2018-04-29

2018年4月29日(日・祝)『Peach Kelli Pop Japan Tour 2018 松本公演』Rhyming Slang×Marking Records


Peach Kelli Pop
TAWINGS

カナダ発、カリフォルニアを拠点に活動する
極甘メロディと疾走ドタバタビートのガレージバブルガムポップバンドが来日!

次世代のインディ・ロック・バンドを愛情たっぷりにフックアップし、近年は韓国や台湾にもその輪を広げているDIYイベント"Rhyming Slang”と、世界中に散らばる局所的なインディシーンの熱にまなざしを向ける松本日の出町のレコードショップ”Marking Records"の共同企画をアメリカ、東京からゲストを迎えて開催!

1組目のゲストバンドはカリフォルニアより、人気ガレージポップレーベル・バーガーレコーズからもリリースするアリー・ハンロンを中心としたローファイ・ガレージ・ポップバンド”Peach Kelli Pop”が登場!はじけるチャイルドライクな歌声、レトロなバブルガムポップの香りが漂うシンガロング必至のグッドメロディ、ポンコツカーで仲間とドライブするようなドタバタ疾走パンクビート…B級ティーンムービーの世界にトリップしそうなバカ騒ぎの楽しさを纏いつつ、自然に湧き上がる社会的な抑圧への怒りも包み隠さず、ポップの魔法を武器に闘う、甘くも骨太な彼女たちのライブ、必見です!美少女戦士セーラームーンにインスパイアされている(実際にテーマ曲をパンクカバーしている)というエピソードからも伺える日本びいきで、今回なんと4度目の来日!待望の松本公演。

2組目のゲストバンドは、ジャパニーズインディシーンに突如登場、SXSW2018にも出演した話題沸騰中のガレージポストパンクバンド”TAWINGS”。The Fall〜初期Elasticaを思わせる胸の奥のざらつきを鳴らすようなギターとソリッドなアンサンブル、LA LUZとも共鳴するような熱帯夜の気だるさが黒光りするビザールサーフガレージの空気感、容易に夢を売らない突き放すような淡々としたステージでの佇まい…そのどれをとっても不穏で、禍々しく、最高にクール!!

地元共演バンドは2組。

ポストパンク、ノーウェイブ、ダークウェイブ、ゴシック、メタル、オルタナティブロックへの過剰な愛で全てをデストロイするショッキング・ハードコアバンド”inco.”(2000年代後半の長野シーンを騒然とさせその後一旦解散、昨年再結集!過去のshort !sharp !shock!なスタイルをかなぐり捨てて、新たなる姿で松本へ再降臨!)

Lo-fiで奇妙なエコーサウンドと煌めきのシンセサウンドに分厚く塗られた音像の中で、失われた風景を思うような感傷的かつ歌謡的なメロディが響く男女ボーカルドリーミーフォーク/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN"。

DJはこの2人。

ゲストDJは、横浜・綱島のパンク/ガレージ/インディを中心とした中古盤から現行バンドの新譜までを扱うr/Dream On Recordsの"nakamura"氏。

松本からはダークシンセウェイブ〜ジャンクエレクトロ〜ポエムコア〜クラシック〜エンヤまで、ジャンル超越的ストーリーテリングな選曲が光る”nu"。

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2018年4月29日(日・祝) Give me little more.
Rhyming Slang×Marking Records presents
Peach Kelli Pop Japan Tour 2018 松本公演
LIVE:Peach Kelli Pop(US) / TAWINGS(東京) / inco / TANGINGUGUN 
▽DJ:nakamura(r/Dream On Records)/ nu
▽料金:(前)¥2,500 / (当)¥3,000 +1Dオーダー
▽時間:(START)18:30 -
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Peach Kelli Pop



TAWINGS
2016年に結成された女性4人組ポストパンク・バンド。80年代のニューウェイヴやジャーマン・ロックなどの影響を感じさせるユニークなサウンドで、まだアナログ・シングルとかセットしか作品が出ていないのに話題を呼ぶ存在に。80年代的でありながら未来的なセンスを感じさせるファッションなど、新時代のアイコンとしても注目されている。

Inco.

2006年結成。いろいろあって一旦解散後、2017年に再集結。過去のshort !sharp !shock!なスタイルをかなぐり捨て、post punk,hardcore,no wave,dark wave,metal,gothic,alternative,hip-hop等を通過しつつも、あくまで素直に湧き出る感情を、音とパフォーマンスに昇華するスタイルを実践中。破壊、再構築。We are Destroyer Squad!

TANGINGUGUN

2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。 奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。 2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となるミニアルバム『馬鹿な魚』をリリース。 これまでに、Tara Jane O'neil(US), Yumbo(仙台),Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US),scott and charlene's wedding(AUS),Jay Arner(CAN),Fake Tears(CAN),Parasol(KOREA),Magic Island(DEU)らと共演。

2018-04-21

2018年4月21日(土) 『Hungry Beat! #13 GUEST:SaToA』

SaToA

イノセンスな煌めきのメロディを全員ボーカルで歌う
東京の最注目ガレージポップバンドが登場!

ハラペコたちのためのインディミュージックパーティー”Hungry Beat!”を久しぶりに開催します!

ゲストは、Sachiko、Tomoko、Amiの3人による東京のガレージギターポップトリオ"SaToA"(バンド名はそれぞれの名前のイニシャルに由来)。2年ぶりの登場!
2014年末、池袋ミュージックオルグのファイナルパーティーでの衝撃の初ライブ以来、メロディの豊潤さと、その瑞々しい演奏で一躍話題ととなり京都の良質インディレーベルSecond Royalより7インチをリリース、Hello Hawkとのスプリット台湾ツアーなどめまぐるしい活動を行い、着実に多くの人の心を捉え始めている彼女たち。湧き出るように自然に生まれてくるイノセンスな煌めきのメロディの数々、メンバー全員メインボーカルスタイルでのスイートなハーモニーは、永遠に穏やかな春の午後が続いていくような気分に浸らせてくれます。ギターポップへの憧憬と自然に滲み出た90’sジャパニーズポップスのフィーリングが入り混じる歌心に対して、演奏はガレージ感たっぷり。ふいに飛び込む不協和音や、絶妙なズレには独特の倦怠感が漂います。初期衝動、原石、ピュアネスという枠で語られることも多かった登場当時ですが、ライブ演奏でのラフな魅力は残しつつ、今、バンドは飛躍的に演奏力、アレンジ力を磨き、<有限な輝き>からまた次のフェーズへと進んでいます!今回は、立ち上がったばかりの自主レーベル〈kesäkuuta market〉よりリリースされた1stミニ・アルバム『スリーショット』を携え、松本にやってきてくれます。

共演バンドは、
異国情緒漂うトロピカル夏休みポップス〜スウィートなAORサウンドまで80'sスタイルのポップスを新世代的に賑やかに再解釈した小洒落背伸びポップスユニット”金魚注意報”(今回からデュオ編成で新しい音楽性へと歩み始めるとのこと!)

80’sジャパニーズポップス〜アメリカーナの旨みにほんのり漂うラウンジ感で、おとぎの国の路上音楽のようなファンタジックフォークを奏でる小楽団”クイクイジーラ

DJは、お馴染みHungry Beat!DJs(今回から、金沢から松本に移住してきたisseiが参加!)

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2018年4月21日(土) Give me little more.
『Hungry Beat! #13 GUEST:SaToA』
▽Live:SaToA(東京)/ 金魚注意報  / クイクイジーラ
▽DJ:Hungry Beat! DJs
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(START)18:30 -
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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SaToA
東京で活動する女の子3人・スリーピースバンド。
ギター・ベース・ドラムに3人がヴォーカルを務めるという珍しいスタイルで活動中。
2014年に結成、翌年に自主制作CD、7inchレコードを立て続けにリリースし、楽曲の持つメロディセンスや音楽の幅の広さから、たちまち話題に。シャムキャッツ主催のイベントをはじめ数々のライブにもバンド・アコースティック編成で場所や人に合わせてライブを披露。MV、ラジオ制作(サトアのなんちゃらラジオ)など興味のあるものに対して追求するDIY精神もあり、音楽活動以外にも積極的に行う。2018年1月24日、kesäkuuta marketを立ち上げ待望の1st ミニアルバム「スリーショット」をリリースする。
バンド名は、メンバーの頭文字(幸子: Sachiko、朋子: Tomoko、亜美: Ami)をとって名付けられた。

Member
佐久間幸子 / Guitar. Vo
佐久間朋子 / Bass. Vo
大石亜美 / Drum. Vo

金魚注意報

異国なトロピカルを奏でたかと思えば、甘く切ない冬を歌う。大学のサークルメンバーから結成し、松本市を拠点に活動する背伸び小洒落ポップバンド。2017年に自主制作盤ミニアルバム『水泳局』を発表、また今年の3月にはミニアルバム『you send me』を発表し只今絶賛発売中!

2018-04-17

2018年4月17日(火) 『JESSICA SLIGTER Japan Tour 2018 松本公演』

Jessica Sligter

ノルウェー発、エクスペリメンタル名レーベル”Hubro”の
音響アヴァンフォークシンガーが登場!

音響〜電子音楽〜インプロ〜実験音楽を越境するノルウェーの名インディレーベル”Huburo”からリリースするノルウェー・オスロ発のシネマティック音響アヴァンフォークシンガー”JESSICA SLIGTER”がユニット編成でギブミーに登場。理性と感情、個人の内面と社会現象を同時に捉え両側面へとアプローチする歌詞世界を、奇妙なシャンソンのようにも聴こえる過剰に演劇性のある歌唱を通じて表現する彼女の音楽。サウンドにドローン、ノイズ、ミニマルシンセウェーブ的音響アプローチを纏い、紡がれる、不快感さえ引き起こすような仄暗い世界観。この不気味さは異端宗教の儀式か、はたまた地獄のミュージカルか?不安や恐怖心に対峙することでしか得られない「浄化」の感覚がここには確かにはあります。彼女のバックボーンには、キリスト教の伝統的ハープ音楽〜戦前のブルースへの尊敬が込められた静かな歌心が横たわり、緊張と不安による恐怖音楽劇のような世界の中に、美しい安息をもたらします。ヴァシュティ・バニアンにも通じるフォークの抒情、レジデンツのファンにも突き刺さりそうな不気味な演劇性、ポストクラシカルファンも唸るであろうアカデミックな音楽的素養による端正な音配置…その音楽性の幅広さを一貫した美意識のもとに一つのプロジェクトにまとめ上げる彼女の才気に触れてみてください!

共演はこの3組。

些細な鳴りや残響までもを精緻にコントロールした削ぎ落とされたストイックなアンサンブルと、決壊したエモーションがモノクロームに交差するエクスペリメンタルポストハードコアバンド”kazzad”、アンドロイドが奏でるJAZZ、

人気のないフロアでラジオから流れるボサノヴァ…そんなイメージを想起させるディストピアのサウンドトラック的シネマティダークダンスビートメーカー"SO"(from GURA GURA)、

文脈編集的アッパーチューンDJ、ライブレポートZINEの活動などジンスタとしても活躍する”nu”によるサンプラーと声とエフェクトによる初ライブセット(幽霊が密室で一人遊びをするかのような断片的ダークシンセウェイブ!)

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2018年4月17日(火) Give me little more.
『JESSICA SLIGTER Japan Tour 2018 松本公演』
▽Live:Jessica Sligter(ノルウェー)/ kazzad  / SO / nu
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Jessica Sligter


kazzad


SO












1986年、東京生まれ松本育ち

hardcore、JAMband等々を経て、machine live等のソロでの活動を2013年より開始。2015年末、同郷のBAb1aとGURAGURA結成。

翌年GURAGURA名義でのコラージュ、手刷りTシャツ、zine等の展示販売を二週間に渡り某ギャラリーにて敢行。
月一での”GURAGURA lounge”を地元松本にて開催している。りんご音楽祭2013〜2016出演。

dubdubしく、黒いダンスミュージックで毎週末DJ中。
GURAGURA7inchシリーズ第1弾を2017年発表
現在losapson?にて自身の作品を発売中。

2018-04-14

2018年4月14日(土) 『City Camp vol.1 松本』ゲスト:BANK

BANK

90's東京ギターポップシーンの重要人物たちによる新感覚都市型ポップスバンド
を迎えたライブイベント開催!

「都市と音楽」をテーマに掲げたポップスイベント「City Camp」がギブミーにて開催されます。

東京からのゲストは、永遠のヤングソウルバンド”ARCH”の中村大と、戦前のジャズやハワイアン、ブルース等をレパートリーに演奏するデヴィッド・バーンも絶賛したアコースティック楽団ノア・ルイズ・マーロン・タイツの鈴木望を中心に結成、90’s東京のギターポップシーンを彩ったCrue-L、バンド(ブリッジ、ラブ・タンバリンズ、Wack Wack Rhythm Band)のメンバーも参加する都会派ポップスバンド”BANK”。クリアなシンセサイザーサウンド、YMOライクなロボットドラム、ブギーファンク調の汗の匂いのしないカッティングギター&ベースによる奇妙なまでに正確なノン・グルーヴな演奏。その「心地よさ」を至上主義的に追求する無機的な美意識のサウンドデザインの中に、ギターポップ〜ネオアコ〜ニューウェイブ〜ポストパンクなどの80’s音楽への隠しきれない憧憬や和物日本語ポップスでしかなしえないメロディラインによるエモーショナルがさりげなく交差する新感覚洗練ポップス!大阪の名レーベルEM recordsよりリリースされた1st EP「True Temp」がアメリカのインディラジオWXYCでオンエアチャート1位に輝いたというのも頷けるのは、彼らが歩んできた東京の風景と洋楽リスナーとして貪欲に吸収してきた音楽的参照点を、現在地から俯瞰して再構築したインテリジェンスの賜物なのではないでしょうか!近年の若手インディシティポップとはまた違った魅力を放っています!渋谷系、キリンジ、Lampのリスナーにはもちろんのこと、シンセポップ、エレクトロファンク、ニューウェイブファンにもおすすめ!


共演バンドに、
ルーツミュージックへの愛が詰まったフォーキーなサウンドと、おとぎ話の断片のようなファンタジックな楽曲を鳴らす5人組楽団”チョコレートタウンオーケストラ”

異国情緒漂うトロピカル夏休みポップス〜スウィートなAORサウンドまで80'sスタイルのポップスを新世代的に賑やかに再解釈した小洒落背伸びポップスユニット”金魚注意報”(今回から新編成!)

DJに、
世界中に散らばる局所的なインディペンデント・シーンの熱を集めたセレクトショップMARKING RECODSの店主であり、キュートでパンクでストレンジな選曲が冴える”riko”

元Wack Wack Rhythm Bandのメンバーでもあり、現在はカリブ海ルーツ音楽のパーティー「music cafe」を主催し、DJイベント「夜間飛行」、Pine Tree Steel Pan Clubのメンバーとしても活動する(そして本職は寺院の住職!)”Oshow”

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2018年4月14日(土) Give me little more.
『City Camp vol.1 松本』
▽Live:BANK(東京)/ 金魚注意報  / チョコレートタウンオーケストラ
▽DJ:riko(MARKING RECORDA) / Oshow(music cafe/夜間飛行)
▽料金:(前)¥1,500 / (当)¥2,000 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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BANK

ニュー・ウェーブ、80S,、ディスコ、ファンカラティーナ..、時代の空気とは全く関係のないHYPEな音楽、ポップスを追求するバンド。
’15年リリースのアルバム「True Tempo」が、米 NC のFM局「WXYC」チャート1位を獲得。

中村大、鈴木望、平見文生のユニットとしてスタート、
ブリッジ、ラブ・タンバリンズ、ワック・ワック・リズムバンド、アーチ等の活動を経て集まったメンバー&ゲストの構成で都内を中心にライブ活動中。

金魚注意報

異国なトロピカルを奏でたかと思えば、甘く切ない冬を歌う。大学のサークルメンバーから結成し、松本市を拠点に活動する背伸び小洒落ポップバンド。2017年に自主制作盤ミニアルバム『水泳局』を発表、また今年の3月にはミニアルバム『you send me』を発表し只今絶賛発売中!

2018-04-11

2018年4月11日(水)『Middle Coast Japan Tour 2018 松本公演』

Middle Coast

カナダ発、70'sヨットロックを新世代的に再発見したビーチミュージックトリオが登場!

カナダ・マニトバ出身のビーチミュージックトリオバンド"The Middle Coast (ザ・ミドル・コースト)"が登場。10代前半から学校をサボってライブ漬けの日々を送り、現在もバンで各地の音楽フェスティバルを中心に日々ライブ生活を送る彼らが生み出すのは、イーグルス、ホール&オーツ、ドゥービーブラザーズなどのアメリカンウエストコーストロックを新世代的に再発見し、パワーポップ/インディロックのニュアンスをたっぷりに生み出した珠玉のポップソング。ギター、鍵盤、ドラムを中心としたライブバンド然とした有機的なグルーヴと全員ボーカルの太陽光ハーモニーによるこの嘘みたいに底抜けに明るさに身を委ねると、80’sティーンムービーのエンディングシーンが永遠に続いていくかのような煌めきとセンチメンタルにクラクラしそうになります…!俺たちにこんな青春時代は訪れなかったと嘆くよりも前に、彼らの演奏から立ち上がる潮の香りに誘われて、妄想のヨットクルージングへと出かけてみてもいいのでは?

共演は、この3組。

くぐもったエコーに分厚く塗られた音像の中で鳴り響く失われた風景を思うような感傷的かつ歌謡的なメロディの男女ボーカルドリーミーフォーク/インディポップバンド”TANGINGUGUN"、

シリアス/ユーモラスの境界で鳴る90'sローファイポップリスペクトな剥き出しのメロディが素晴らしいサッドオルタナフォークバンド"ヒーターズ”、

日常を高解像度で切り取ったヒリヒリとしたリリックとジャングリーポップサウンドのコントラストが眩い!松本の若手人気ポップスバンド金魚注意報の紅一点”おいら”によるニューバンド”コスモス鉄道”。


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2018年4月11日(水) Give me little more.
『Middle Coast Japan Tour 2018  松本公演』
▽Live:Middle Coast(カナダ)/ TANGINGUGUN  / ヒーターズ / コスモス鉄道
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Middle Coast


カナダはマニトバ出身のトリオバンド The Middle Coast。
キャヴェンディッシュ・ビーチ・ミュージック・フェスティバル、ウィニペグ・フォーク・フェスティバルでの出演に加え、ウィニペグ・ウィークリー・ザ・ユニターにおいてライジングスター賞を受賞。2016年のカナダツアーでマイケル・バーナード・フィッツジェラルドと一緒に周り、バッキングバンドとしての役割も果たす。イブニング・ドライブのサウンドトラックにうってつけの、70年代スタイルの爽やかなロックからは懐かしさと新たな発見を同時に引き出すことができる。The Eagles や Hall & Oates、 Motown Soul に影響を受けたそのサウンドは 、わずか数年間で何千時間と過ごしたツアー移 動中のバンの中で更に磨かれ、クオリティの高 いライブでオーディエンスを魅了し続けている。

TANGINGUGUN

2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。 奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。 2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となるミニアルバム『馬鹿な魚』をリリース。 これまでに、Tara Jane O'neil(US), Yumbo(仙台),Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US),scott and charlene's wedding(AUS),Jay Arner(CAN),Fake Tears(CAN),Parasol(KOREA),Magic Island(DEU)らと共演。

ヒーターズ
ヒーターズは、ソングライターでありギターヴォーカルである伊藤圭を中心に、
その時々に手伝ってくれるミュージシャンたちと様々なアレンジ、
コミュニケーション、ライブを繰り広げる、オルタナティブフォークロックバンド。

2018-04-07

2018年4月7日(土)『Mount Eerie Japan Tour 2018 松本公演』

Mount Eerie

モダンサイケデリアの先駆的存在であり続けるUSインディ音楽界の鬼才
"Mount Eerie"が5年半ぶりに来日!

濃霧ようなドローン、奥底で静かに唸るディストーションギター、立体的音響によるドラム録音などによるアナログの随を尽くしたウォールオブサウンドと、不安定ゆえに感情を静かに掻きむしる呟きの歌声により、90年代ローファイと2000年代フリーフォークの橋渡し役を務め、ダーティー・プロジェクターズやアニマル・コレクティヴ、グリズリー・ベアら現在のモダン・サイケデリア/アート・ポップ勢の先駆的存在であり続けて来たUSインディ音楽界の鬼才フィル・エルヴラムによる"Mount Eerie"が5年半ぶりに来日。松本にも登場します。
若干23歳でリリースした『The Glow Pt. 2』がPitchforkにてアルバム・オブ・ザ・イヤーに輝くなどの賞賛を受けながら、K Recordsの看板アーティストとして1990年代後半〜2000年代初頭までザ・マイクロフォンズとして作品を発表し、活動名義をマウント・イアリと変えた後も精力的にリリースを行っている彼。今回のツアーは、2016年に夭折した彼の最愛のパートナー、ジュヌヴィエーヴ・カストレイの死をテーマに、喪失、絶望、不在の感情を抱えた4ヶ月間の出来事を日記のように赤裸々に時間を追って綴るアルバム『A Crow Looked At Me』(2017年発売、衝撃と絶賛で迎えられ2017年のベスト・アルバム・リストの上位に多数選出される。)、その続編的内容でもあり、前作以降の時間の流れの中で浮かんでいく思考を少年期〜青年期のエピソードを交えつつ綴った『NOW ONLY』(2018年リリースの最新作。)の2枚のアルバムを携え公演を行います。静かなアコースティックギターの爪弾きと胸をえぐる生々しい歌声によって、彼の中で鳴り続けている愛妻の「こだま」が、そのパーソナルな悲しみを共有しえない私たちの前にも運ばれます。彼は「彼女を愛していると言っている自分の声を増殖させるために、これらの曲を書き、世間に発表する」(『A Crow Looked At Me』ブックレットより抜粋)とこの作品群が生まれ、多くの人たちの前で聴かれるということの理由を語っています。この日のライブ体験がどんな感情を私たちにもたらすのかはここで予測することなどできないでしょう。ライブ当日は、対訳付きのブックレットの貸し出しも行います。その美しいメロディに触れるだけでも彼の表現の魅力に存分に触れることはできますが、ぜひ詩を噛み締めながら聴いていただければと思います。

この日は、共演に長野が誇るフォークシンガー”The End”を迎えます。時代の流れを遠くの方で俯瞰しながら、風刺の効いたブラックユーモアたっぷりにまだ知らない感情に次々と名前をつけていくような(そして恐ろしくグッドメロディな)名曲の数々をひっそりと生み出してきた知る人ぞ知る長野市在住至宝フォークシンガー。友部正人やタテタカコらを筆頭した数々の音楽家が参加した2015年発売のトリビュート盤+ライブ盤の3枚組アルバム『だってあの娘が好きって言ったんだもの』によって全国にその存在が少しづつ知れ渡ってきている彼の音楽、松本で聴ける貴重な機会です。

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2018年4月7日(土) Give me little more.
『Mount Eerie Japan Tour 2018  松本公演』
▽Live:Mount Eerie (US)  / The End
▽料金:(前)¥3,500 / (当)¥4,000  +1Dオーダー 
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Mount Eerie



ワシントン州アナコーテスを基盤とするフィル・エルヴラムのワンマン・プロジェクト。1990年代後半からザ・マイクロフォンズ名義で活動を開始。2001年の『The Glow Pt.2』』は、米Pitchforkの年間ベスト・アルバム獲得。2003年以降はマウント・イアリとして活動。夭折した妻の死をテーマとした衝撃的な作品『A Crow Looked At Me』(2017)は絶賛を持って迎えられた。約5年半振り、4回目の来日。


The End

長野在住のミュージシャン。長野市の歓楽街・権堂。その片隅で歌い続けること20余年、その間コツコツと生み出されたThe Endの歌には独特なユーモアと優しさ、音楽に対する愛情が溢れている。2014年3月には活動歴およそ20年を記念して、2日間合わせて7時間強にも及ぶ伝説のワンマンライブが開催された。現在まできちんと発表された音源はなく、今回のCDが実質の初音源となる。CDこそなかったものの、2000年ごろ発表した「引き潮」という曲は、全国各地で複数のミュージシャンにカバーされ、最終的には東京で「引き潮祭り」というライブイベントまで開催された。

「ある夏の一日、The Endを諏訪のとある集会のゲストのひとりとして見たばっかりに俺の人生はそれまでと少しちがう動きをするようになった。人生は楽しいなんて思わないけれど、淋しくなければおもしろくないなんて、あまり考えたことがなかったのだ。いやもしかしたら22歳のころ、そう思っていたのではなかったか、とThe Endに問われたと思った。ロックンロールは淋しいものだ。歌は淋しいものだ。それはすばらしいことだ。The Endのようにすばらしい歌しか歌わない、歌えない、作れない人はこの世には他に少ししかいない。あんまりほめると気持悪いと思われるかもしれないが、正直にそう思うのだから仕方がない。歯車の歯を見たり、散歩している犬の肛門を見たり、拾った石の面相を見たりするときの、もぞもぞとした不安が同居した快感、そういうことをThe Endは感じさせる。帰りたくない家に無意識に帰ってきてしまったことを家の玄関にたどりついたところで気がついた。その後悔と安堵とくやしさを歌で伝えられる男、The Endは牛も似合えばライオンも似合うし、一番似合うのはムササビだ。なんてカッコイイ男なんだろう。」湯浅学 / 音楽評論家