"Field Commander Ali"は、Ali Mollica によるソロ・プロジェクト。2025年初頭にリリースされた『The First From Field Commander』は、クラシックギターと4トラックのテープレコーダーを主な道具として製作され、微細な部屋の音やカセットテープのヒスノイズまでをも美しく鳴らした本作はプライベートフォークの傑作として称賛を集めます。今年3月には2ndアルバムのリリース予定。ハスキーなニュアンスをともなった心地よい中低音が穏やかに響く静謐の歌声、ミニマリズムの美学の中で淡々と鳴らされる控えめなギターの爪弾き、通奏低音として「未知」への畏怖が漂いつつ自身の感情の揺れの詳細な観察を通して日常を素描するパーソナルな世界を起点に跳躍するリリック…Michael Hurley、Maxine Funkeのような削ぎ落とした魅力の中から神秘性を漂わせるフォーク・アイコンの精神に連なる滋味深い音世界と、ほのかに漂うザラザラとしたガレージなフィールの融合をお楽しみに。トラッドフォーク、アシッドフォーク、オブスキュアなプライベート宅録作品などのファンの方には強くおすすめです。
スイス発、ベトナム・ハノイ在住、身体性に溢れたライブパフォーマンスでハーシュノイズサウンドを生み出す音楽家"Nikola H. Mounoud"が登場!
"Nikola H. Mounoud"は、スイス出身、長期にわたり世界中でのツアーを経て、パンデミック以降はベトナム・ハノイに拠点を移し、サウンドメイクをしつつ、音楽イベントやフェスティバルのキュレーションを行う音楽家。2009年の初来日からコンスタントに日本ツアーには訪れ、各地の実験音楽/ノイズ愛好家のコミュニティではすでに知られる存在となっている彼。今回、ついに松本に初登場です!MAX/MSPをベースにしたカスタムメイドのソフトウェアをラップトップのトラックパッドでスクラッチし、アナログミキサーのつまみを暴力的に振り切りながら生み出すデジタル/アナログハイブリットなノイズサウンドは、グリッチ音的な金属的で冷たい質感をもちつつも、常に流転し、有機的な表情をみせます。爆発音、エンジン音、地面から噴き出る水、群れをなした虫の羽音、ボクシングの打音、クリーチャーの咆哮…彼の生み出すノイズの渦は、心地よく錯乱したイメージを次々と想起させ、オーディエンスの生のエネルギーを解放させます。時にラップトップを破壊してしまうような暴力的なパフォーマンスを見せながらも、清々しい美しさを感じさせるダイナミックな彼のライブ、必見です!
The Strawberry Blue、吉日、ex-Breakman Houseのメンバーとして活躍する2人、松原と藤田によるダビーな電子音響デュオ"透明輻射+溶解金属磨き”が登場!松原によるガジェットシンセ、moogシンセ、オルガンシンセ、リズムマシンのシンプルなシーケンスを巧みに組み合わせたノイズ&ドリーミーな音世界。そこに藤田がリアルタイムに呼応して、ラックエフェクターを積み上げて生み出すディレイ&リバーブで酩酊のダブマジックが炸裂!永遠に終わらない部屋でのセッションがそのまま飛び出してきたような親密な空気感のライブセットは必見!