2018-11-24

2018年11月24日(土)『Hungry Beat! #16 GUEST : indi(ニュージーランド)/ French Conssesion(ニュージーランド)』

 indi
French Concession

インディミュージックパーティー"Hungry Beat!"
ニュージーランドの名門レーベルFlying Nun Recordsが送り出す
エレクトリックガール”indi”が登場!

ハラペコたちのためのインディミュージックパーティー”Hungry Beat!”16回目を開催!ゲストに、Fazerdazeのリリースでも知られるニュージーランドの名門インディレーベルFlying Nun Recordsが送り出すニューカマーなエレクトリックガール”indi”を迎えます!10代の頃よりトリップホップバンド”Doprah”でボーカル/シンセを担当し、アンビエントユニット”new dawn”としても活動する彼女。ソロプロジェクトとしては、初のアルバム作品となる「Precipice」を10月にリリースしたばかり。si-fiなグリッチ音によるミニマルなビートと、パッドシンセの濃霧が立ちこめるシネマティックなサウンドの上で、妖精のようなウィスパーボイスが踊るダークエレクトロドリームポップ。その音楽からは、bjorkを筆頭とするフューチャーとネイチャーが交差するアイスランド音楽〜Joanna Newsomのような深い森の奥で奏でられる中世的なフリーフォーク〜ポーティスヘッドのような悲しみの深淵で鳴るトリップホップなどのエッセンスを想起します。彼女が拠点とするニュージーランド・クライストチャーチで仲間たちと手作りのセットを用いて撮影されたというMVでは、「ダーク・クリスタル」や「ネバーエンディングストーリー」などの80’sファンタジーシネマからインスパイアされたという不可思議な世界観が漂います。(このMVは、オーストラリアのビデオクリップアワードでベストビデオに選出!)音楽性にもその美意識は強く反映され、魔法、魔術、イノセントなものを求める強い意思を感じます。自らが大人になるにつれて、その魔法を失ってしまうことへの恐れや不安、これまで信じていた世界とはまた別の世界に飛び込まなくてはいけない「境界」に立つ心象風景が描かれます。近年は、活動のフィールドを映画のスコアやダンスパフォーマンスのためのサウンドトラックにまで広げ、さらなる活躍をみせる彼女。bjork、トリップホップ、アイスランド音楽、 Grims、Grouper、「KID A」的世界観が好きな人は特にお見逃しなく。

今回のツアーには、indiとも旧知の仲である香港とニュージーランドにルーツをもつ電子音楽シンガーElla Chau Yin Chiによる”French concession(法國租界)”も帯同します。クライストチャーチに拠点を構えるまで、シンガポールやバルセロナ、さらにネパールや日本などに滞在していたという彼女。そのルーツの多層性が音楽性にも反映され、ヴィヴィッドからモノトーンまでを自在に切り替え自分の感情に瞬時にアクセスできるような身軽さがあります。時に、キッチュにケバケバしくレトロフューチャーな世界を身にまとい、Jerry Paperを想起させる箱庭的ストレンジシンセポップ〜コシミハルにも通じる80’sジャパニーズテクノポップを鳴らしたかと思えば、エーテルが満ちるような繊細な歌声で退廃的な仄暗さ漂うダークウェイブまで幅広い音世界を呼び起こしていきます。シニカルな乾いた笑いを浮かべながら、知性たっぷりに軽々と飛び越えていく彼女のエレクトロポップをお楽しみに。


共演は、カラフルでトロピカルな手作り感溢れる変装に身を包み、キッチュな電子音が彩るレトロダンスビートの上で踊りながら、ほんのり露悪的で投げやりなリリックを放つ愛すべき長野のテクノポップ宇宙人"おしゃべりアート“。

DJは、松本のインディ音楽ファンたちによるDJクルー”Hungry Beat! DJs”。

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2018年11月24日(土) Give me little more.
『Hungry Beat! #16  GUEST : indi(ニュージーランド)/ French Conssesion(ニュージーランド)
▽Live: indi(ニュージーランド)/ French Conssesion(ニュージーランド)/ おしゃべりアート
▽DJ : Hungry Beat! DJs
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:OPEN & START 18:30 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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indi

indi(インディ)はニュージーランド出身のアーティストで、クラシックピアノの素養と、エレクトロニック楽器への造詣を活かし、2013年に19歳でトリップホップ・バンド Doprah に加入。ボーカル&キーボード、ソングライターを担当する中心メンバーとして活動し、バンドは「きゃりーぱみゅぱみゅ」をモチーフにしたMV「Stranger People」でも大きな注目を集める。また、アンビエントユニット「New Dawn」のメンバーとしての活動や、映画やダンス・パフォーマンスへの作曲など、多岐に渡る活動で、その才能を発揮。

2017年に Doprah 解散後、以前から取り組んでいたソロ制作を本格的に開始。その可憐なルックスからは想像つかない、グリッチな電子音とシンセサイザー、本物のオーケストラを起用したサウンド、幾重にも重ねたボーカルによる楽曲は、音楽メディアからも Bjork の名前も引き合いに出されるほど。そして、シングル「Precipice」のミュージックビデオが、昨年、オーストラリアのビデオクリップのアワードでベストビデオに選ばれるなど、にわかに注目の集まる中、Fazerdaze や The Courtneys を擁する ニュージーランド名門 Flying Nun Records と、2670records からのデビューが決定!

さらに、今年の春には拠点をドイツ・ベルリンに移し、この秋に開催される「Red Bull Music Academy*」への参加アーティストとしても選出されている。(*1ヶ月に渡って音楽のワークショップやコンサートを展開する、Aloe Blacc、Flying Lotus、Hudson Mohawke なども卒業生として名を連ねる、世界屈指の音楽アカデミー)

French Concession


おしゃべりアート

2018-11-14

2018年11月14日(水) 『UlulU Live in Matsumoto 』

UlulU

ヒリヒリとした歌声が突き刺さる!人気急上昇中のガレージポップバンド”UlulU”が登場!

都内で活動する人気急上昇中のスリーピースバンド”UlulU”が松本に初登場。HOLIDAY! RECORDS等の一部ディストロ/店舗とライブ会場のみで販売していたCD-Rが話題を呼んで、初の流通盤となる3曲入りEP「話をしようよ」をリリース。この夏、3都市を回るカナダツアーに出るなど精力的に活動する彼女たち。斉藤和義やエレファントカシマシなどの良質日本語ロックが自然に息づくポップなメロディラインを、ブルース、ヴィンテージロックの渋みと初期オルタナの焦燥感で歌い上げるボーカル、The Libertinesを筆頭としたガレージリバイバル勢を想起するプリミティブで性急なビート、歌心ある楽曲の中に違和感を醸し出す響きを挿入する隙を常に狙っているような野心的なアレンジワーク…シティポップとはベクトルの違うRAWでドライな質感が漂い、ポップソングでありつつもBGMになることを自ら拒むようなクールな意志が漲る!自由奔放にロックを鳴らすことの可能性を信じている懐かしくも新しい”UlulU”の音楽、必見!andymori、カネコアヤノ、The Wisely Brothersのファンには特におすすめ。

共演は、3組。

日常を高解像度で切り取ったヒリヒリとした歌詞世界が刺さるフォークマナーの歌心とジャングリーポップサウンドのコントラストが眩いインディポップバンド”コスモス鉄道”。

ローファイな演奏を巡る、事件性たっぷりなライブ感が胸を打つ!独特なハイトーンボイスとやけっぱちの美しさが煌めく歌心で日本中を転がる放蕩ロックスター"岡沢じゅん”による新しいバンド編成”だんだんよくなる”。

Mac DeMarco以降のリゾート感漂うlo-fiなポップセンスと、古ぼけた文化住宅が似合う日本語フォークの世界、その真逆な両極をつないだ新感覚フォークを奏でるミヤザワカイによるギター弾き語り“ボブ次男”。

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2018年11月14日(水) Give me little more. 
『UlulU Live in Matsumoto 』
LIVE:UlulU / コスモス鉄道 / だんだんよくなる / ボブ次男
▽料金:(前)¥1,800/(当)¥2,300(ドリンク代別)
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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UlulU

2018-11-10

2018年11月10日(土) 『ハママツモト#2 松本編』


ryohadano


soushi mizuno

マッスルNTTナドZ

浜松と松本、2つの地域の独自の音楽シーンが邂逅!2都市連続開催のライブイベント!

浜松と松本、それぞれの街の音楽家たちがお互いの街に出向いていくスプリットツアーライブイベント「ハママツモト」4年ぶり2回目の開催!2週連続で開催されるこのイベント、まずは松本編からスタート!

浜松からはゲスト3組が登場。

水分量の多い歌声と、反復するギターアルペジオに、柔らかな電子音、リバースギター、環境音などが静かに囁く…Captured Tracksの感性と日本語フォークの叙情が融合した独自のベッドルームポップを生み出すSSW”ryohadano”。

ヨーロッパで人気を誇るダークサイケデリックバンド”qujak” のギタリストとして活躍しつつ、現在は浜松インディシーンの拠点ライブスポット”キルヒヘア”のオーナーでもある”Soushi Mizuno”による爪弾きのギターと物憂げなメロディによるスロウコアフォーク〜ミニマル、アンビエントが溶け合うダークフォークトロニカなソロ演奏。

キレッキレハイテンションの歌のお兄さんお姉さん的ステージングとニューウェイブへの止まらない愛でマーブルチョコを乱射するかのようなストレンジ・エレポップを鳴らす“マッスルNTTナドZ”(ギタリストが加入し”ナドZ”に!)。

迎え撃つ松本勢はこの3組!日常を高解像度で切り取ったヒリヒリとした歌詞世界が刺さるフォークマナーの歌心とジャングリーポップサウンドのコントラストが眩いインディポップバンド”コスモス鉄道”。

お兄ちゃんからもらったシャチ君を片手に、おもちゃギターを搔き均す原宿カルチャーを曲解した謎の女子ラッパー"シャチ由美子"!(その正体は、松本を代表するクレイジーアカペラお姉さん"水野アミ"の別人格)。

奇妙なエコーサウンドと煌めきのシンセサウンドに分厚く塗られた音像の中で、失われた風景を思うような感傷的かつ歌謡的なメロディが響く男女ボーカルドリーミーフォーク/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”。

DJは、ダークシンセウェイブ〜ジャンクエレクトロ〜ポエムコア〜クラシック〜エンヤまで、ジャンル超越的ストーリーテリングな選曲が光る”nu"。 

“世界中に散らばる局所的なインディペンデント・シーンの熱を集めたセレクトショップMARKING RECODSの店主であり、ジャングリーからジャンクまでキュートでストレンジな選曲が冴える”riko”。

今回は、「地方」「街」ということにとらわれずに、それぞれのごく身近に起きていることを紹介しあうというコンセプトでお届けします。そんな趣旨で制作される「ハママツモト」特製ZINEの販売もあります!お楽しみに。

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2018年11月10日(土) Give me little more. 
『ハママツモト#2 松本編』
LIVE:ryohadano(浜松)/ Soushi Mizuno(qujak、浜松)/ マッスルNTTナドZ / コスモス鉄道 / シャチ由美子 / TANGINGUGUN
▽DJ:nu / riko(Marking Records)
▽料金:
(前)¥2,000/(当)¥2,500(ドリンク代別)
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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ryohadano


Soushi Mizuno
 
マッスルNTTナドZ


TANGINGUGUN

2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。読み方はタンギンググン。奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。 2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となる5曲入りカセットテープ『馬鹿な魚』をリリース。 現在はドラム、シンセサイザーの新メンバーが加わり四人編成をメインに活動。2018年6月には、松本のバンドher braidsとともに韓国・ソウルで2日間のスプリットライブを行う。
これまでに、Of montreal(US),Tara Jane O'neil(US),TOPS(US) Yumbo(仙台), moools(東京), Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US), scott and charlene's wedding(AUS), Peach Kelli Pop(US), Parasol(韓国), Goonam(韓国)らと共演。

2018-11-03

2018年11月3日(土)『yumbo 20周年記念公演 実在する世の中』


yumbo

仙台の至宝アヴァンポップ楽団"yumbo"による結成20周年を記念したワンマンライブ!

仙台を拠点に活動する澁谷浩次を中心としたアヴァンポップ楽団”yumbo”が結成20周年を記念してワンマンライブをギブミーにて行います。

幻想と文学と日々の暮らしが交差する言葉、童謡もしくは優れた歌謡曲のようなメロディ、淡々とした歌声、ホルン、ユーフォニウム、トロンボーン、クラリネットなどによる放課後のブラスバンドのようなほどよい緊張感と穏やかさが混ざった管楽器の響き、現代音楽の旋律を奏でる不穏なギターが時折ギラリと光り、揺れながらもまるで歌のような叙情性を感じさせる生々しい人肌のグルーブが行進する…作為/無作為の境界が溶け合いながら、危うさ、癖、ズレまでもが一つの生態系のように蠢くyumboの不思議な音楽。この音楽性は、彼らが歩んできた時間の中で、様々な状況の変化を面白がりながら、紡がれてきました。

遡ると1998年の結成当初のyumboは、歌ものではなく、即興的な実験演奏を行うバンドだったようです。もともと中心人物である渋谷氏は「日々之泡」という名前の即興音楽集団で演奏を行なっていて、その現場での出会いが発展し「yumbo」は結成されました。転換期となったのは結成から4年ほど経った頃の初代ボーカリストとなる大野氏と出会い。彼女の歌声に触発され、それ以降は歌を主体とした音楽性へと移行。そこで、渋谷氏のソングライティングの才が開花し、現在のyumboにつながる歪な歌もの音楽が生み出されていきます。その後は、テニスコーツ主宰majikickでのリリースや、渋谷氏が10代の頃から憧れだったという工藤冬里率いるマヘルシュラルハシュバズとの交流を経て、少しづつ彼らの存在が各地で認めらていきます。そんな頃、ボーカリストの大野氏が脱退。2010年以降からは、高柳氏がボーカリストとして加入し、物語をそのまま伝達するような裏表のない淡々とした歌声の魅力により、第二期ともいえる現在のyumboの姿が形づくられていきます。

yumboの音楽は、強くメッセージを表明してくるものではなく、「歌」を巡るやり取りの中で生まれ出てしまった現象のようなものを、こちらが眺めたり、拾い上げたり、戯れたりするような楽しさに溢れています。今回のワンマンライブでは、総勢8人編成で、時間をたっぷりと使ってお楽しみいただけます。メンバーが各地に散らばっているということもあり、とても貴重なyumboのライブ。存分に味わえる機会はなかなかありません。本当に、お見逃しなく!(今回は、限定35名。すでに予約入ってきていますので、なるべくお早めにご予約ください。)

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2018年11月3日(土) Give me little more. 
yumbo 20周年記念公演 実在する世の中
LIVE:yumbo
▽料金:(前)¥3,500/(当)¥4,000/(学割)¥2,500(ドリンク代別)
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com
ソールドアウトの可能性があります。お早めにご予約を。

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yumbo