2015-12-31

2016年1月7日(木)『PIKA☆ドラムワークショップ』


 PIKA☆

前回も大好評だった
PIKA(ex:あふりらんぽ)のドラムワークショップ。
呼吸法や、リズムの感じ方など、
ドラマーだけでなく全音楽人に体験してもらいたい!

(PIKAより)
PIKA☆ドラムワークショップまたまた松本 give me little more. で開催決定ですー!☆☆☆
2016年の明るい幕開け!新年どっかーーーん!エネルギー打ち鳴らしましましょー!(*^◯^*)☆
基礎的なスキルはもちろんのこと、音を通じてエネルギーの流れや感じ方や叩くことそものを学びます!
ドラム叩いたことない方、☆ちょっとでも興味ある方、経験問わず!!!☆
さぁみなさんドラム一緒に叩きましょう〜〜〜♫!

1月7日(木)
『PIKA☆ドラムワークショップ』
ワークショップ 
時間:19:30-21:00
定員:5名 (予約が必要です)
料金:大人 2500円  子供1000円 親子3000円 各 + (場所代800円)
(※ 小学生以下無料)

個人レッスン
時間:13:00〜19:00の間受付中。
料金:1h 3000円+ (場所代600円) 
※ ワークショップ受けていただいた方割あり(2000円)
2名〜のグループレッスンでも受付けます!

持ち物(ワークショップ、個人レッスン共通):
ドラムスティック ( 貸し出し可能 要相談) ※ 動きやすい格好でおこしください。

▼プロフィール
PIKA☆

1983年12月7日 大阪阿倍野生まれ
ミュージシャン、アーティスト

大阪市立工芸高校に通い、写真、映像を学ぶ。 2002年 高校卒業後 ロックバンド「あふりらんぽ」を結成。ドラム、ボーカルを担当し、2004年にソニーキューンレコードからメジャーデビュー。数々のフェスティバルに出演、海外ツアーも行う。関西アンダーグラウンドシーンの台風の目との異名をとり、世界に旋風を巻き起こし2010年に解散。

その後、「ムーン♀ママ」などで本格的にソロ活動を始動させながら、Acid Mothers Temple~cosmicinfelno~で紅一点ドラマーを務め2011年卒業。

YOKO ONO PLASTIC ONO BANDのパーカッションを担当しFUJI ROCK FESTIVAL 2014に出演したのをはじめ、「光宙☆魔呼斗」「satori.」「モンモン♀トゥナイト」など、国内外数々のミュージシャンとの即興演奏、ノイズ演奏、ユニットなど多彩な音楽活動を展開する。

2011年の東日本大震災を受けて、エネルギーを考える祭つくりプロジェクトTAIYO33OSAKAを発起し、2013年3月3日「太陽大感謝祭」を地元大阪万博公園で開催。2000人以上の来場者を集める。

小学校の図工のゲストティーチャーに招かれ、音楽と芸術のワークを担当して講師を務めることもあり、こども音楽のステージプロデュースを行う等、現在は子どもを交えた音楽つくりにも携わる。また、PIKA☆ドラム教室•ワークショップを展開し、音との繋がり方、感じ方の指導を始め、自身が体験して得たドラムメソッドを伝え広げる活動にも精を出している。

そのドラミングはまるで祈りを彷彿させ、全身全霊で打ち込む様は鮮烈で唯一無二。 他にも写真、絵画、役者活動、パフォーマンス等、多様なジャンルで活動を繰り広げ, 幅広い視野でハプニングかつ実験的でプリミティブな音楽を追求する。  その天真爛漫で垣根の無い、幅広い視野での表現活動は世界を飛び回り、 その普遍的で壮大な宇宙観とともに、見る人を魅了し続けている。

2016年1月9日(土)『白丸たくト ライブ』

白丸たくト

ローファイの魔法に取り憑かれたノスタルジックでマッドネスな音楽家・"白丸たくト"が登場。アメリカの宅録ローファイ作家Tracey Tranceに出会い、衝動にかられ録音を始めたという彼のつくるサウンドは、マジカルパワーマコ、初期オオルタイチ、90年代ローファイの息吹を感じさせるアナログライクな暖かいノイズにまみれた壊れたスウィートポップ。

共演は、
カリンバと数々のペダルエフェクターを駆使したトライバルでサイケな音楽家・"キリンボウ"
LOWERBEAT,DUB,TECHNO,HARDCORE,NOIZE,AMBIENTを軸としたサンプリング主体のビートメイキングが素晴らしい"SO"
HIP-HOP/映像/演劇の境界を跨いでポストインターネット的感覚で現場に落とし込んだ表現集団・"鈴木林業"

1月9日(土)
『白丸たくト ライブ』
■出演:白丸たくト(大阪)、キリンボウ、SO、鈴木林業
■時間:19:00(開演)/18:30(開場) 

■料金: (前)¥1,500 / (当)¥1,800 (ドリンク代別) 
■予約: give.melittlemore@gmail.com

白丸たくト




2015-11-13

2015年12月11日(金)『ROTH BART BARON "ATOM" Release Tour 2015』

ROTH BART BARON

2ndアルバム『ATOM』(モントリオールのHotel2Tangoで録音。)をリリースしたROTH BART BARON(ロット・バルト・バロン)のリリースツアー松本は、ギブミーにて開催。バンジョー、マンドリン、ピアノ、グロッケン、フィドルなど多種多様な楽器を用いてスタジオワークの中で綿密な構築されたサウンド、美しいメロディと音響派的なアプローチで生み出されたノイズのコントラスト、80’s、90’s SF映画のもつデジタル感とアナログ感の共存をイメージさせる楽曲のテーマ、日常風景の描写とはまた別次元にある「アン ユージュアル」で滅びの匂いを感じさせる歌詞世界、それでいて決してクールにならず感情を剥き出しにした生命力のたぎるエモーショナルなアウトプット。東京ライブハウスシーンから浮上したわけではなく、自分たちのスタイルに忠実に海外ツアーやレコーディングを行い獲得した音楽性は日本の音楽シーンの中でも他に喩えようのないものとないっています。核となる2人にサポートメンバーを加えた編成で聴かせてくれるライブでの音像も必聴。wilco、 Bon Iver、freet foxies、yo la tengoのようなエクスペリメンタルなアコースティックサウンド好きは勿論、新しいジャパニーズポップスとしても聴ける彼らのサウンド、是非多くの方に体感してもらいたいです。
共演は、ニューヨークで結成された日本人男女2人組ROBIN’S EGG BLUE。もともとミュージカル志望だったというAtsumi (vo, synth, ukulele)の歌声のもつスケール感と、フォーク、ロック、エレクトロニカ、サイケデリック、ジャズ、クラシックといった要素を自由に操り繊細かつダイナミックなポップス楽曲群。地元アクトは、不可思議なアンサンブルとわかりそうでわからない言葉の羅列に、クエスションマークを浮かべつつぐっときてしまうバンド・ジ・オーパーツ。小さなギブミーのライブスペースから音がどんどん拡張していく壮大なサウンドスケープの一夜になるのではないでしょうか。


12月11日(金)
『ROTH BART BARON "ATOM" Release Tour 2015』
■出演:ROTH BART BARON(from東京)、ROBIN’S EGG BLUE(from NY)、ジ・オーパーツ
■料金:¥2,500(ドリンク代別)
■時間:OPEN / START : 18:30 / 19:00

ROTH BART BARON

三船雅也 (Vo. /Gt.)、中原鉄也(Ds.)から成る日本、東京出身の2人組フォークロックバンド。真冬の米国フィラデルフィアで制作され、2014年にリリースされたデビューアルバム『ロットバルトバロンの氷河期』は音楽メディアの2014年ベストディスクに数多く選ばれるなど、高い音楽性と圧倒的なライブ・パフォーマンスが固たる評価を得る。再び米国に戻り7都市を回るUSツアーも敢行、帰国後に渋谷WWWで開催されたワンマンは歓声をもって迎えられ大成功をおさめる。2015年はVIVA LA ROCKCIRCLERSR、サマソニなど大型ロックフェスにも出演、無名の新人ながら強烈なインパクトを残した。
三船がSF映画から着想を得て、カナダ、モントリオールのスタジオにて現地のミュージシャンとセッションを重ね作り上げられた1年半ぶりのセカンドアルバム「ATOM」を20151021日にリリース。
118日からの東京 代官山UNITを皮切りに4ヶ月日本全国を回るATOMツアーを行う。

2015年11月29日(日) 『女鳥羽考争~ニイタカヤマvsシリーズ~ 第一戦 ニイタカヤマ vs みずすまし』

ニイタカヤマ

みずすまし

松本が生んだ四畳半フォーク×ハードコアバンド・ニイタカヤマによる新しいイベントがギブミーにて誕生、女鳥羽考争勃発!!3ヶ月に一度のペースで、毎回ニイタカヤマが本気でぶつかりたいゲストを迎えて45分の真っ向勝負を繰り広げます。記念すべき第一回のゲストは東京より「みずすまし」 。まさに西村賢太小説の主人公的な自堕落、極貧、将来の不安、淡い期待、生きる希望…そんなテーマを直球ロックンロールサウンドに載せて歌うバンドです。
そして女鳥羽考争では転換中に、普段ライブハウスにはなかなか登場しないアクトが幕間出演!今回は、間髪入れずに放たれるシリアスな詩世界を持つ松本在住のラッパー・welltord。

秋はメンバーの本業りんご収穫の関係でライブはお休みのニイタカヤマ。初冬を迎えて彼らの溜まりに溜まったいきりたつ激情が暴発する現場を目撃せよ!限定30名のイベントなので、ぜひご予約はお早めに!

11月29日(日)
『女鳥羽考争~ニイタカヤマvsシリーズ~ 第一戦 ニイタカヤマ vs みずすまし』
■出演:ニイタカヤマ、みずすまし(東京)
■間劇: welltoad (ラッパー)
■開演19:00 / 開場19:30
■料金:¥1,500 *Drink別

ニイタカヤマ


ニイタカヤマ
オカダタクヤ 弦楽器
ナガトモダイスケ 歌
ヒロカワシンイチ 生命体
マルヤマ タツヤ 打楽器

2007年、部屋に籠り悶々とフォーク、パンク、ソウル等を聴いてるだけの無駄な日々を送っていたナガトモダイスケが一念発起してバンドを結成。素人ばかりのバンドは当然直ぐに煮詰まることになる。
新メンバー募集にあたり、某SNSサイトの書き込みがきっかけでオカダタクヤと出会う。まるで暗黒街の殺し屋の様な風貌だったが、そんな危惧も難なくクリアでバンドに加入。
一方その頃、自身のバンド活動がうまく行かず大北の大地でくすぶっていた男・ヒロカワシンイチ。早朝のガストにてナガトモの説得の末、バンドに加入。(会計はヒロカワによるものだった)
4人体制となり、暫く活動するも一度解散。その後、ヒロカワが散り散りになったドラゴンボール(メンバー)を再び集めバンドは再始動。
再始動以降はドラムが固定しない状況が続きナガトモはTwitterに熱中し、オカダは酒ばっかり呑んで、ヒロカワは酔い潰れてはその姿をネット上に晒されたりしていた。ようやく加入した2代目ドラマーも2014年・冬、スタヂオを後にすることになる。そんな中、「なんかバカっぽいから。」と言う失礼極まり無い理由だけでナガトモが1人の男を勧誘。白馬村でメタルを手に入れた男・マルヤマタツヤである。マツモトシティで一番ハイハットのポジションが高い男がバンドに加入。
フォークでパンクでハードコアでロックンロール。僕らの行進曲は光か、はたまた遠吠えか。フロム マツモトシティ・ニイタカヤマ。

みずすまし

2011年6月頃結成。

時代錯誤的な“青春の挫折”を臆面もなく歌う“私小説派”ロック・バンド

まるで西村賢太の小説の主人公を地で行くような歌詞と
破天荒なライブパフォーマンスが一部の人たちの間で高い評価を受けて

2013年6月26日1stアルバム「吉祥寺の空」でインディーズデビュー。

2013年11月新宿JAMで行われた初のワンマンライブでは、
過去最高の150人近い動員を記録する。

2014年9月長野県松本市で行われた
「りんご音楽祭2014」に出演。

2015年1月28日
2ndアルバム「無名時代」を発売。
今作品はエンジニアに毛皮のマリーズ、THEBAWDIES
エルレガーデンを手掛けたDEWマキノ氏を迎え制作された。

2015年9月6日には会場限定シングル「無能の人/春夏秋冬」を発売
それに伴いレコ発を新宿マーブルにて開催
(KETTLES、ニイタカヤマ、僕のレテパシーズ、)

2015年9月26日、27日にはりんご音楽祭2015に出演予定

2015年11月22日に上野水上音楽堂にて初の主催フェス
「無名のロックフェス」を開催決定

2015-11-12

2015年11月27日(金)28日(土)『劇場版 どついたるねんライブ』※R18指定 カップリング上映『サマーセール』、『ミヤジネーション』 


どついたるねん

東京インディカルチャーのポップアイコン・音楽集団どついたるねんと
『テレクラキャノンボール』でお馴染みのHMJMがタッグを組んだ
ライブ×AVの異色作品。
カンパニー松尾のトークライブもあります!

「東京で一番おもしろいバンド」をキャッチフレーズに、様々なサポートメンバーによる不定形編成、3ヶ月毎日youtube動画発表、SUSHI BOMBER名義でのアメリカ西海岸ツアー、BEAMSのモデル起用、写真集『MY BEST FRIENDS』の出版、銀杏BOYZ峯田和伸のプロデューサー招聘、演劇や映画への出演…とにかく話題に欠かないジャンルミックスで躁状態な活動を展開する音楽集団・”どついたるねん”。今年の6月、彼らと『テレクラキャノンボール』でお馴染みのHMJM(ハマジム)梁井一のタッグにより開催された完全招待制18禁ライブをドキュメント収録したのが本作『劇場版どついたるねんライブ』。ライブとセックスが同時進行する汗と熱と汁にまみれた狂乱の現場が映し出されます。勿論、長野県初上映。28日(土)の上映終了後には、HMJM代表のカンパニー松尾氏がトークゲストとして登場します!
今回は両日、それぞれHMJM、どついたるねんとも関わりの深い2人の映像作家による映画作品をカップリング上映。1日目は、どついたるねんの映像を手がける岩渕弘樹監督が、激情派SSW大森靖子とコラボして新宿歌舞伎町・ラブホテル二泊三日ドキュメントを制作し頓挫する様が描かれたドキュメンタリー映画『サマーセール』(2012)。2日目は、シャムキャッツ、平賀さち枝といったインディミュージシャンから、川畑要(CHEMISTRY)まで、様々なミュージシャンの映像を手がける映像作家として知られつつ、マスターベータソン2008(自慰の世界大会)チャンピオンとしての顔を持つエリザベス宮地が、惜しまれつつも解散したSEBASTIAN X永原真夏とのコラボで異色すぎる自分史を描く映画『ミヤジネーション』。こちら2本も松本で見ることができる滅多に無い機会です。

音楽と映画とエロがギリギリのところで交差するこの上映会、ぜひお越し下さい!


11月27,28(金、土)
『劇場版 どついたるねんライブ』上映会※R18指定
■時間 OPEN19:00 START 20:00
■料金 (前)¥1,400 (当)¥1,600 すべて1D別
■プログラム
27日(金)
『サマーセール』+『劇場版 どついたるねんライブ』

28日(土)
『ミヤジネーション』+『劇場版 どついたるねんライブ』+カンパニー松尾トーク

▼プロフィール
どついたるねん

2007年に先輩、ワトソン、山ちゃん、うーちゃかを中心に結成。2014年からDaBass、浜公氣、ファック松本、小林4000を含 めた8人編成となる。2011年発表のファースト・アルバム『ダディ』から、2014年に発売の峯田和伸(銀杏BOYZ)プロデュースによる『BEST HITS』にかけて、7枚のアルバムをリリース。日本各地で精力的にライヴ活動を行い、2015年には変名“SUSHI BOMBER”として、2週間にわたるアメリカ西海岸ツアーを敢行。10月21日、自主レーベルTrain Train Recordsより初のR&Bアルバム『ミュージック』をリリース。2016年からは47都道府県を回るリリースツアーを予定している。また、セレクトショップBEAMSのモデルや、演劇・映画への出演、写真集『MY BEST FRIENDS』の出版、AVメーカーHMJMより『どついたるねんライブ』発売&AVオープンエントリーなど、活動が多岐にわたる純音楽集団である。

2015-11-05

2015年11月30日(月) 田口史人『レコードと暮らし』(夏葉社)発刊記念 レコード寄席!



田口史人著 『レコードと暮らし』(夏葉社)

イベントフライヤー

音から立ち上がる人々の暮らし。
円盤・田口史人によるレコード昭和民俗学。

「もの」と「音」と「暮らし」をめぐるトークイベントを開催します。高円寺の名物音楽空間”円盤”店主の田口史人がお送りするレコード寄席。今年は、田口氏の初の単著『レコードと暮らし』(夏葉社)の発刊を記念したスペシャル編でお届けします。

この本は音楽の本ではなく、レコードの本。そして、レコード寄席が取り上げるのも、ポピュラー音楽のためのレコードではなく、昭和を生きる人々の暮らしの中にあった記録媒体としてのレコード。たとえば、農協からのお知らせや、企業からの宣伝、結婚式の引き出物や、我が母校の校歌や、アイドルのひそひそ話など…人々の意識には上がらないほど暮らしの隅々に存在していた忘れられたレコードたち。田口氏の軽妙なナビゲートとともに、一枚一枚そのレコードたちを聴きながら、そこから立ち上がってくる昭和の暮らしに思いを馳せる時間をぜひ味わってみてください。


ストリーミングサービスが日本でも本格化する一方で、世界的にアナログレコードの需要が急激に高まり、人々の「音」と「もの」をめぐる意識が少しづつ変わってきています。私たちの暮らしの中で「音」と「もの」の関係性が今後どのようになっていくのか、改めて思いをめぐらせる良いきっかけになるのではないでしょうか。

オープニングライブには、卓上に並べた数々の玩具などを用いてドローン演奏を行う金沢の音楽家・ASUNA。

レコード好き、昭和好き、ものづくりに興味がある人、珍しいもの好き、民俗学好き、自分の興味にあわせて様々な角度から楽しめるイベントです。ぜひ、お待ちしております!

11月30日(月)
田口史人『レコードと暮らし』(夏葉社)発刊記念
レコード寄席!
■トーク:田口史人
■オープニングライブ:ASUNA
■料金:(前)1,800yen (当)2,300yen (学生)1,300yen (*すべて1D別)  
■時間:(開演)19:30/(開場)19:00

▼プロフィール
田口 史人
昭和42年生まれ
80年代中頃から、レコード販売、CD制作、音楽関係の物書き始める。

現在、円盤店主。

ASUNA

1999年から古いリード・オルガンとエレクトロニクスによるドローンを主体として制作された数々のカセット・テープ作品が、西新宿ロス・アプソン?や、渋谷クララ・オーディオ・アーツといったレコード・ショップにおいて話題を集め、2003年スペインのラッキー・キッチン(Lucky Kitchen)よりアルバム"Organ Leaf"を発表し、CDデビュー。それと前後して発表されていた、解体されたリード・オルガンのモーターとリード蓋の固体振動をピックアップすることによって制作された作品"Each Organ"によって「Improvised Music from Japan」誌上でも音源やインタビューが取り上げられ、その後インスタレーション作品の展示でも注目を集める。それ以降、エイプスタージュ(apestaartje)や360°recordsなど国内外問わず、多数のコンピレーション・アルバムに参加。近作にはHEADZからの集大成的な2枚組アルバム"THIS"と、米ブルックリンを拠点とするミュージック・リレイテッド(music related)からの最新アルバム"flowers"などがある。ソロ活動と並行し、名古屋のteasi、鳥取のトリレーベルのshibata、カナダのSecret Mommy、韓国のMagazine King、そして東京では元WrKの佐藤実(m/s、SASW)、My Pal Foot Foot、sawako、OPQらとコラボレーション活動も多数行ってきた。また、自身のレーベルao to ao(http://d.hatena.ne.jp/aotoao/)を主宰している。

2015-10-19

2015年11月22日(日)「FOUNTAINSUN JAPAN TOUR 2015」

ファウンテンサン
the medium necks

ASUNA

キリンボウ

ポストハードコア界の怪魚・ラングフィッシュのダニエル・ヒグスによる
ユニバーサル・フォークユニット・ファウンテンサンが登場。

ディスコードより11枚のアルバムをリリースしたポストハードコア界の怪魚・ラングフィッシュの中心人物”ダニエル・ヒグス”と、東京生まれNY経由の写真家、マルチ演奏家、翻訳家”石井文得”による新しい音楽プロジェクト・”ファウンテンサン”、来日決定!デビューアルバム『MUSIC TODAY』は、バンジョーやガット・ギター、民族楽器、マントラの読呪とわらべ歌で織りなす親密で緻密なアンサンブルと、制作スタジオが位置するビッグ・サー(ジャック・ケルアック、リチャードブローティガンらの著作でも知られるカリフォルニア州の人口希薄地域)の厳かな自然の呼吸が、共に刻み込まれたユニバーサル・フォーク・ミュージックな傑作。共演は、アヴァンフォークサイケデリックバンドhelllのメンバーでもある飛田左起代による粒子の粗いローファイかつ美しい音像、少女のような歌声が魅力なソロプロジェクト”the medium necks”、童心と理知、繊細さと破天荒が内在するアンビエント/ドローンサウンドを卓上に並べた数々の玩具などから生み出す音楽家ASUNA、松本からはポンコツサンプラーとカリンバ、さらには木魚にギターコンパクトエフェクターをつないでトライバルなサイケサウンドを生み出すトラックメーカー・キリンボウ。小さな演奏から生み出される宇宙にトリップできる夜をお楽しみください。

11/22(日)
「FOUNTAINSUN JAPAN TOUR 2015」
■時間:時間:18:30(開演)/18:00(開場) 
■料金:料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 / (学生)¥1,500(ドリンク代別) 
■LIVE:FOUNTAINSUN(from US),The medium necks,ASUNA,キリンボウ

▼プロフィール
ファウンテンサン

米バージニア州アーリントンのシンプル・マシーンズ、ワシントンDCのディスコード・レコーズからの諸作で知られるボルチモアが生んだポスト・ハードコアの怪魚、ラングフィッシュのフロントマン/詩人のダニエル・ヒグスがニューヨーク在住の写真家/マルチ演奏家であるフミエ・イシイとはじめたニュー・プロジェクト。親密にして緻密、バンジョーやガット・ギター、エキゾチックな打楽器の数々、マントラの読呪とわらべ歌で織りなすユニバーサル・フォーク・ミュージックは、早速ヒグス翁の熱心な信奉者のひとりであるボニー・プリンス・ビリーの米西海岸ツアー・メイトにも抜擢、じわじわとその噂を広げている。

The medium necks
アヴァンフォークサイケデリックバンドhelllのメンバーでもある飛田左起代のソロプロジェクト。
2004年アルバム「the medium necks」を制作。音楽制作と平行してオリジナルハンドメイドクロージングの制作も始める。
asunaのレーベルaotoaoから2007年より「stars,stars」をきっかけに3作品をリリース。
asuna,Charles Rumbackと共に2011年アメリカ〜カナダツアーを行う等国内外で活動している。

ASUNA


1999年から古いリード・オルガンとエレクトロニクスによるドローンを主体として制作された数々のカセット・テープ作品が、西新宿ロス・アプソン?や、渋谷クララ・オーディオ・アーツといったレコード・ショップにおいて話題を集め、2003年スペインのラッキー・キッチン(Lucky Kitchen)よりアルバム"Organ Leaf"を発表し、CDデビュー。それと前後して発表されていた、解体されたリード・オルガンのモーターとリード蓋の固体振動をピックアップすることによって制作された作品"Each Organ"によって「Improvised Music from Japan」誌上でも音源やインタビューが取り上げられ、その後インスタレーション作品の展示でも注目を集める。それ以降、エイプスタージュ(apestaartje)や360°recordsなど国内外問わず、多数のコンピレーション・アルバムに参加。近作にはHEADZからの集大成的な2枚組アルバム"THIS"と、米ブルックリンを拠点とするミュージック・リレイテッド(music related)からの最新アルバム"flowers"などがある。ソロ活動と並行し、名古屋のteasi、鳥取のトリレーベルのshibata、カナダのSecret Mommy、韓国のMagazine King、そして東京では元WrKの佐藤実(m/s、SASW)、My Pal Foot Foot、sawako、OPQらとコラボレーション活動も多数行ってきた。また、自身のレーベルao to ao(http://d.hatena.ne.jp/aotoao/)を主宰している。

2015年11月14,15日(土、日)『MOOSIC LAB 2015 松本』


隠れた才能がぶつかりあう、映画と音楽の祭典『MOOSIC LAB』今年も開催!!

新進気鋭の映画監督とミュージシャンがタッグを組んだ短編オムニバス映画の特集上映イベント「MOOSIC LAB」。『SR サイタマノラッパー』シリーズ(入江悠監督)や『ライブテープ』(松江哲明監督)などの音楽映画の配給を手がけてきたSPOTTEDPRODUCTIONS が立ち上げたこの音楽と映画のコラボレーションによる実験
が、今年もGive me little more.にやって来ます!コミュニティシネマ活動を展開する松本CINEMA セレクトとコラボし「MOOSIC LAB 2015 松本」をお届けします。
ギブミー川向いのゲストハウス東家にて撮影された『マイカット』を筆頭に
4プログラム全8作品をお楽しみいただけます。

『MOOSIC LAB 2015 松本』
11月14(土),15日(日)
料金:各プログラム(前)1プログラム1200円 /(当)1400円 (ドリンク代別)
上映日程:
Aプロ『ライブハウスレクイエム』60分 『101回目のベッド・イン』60分
14日 14:00〜 15日18:30〜
Bプロ『ねもしすたぁ』50分 『いいにおいのする映画』68分
14日 16:30〜 15日12:00〜
Cプロ『マイカット』45分 『劇場版 復讐のドミノマスク』70分
14日 ①19:00〜 ②22:00〜 15日14:30〜
Dプロ『劇場版 しろぜめっ』60分 『DREAM MACHNE』32分
15日16:30〜

★14日①19:00からの終了後、『マイカット』の小根山監督のアフタートーク。

 細身のシャイボーイさんのミニライブ開催。

『ライブハウス レクイエム』
松本卓也監督×マチーデフ&サイボーグかおり

松本監督短編『帰ろうYO!』で初共演。今作で再びタッグを組む。【マチーデフ】ラッパー。書籍「ラップの教科書」著者。ラップの先生としても幅広く活動中。【サイボーグかおり】ヒューマンビートボクサー。役者として園子温監督『リアル鬼ごっこ』にも出演。


『101回目のベッド・イン』
サーモン鮭山監督+破れタイツ監督×ベッド・イン

日本に再びバブルの嵐を起こすべく、80年代末〜90年代初頭へのリスペクト精神により完全セルフプロデュースで活動中の地下セクシーアイドルユニット。


『ねもしすたぁ』
 根本宗子監督×せのしすたぁ

今年のりんご音楽祭にも出演した福井県のアイドルグループ。福井県のご当地アイドル「アミ〜ガス」からの派生ユニットで主に県外を中心に活動をしている


『いいにおいのする映画』
 酒井麻衣監督×Vampillia

大阪が産んだ美しく毀誉褒貶に満ちたブルータルオーケストラ。タスマニアギター、ノイズギター、ベース、ピ アノ、ストリングス、ツインドラム他10数人のメンバーで構成された壮大なライブは必見


『マイカット』 松本ロケ作品
小根山悠里香監督×Maison book girl

コショージメグミ(ex/BiS)、矢川葵(ミスiD2015)、井上唯、和田輪の4人で構成されたアイドルユニット。プロデューサーはソロアイドル「いずこねこ」を手がけていた音楽家のサクライケンタ。ファッションブランドも展開するなど音楽に限らない幅広いシーンで活躍中。


『劇場版 復讐のドミノマスク』
室谷心太郎監督×細身のシャイボーイ

学生時代、船舶の機関士を目指していた名残で、ライブ中は航海訓練所の白い制服を着用している。映画「日々ロック」に楽曲提供したことがきっかけで映画製作に興味を抱き、室谷組「復讐のドミノマスク」参加へ至る。


森孝介監督×スガダイロー

ピアニスト。1974年生まれ。鎌倉育ち。即興を主体としたプレイスタイル、野獣のように、時に優雅に。その重要度から、対決・共演したアーティストは数え切れない。

ターボ向後監督×禁断の多数決、BRATS

(禁断の多数決)シノザキサトシ、はましたまさし、ほうのきかずなり、ブラジル、加奈子、上野勇介、水蓮寺・J・さひろをメンバーとするオルタナティブポップグループ。2015年秋、待望のニューアルバム「The The Bladerunner」をリリース予定。(BRATS)黒宮あや、そしてミスiD2015に選出された黒宮れいの姉妹を中心に2011年に結成。2015年、Gt / ひより、Dr / おししが正式メンバーに加入し1stシングル「MISERY」をリリース。

2015年11月7日(土)『GONDOU CALLING 2Days』

ダメ人間ロックバンド・前川エクスプロージョンによる自主企画
権堂コーリング


細身の身体にシャツをピリッと着こなした関西フォークシーンの重鎮・正垣祐樹が大阪からやってきます。ビートルズ愛、ビート詩人へのリスペクトを全開に生み出された独特の地に足をつけた目線で綴られた日常のファンタジーを、おとぼけぎみの抜いた感じで表現する彼の歌。初期時代のネオンホールとも古くから交流があり、長野にThe End以降の新しいフォークシーンを生み出すきっかけにもなった人物です。(このあたりのエピソードは先日発売されたジ・エンドトリビュートアルバムに詳しく載っています。)共演は、フロム横須賀のロックバンド・”MULETEAM”、New Wave、Post Punk的アプローチのリズム構築、漂うゴシックな妖しさ、さらに歌謡的な分かりやすさまでも内包した音楽を展開するベアーズマーキン、そしてイベント主催バンド、正攻法な潔いエイトビートを貴重としたダメ人間によるやたらとグっとくる”前川エクスプロージョン”。長野ネオンホールとの2DAYイベントの松本編。

2015年11月7日(土)
『GONDOU CALLING 2Days』
■料金:(前)¥1,500 (当)¥1,800  *ドリンク別
■時間:開演19:30 / 開場19:00
■ライブ:正垣 祐樹(from大阪), MULETEAM(from横須賀),ベアーズマーキン,前川エクスプロージョン
■DJ:平林キャプテン



2015年10月31日(土)『SOUND LAB vol.9』


長野ライブハウスシーンの俊英たちが集う
WPXによる自主企画ライブイベント


90’s USインディ、渋谷系への傾倒を素直に反映させた音楽制作を行う”WPX”のフロントマン・ミスオカツヤによる自主企画ライブイベント『SOUND LAB』。ライブハウスに足しげく通うミス氏によりセレクトされたアクトが出演!2ピース編成へと姿を変えた中年オヤジたちによる青春不発弾インディパンクバンド・”ハナダイズ”、ポンコツサンプラーとカリンバ、さらには木魚にギターコンパクトエフェクターをつないでトライバルなエスノサイケサウンドを生み出すトラックメーカー・”キリンボウ”、メタルコア、叙情ポストロック、激情ハードコア、オルタナに由来するラウドな音像とポエトリー調のスポークンボーカルによるエモーショナル5人組バンドkOTOnoha、そして”WPX”。DJは、USインディ/ポストパンク/ネオアコを中心とした選曲、Hungry Beat!主催のrikomaeda。

2015年10月31日(土)
『SOUND LAB vol.9』
■料金:¥1,500  *ドリンク別
■時間:開演19:00 / 開場18:30
■ライブ:
ハナダイズ、キリンボウ、kOTOnoha、WPX
■DJ:rikomaeda



2015年10月30日(金)Hungry Beat! #5 The Small Square / Scott & Charlene’s Wedding Japan Tour 2015


 scott & charlene's wedding


The small square

海外アクト2組が出演する
インディポップパーティーHungry Beat!開催!

 ジャカジャカギターとポップサウンドに飢えた人、集まれ!今回のHungry Beat!は、海外ライブアクト2組を迎えた豪華な面々でお送りします。

まず一組目は、90年代のUSパワーポップ、ギターポップの立役者であり、ダイナミックなロック・サウンドと甘酸っぱいメロディで、日本では渋谷系のアーティストやバンドからもリスペクトされたVelvet Crushのシンガー/ベーシスト、ポール・チャスティンによる新しいユニット “The Small Square”。彼が10年にわたり書きためたという、心に染み入る泣きメロと変に大人びらない爽快さが織り交ざる、深度を増した楽曲を収録したセルフタイトルアルバムを引提げて松本にやってきます。ドラマーはShoes, Gin Blossomsなどシーンの中で錚々たる面々のバックをつとめてきたジョン・リチャードソン。さらに、今回はパワーポップの開祖としてリスペクトを集めるトミー・キーンがギタリストとして参加!ギターポップ好きはもちろん、最近のUSインディを熱心に追っている人にも是非観てもらいたいです。

共演は、最近ローファイバンドシーンが熱を帯びているメルボルン出身の”Scott & Charlene’s Wedding”が登場!ジャカジャカストロークのギターと鼻づまりトーンギターのラフなアンサンブル、素っ恍けた歌によるチャーミングな泣きギターポップを展開!PavementやPastels好きはもう必見、ドリーミーで気だるいサウンドはソフトサイケファンの琴線にも触れること間違いなし。

地元アクトには、ガールズパンクバンド・同時多発ネコが登場!高校生がやっているヤバいバンドがいる!と、松本を中心に事件になった彼女たちの登場から4年ほどが経過。この夏に復活。現在の視点で新曲づくりに励んでいるとのこと。この日はたくさん新曲が聴けるのではないでしょうか!

ゲストDJは、松本と海外インディシーンの架け橋をつくってきたイベント"CRAZY RHYTHMS"主宰、まきのしん。レギュラーDJはもちろん、Hungry Beat!クルーでお送りします。

2015/10/30 (金)
『Hungry Beat! #5
The Small Square / Scott & Charlene’s Wedding Japan Tour 2015』


■Live:
The Small Square
Scott & Charlene’s Wedding
同時多発ネコ

■DJ:
まきのしん(CRAZY RHYTHMS)
Hungry Beat! DJs


■時間:open:18:30 start:19:00
■料金:(前)¥2,500 / (当)¥3000 / (学生)¥2,000 ※ドリンク代別

■出演者プロフィール
Scott & Charlene’s Wedding 

メルボルンから現在はNYにて活動している時代錯誤も甚だしいグランジ・ファッションに身を包んだクレイグ・ダーモディーのバンド。オーストラリアの長寿ドラマ『ネイバーズ』の登場人物、スコット・ロビンソンとシャーレン・ミッチェルが第523話で結婚したのをそのままバンド名に。2010 年、自主制作1st『Para Vista Social Club』が好評を得て、ワールドリリース。PITCHFORK、NMEなどで高評価を獲得。2013年、2nd『ANY PORT IN A STORM』は日本でも話題に。オージーインディの伝統を継承しつつ、ペイヴメント、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、パステルズ、テレヴィジョンなどからの影響をピュアにアウトプットしたレイジーでスウィートなギター・ポップスを鳴らすニュー・ローファイ・アイドル!!!

The Small Square(PAUL CHASTAIN)

1989年、Choo Choo Trainを前身として、ヴェルヴェット・クラッシュを結成。ティーンエイジ・ファンクラブのEverything Flowsのカバーがきっかけとなり、英国のクリエイション・レコーズと契約。USギターポップ・シーンの立役者として存在感を放つ。バンドは1996年に解散するも1998年に再結成、2004年には最新アルバムを発表。日本では、PUFFYの大貫亜美に楽曲提供をした経験も持つ。2015年、トミー・キーン、シューズ、ジン・ブロッサムズ、ジェイ・ベネットなど錚々たる面々のバックをつとめてきたドラマーのジョン・リチャードソンとともにユニット、ザ・スモール・スクエアを結成。Moor Worksからリリースされる日本盤が世界初CD化となる。

2015-10-16

2015年10月25日(日)『回帰線の南から』田中研二2015帰国ツアー:第六夜(松本公演)




1枚のアルバムをリリースしてシーンから姿を消した
松本に縁の深い伝説的アンダーグランドフォークシンガー
田中研二がオーストラリアより凱旋。

大学時代を松本で過ごし、『女鳥羽川』『すすき川の流れる所』という曲も残した伝説的カルトフォークシンガー・田中 研二がやってきます。松本で歌い始め、その後関西に移動し、フォークパルチザンとして活動。学生運動系の集会などではそのシニカルな歌といつも上ずった声で忙しく唄うそのスタイルが一部で熱狂的な人気に。彼のたった一枚の音源は、兵庫県のキャンプ場で1974年に一発録音された自主制作盤『チャーリーフロイドのように』。この一枚の演奏には友部正人らも参加し、アナログ700枚限定でリリース。軽妙なブラックユーモアに溢れた歌詞は、乾いた笑いを誘う一方、どこに転がって行くのわからない70年代前半の空白感を見事に反映しているようにも聴こえます。現代の空気感にもリンクするところがあり、先日ギブミーでもライブを行った20代のフォークシンガー・工藤祐次郎や、山本精一+見汐麻衣(ex:埋火)もカバーし、彼の歌心はアンダーグラウンドフォークシーンに引き継がれています。80年代に入り、放浪癖が昂じ南半球へと移住し、シーンから姿を消してしまった彼。2015年、まさかの来日ツアーライブ、縁の深い松本でも開催です!!

2015年10月25日(日)
「『回帰線の南から』田中研二2015帰国ツアー:第六夜(松本公演)」
■出演:田中 研二
■時間:開場18:30 / 開演19:00
■料金:(一般)¥2,500 / (大学生以下)¥1,000(*ドリンク代別)

■出演者プロフィール
田中 研二


中国山地の片隅で、団塊世代として生まれるが、まもなく大阪に移る。

信州大学理学部工業化学科に入学するが、もっぱら音楽にうつつを抜かす。
歌い始めたきっかけはもてないために時間を持て余したから。

1970年: 中津川の椛の湖畔で開催されたフォーク・フェスティバルを見に行く。「ひがしのひとし」と知り会う。

「真知子ちゃん」の紹介で、名古屋までヒッチハイクし、「友部正人」や「いとうたかお」に会う。友部正人に借金して帰える。

1971年頃: 名古屋の鶴舞公園で初めて人前で歌う。この頃より名古屋、京都、大阪、東京に足を伸ばすようになる。京都にひがしのひとしを訪れ、
ついでにライブハウスで歌っていた「豊田勇造」のブルースを、初めから終わりまで彼の後で聞く。

1972年: 大阪天王寺野外音楽堂で開かれた「春一番」で歌う。

1973年: 大阪に戻り、大阪、京都、神戸周辺のライブ・ハウスを荒らして回る。
フリークを根城にしていた元「20世紀の谷間社」のグループと、四国、九州、沖縄の珍道中を敢行する。
那覇で「公園のD51」を見る。この珍道中の成果がレコードになる。

1988年: 放浪癖が昂じ、当時のはやりでオーストラリアに国外逃亡する。
1989年: シドニーでアイルランド・ゲール語とアイリッシュ・フィドルを習う。
1992年: オペラハウスを背景に、友人とアイルランド・ゲール語で「ワルツィング・マチルダ」を歌い、アイルランド全土にテレビ放映される。

CD:「チャーリー・フロイドのように」
    「LIVE '74 & '80」

著書:「バイクとキウィたち」(冬樹社)。翻訳: 「ロビンがはねた」全2巻(冬樹社)、
   「オーストラリア-グルメ・パラダイス」、「オーストラリア-伸びゆく国」
   (シドニー、フォーカス出版社)他多数。雑文、雑翻訳の類は数え切れない。)
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文学のような歌の表現に、彼の歌を生で聞いていた時代が鮮烈によみがえる。
そこには今も、なれ合いをかたくなに拒んだ彼の姿がある。 (友部正人)

2015-09-18

2015年10月3日(土)韓国音楽ドキュメンタリー『パーティー51』上映&ライブツアー松本編





韓国アンダーグラウンドシーン発、
食堂『トゥリバン』を守る若者たちの音楽による闘争を描いた
ドキュメンタリー映画『パーティー51』の上映会!
出演者たちによるライブパフォーマンス&トークも。

 韓国アンダーグラウンドシーン発のドキュメンタリー映画『パーティー51』の上映会を開催!映画に出演する音楽家、監督と音楽ライター山本佳奈子(Offshore)氏によるキャラバン隊も登場。ライブ&トークを展開してくれます。

 舞台はソウルのインディシーンの中心地・弘大(ホンデ)。家賃の高騰と不安定な収入に苦しむ韓国の音楽家たちと、立ち退き命令が下った建物で食堂『トゥリバン』を守ろうとするオーナー夫婦たちが出会い、普通の食堂だったトゥリバンがライブスペースとして生まれ変わり、異様な熱気を帯びていきます。「自立音楽生産者組合」を中心とした音楽家たちが集まり、彼らなりの自嘲的ブラックジョーク溢れるポリティカルな姿勢と、自分たちの場づくりと人集めに奔走する姿が最高にカッコいい!

 出演しているのは、2013年に下北沢でのゲリラパフォーマンスが話題になったYamagata Tweakster、七尾旅人との共演で日本でも知られる異形のアシッドフォークシンガー・フェギドン・タンビョンソン、日本の即興・実験音楽シーンとの交流も深いノイズ音楽家であり、ソウルのアンダーグラウンドシーンにおける超重要オーガナイザーでもあるパク・ダハム、素人の乱とも共鳴する露悪的パンクロックバンド・バムソム海賊団、若くしてデルタブルースに魅せられ深化させるSSW・ハ・ホンジンなどジャンルも様々だけれども、弘大の中でも一際、異端な音楽家たち!

 今回は、バムソム海賊団+パク・ダハム、ハ・ホンジンがライブ出演!オーガナイザー/トーク聞き手は、アジアのインディカルチャーを自らの足と目と耳でウォッチするメディア・Offshoreを主宰するライターの山本佳奈子氏!

最近、アンダーグラウンドから自然にコネクトしていっている松本とソウル。これを機にまたぐっと距離が縮まるはず!

2015年10月3日(土)
韓国音楽ドキュメンタリー『パーティー51』上映&ライブツアー松本編
■上映作品:『Party 51』 

■ライブ出演:バムソム海賊団+パク・ダハム、ハ・ホンジン&more…

■トークゲスト:
バムソム海賊団(『パーティー51』出演)
ハ・ホンジン(『パーティー51』出演)
パク・ダハム(『パーティー51』出演・製作)
チョン・ヨンテク(『パーティー51』監督)
聞き手:山本佳奈子(Offshore)

■タイムスケジュール
14:30〜 上映1回目 16:30〜 上映2回目  18:15〜 トーク  19:00〜 ライブ

■料金:
(予約)ライブ+映画セット ¥2,500 ライブのみ ¥1,800  映画のみ ¥1,300  
(当日)ライブ+映画セット ¥3,000 ライブのみ ¥2,000  映画のみ ¥1,500  
(*すべてドリンク代別)

■チケット予約方法:
①お名前 ②連絡先 ③映画+ライブ /  ライブのみ / 映画のみ のどれを希望か(映画の場合はご覧になる上映回も明記)
をご記入いただき、give.melittlemore@gmail.comまでメールお願いします。

■作品情報
『パーティー51』
ドキュメンタリー映画/2013年/韓国/101分/韓国語/日本語字幕
製作:51+ film
監督:チョン・ヨンテク
日本語字幕:清水博之(雨乃日珈琲店)

■出演者プロフィール
パク・ダハム - Park Daham / 音楽家・オーガナイザー


Helicopter Records代表。数々のソウルインディー音源をリリースしてきた。映画『パーティー51』のプロデュースも担当。映画の中でも描かれる通り、ジャンルの枠を越えてありとあらゆるソウル近辺で行なわれる音楽イベントをオーガナイズ。2013年には『DOMMUNE』にも出演した。ノイズミュージシャンとしても活動している。

バムソム海賊団 - Bamseom Pirates / 音楽家


パムソム海賊団は、ドラムとベースで構成された2人組パンク・グラインドコアバンド。 2006年4人でスタートし、即興的なノイズコアを演奏。2009年から2人組になって、パンクを基盤にグラインドコアとメタルを適当に混ぜ合わせた音楽をしている。 ほとんどの歌詞は屋台で焼酎を飲みながら政治の話をするタクシー運転手の心構えで書かれている。みなの目と耳を刺激して、幼児期の知能啓発に助けを与える代表的なエデュケーショナル・パンクバンド。2011年に『ソウル火の海』『The Split』を発売。


ハ・ホンジン - Ha Heonjin / 音楽家


アコースティック・ブルースミュージシャン。2010年から本格的に活動を開始した。 韓国では珍しく、デルタ・ブルースに基盤した音楽を披露し、同時代の人生の喜怒哀楽を盛り込んでいるという点で印象的だ。 2011年の1年間、EP『犬』と『去年の夏』を発表し、釜山でパンクバンドのメンバーであり、ギター・シンガーソングライターとして活動中のキム・イルドゥとスプリットアルバム『キム・イルドゥ×ハ・ホンジン』を発表した。 ソロEPは、公演会場やSNSを通じて直取引で販売され、『キム・イルドゥ×ハホンジン』は、一部レコード店とライブハウスなどで流通している。ソロ以外にも複数のプロジェクト、バンドに参加している。

チョン・ヨンテク - JUNG Yong-taek / 監督
1969年、 テグ生まれ。労働者の運動や社会問題を撮り始め、映画監督としてのキャリアをスタートさせる。以前の作品ではアートと社会の関係性を問いかけており、代表作に『200年代韓国文学における不安定な若者たち(The Insecure Youth Shown In Korean Literature In 2000s)』や『ニュータウンカルチャーパーティー(New Town Culture Party)』などがある。

山本佳奈子 -Offshore主宰 Writing/Edit/Produce/Management:
1983年生まれ、尼崎市出身。那覇市在住。沖縄県文化振興会所属。一人でコツコツ運営しているweb-zine「Offshore(http://www.offshore-mcc.net/)」では、アジア各地の現在進行形の音楽(ノイズや即興、極端な音楽に偏りがち)や、カルチャーを自らの足で調査し発信。アジアにまつわるイベントの企画制作やコーディネイトも行なう。現在は、韓国音楽ドキュメンタリー映画『パーティー51』上映&ライブツアーの企画制作に没頭中。

2015-08-15

2015年9月18日(金)『Peter Joseph Head / Painted Palms Japan Tour 2015 松本編』

Peter Joseph Head

Painted Palms

メルボルンのポップメイカーPeter Joseph Head
×
サンフランシスコのサイケ・ディスコ・ポップPainted Palms
による豪華2ゲストライブ。


最近、特にインディポップの中心的発信基地になっているメルボルンとサンフランシスコから豪華2組のゲストライブが決定しました!

昨年、10月に登場したメルボルンのポップソングメーカー・"Peter Joseph Head"(ピーター・ジョセフ・ヘッド)と、サンフランシスコからチルウェイブミーツサイケ・ポップな"Painted Palms"(ペインテッド・パームズ)が日本にやってきます!

"Peter Joseph Head"のサウンドは、職人的につくりこみがされた『身近で冒険的」と評されるささやかだけれど極上のポップソング。音源では音のレイヤードが気持ちいいカラフルな感触の一方、ライブではシンセとアコースティックギターのみの極めてシンプルにメロディを味わえます。京都で大学生活を送っていたこともあり、たゆたうなど日本のミュージシャンとも親交が深く、最近は、インディロック好きが唸るギターサウンドに全編日本語で教育テレビ的ハッピー感溢れるリリックがのった名曲『皆で』を生み出し、驚かせてくれました。

"Painted Palms"は、インターネット発、ビートルズオタクが生み出した最高にナードなチルウェイブ以降のディスコポップを展開する従兄弟デュオ。Of Montrealのケヴィンに才能を見出され、すぐに名門Polyvinyl Recordsよりデビュー。今回は前作から飛躍的な進化を遂げたと話題の新譜『Horizons』を携えて、バンド編成で来日!

今回、この2組による共演が見れるのは、松本だけです。ぜひ、お見逃し無く!!!
(地元アクト1組追加予定。)

9/18 (金)
『Peter Joseph Head / Painted Palms Japan Tour 2015 松本編』
■出演:Peter Joseph Head(メルボルン)、Painted Palms(サンフランシスコ)&more
■料金:(前)¥2,500 / (当)¥3,000  *ドリンク別

■時間:開演19:00 / 開場18:30

▼プロフィール
Peter Joseph Head
琴と三味線が弾ける親日家のオーストラリア人シンガーソングライター。過去に4年間日本に在住経歴あり。オーストラリアではメルボルンを拠点に「アクターブディスト」、「タイディタウンズ」というアバンポップ/ロック/フォークバンドとして活動し、ソロとしてもアルバムを出している。オーストラリアのJJJ(全国ネットの若者向けラジオ局)は、彼のソロデビューアルバム『Normal Ours』を「『神経質』、『ぎこちなさ』、『早口』、 『つまづきながら勝ち取った栄光』の全てを捉えている」と評価し、更にアメリカのウェブサイト『ポップマターズ』では「ピータージョセフヘッドは身近でかつ冒険的なポップミュージックが可能であるということを証明した」と評価している。Tailor Made for a smal roomなど日本のアーティストと様々なコラボレーションもしている。2014年には「たゆたう」と共同録音し、「連絡」というシングルをリリースした。

Painted Palms

2015-08-14

2015年9月5日(土)工藤祐次郎『葬儀屋の娘』リリースツアー 松本編



工藤 祐次郎

トウガンズ

時代錯誤の最新型アンビエントフォークシンガー
工藤 祐次郎が傑作『葬儀屋の娘』を携えてギブミーに登場!


全国流通の傑作ニューアルバム『葬儀屋の娘』(ギブミーおなじみのケバブジョンソンのメンバーも参加!)を引提げて、時代錯誤の最新型日本語アンビエントフォークを歌う"工藤 祐次郎"が登場!椿、酒、どすけべ、葬儀屋…昭和感/下町感が溢れる言葉が詰め込まれた高田渡的ジャパニーズフォークと、USインディ/ポストロック/アンビエントを共同生活させた凄まじいサウンドを展開。カントリーとオルタナのあいのこをつくりあげたwilco的な感覚inJAPAN!!!

共演は、すっとぼけた軽さのあるいなたいギターカッティングと、気怠そうな男女のボーカルが心地よく、終わっちゃう夏休み的センチメンタリズム溢れる名古屋のローファイポップ・"トウガンズ"。(exベガ星人として知られ現在は名古屋KDハポンでスタッフをしている濱田ももこがメンバーとして在籍!)
現在アルバム制作中、ネクストステージに行きそうな気配漂う森林系アシッドフォークシンガー"玉屋"
日常描写をベースにしながらも時折張り手をくらったような刺のある言葉が織り込まれるリリック、昭和感のあるメロディ、輪郭のはっきりとした声が素晴らしい若手女性フォークシンガー・"おいら"

夏の終盤戦、センチでフォーキーな一夜!

9/5(土)
工藤祐次郎『葬儀屋の娘』リリースツアー 松本編
■出演:工藤 祐次郎(東京)、トウガンズ(名古屋)、玉屋バンド、おいら
■時間:19:00(開演)/18:30(開場)

■料金:(前)¥1,500 / (当)¥1,800

▼プロフィール
工藤 祐次郎

1987年生まれ宮崎県出身

童謡からポストロックまで
自分勝手に解釈したのち
「和」の心でおもてなし!

現代日本のインディーズシーンに於いて
風穴など開かぬ!
高みまで行けぬ!
だけど傲慢
すべて愛して私のすべて

2012年より引きこもり生活から一念発起
東京都杉並区に拠点を構え活動する
出遅れたシンガーソングライター 

そしてたったひとりのインディーレーベル 
「おぞうにレコーズ」の首謀者

2015年8月29日(土)「tatami "SWAN"リリースツアー 松本編」



静岡を代表する
DIYメロウインディポップ・tatami
がミニアルバム『SWAN』を携えて登場!

静岡インディシーンで静かに圧倒的存在感を放つギターポップバンド・”tatami”。USインディ、ハードコアなどメンバーのバックボーンは幅広く、各地の様々なジャンルのバンドを招いた自主企画や、山形のレーベルZOMBIE FOREVERなどつながりをもちながらDIY精神に基づき活動。一方、音楽性はUSインディ好きからスピッツ好きにまで幅広くおすすめできる間口の広さ!MS20シンセと2本のギターアルペジオが生み出す水溶性な音像に、ミドルトーンの声でジャンルを不問にする素晴らしい歌ものロックを奏でます。

地元アクトは、USインディ最前線とリンクしながらもニューウェイブなエッジと妖艶さ、そしてメロディに漂う歌謡感が自然発酵した4人組”ベアーズマーキン”、泣きのアルペジオと鋭角的なビートのエモーショナルロックを展開する南信州のオルタナヒーローたちが集結した4人組ロックバンド・”poolside”、ギブミー店主の”新美 正城"もエレキギターセットでソロライブ出演します。

ギターポップ/オルタナ/USインディ好きにおすすめの一夜。

「tatami "SWAN"リリースツアー 松本編」
■出演:tatami(静岡)、プールサイド、ベアーズマーキン、新美 正城
■時間:19:00(開演)/18:30(開場)

■料金:(前)¥1,500 / (当)¥1,800

▼プロフィール
tatami

2007年結成。日本語詩による歌と柔らかなアンサンブルによって見える情景。
自身の企画では山本精一、テニスコーツ、長谷川健一等と共演。

2010年、ZOMBIE FOREVERよりオムニバス
「ZOMBIE BOOK 2010」に参加。

2012年、IMPULSE RECORDSよりフルアルバム
「サダル」をリリース。

2014年、ZOMBIE FOREVERよりカセットテープ
「3WAY TAPE」リリース。

2015年、ミニアルバム「swan」をリリース。