2016-07-30

2016年7月30日(土)『島津田四郎 live in Matsumoto』


島津 田四郎

うどんの国のジルベルト・ジル"島津田四郎"が登場!

フロム香川、うどんの国のジルベルト・ジル、"島津 田四郎"がギブミー初登場。
テープを手渡したことがきっかけで曽我部恵一が主宰するROSE RECORDより2006年から現在に至るまで作品をリリース、全国津々浦々歌い歩くシンガーソングライター。
ブラジリアンなグルーヴィーギターの上で、畳み掛けられる誰にでもわかるシンプルな言葉の疾走、どこまでも軽く浮遊するお茶目なスキャット、空想と現実が交差するねじれた日常風景、人情と情熱剥き出し、でも全体的にはどこかとぼけた奇妙な味わい…彼の歌は、都会では絶対に生まれない土着な泥臭ファンクネスと純朴なポップネスに溢れています。
畳、扇風機、縁側、蝉の声、潮の香り…日本の夏休みを思い出しながらサウダージたっぷりに彼の歌心を浴びてください!

共演は、
marsmoo  studioの主であり、身体の奥底から沸き上がる歌声と躍動するリズミカルな言葉の投げかけがとにかく気持ちいいグルーヴィシンガー"まさ"、

幽玄な魅力溢れる森林系アシッドフォークシンガー玉屋率いる素朴4人組ソフトロックバンド"玉屋バンド"、

ピュアネス宅録ボーイ北村くんと素直な毒をもつ純フォーク女子シンガーおいらにより結成、末恐ろしいソングライティング力にやられてしまう背伸びお洒落ポップスユニット"金魚注意報"。

シンガーソングライター好き必見、クセのあるいい歌がたくさん聴ける夜。

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2016年7月30日(土)Give me little more.
『島津田四郎 live in Matsumoto』
出演:島津 田四郎(香川)、まさ、玉屋バンド、金魚注意報
時間:19:00/18:30
料金:(前)¥1,800/(当)¥2,300
予約:give.melittlemore@gmail.com

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島津 田四郎

香川県高松市でのライブ。いちばん前の左側にオールド・スクールっぽい、ジャージを着た男の子が見てた。ライブが終わり、ステージを降りるときに手渡されたテープが 『島津田四郎作品集』であった。もちろんそのジャージの男の子本人の作品。移動中のバンドワゴンのなかでそのテープを聴いたが、あまりのグルーヴィさに事故りそうになる。
ブラジル人の持つ(たとえばジルベルト・ジルやムタンチス等の)奇妙さに通じる、あくまで土着的なファンキーさ。曲には名前をつけないらしい。ふむふむ。

text & photo by keiichi sokabe

まさ(padge)


玉屋

2016-07-16

2016年7月16日(土)『crazyrhythms vol.72』



N-16
The Lost Club

松本インディシーンを脈々と支えるレジェンドイベント、3年振りに開催!!

松本のインディレジェンドイベントcrazyrhythmsが帰ってきます!

クレリズは、98年にスタート以来、Joan of arc、Lou Barlow(Dinosour JR)、+/-、CALVIN JOHNSON、LITTLE WINGSなど(挙げきれない!)の海外インディ勢から、トクマルシューゴ、lostage、moools、54-71、シャムキャッツなど、ジャパニーズインディの重鎮まで、様々なバンドを松本に招聘。(当時高校生だったOGRE YOU ASSHOLEも、このイベントを中心に海外インディシーンの影響を存分に吸い込んだのだ!)この夏、なんと72回目、3年振りの開催がギブミーで行われます!

ゲスト1組目は、1997年から活動する京都のローファイ・ギターポップバンド"N-16"。これまでにmodest mouse ,Mirah,the crabs,moools,ロリータ18号など国内外のアーティストと共演。ピュアでスイートなメロディラインと、未加工な生々しさのある無骨なアンサンブルによる彼女たちの音楽は、ローファイ・インディの聖地オリンピアの空気を感じさせます。舌たらずな発音の独自のカタカナ英語感も味わい深い…。

ゲスト2組目は、東京のエレポップバンド"THE LOST CLUB"。極甘で気怠いメロディライン、野暮ったいのにエッジィな煌めきのギター、レトロな暖かい浮遊キーボード、MPCの刻むリズムによるキッチュ感…80'sネオアコ、ギターポップ、90's インディファンからチルウェイブファンにまで届くドリーミーでカラフルなキャンディレインポップ!(元々フロントマンの山口氏は、OGRE YOU ASSHOLEのドラマー勝浦氏とともに長野を拠点に"Smooth3"としても活動、長野シーンにも縁の深いバンドです。)

地元アクト1組目は、時代の流れを遠くの方で俯瞰しながらブラックユーモアたっぷりな(そして恐ろしくグッドメロディな)名曲をひっそりと生み出して来た知る人ぞ知る長野市在住至宝フォークシンガー"ジ・エンド"、

地元アクト2組目は、USインディマナーのフレージング、80’sニューウェイブな妖艶さ、メロディに漂う歌謡曲的叙情など…彼らが通過した音楽的影響を出し惜しむこと無く捏ね上げ、アイロニカルで濾過した情熱で焼きあげたインディロックバンド”ベアーズマーキン”も出演。

幕間にはギブミーお馴染みのインディミュージックパーティー"Hungry Beat!"のDJ陣も参加!

松本に地で脈々と続いて来たインディシーンの流れを存分に味わえる一夜、見逃す手はありませんね!


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2016年7月16日(土) Give me little more.
『crazyrhythms vol.72』
■LIVE :N-16(京都),The Lost Club(東京),The End,ベアーズマーキン
■DJ:Hungry Beat!DJs
■時間:(開演)18:30 /(開場)18:00
■料金: (前)¥2,000 / (当)¥2,500
■予約:give.melittlemore@gmail.com
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N-16

1996年
大学4年の夏、高校からの友人である井口と新田三彩(guitar, chorus)、新田と同じ軽音楽サークルのメンバーだった齊藤の3人により、岡山のライブハウスで少年ナイフのオープニングアクトを務めるべく、夏休み限定で結成(ただし、ライブ自体は諸事情により中止)。バンド名は、井口と新田がロンドンで thee headcoats & thee headcoatees のライブを観に行ったパブがあったエリアの名前に由来する。

1997年〜
大学卒業後、京都を拠点に活動を始める。The Crabs、LOIS、moools、ロリータ18号など国内外のアーティスト達と共演し、3本のデモテープをリリース。数々のコンピレーションアルバムにも参加する。

2000年
アメリカのワシントン州オリンピアにて行われた LADYFEST2000 に出演。

2002年
レーベル「Sunday Tuning」より、1stアルバム「sweet 16 diamond summit」をリリース。

2003年
アメリカのワシントン州アナコータスにて行われた What the heck fest に出演。

2004年〜2009年
メンバーの出産、育児に伴い、一時活動休止。

2009年
新田が脱退。大垣、石川が加入し再始動。

2010年
THE CORIN TUCKER BAND (ex SLEATER-KINNEY) JAPAN Tour の大阪、名古屋、東京公演でオープニングアクトを務める。

2012年
2ndアルバム「INHERIT」をリリース。

過去に共演したアーティスト(順不同)

The Crabs, LOIS, modest mouse, the lucksmiths, Mirah, dear Nora, boyracer, the fairways, the galactic heroes, THE CORIN TUCKER BAND, moools, P-HEAVY, OGRE YOU ASSHOLE, crawl babies, tatami, FLEXEYE, beerwülf, mummy the peepshow, OVERCOAT'S, Smiley, pascurl, Sick Of Recorder, ロリータ18号 etc

The Lost Club

The End


ベアーズマーキン

Hungry Beat!
http://hungry-beat.tumblr.com/

2016-07-09

2016年7月9日(土) Tokyo Harakiri Underground プレゼンツ 『見世物小屋vol.2』


 noid

雑食性全開なストレンジダンスミュージックグループ“ハラキリ”による自主企画イベント!

「外国人から観た間違った日本のイメージ」をコンセプトに命名されたストレンジダンスミュージックグループ“TOKYO HARAKIRI UNDERGROUND”。チープEDM(たまにダブステップ)×シューゲイザーな謎サウンドに、動物の断末魔のようなクレイジーボイスのボーカルが雄叫びをあげる…この謎に満ちた音楽性ゆえにカテゴライズ不能スカムな存在感を放っています。そんな彼らが自主企画を開催!

ゲストは、ギターポップからポストロック、エモ、スロウコアまでUSインディサウンドを貪欲に吸収する金沢のnoidがギブミー初登場。The Sea And Cakeを彷彿とさせるポリリズミカルかつ爽快なアンサンブル&浮遊ギターサウンド、繊細さと歪さが同居した涙腺成分過多な歌声が織りなす彼らのハイブリットなポップソングは、洋、邦問わずギターロックファンの心を鷲掴みにすること間違いないし!過去にサマーソニックなどの大型音楽フェスへの出演、イギリスのレーベルbabyboomからのリリース、これまでにOf montreal、TOPS、王舟、ROTH BART BARON、ザ・なつやすみバンドなどの国内外の人気アーティストを金沢に招聘した自主企画イベント『MagicalColorsNight』の開催など、地方都市を拠点にするバンドとしての理想的な活動スタンスで日本のインディシーンに存在感を放っています。

さらに不可思議なアンサンブルとわかりそうでわからない言葉の羅列に、クエスションマークを浮かべつつぐっときてしまうバンド・ジ・オーパーツ、

ヴィンテージ国産サンプラー、コンパクトエフェクターをぐるっと並べて、カリンバ、木魚の響きを活かしたトライバルなアンビエントループミュージックを生み出す“キリンボウ”も出演!

TOKYO HARAKIRI UNDERGROUNDらしく雑食性全開なセレクトで集った全4組によるライブイベント、お楽しみに!

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7月9日(土) Give me little more.
 Tokyo Harakiri Underground プレゼンツ
『見世物小屋vol.2』 
■出演:noid(金沢)、TOKYO HARAKIRI UNDERGROUND、ジ・オーパーツ、キリンボウ
■時間:(開演)19:00 /(開場)18:30
■料金:(前)¥1,500/(当)¥1,800
■予約:give.melittlemore@gmail.com

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noid

2004年、石川県金沢で結成

2008年、イギリスのレーベルbabyboom と契約。
二枚のコンピCDがイギリスより世界発売。
スコットランド、フランス、ブラジル...様々な国のラジオにて楽曲がオンエアされる。

2009年4月11日、noidの1st アルバム「the space-elephant arrives at the moon」が日本発売。
5月20日付けの CRJ-C Weekly Chartで、「wood world」が初登場3位 。 (2009.6月現在)
5月29日のj-wave「radio×spider」にて、企画・構成の方の目に留まり、「夕暮れる焦燥」が異例のOA。

2009年8月7日、summer sonic 09に出演。 (e+meets)

2010年4月4日、セカイイチを金沢に招きnoid主催イベント"magical colors night"開催。

2010年4月9日、j-wave「radio×spider」にて、「ヨルヲアルク」OA。

2011年9月11日、りんご音楽祭2011に出演。

2012年5月19日、hungry ghost japan tour@金沢テトラポットに出演。

2012年5月20日、りんご音楽祭2012に出演。

2013年7月20日 「SORETO MUSIC vol.4 nhhmbase『 3 1/2 』release tour」@メロメロポッチに出演。
nhhmbase/SuiseiNoBoAz/OUTATBERO /noid/NINGEN OK/ehon

2013年12月11日、5年ぶりとなる2nd album『so are millions of us』の発売。

2013年12月14日、ドイツから同レーベルのGarda、京都からLLamaを招きメロメロポッチにてレコ発ライブ開催。

2014年3月6日、『so are millions of us』が第6回CDショップ大賞 甲信越北陸ブロック賞を受賞。

2014年5月25日、アナログ7インチシングル『city』をmoorwoksより発売。



TOKYO HARAKIRI UNDERGROUND


ジ・オーパーツ


キリンボウ

2016-07-06

2016年7月6日(水)湯川トーベン Live & Talk in Matsumoto


湯川トーベン

エンケンバンド、子供ばんどへの参加でも知られるロックレジェンドのライブ&トーク!!
全国どこでも旅して回る生涯バンドマン、ジャパニーズロックレジェンドのひとり"湯川トーベン"がギブミーに登場。

うじきつよし率いる「子供ばんど」、「遠藤賢司バンド」への参加、斉藤和義、COCCO、吉田拓郎、浜田省吾、玉置浩二、カルマン・マキ、V6、和田アキ子など錚々たるアーティストのサポートベーシストとしても活躍。99年よりギターの弾き語りによるソロ活動を初め、60年代ポップス黄金時代に育ったシングル盤世代ならではのポップのツボをおさえたフォークソングをご堪能ください!

共演は、あまりにも独特なハイトーンローファイボイスには無条件で涙と笑いが出て、チューニングが狂おうが、弦が切れようがおかまいなし、歌の骨格が凄まじく僕らの心を掻きむしる、崩壊寸前な魅力に溢れる放蕩ロックスター、ぐっとクルーの岡沢じゅん。

今回は、湯川さんのライブに加え、トークも行います。
インタビュアーはギブミー恒例の音楽教育イベント趣味趣味音楽中学校の先生たち。その場で音楽を聴きながら湯川さんの音楽的ルーツに迫りつつ、70's、80'sのジャパニーズロックシーンがどのように海外の音楽を吸収していったのか、本を読むだけじゃなかなかわからないような現場の空気に迫った内容で聞いていきたいと思います!

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2016年7月6日(水) Give me little more.
『湯川トーベン Live & Talk in Matsumoto 』
■LIVE: 湯川トーベン、岡沢じゅん(ぐっとクルー)
■TALK:湯川トーベン×趣味趣味音楽中学校
■時間:(開演)19:30 /(開場)19:00
■料金:(前)¥2,500/(当)¥3,000(学生)¥2,000 (ドリンク代別)
■予約:give.melittlemore@gmail.com

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湯川トーベン


1953年9月4日生 東京出身。元子供ばんどベーシスト。現在は遠藤賢司バンド・トリプルダイヤモンド・ソロ等で活動。その他、村田和人、五島良子、りりィ、江口洋介、斉藤和義、Cocco、スパイラルライフ、スクーデリア・エレクトロ、黒沢健一等のライヴ・サポート歴多数。レコーディング、プロデュース等スタジオ・ワーク多数。 現在はソロ・ライブ等で全国各地を<寅さん>演奏旅行中。 99年初ソロアルバム「ハナ」発表/03年セカンドアルバム「うた」発表/05年サードアルバム「そら」発表。

WEB / http://tohben.ld.infoseek.co.jp/

岡沢じゅん

2016-07-04

2016年7月4日(月)『YPY(大阪) / Don't DJ(ドイツ) Wジャパンツアー 松本公演』




 YPY
 Don't DJ

日本のアングラ電子音楽シーンの牽引者が、ドイツのトライバル音楽家とWツアー!!

大阪の音楽家YPYと、ドイツの音楽家Don't DJがダブルジャパンツアーを敢行。松本にも上陸。

YPYは、Goat(佐々木敦主宰HEADZよりリリース)、Bonanzasのコンポーザーとしても知られ、自身のソロ活動としてはベルリンのNousよりヴァイナルをリリース、またカセットテープレーベル“birdFriend"も自ら主宰するジャパニーズアンダーグラウンドエレクトロニックシーンにおける超重要人物。サンプラー、ドラムマシン、アナログシンセ、ノイズマシン、カセットMTRなどを用いて、アナログゆえに生じるリズム、音程のズレにフォーカスしたミニマル、インダストリアな実験的電子音楽を展開。

Don't DJは、デュッセルドルフを拠点に活動するFLORIAN MEYERによるソロプロジェクト。淡々と刻み込まれるビート、液体的なポリリズム、祝祭モード全開なアフロビートの上で、クイーカやウッドブロック、コオロギや鳥の声などエスノな響きを大胆に取り入れたエクスペリメンタル・ポリリズミック・トライバル・ダンス・ミュージックを展開。西洋社会のもつ異国趣味(Exoticism)への自己風刺的な意味合いを感じる露骨に嘘くさいコミカルなエキゾ感にはニヤニヤが止まらず、漆黒のビートのもつ中毒性にジワジワと痺れる!

今回は、BOREDOMSへのギターオーケストラ隊としての参加でも知られる関西アンダーグラウンドシーンの重要バンド"water fai"の中心人物である"呉山夕子"が"KPY"として登場!(2014年秋にはPIKA(あふりらんぽ)、YPYとともに"satori"としてギブミーに登場しています。)

今回のこのツアー、ともに松本で迎え入れてくれるのはビートメイキング/DJ/コラージュ/シルクスクリーンプリント/ZINE制作などを行う表現ユニット“GURA GURA”。(この日は、6月最終週よりご近所のギャラリーparades garallyで開催される彼らの展示の最終日でもあるということで、そのクロージング的な意味も込めてブチ上がれたらいいなと!)

と、こんな具合に初夏、平日の夜にとんでもないパーティーが開催されてしまいます!マストチェック!


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2016年7月4日(月)
『YPY(大阪) / Don't DJ(ドイツ) Wジャパンツアー 松本公演』
■出演:YPY(Goat/Bonanzas/birdFriend、大阪)、Don't DJ(Durian Brothers、ドイツ)、KPY(water fai / 大阪)、GURA GURA
■時間:(開演)19:30 /(開場)19:00
■料金: (前)¥2,500 / (当)¥3,000
■予約:give.melittlemore@gmail.com

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YPY
日野浩志郎によるソロプロジェクト。カセットテープレーベルbirdFriend主宰。goat、bonanzasというバンドのプレイヤー兼コンポーザーであり、最近ではクラシック楽器と電子音を融合させた大編成新プロジェクトHino Koshiro plays Virginal Variationsを開始。昨年YPYの初ヴァイナルとなる”visions”をベルリンのNousよりリリース。2016年6月にEM recordsより1stアルバム”Zurhyrethm”の発売が決定。

http://birdfriendtapes.tumblr.com/
https://soundcloud.com/koshiro-hino

Don't DJ


ユークリッドリズムに基づいたポリリズム作品を通じて突出した存在感を放ち続けている個性派アーティスト。彼が”ムジーク・アキファーレ”と呼ぶ「起点を持たない音楽」は極めてミニマルに反復する複数のリズムパターンの組み合わせによって実現されている。執拗な(しかし、極上の)反復を聞き続けているうちに、ループの起点がどこにあるのか曖昧になっていくため、リスナーごとに異なるパターンが意識内で知覚されることになる。過去の作品はいずれも脳内の聴覚野を鮮やかに欺くかのごとく、めくるめく幾何学のような異世界へと聞く者を引き入れている。そのゲシュタルト崩壊する濃厚な錯聴トリップ体験をぜひとも今回のジャパンツアーで体験してみてほしい。(文:Yusaku Shigeyasu)