャパニーズパンクブームの立役者となったSTANCE PUNKSのベーシストであり、シンガーソングライターの"川崎テツシ"を迎えます。パンクロックの前のめりな攻撃性の裏側にあるヒリヒリとした感傷とファンタジーがつまった言葉と、シンプルなコード進行でもう十分なド真ん中なメロディによるやられてください!

地元共演アクトは2組。

1組目は、ex-slum、waniのメンバーらによって昨年結成、エコーの沼に浸かったドロドロのチルサイケと歌謡感溢れるドリーミーフォークなメロディラインで強烈なアクを放つ男女ツインボーカルウィアード・ポップバンド"TANGINGUGUN"。

2組目は、飯田の良心ローファイポップバンド・“Toriqumo”。90's USインディ・シーンに着地したスピッツ!?(というのは少々乱雑ですが)透明感のある声で歌われるメロディが素晴らしい、人生における(メインストーリーではない)ちょっとした思い出を思い出すときのような味わいに溢れた小さくて大きいポップソングの数々に陶酔。

この土地でしか生まれ得ない希有なバランスの名盤『ブルー』のリリースを盛大にお祝いしましょう!

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2017年4月22日(土) Give me little more.
ヒーターズ 2nd album『ブルー』レコ発ライブ「いろんないろ」
▽LIVE:ヒーターズ,川崎テツシ(東京),TANGINGUGUN,Toriqumo
▽DJ:chifumi(p-heavy),RICO(marking records)
▽時間:19:00(開演)/18:30(開場)
▽料金: (前)¥1,800/(当)¥2,300 *ドリンク別
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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ヒーターズ

川崎テツシ
Toriqumo

2017-04-21

2017年4月21日(金)『Maria Moles&adam Halli Well Japan Tour 2017 松本公演』

Maria Moles&adam Halli Well

メルボルン発!ノイズ、ミニマル、アンビエント、インディロックを吸収したフリージャズユニット登場!

昨今、活況をみせ、ギブミーにも様々な音楽家が送りこまれているメルボルン即興シーンより、新たなゲストが登場です!

ギターとドラムのアヴァンデュオ、MARIA MOLES(マリア・モールズ)&ADAM HALLI WELL (アダム・ホリウェル)。70年代のフリージャズ、マリ伝統音楽、ノイズ、ミニマル、クラウトロックのエッセンスを吸収した半即興スタイルでの演奏は、水滴のダンスを想わせる繊細なトーンから、真夏の土砂降りのような耳に気持ちいい激情の轟音までを往来します。The Sea and Cakeやtortoiseらシカゴ音響派勢にも通じるポストハードコア〜インディロック経由のダイナミズムもほのかに漂う間口の広いインディ・フリー・ジャズ、ぜひ多くの方に聴いていただきたい!

地元アクトは2組。

1組目は、ヴィンテージ国産サンプラー、コンパクトエフェクターをぐるっと並べて、カリンバ、木魚の響きを活かしたトライバルなアンビエントループミュージックを生み出す“キリンボウ”。異国の洞窟に下宿した宅録青年!?といった風情の彼が生み出す身近で遠い冒険サイケをお楽しみに。

2組目は、インディロック〜ノイズまで幅広い音楽知識をもつミュージックギークであり、近年は戦前日本未来派詩人・平戸廉吉の作品を英訳を行うなど翻訳家として活動する道産子ハーフジャパニーズsteveこと"sho sugita"。自作&改造電子楽器を用いたノイズミュージックを展開する彼に、久しぶりに演奏してもらいます。

DJには、音楽〜コラージュ〜ZINEなどを制作する表現ユニットGURA GURAの片割れ、ダブ〜カリプソ〜ハワイアン〜落語までの辺境レアグルーブを日々収集するBAb1A。

インディミュージックを経由した実験音楽の夜!

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2017年4月21日(金) Give me little more.
『Maria Moles&adam Halli Well Japan Tour 2017 松本公演』
▽LIVE:MARIA MOLES&ADAM HALLI WELL(メルボルン),Sho Sugita,キリンボウ
▽DJ:BAb1A(GURA GURA)
▽時間:19:30(開演)/19:00(開場)
▽料金: (前)¥1,800/(当)¥2,300 *ドリンク別
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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MARIA MOLES&ADAM HALLI WELL

マリア・モールズとアダム・ホリウェルからなる二人組はギターとドラムキットで実験的演奏をするデュオであり、メルボルンを中心に活動する。彼らはライブ中に即興で楽曲にアレンジを加えることで、常に変化・進化し続ける音楽体験を生み出している。そのジャンルは、ジャズ、ノイズミュージック、ロック、ミニマリズムの入り混じったスタイルと言えるだろう。

マリアとアダムはメルボルンをはじめオーストラリア各地のミュージックフェスや会場で演奏をしてきた。中にはSoundOut (SYD), Sound Klub (TAS), Make It Up Club, Longplay Cinema, The Tote, Tom Tom Tuesday @ Howler, The Evelyn 等、ライブ経験は豊富だ。

2015年5月にはデビューアルバム『Sun Ghost』を掲げたヨーロッパツアーで、ドイツ、フランス、イタリアをまわり、10公演以上のパフォーマンスを開催している。

彼らは今回初となる日本公演での演奏はもちろんのこと、盛んなコミュニティの一部を担うローカルなミュージシャンや後援者との出会いを大いに期待している。

2017-04-14

2017年4月14日(金) 『Dustin Wong & Takako Minekawa “Are Euphoria” tour with ASUNA』

Dustin Wong & Takako Minekawa

ASUNA

コズミック・トライバル・ポップデュオ"ダスティン・ウォング嶺川貴子"が新作を引提げ再び松本に!

バッファロー・ドーター全面バックアップによる1996年の『Roomic Cube』はじめ、2000年の『Maxi On』までソロ名義での諸作は海外での評価も高いヴォーカリスト/エレクトロニクス奏者"嶺川 貴子"と、エクスタティック・サンシャインやポニーテールとしての活動を経て、近年のソロ活動ではダーティー・プロジェクターズや、ビーチ・ハウスのフロントアクトも努めたハワイ生まれ日本育ちのギタリスト"Dustin Wong"(ダスティン・ウォング)によるデュオが、4月5日に約3年振りの3rdアルバム『Are Euphoria』を7.e.p.よりリリース!昨年の10月に続き、再び松本に登場します!

エフェクターの魔術師との異名を持つダスティンによる万華鏡的ギターサウンド、嶺川貴子のフローティングボイス、korg microSAMPLERとKawaiのヴィンテージドラムマシンR-50eによるローファイな電子音…二人の生み出す愛らしい音の数々がループペダルに入り込み、ごく小さな世界からどこまでも壮大に広がり、カラフルな夢幻旅行へと誘われます。今作は、FUJI ROCK FESTIVAL2013、1ヶ月に及ぶ北米ツアー、中国12都市をまわるツアーなど数多くのライブ活動を経て熟成していった楽曲を前作同様、二人のみで録音した作品。ホームメイドの温かさと、ファニーな実験感覚、スリリングな緊張感に満ちたサウンドスケープはそのままに、よりスピーディー&グルーヴィーで、骨太に。エスノ、トロピカル、トイポップ、ローファイエレクトロ、アンビエント、ウィアードポップ、マスロック…このあたりのワードに反応する方は特に必見!緻密な構成のフレージングがその場で積み上げられていく瞬間をぜひ、ご体験ください!

今回、ツアーに帯同するのは、金沢のドローンマエストロ"ASUNA"。卓上に並べた数々の玩具、光センサーのシンセ、改造オルガンなどを用いて、錬金術のようにアンビエント/ドローンサウンドを生み出す彼の音楽には、童心と理知、繊細さと破天荒が内在しています。

地元アクトは、松本を拠点に活動するアシッドフォークシンガー"玉屋"。霧がかった森林を想起させる厳かなフィンガーピッキングギターと、自分の生活圏内から滲みでてきたいびつな言葉のコントラストは、彼の歌ならではのバランス。

秘境から宇宙までを旅するようなこの夜をぜひ、お見逃しなく!

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2017年4月14日(金)  Give me little more.
『Dustin Wong & Takako Minekawa “Are Euphoria” tour with ASUNA』
▽出演:Dustin Wong & Takako Minekawa、ASUNA、玉屋
▽時間:19:00(開演)/18:30(開場)
▽料金: (前)¥3,000/(当)¥3,500 
*ドリンク別
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Dustin Wong & Takako

 2011年の夏、ダスティンのライヴを観に行った嶺川と、元々彼女のファンであったダスティンが知り合う。この出会いをきっかけに交流が始まった両者は、音楽や宇宙、神話談義で盛りあがり、セッションを重ねていき、コラボレーションへと派生していった。2013年にファースト・アルバム『TOROPICAL CIRCLE』をリリースし、レコ発を含む都内でのライヴを経て、FUJI ROCK FESTIVALに出演。2014年にはセカンド・アルバム『SAVAGE IMAGINATION』をリリースし、1ヶ月に及ぶ北米ツアーを成功させ、昨年は初の中国で12都市をまわるツアーを果たすなど、お互いのソロと平行しつつ、精力的に活動している。ダスティンのギターと嶺川のサンプラーキーボードの間に1本のマイクをシェアし、それをまるごと構築していき、ひろがる二人の奇妙なサウンドは生まれたばかりのアメーバのように変化し続けている。また、音だけにとどまらず、絵や映像も二人で共作しており、作品のジャケットやMVも自らが手がけている。

ASUNA
金沢在住の音楽家。プリペアドされたリードオルガンとエレクトロニクスによるドローン、大量の玩具楽器やサンプラーなど、多様なスタイルによる演奏/楽曲制作を行う。スペイン、アメリカ、イタリア、イギリス、日本など国内外問わず多数の音楽レーベルから作品をリリースし、昨年は一ヶ月以上にも及ぶヨーロッパ・ツアーを行うなど海外でも精力的に活動 を展開。並行して、3 inchミニCD専門レーベルaotoao、ならびにカセット・テープ専門レーベルWFTTapesを運営している。

玉屋