2019-06-30

2019年6月30日(日) カンガモン企画「テンゴクニチコク」

パチクリエレガンス

グルーヴィーシンガー"カンガモン"によるごった煮企画ライブ。
ゲストに「その他の音楽」を掲げるアヴァンポップバンド"パチクリエレガンス"が登場!

松本の秘密基地的クリエイティブ倉庫”marsmoo”の主であり、シンガーとして"padge"を率いつつ、TANGINGUGUNのドラマーでもある”カンガモン”(a.k.a マサ)による企画ライブ「テンゴクニチコク」を開催!音楽の形態にとらわれない、クセモノたちが大集結!

ゲストは、4人の凄腕音楽家たちによるアヴァンポップ/インプロバンド”パチクリエレガンス”。フリクションの前身バンド3/3、東京ロッカーズ周辺で活動したミラーズ、チャンスオペレーションなどのバンドを率い、90年代以降はハードコア・ハウスのDJとして活躍する”ヒゴヒロシ”が発起人となり、2008年に集結。参加メンバーは、盟友・スパン子、熊坂義人との共演でおなじみ、音楽家、舞踏家、美術家、ダンサー、絵描き、映像作家、詩人など表現形態を問わず様々な表現者とストリート的な感覚で共演するサックス奏者”バッキー”、渋さ知らズにも参加するギタリスト”斉藤’社長’良一”とドラマー”岡村 太”。異なるバックグラウンドを背負った4人が演奏するのは、ロックでもジャズでもなく、彼ら曰く「その他の音楽」。ふやけたポップな旋律による奇妙なラウンジサウンド〜ノーウェイブ譲りのアンチロマンなノイズサウンドまで、軽々とジャンルを跳躍するフリーキーなインプロの世界、お楽しみに!

共演はこの3組。

1組目は、イベント企画者・カンガモン率いる不定形音楽集団”padge”。レゲエ、ダブ、ファンク、ロックがごった煮になった音楽ともいえるが、カンガモンのエネルギッシュな歌、息遣いのグルーブと、手練れたちによるバンドアンサンブルから立ち上がる凄まじい熱量は、形容を飛び越える!

2組目は、松本在住アイルランド人音楽家Anthonyによるソロプロジェクト"tonton"。機材ギークとして豊穣な知識をもつ彼によるギター、ルーパー、シンセ、サンプラーなどを用いた陽性のメロディセンスが漂うベッドルームフォークトロニカ。今回は、松本近郊のドラマー・クッキー氏とのデュオ編成。

(他、あと1組出演予定。)

この日は、カンガモンが日頃営んでいる古道具屋"ズモー"による出店もあります!

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2019年6月30日(日) Give me little more.
カンガモン企画「テンゴクニチコク」
▽出演:パチクリエレガンス(東京)/ padge / tonton 他
▽料金:(前)¥1,500 / (当)¥1,800 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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パチクリエレガンス
バッキー(alt sax)斉藤’社長’良一(guitar)ヒゴヒロシ(bass)岡村太(drums)
2008年、八王子のclub shelterよりライブの依頼があり、ヒゴがメンバーを招集。当初はバンド名もなく、カバー曲と僅かなオリジナル曲のセッションからスタート。当時のサウンドは、どことなくゆがんだラウンジ寄りの温帯系フレーバーが含まれていたが、翌年春にはバンド名をパチクリエレガンスとし、ヒゴによる変態的なオリジナル曲が芽生えていく。しかしながら、演奏内容としては各メンバーのフリーキーなアプローチによるインプロ要素が大きな割合を占め、ひとつの枠ではなんとも収まりきれない独自なバンドの存在感を呈している。当人たちはロックでもジャズでもなく、その他の音楽と自称しつつ、いいあんばいを見計らう。現在超スローペースながら、初のフルアルバムをレコーディング中である。
padge


tonton

2019-06-29

2019年6月29日(土)ラッキーオールドサン 「旅するギター」release tour 2019 松本編


ラッキーオールドサン

タイムレスなポップスを紡ぐ男女デュオラッキーオールドサンが
一夏の日々が記録されたロックアルバム「旅するギター」のリリースパーティーを開催!

タイムレスなポップスを紡ぐ男女ポップデュオ”ラッキーオールドサン”が3rdフルアルバム『旅するギター』のリリースツアーとしてバンドセットでギブミー初登場!

ラッキーオールドサンは、ナナ(vo)と篠原良彰(vo,g)による2014年にデビューした男女ポップデュオ。日本語フォーク、ユーミン、ティンパン・アレーなどの70’sポップス、さらには童謡までをも思わせる日本語の響きを存分に活かした素直なメロディ、ひねくれ者の屈託と青春の終わりの苦悩を滲ませつつも人々の生活を自然体に肯定していくようなリリック、アコースティック〜トラッド〜ギターポップまでを自在に行き来しつつも、大学のサークルの一室で鳴らされるようなエバーグリーンな煌めきを忘れないポップサウンドは、ストレートな情熱とも、皮肉めいた冷笑とも距離をとりながら不思議な温度感の魅力を放ちます!今回の最新アルバム「旅するギター」では、「バンドサウンド」「ロックンロール」というシンプルな思いつきから声をかけられたラッキーオールドサンの二人とほぼ同世代のメンバーたち<田中ヤコブ(Gt./家主)、渡辺健太(Ba.)、岩出拓十郎(Gt./本日休演)、西村中毒(Dr./渚のベートーベンズ)>とともにレコーディングを敢行。「バンド」的なものに向かう中で、結果それがまさしく「バンド」になり、ヒリヒリとした衝突も経ながら、一夏の日々が記録された生々しいロックアルバムが誕生しています。リズム主体、ビート主体の音楽シーンの中で、あくまで普遍的なメロディの魔法を強く信じ、淡々と突き進む二人と、その仲間たちによる音楽、必見です!

この日は、ラッキーオールドサンのサウンドには欠かせないギタリストとしても活躍する田中ヤコブも参加する4人組ロックバンド”家主”も登場。密かに制作していた莫大な宅録群が発見され、トクマルシューゴ主宰レーベル”tonofon”より1stアルバム「お湯の中のナイフ」がリリースされた知るひとぞ知るベッドルームポップメーカー”田中ヤコブ”と、もう一人のフロントマンである田中悠平の紡ぐ歌の世界が、過激に歪んだディストーショントーンのヒリヒリとした音像の中で、鋭く光る!彼らの産み落とすメロディには、はっぴいえんどの郷愁、ロジャー・ニコルス的ソフトロックの職人芸、マグネティックフィールズやBMXバンディッツなどのギターポップにも通じる煌めき、陰り、ロマン、怠惰が入り混じった純粋さ、日常生活の些細な場面のBGMにもフィットするような自然体のリアル、その全てを同時に感じることができます…!70年代の日本語ロックと90’sオルタナ、80’sギターポップがギリギリのバランスで交差する彼らの焦燥ロックンロールも必見。

共演は、日常を高解像度で切り取ったヒリヒリとした歌詞世界が刺さるフォークマナーの歌心とジャングリーポップサウンドのコントラストが眩いインディポップバンド”コスモス鉄道”。今回はシンセのサポートメンバーが加わった4人編成での演奏とのこと!

フォークの歌心が、ロックンロールへの憧憬とともに心に突き刺さる一夜!
ソールドアウトの可能性もありますので、ご予約はお早めに。

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2019年6月29日(土) Give me little more.
『ラッキーオールドサン  「旅するギター」release tour 2019 松本編』
▽Live: ラッキーオールドサン (band set)/ 家主(東京)/ コスモス鉄道
▽料金:(前)¥3,000 / (当)¥3,500 / (学割)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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ラッキーオールドサン
ナナ(Vo)と篠原良彰(Vo,Gt)による男女二人組。二人ともに作詞/作曲を手掛け、確かなソングライティングセンスに裏打ちされたタイムレスでエヴァーグリーンなポップスを奏でる。2014年12月にkitiより1st mini album『I'm so sorry,mom』でデビュー。 詩と歌のシンプルなデュオ編成から、個性的なサポートメンバーを迎えたバンド編成まで、様々な演奏形態で活動を展開。輝きに満ちた楽曲の数々は多くのリスナーを魅了し、またその確かな音楽性が多くの同世代バンドからも熱烈な支持を得る。

家主

2019-06-24

2019年6月24日(月) 『kuri Japan Tour 2019 松本公演』


kuri

カナダ・ブリティッシュコロンビア発、職人的アレンジの
チェンバーポップ/シネマティックフォークプロジェクト"kuri"が初登場!

カナダ・ブリティッシュコロンビアのシンガー、マルチ奏者、サウンドプロデューサー”Scott Currie”によるチェンバーポップ/シネマティックフォークプロジェクト”kuri”がギブミーに初登場!

2017年よりkuri名義で楽曲制作を行う彼。2018年にはコンペディション・CBC Searchlightにて勝ち抜き、LAとバンクーバーをまたにかけるレーベルnevado musicと契約。2019年6月に1st フルアルバム「No Village」をリリースし、次なるステップへと踏み出している注目の存在です。みずみずしく有機的なストリングスの響き、控えめながら楽曲の根幹をなすピアノのアンサンブル、厳然と佇む打楽器が支えるボトム、センシティブな歌声から感情を直接揺さぶるような絶唱まで俳優のように様々なペルソナを行き来するドラマティックなボーカル…彼が紡ぐ、端正なサウンドデザインと静かなエモーションが渦巻くシネマティックフォークの世界。その思慮深く構築された世界観とポップソングとしてのドラマ性は、彼の豊穣な音楽的バックボーンと、鋭い観察眼に裏付けられています。レディオ・ヘッド、デヴィッド・バーン、ロバート・グラスパー、ジョン・ケージから作曲の多大なインスパイアを受け、現在も各地の民族音楽からヒップホップの新譜までを貪るように聴きつつ、マルチ奏者としてピアノ、ドラム、コンガ、ストリング、ホーン、ベース、ギターまで数々の楽器を操る彼。自らを「観察者」と位置づけ、その鋭い観察眼で目に映る事象の構造を分析しながら創作のテーマを導き出し、描写。親しい人との離別、集団や全体性の中ではかき消されてしまう個人の感覚といった、ともすれば絶望へと陥るようなあらゆる人生の不可能性を丁寧に拾い上げながら、ある種のヒーリングミュージックのようにも響くエーテルに満ちた音楽を紡いでいます。ボン・イヴェール、フリートフォクシーズなどのチェンバーポップ、ポストクラシカルや、アイスランド音楽、スフィアン・スティーブンスやアンディ・シャウフのような職人的インディ・フォークのファンはぜひ、お見逃しなく。

共演は、3組。

1組目は、名古屋を拠点に活動する若手メランコリックシューゲイザー/ポストロックバンド”The Rainy”。緊張感を持って紡がれる寒色に浮遊するアンビエンスと、広がる空間の中でも存在感を放ち続ける芯の強い歌心は要注目!

2組目は、エリオット・スミスを敬愛するサッドフォークシンガー”伊東 諒”。90’s USインディロックを彷彿とさせるメロディラインに、ナイーブな感情が静かに染み渡った日本語詞が気持ちよく走り、どことなく里山の郷愁までも漂う和製オルタナベッドルームフォーク。

3組目は、アコースティックトイポップ夫婦ユニット”ナントカズ”。アコースティックギター、ウクレレ、ハンドパン、ウィンドチャイム、ヴィンテージリズムマシンなどを用いながら、細野晴臣リスペクトな感性で紡がれる郷愁と旅情漂うトロピカルベッドルームがふやけたサイケデリアを漂わせる!

それぞれの美意識と淡色の情熱を味わう滋味深い一夜になりそうです。

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2019年6月24日(月) Give me little more.
『kuri Japan Tour 2019 松本公演』
▽Live: kuri (カナダ)/ the rainy(名古屋)/ 伊東 諒 / ナントカズ
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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kuri


ナントカズ
 
伊東 諒

2019-06-22

2019年6月22日(土) SaToA & Marking Records presents「私たちの窓からこんにちは 〜オムレツの回〜」


SaToA

イノセンスな煌めきのメロディを全員ボーカルで歌う
東京の最注目ガレージポップバンド"SaToA"の新作リリースパーティーを開催!

東京のガレージギターポップトリオ"SaToA”が新作アルバム「scrambled eggs」をリリース!おなじみ、松本・日の出町のレコードショップ"MARKING RECORDS"とSaToAの共同主催としてリリースパーティー「私たちの窓からこんにちは〜オムレツの回〜」をギブミーで行います!

SaToAは、Sachiko、Tomoko、Amiの3人によるガレージポップバンド。2014年末、池袋ミュージックオルグのファイナルパーティーでの衝撃の初ライブ以来、メロディの豊潤さと、その瑞々しい演奏で一躍話題ととなり京都の良質インディレーベルSecond Royalより7インチをリリース、Hello Hawkとのスプリット台湾ツアー、自主レーベル〈kesäkuuta market〉の立ち上げなどめまぐるしい活動を行い、着実に多くの人の心を捉え始めています。そのサウンドは、多くの人に届くポップセンスと定型から逸脱した歪な魅力が交差する彼女たちならではインディポップを展開。ジャパニーズポップスの歌心が溢れつつ野心的な冒険へと踏み出す癖のあるメロディライン、メンバー全員メインボーカルスタイルでのスイートなハーモニー、ギターポップの煌めきと不協和音やズレも全て旨味に変えるガレージバンドとしてのラフな魅力がたっぷりの演奏…自分たちの確たる美意識を道標にしながら自由な実験に満ち溢れた彼女たちの音楽。今作「scrambled eggs」は、エイトビートのストレートなギターロック〜うねるベースライン、粘るカッティングによるファンク調のアプローチまでをカラフルに行き来しながら、どこかくすんだ、ほろ苦なサイケデリアが滲むバンドサウンドが印象的。新作が出るたびに、毎回、新しい表情をみせるSaToA!今回のライブも期待が高まります!シャムキャッツ、サニーデイ・サービス、カネコアヤノのファン、インディポップファンはもちろん、渋谷系〜ネオアコ〜ガレージ・パンクのファンにまで幅広くおすすめ! 

共演は、

ナイーブなコーラスワークが美しい夢想サイケデリアオルタナ~ニューオーダー的ダンサブルニューウェイブまでを楽器を持ち替えながら3人で鳴らすDIYスタイルなドリームパンクバンド"Her Braids”、

日常を高解像度で切り取ったヒリヒリとした歌詞世界が刺さるフォークマナーの歌心とジャングリーポップサウンドのコントラストが眩いインディポップバンド”コスモス鉄道”。(今回はシンセのサポートメンバーが加わった4人編成での演奏とのこと!)

DJには、
インディミュージックパーティー「Hungry Beat!」のDJクルーが参加!

さらに、今回のリリースパーティーには、「scrambled eggs」のアートワークを担当した"michikuso"がショップ出店&会場をデコレーションしてくれます!お楽しみに!

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2019年6月22日(土) Give me little more.
SaToA & Marking Records presents「私たちの窓からこんにちは 〜オムレツの回〜」
▽Live: SaToA / Her Braids / コスモス鉄道
▽DJ:  Hungry Beat! DJs
▽Shop & Decoration : michikuso
▽料金:(前)¥2,300 / (当)¥2,800 +1Dオーダー
▽時間:(OPEN &START)19:00〜
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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SaToA
東京発のガールズ・バンド。メンバーはSachiko(g,vo)とTomoko(b,vo)の実の姉妹に、Tomokoの同級生のAmi(ds,vo)を加えた3名で構成。バンド名はメンバーそれぞれの名前のイニシャルを取ったものに由来。2014年にライヴ・デビュー。自主制作CD『SaToA』や7インチ・シングル「Trees / 手紙」などを制作し、東京のインディ・シーンで着実にファンを獲得。2018年に自主レーベル〈kesakuuta market〉を設立し、1stミニ・アルバム『スリーショット』を発表。2019年に2ndミニ・アルバム『scrambled eggs』をリリース。

Her Braids
長野県松本市を拠点に活動するバンド。P-heavyのChifumi、松本で音楽活動を行っていたRikaとRikoにより2017年春に結成。ナイーブなコーラスワークによるオルタナサイケデリアからドリームパンクまで、3人でギター、ヴァイオリン、ベース、シンセ、ドラムなど楽器を持ち替えながらDIYに鳴らす。

コスモス鉄道

















https://twitter.com/cosmostrainband?lang=ja

michikuso



















2019-06-19

2019年6月21日(金)「SELDOM #2」

daborabo

柳沢 耕吉

インプロビゼーション・ライブプロジェクト"SELDOM"がスタート!

3月に立ち上がったインプロヴィゼーションのニュー・イベント「SELDOM」。企画者は、ジャズ/即興演奏を中心に活動し、最近は音響作品の製作にも力を入れているギタリスト・柳沢耕吉。このイベントでは、毎回新たに登場するゲストと、主催の柳沢耕吉によるライブに加え、即興のコラボレーションの時間を設けて、相互に探り合い、影響しあいながら、変化していく様を楽しみます。「フリージャズ」、「実験音楽」、「アヴァンギャルド」などのカテゴライズへは向かわず、そこで起こっていることが何なのか?考える余白たっぷりの「曖昧な感覚」を呼び起こす場になればいいです。

第2回目のゲストは、イラストレーター"山崎 美帆”による音楽パフォーマンスプロジェクト"daborabo”。可憐で、繊細であると同時に奔放なタッチのドローイングと、カシオトーンとディレイペダルによる宇宙アンビエント演奏、不思議なオブジェクトを組み合わせてアナログに生み出す光と影のビデオ投影…これらの行為がステージの上で同時に展開されて一編の物語を紡いでいくシネマティックなパフォーマンスは必見!

今回、柳沢は、アヴァンジャズトリオ”トポロ爺”で演奏を共にするコントラバス奏者・中川文太(破天荒フォークロックバンド”だんだんよくなる”のメンバーでもある。)と映像と音楽のユニット「ナライガワ製作所」としてパフォーマンスを展開。事前に撮影されたギブミーでの演奏風景を<鏡像>として左右反転で投影、別モチーフの映像も交えながら、コントラバス、ギター、カセットテープを用いた即興演奏を行います。異なる時間軸の場面が、鑑賞者の頭の中で相互に関係性を結んでいく実験的パフォーマンス、お楽しみに。

イベントのクライマックスには、3人による打ち合わせなしの即興コラボレーションもあります。

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2019年6月21日(金) Give me little more.
「SELDOM #2」
▽Live:daborabo / ナライガワ製作所(柳沢耕吉+な)
▽料金:¥1,000 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)20:00

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daborabo


長野県上田市出身

明治学院大学 フランス文学科卒業 
セツ・モードセミナー卒業

 現在は松本を拠点にして、
雑誌、書籍、広告、CD・LPジャケット等のイラストを手がけている

 映像、音楽作品なども製作中

柳沢 耕吉

1990年生まれ、東京/長野育ち。15歳でギターを始める。大学からジャズに傾倒、卒業後ニューヨークへ渡り市立シティカレッジで学ぶ傍ら、様々な音楽家、芸術家と交流していく中で何かが曖昧になり、それを大切にしている。2017年に帰国、長野在住。野外録音と音響に注目した初作品「In The Dreams Some Drops Had」がパリで開催されたコンクールPrix Presque Rien 2017にて大賞を受賞。ジャズ、即興演奏を中心に活動している。

リンク:「プレスク・リヤン賞2017で頂点に立った、柳沢耕吉ってどんな人?」

2019-06-16

2019年6月16日(日) ダイバーキリン「忘れてしまうようなこと」リリースツアー 松本編

 
ダイバーキリン

初期くるりやサニーデイ・サービスを彷彿とさせる歌心を
ディストーションが渦巻くオルタナサウンドで鳴らす
センチメンタル日本語ロックバンド"ダイバーキリン"が登場!

大阪から、ささやかな情景へのまなざしを熱量たっぷりに放つセンチメンタルな日本語ロックバンド”ダイバーキリン”が新作アルバム「忘れてしまうようなこと」を携え、ギブミーに初登場!

ダイバーキリンは、2013年結成のスリーピースバンド。フロントマン・山中ジョンジョンによる鼻にかかったナイーブな歌声によって歌われる初期くるり〜サニーデイ・サービスの系譜に連なる涙腺を刺激するメロディライン、ブラッド・サースティ・ブッチャーズやBuilt to spillなどの90’s US オルタナへのリスペクトが溢れる感情と直結して暴力的に渦巻くディストーションギター、ドラマー・モリヤンヌのグッと歌の奥行きを広げるオクターブハーモニー…容易な「目新しさ」にとらわれず、シンプルに日本語の響きを活かしたうたものロックを紡ぐ彼らの音楽。熱量をむき出しのままに放出するかのようなステージングを武器にする一方で、詩の世界には想像の余白がたっぷりと残されているのも、また魅力。映画の中ではカットされてしまいそうな何の変哲も無い日常のシーンを丁寧に拾い上げることで、その音楽に触れた人たちが各々の記憶と結びつけながら自分の物語を勝手に紡いでいけるような情景描写の鋭さと絶妙な言葉選びは、私小説的なフォークロックとはまた異なった心地に私たちを運びます。彼らは、バンド活動と並行して2018年より大阪でカフェ・アトリという音楽カフェバーを運営しながら新しい生活をスタート。演出された「生活感」がとうに及ばない、暮らしのリアリティを滲ませながらも、喜びたっぷりに歌を届ける彼らの音楽は、ジャンルの垣根も飛び越えて各地のライブで大反響を呼んでいます!いい歌物バンドを探しているみなさん、ぜひお見逃しなく!

共演は3組を予定。

くぐもった奇妙なエコーサウンドに分厚く塗られた音像の中で、失われた風景を思うような感傷的かつ歌謡的なメロディが響く男女ボーカルドリーミーフォーク/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”(この日はギター、ベース、ドラムによる3人編成で演奏予定。)

ファルセットボイスが美しい松本のファンタジックサッドフォークシンガー”三井 未来”。浮遊感漂う天然に奇怪なコード進行と、空気に溶け込む繊細なハイトーンボイスでファンタジー文学の一編を立ち上げていくようなリリックによるフォーク。

(現在、もう1組ブッキング中。)

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2019年6月16日(日) Give me little more.
 「ダイバーキリン「忘れてしまうようなこと」リリースツアー 松本編」
▽Live: ダイバーキリン(大阪)/ TANGINGUGUN / 三井 未来 他
▽料金:(前)¥1,800  /(当)¥2,300 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
予約:give.melittlemore@gmial.com

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ダイバーキリン
大阪発、男性ギターボーカルと女性リズム隊のスリーピース。 90'sいなたいポップで季節の変わり目系、ええバンド

TANGINGUGUN

2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。読み方はタンギンググン。奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。 2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となる5曲入りカセットテープ『馬鹿な魚』をリリース。 現在はドラム、シンセサイザーの新メンバーが加わり四人編成をメインに活動。2018年6月には、松本のバンドher braidsとともに韓国・ソウルで2日間のスプリットライブを行う。
これまでに、Tara Jane O'neil(US), Yumbo(仙台), moools(東京), 魚座(福岡), Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US), scott and charlene's wedding(AUS), Peach Kelli Pop(US), Parasol(韓国), Goonam(韓国)らと共演。

三井 未来 

2019-06-13

2019年6月13日(木) トークイベント『出張円盤 ”レコード寄席” -ムードコーラス編-』

田口 史人

高円寺の名物コアショップ「円盤」田口史人によるレコード寄席。
今回は「ムードコーラス」編!

高円寺のコアショップ「円盤」店主の田口史人氏による名物イベント!音楽的な文脈から外れた目的でつくられた珍品レコードの数々を紹介していくイベント「レコード寄席」を開催します。

円盤」は、自主制作CDや自主制作本を中心に日本各地で生まれ落ちる自主制作物~おもしろグッズなどの見て触って楽しめる「モノ」を顔のみえる関係性のもとで販売する(時に制作する)スペース。日本屈指の珍レコードコレクターでもある店主・田口氏のライフワーク的レコード収集の末に見つかった思わずハテナを浮かべたくなる奇盤レコードにまつわるエピソードに耳を傾けるのが「レコード寄席」。とはいえ、レコード寄席が取り上げるのは、世に埋れた隠れた名曲やレア盤といったものではありません。ここで話されるのは、音楽的な文脈から外れた目的で生み出され、使用され、そして時代とともに忘れ去られてきたレコードたちのエピソード。たとえば、リコーダーの発表会の記録、80年代の中学校のクラスが歌う「ウィー・アー・ザ・ワールド」の記録、会社の営業PRレコード、宗教の布教レコード、結婚式の引き出物レコード、飲み屋でのカラオケ歌唱がサービスでレコードになったもの、校長先生の演説の記録レコード…etc 昭和の暮らしの傍らで、人々の記憶と結びつきながら存在していたレコードを実際に流しながら、妄想も交えつつ、そこから立ちあがってくる風景に思いを馳せます。これは、もはや音を通じた「昭和民俗史」といっても過言ではないのです!田口氏の軽妙な語り口に、爆笑と最後にはホロリと涙が…。

今回のテーマは日本が世界に誇るべき異形の音楽ジャンル「ムードコーラス」。全員コーラスのバンドスタイルで演奏され、歌われるのはもっぱら夜の盛り場の悲喜交々。そのサウンドは聴きようによっては、サイケデリックにも思えます。ハワイアン〜ラテンへ、戦後の流行のグラデーションの中で、自由な発想と確かな演奏力を持ちながらも、現れては消えていったムードコーラスのミュージシャンたち。紆余曲折の末に、今、現在も活動しているバンドもいれば、業界の荒波に翻弄され表舞台からフェードアウトしていったバンドもあり。音楽性以外の部分でも様々な手段を講じながら、夜の世界を渡り歩いていった彼らの足跡をたどりながら、その独特の世界の中で渦巻く人間模様に触れます!ムードコーラスに全く興味がない人も、クールファイブやマヒナスターズくらいしか知らないという人も大歓迎!田口さんが実際にレコードをかけながら、軽妙な語り口でその歴史を紐解いていってくれます。


当日は、円盤が取り扱う様々な「モノ」(CD、本、ZINE、雑貨…)を田口氏がトランクケースにたっぷりと詰めてやって来て、出張販売も行います。物販コーナーがこんなに楽しいイベントも他にないのでは…!

過去開催時の記事:


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2019年6月13日(木) Give me little more.
トークイベント『出張円盤 ”レコード寄席” -ムードコーラス編-』
▽話し手:田口 史人(円盤)
▽時間:(開場)19:00 / (開演)20:00
▽料金: (前)¥1,500/(当)¥2,000 *ドリンク別
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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田口史人


一九六七年神奈川生まれ。高円寺円盤/リクロ舎店主。九〇年頃から音楽ライターとして活動。同時に新作、旧音源の復刻などのCD制作を始め、これまでに三〇〇タイトル以上を製作。現在は店の営業と平行して、全国各地で「レコード寄席」という出張トークショウを行っている。

2019-06-08

2019年6月8日(土)『PlayBack Lady Zine release party』




グラフィックデザイナー三宅 彩とMARKING RECORDS/Her Braids 前田 理子による
PLAYBACK LADY ZINE vol.3 リリースパーティーを開催!

ジンレーベル・ディストロ"No Lady Swears"を運営し、新宿のインフォショップ”IRREGULAR RHYTHM ASYLUM”を拠点にちいさなジンの集い"Perzine Blues"を定期開催しているグラフィックデザイナーの"三宅 彩"と、MARKING RECORDS/Her Braidsの"前田 理子"が、互いの活動を通じて親交を重ね、共同製作した「PLAYBACK LADY ZINE vol.3」。そのリリースパーティーをギブミーにて開催します!

PLAYBACK LADY ZINE」とは、自分にとって特別な音楽についてパーソナルな視点で語るアンソロジー。vol.3は、三宅と前田の二人が「読んでみたいな」と思う方々へオファーし、集まった15曲15編が収録されています。今回のリリースパーティーは、このジンの寄稿者を中心にライブ、VJ、DJが繰り広げられます!

ライブアクトは2組。

1組目は、ナイーブなコーラスワークが美しい夢想サイケデリアオルタナ~ダンサブルニューウェイブまでを楽器を持ち替えながら3人で鳴らすDIYスタイルなドリームパンクバンド"Her Braids”。今回は、東京を拠点に活動する映像作家の青椒肉絲スペシャルコラボレーションでお届けします。ヴェイパーウェイブ以降の感性にも通じるディストピア的世界観の中で、映像の亡霊と生の身体感覚が戯れる、鑑賞者の身体感覚を狂わせる彼女の映像、Her Braidsの放つ静かな熱ときっと共鳴すること間違いなし!

2組目は、ZINEメイキングからDJまで多才っぷりを発揮しながら、音楽活動も本格的にスタートさせた”nu”。Grimes〜ジャパニーズサブカルチャーまでを脳内で煮込み、深いエフェクトの効いたロボティックな声でちぎり投げる、遊び心と衝動のシンセポップライブセット。

DJは、

異国と音楽、カルトや、自然からインスパイアされた独自の世界観を、イラストやコラージュを主に国内外問わず制作&発表する”Sakura Fantasma”。耽美なダークウェイブ〜エレクトロ〜ウィアード・ポップなどを愛する一貫した美意識が滲んだセット。

さらに、90年代から00年代初頭まで日本中のオーディオアーツファンを魅了した伝説のレコードショップKurara Audio Artsの主宰者”野界 典靖”も参加!ノイズ、ローファイ、ジャズ、ブルース、フレンチ、効果音レコード、サウンドトラックに至るまで多岐にわたるアバンギャルド・ミュージックに精通したセレクトをお楽しみに!

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2019年6月8日(土) Give me little more.
PlayBack Lady Zine release party
▽Live: her braids + 青椒肉絲 / nu

▽DJ:  Sakura Fantasma(山梨)/ 野界典靖(東京)
▽料金:(前)¥1,800 / (当)¥2,300 +1Dオーダー
▽時間:(OPEN &START)19:00〜
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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同時開催:
6/8 12:00-18:00、6/9 12:00-15:00
PLAYBACK LADY ZINE Pop-up & Exhibition
at MARKING RECORDS

「PLAYBACK LADY ZINE」の寄稿者によるジンや作品のディストロ・販売、展示がMARKING RECORDSにて同時開催!入場無料。リリースパティーとあわせてお越しください。

Shop:
No Lady Swears
Norspök
DA NOISE BOOKSTORE

Exhibition:
須藤はる奈
Aya Miyake
Kanako Sekine

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Her Braids











長野県松本市を拠点に活動するバンド。P-heavyのChifumi、松本で音楽活動を行っていたRikaとRikoにより2017年春に結成。ナイーブなコーラスワークによるオルタナサイケデリアからドリームパンクまで、3人でギター、ヴァイオリン、ベース、シンセ、ドラムなど楽器を持ち替えながらDIYに鳴らす。

青椒肉絲
https://chinjao-rosu.tumblr.com/

Sakura Fantasma
https://sakurafantasma.tumblr.com/


2019-06-02

2019年6月2日(日)「Joni Void Japan Tour 2019 松本公演」

 
Joni Void

モントリオール発、ミュージックコンクレートを現在地で鳴らす
サウンドコラージュ音楽家"Joni Void"が登場!

フランス生まれ、モントリオールを拠点に活動するサウンドコラージュアーティストJean Cousinによるソロプロジェクト”Joni Void”(ex:Johnny_ripper)が、登場!

古い実験映画、自身の子どものころから現在までの個人的な記録からの様々な音(ボイスメモ、ホームビデオ、ビデオゲーム…)、友人の声などを素材として用いながら緻密にエディットされたサウンドコラージュの世界は、アップデートされたミュージック・コンクレートでもあり、アンビエントとエレクトロニカの中間で鳴るミニマルなダンスミュージックとしても響きます。硬質な電子音、耳元でささやくような数々の声、サンプリング劣化による暖かくノスタルジックな打音が同時に漂う音の渦に浸ると、ドキュメンタリー映画でも眺めているような生々しい他人の生活の息吹を感じつつ、同時に幽霊たちの終わりなき徘徊を眺めているような心地に…。
14歳で独学で音楽制作を学び、イギリスの人気SFテレビ番組「Doctor Who」の音楽を手がけた電子音楽の先駆者デリア・ダービシャーや、ヤン・ティルセンやフィリップ・グラスなどが作曲した映画音楽、Boards of Canada、Four Tetなどの2000年代のエレクトロニカなどからのインスパイアされながら、オンライン上を中心にJonny_ripperとして活動していた彼。モントリオール移住後は、GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR主宰のConstellation Records周辺のDIYシーンの中で、ライブミュージックとしての身体性を身につけ、自身の音楽をより骨太で多面的なものにしていきます。Joni Void名義に改名後リリースした2枚のアルバム「Selfless」(2017)「Mise En Abyme」(2019)はpitchforkを筆頭にしたメディア上でもかなりの高評価を獲得。世界中の電子音楽ファンたちの注目が集まる中での中での初来日公演となります。パーソナルな体験、実感を掘り下げるような内省的な世界観をもっているようでありながら、同時に(かなり静的ではありながら)ダンスミュージックとしての高揚をにじませる開放性を持ち合わせた彼の音楽をお楽しみに!

共演は、ボリューミーに4組。



木漏れ日のラビリンスに迷い込んだような永遠の時間を生み出すアンビエント〜ドローンが素晴らしい、数々のネットレーベルから楽曲をリリースしている北アイルランド出身松本在住の音楽家”Darren McClure”、

オブソリートで懐かしいシンセや自作・改造楽器を響かせる電子音マニアstevenこと"sho sugita”によるノイズミュージックセット。今回は、新たに自作のビデオシンセサイザー、synthstromのサンプラーなども用いたニューセットで登場。


カセットMTR、シンセサイザー、サンプラー、ゲームコントローラーを用いたVJセットなどを並べて行う自宅の機材部屋で音楽実験を繰り返しているような親密感のあるパフォーマンスが印象的な電子音楽ユニット”GENEI”。ミニマルなリズム、ガラスの破片のような繊細なシンセサウンドが歪みながら交差するインテリジェント・エレクトロ。

霧がかった深い森を想起させる厳かなフィンガーピッキングギターと、自分の生活圏内から滲みでてきた歪なボキャブラリーのコントラストが素晴らしい松本の幽玄アシッドフォークシンガー"玉屋”。今回、唯一の歌物アクトとして登場。最近のエレキギターと巧みなディレイペダルプレイによるアンビエントフォークセットは必見。


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2019年6月2日(日) Give me little more.
 「Joni Void Japan Tour 2019 松本公演」
▽Live: Joni Void(カナダ)  / Darren McClure / sho sugita / GENEI  / 玉屋 
▽料金:(前)¥2,000  /(当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
予約:give.melittlemore@gmial.com

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Joni Void



Darren McClure



玉屋

2008年頃から松本市を拠点に弾き語りを始める。
2009年頃、『犬とギター』を結成するも、1年ほどで解散。
2010年頃からは『玉屋バンド』としても活動中。
3枚の宅録ソロアルバムを経て、2016年3/5にミニアルバム『bird watching』をリリース。
幽玄なギターフレーズに隠しきれない天然感覚の言葉遣い。

2019-06-01

2019年6月1日(土)「Dance with Alps」

valva

海洋天堂

神戸アンダーグラウンドの重鎮サイケガレージバンドと、
名古屋のストレンジアイリッシュデュオが登場!

関西と東海地区のライブハウスシーンに造詣が深い岐阜のタクシードライバーK氏による恒例ライブイベント、アルプスシリーズ「Dance With Alps」を開催!今回はゲストとして、関西インディ/ガレージシーンのベテランバンド”valva”と、昨年も登場した名古屋のストレンジアイリッシュフォークデュオ”海洋天堂”が登場。

valva”は、神戸を拠点に活動するベテラン4人組サイケデリックガレージバンド。彼らの放つ一見シンプルなガレージロックの中には、観る瞬間よって、パンクロックの刹那、グラムロックの妖艶な世界、ニューウェイブの鋭利な危うさ、オルタナティブの開拓精神が自然体に滲み出て、その形容しがたい感覚を最終的に「サイケ」と呼びたくなるような彼らの音楽。チャイルディッシュに甲高いフロントマン松尾氏の声と、その甘いメロディラインが聴こえた瞬間に「この音楽の代わりになるものなどないだろう」と誰もが確信し、騒音の中の夢見心地を味わうはず!関西アンダーグラウンドシーンで彼らの名前を知らない人はおらず、長い活動キャリアの中で現在も共演する若手バンドたちが口々に影響を公言。踊ってばかりの国は、キングブラザーズの企画ライブでvalvaを観てバンドを結成したという逸話も。ガレージロック、60’sサイケデリックロック、グラムロックのファンはもちろん、N’夙川BOYS、踊ってばかりの国、HAPPY、メシアと人人、台風クラブのファンなどのファンまでに幅広くおすすめ!関西エリアでのライブが多い彼らのライブが松本で観れる貴重な機会です!


海洋天堂”は、名古屋のヴァイオリンとギターと歌のアコースティックデュオ。アイリッシュ音楽とフォークをベースにした陽だまりサウンドと、プリミティブな歌声による素っ頓狂なメロディがクセになる!牧歌的なアコースティック音楽のようでいて、たまの開拓した奇妙な日本語フォークの世界や、Kレコーズ周辺のDIYフォークにも共鳴するような天然のストレンジ感に魅了される人、続出!
関西、名古屋、松本のインディシーンが邂逅するこの一夜をお楽しみに。

共演は、この2組。

くぐもった奇妙なエコーサウンドと煌めきのシンセサウンドに分厚く塗られた音像の中で、失われた風景を思うような感傷的かつ歌謡的なメロディが響く男女ボーカルドリーミーフォーク/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN

2組目は、オルタナフォークバンド”ヒーターズ”の伊藤圭がソロアルバム制作を経て結成した新バンド”伊藤圭ザ・バンド”。90’s オルタナティブを軸にした感傷的な楽曲が、ミニマルファンク、ネオソウル、MPB、ヒップホップへの憧憬が漂うほんのりシティなサウンドを纏った新感覚ポップス。
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2019年6月1日(土) Give me little more.
 「Dance with Alps」
▽Live:valva(神戸)/ 海洋天堂(名古屋) / TANGINGUGUN / 伊藤圭ザ・バンド
▽料金:(前)¥2,000 (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmial.com


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valva


海洋天堂

TANGINGUGUN

2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。読み方はタンギンググン。奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。 2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となる5曲入りカセットテープ『馬鹿な魚』をリリース。 現在はドラム、シンセサイザーの新メンバーが加わり四人編成をメインに活動。2018年6月には、松本のバンドher braidsとともに韓国・ソウルで2日間のスプリットライブを行う。
これまでに、Tara Jane O'neil(US), Yumbo(仙台), moools(東京), 魚座(福岡), Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US), scott and charlene's wedding(AUS), Peach Kelli Pop(US), Parasol(韓国), Goonam(韓国)らと共演。