2023-04-06

2023年5月13日(土)『GIFT/ May 2023』 ▽LIVE:スーベニア(名古屋) / The Future Digger / 三角遊具 / OWN

                    

スーベニア

疾走するビートと緻密で奥深いフレージングが素晴らしい
名古屋のギターロック/オルタナシーンの重要バンド”スーベニア”が登場!

ギブミーではすっかりお馴染みの名企画者、岐阜の元タクシードライバーK氏によるライブイベント「GIFT / May 2023」を開催。今回は名古屋のギターロック/オルタナシーンの重要バンド"スーベニア"が登場!

"スーベニア"は、名古屋を拠点としたスリーピースオルタナバンド。センチメンタルを燃料に疾走するギターロックサウンドは、シンプルでストレートに響きつつも、奥行きたっぷり。翳りとナイーブな儚さを内包しつつ、その歌の源泉には激情が静かに刃を研いでいる緩急のついたボーカル、半透明の絵具を塗り重ねたような多層的な響きをもつ青緑色の和音とコードバッキングの中にシカゴポストロックの息吹を感じる単音フレーズを巧みに入れこんだギター、ギターの奏でる和音にもう一次元別軸の立体感を与えつつ、先陣を切ってバンドアンサンブルを疾走させるベース、フレーズと密接に呼応しながら肉体的な躍動感を与えるタイトかつ有機的なドラム…息ぴったりのタイトなエイトビートにはストレートなバンドミュージックの興奮が宿りつつも、それぞれの緻密なフレージングが重なりあって色彩を豊かにするスリーピースバンドの旨みたっぷりなアンサンブルは必見です!LOSTAGE,Hello Hawk,BED,CARD,Climb The Mindなどのジャパニーズギターロックの系譜に連なりつつ、その激情の現れ方に薄い膜を挟んで輪郭をぼかしたような絶妙な温度感が素晴らしい彼らの音楽、お楽しみに!

共演はこの3組。

松本ライブシーンで目立ちまくる若きロッカーGentaro(ex:paychek)がティーンたちと結成した未知なガレージバンド"The Future Digger"。性急なガレージパンクのビートにのった洪水のようなエネルギーと、ジーザスアンドメリーチェインライクなひび割れたネオサイケデリアサウンドが素晴らしい!

アコースティックな質感のポップバンド”三角遊具”。先日惜しくも解散してしまったバンド"ビートばん"を前身にしつつ、全曲新曲を書き下ろして再スタートしたという新バンドです!暖気を纏った伸びやかな歌声、跳躍する美しいメロディライン、空想と生活感が心地よく交差するリリック、親密感たっぷりなバンドアンサンブル…ゆるやかな雰囲気を醸しながらも、2人のソングライターが紡ぐポップミュージックのツボを抑えた鋭い名曲を次々に投げかけてくる期待のバンドです!

松本市を拠点に2021年ごろから活動するオルタナティブロックバンド”OWN”。新潟のオルタナエモバンドdramaの中心人物・村上が松本で立ち上げた新しいバンドセット。繊細なギターアルペジオとシンバルの打音のレイヤードが織りなす静寂パートと、エモーショナルな旋律と激情型の音の塊が投げつけられる轟音パートのコントラストが眩い正統派オルタナティブロック。今回、編成が変わりこれまでのツーピース編成からスリーピース編成になったということでまた異なったアンサンブルが聴けるのが楽しみです。

歌心を大切にしたそれぞれのアプローチのバンドサウンドが楽しめる一夜!

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2023年5月13日(土) Give me little more.
『GIFT/ May 2023
▽LIVE:スーベニア(名古屋) / The Future Digger / 三角遊具 / OWN
▽料金:(前)¥1,800 / (当)¥2,300 / (学割)¥1300 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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スーベニア

2023年5月3日(水・祝) 『PROCYON Live in Matsumoto』▽LIVE:PROCYON / Breakman House / CLONE

       

PROCYON

ダンスフロアの恍惚を纏った緻密なサウンドメイクの
サイケデリックポップバンド"PROCYON"が登場!

関西インディシーンで注目される新鋭サイケデリックポップバンド"PROCYON"がギブミーに登場!

"PROCYON"は、2017年より活動する大阪のサイケデリックポップバンド。もともとは宅録ユニットとして活動、2019年よりバンド編成へと移行。サイケデリックポップ、チルウェイブ、フューチャーファンク、ドリームポップなどの影響を受けながら、緻密なサウンドデザインと身体的なバンドグルーヴでアウトプットする今注目の存在!酩酊のギター、シンセのレゾナンスサウンドが乱反射する夢幻の迷宮サウンドスケープ、涼しさを纏いながらもミニマルにうねる骨太なリズムアンサンブル、おまじないの様に反復するシンプルな英語詞のボーカル...Tame Impala、MGMT、clumb、toro y moiなどを彷彿とさせるコンテンポラリーなインディサウンドは、ベッドルームの密やかな遊びとダンスフロアの恍惚を繋ぐ交点で鳴り、虚脱感と隣り合わせの多幸感に溢れています!音源でのサウンドメイクの拘りをライブセットでも緻密に反映させつつ、空間を拡張させるようなダイナミックな演奏を聴かせてくれる彼らのライブは必見です。

共演は、この2組。

若手オルタナティブロックバンド”Breakman House”。変則チューニングを多用しつつ刺々しく歪んだ不穏な響きのギターアンサンブルによるsonic youthへの憧憬が迸る焦燥オルタナサウンドを基調にしつつ、ポストハードコア、ポストロックを経たプログレッシブな楽曲〜4AD直系のドリームポップ~シューゲイザー、フィッシュマンズを思わせる長尺のインスト曲まで、ヘヴィーリスナーとして耳にした音楽をすぐさま自分たちのサウンドに取り込んでいく柔軟さと速度感で日々変化するその姿から目が離せない!

先日のDOPEなHOPEで初登場したアブストラクトビートバンド"CLONE"。変調サンプリングを用いて乗り方不明の酩酊ビートを生み出すビートメイカー"NOIS"と、フジワラサトシ、mmm、麓健一などのサポートドラムとしての参加で知られ、繊細なシンバルワークからダイナミックなビートまでを自在に叩き出す安曇野在住のドラマー"宮本善太郎"によるツーピースバンド。"NOIS"の生み出す何層にも折り重なったシネマティックな濃紺の混沌の渦と、即座に呼応し切りつけるようにビートを重ねていく宮本のぶつかりあいにより生成されるインプロヴィゼーションスタイルでありながらも、どこかロックバンド的でもある稀有な演奏をお楽しみに。

カラーの異なるそれぞれの混沌とサイケデリアをお楽しみに!

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2023年5月3日(水・祝) 
Give me little more. 
『PROCYON Live in Matsumoto』
▽LIVE:PROCYON / Breakman House / CLONE
▽料金:(前)¥2,000/(当)¥2,500 / (学割)¥1500(ドリンク代別)
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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PROCYON

Breakman House


2023年4月27日(木)『Passepartout Duo JAPAN TOUR 2023 Matsumoto』

                   

Passepartout Duo

世界各地で滞在制作を行いながら
自作のシンセと打楽器を用いてミニマルな音楽を奏でるPassepartout Duoが登場!

打楽器とシンセサイザーを用いて世界各国で滞在制作を行う旅するミニマリスティックデュオ"Passepartout Duo"が登場!

"Passepartout Duo"は、ピアニストのNicoletta Favari(イタリア)とパーカッショニストのChristopher Salvito(アメリカ/イタリア)によるデュオ。2015年より活動を開始し、各地のアーティストインレジデンスを中心に滞在制作を行い、現在は本拠地を持たず新しい土地、新しい人々、新しい楽器との出会いから日々、音楽を生み出しています。クラシック音楽奏者としてのバックグラウンドを持ちつつ、ミニマリズム、ジャズ、日本の環境音楽から影響を受け、電子音響を用いながらもシーケンススタイルではなく、生演奏でミニマルでポリリズミックなライブを展開。txalaparta(バスク)や、simantra(東欧)など各地の民族楽器から影響を受けた木片や金属を用いた自作の打楽器や、音のテクスチャや音の物理的な性質を追求する中でたどり着いた自作のシンセサイザーを使用し、自らのサウンドの中核に据えています。ホケット(the hocket)という1つの旋律を複数の声部が担い、リズミカルで断片的な音楽を生み出す作曲法から着想を得た彼らの音楽スタイルは「4つの手、1つの楽器」として称され、二人のソリストのデュオではなく、全体でひとつの音楽として響きます。スティーブ・ライヒにも通じる反復するリズム、打音とともに鳴る異国情緒あふれる旋律、ゆっくりと時間をかけて変化するドローン…静謐で気品に満ちたアンサンブルは、意識を浄化する瞑想的な時間感覚、あるいは美しい織物を眺めるような心地を呼び起こします。知的で探求的なアプローチを用いながらも、観念的ではなく、リズムの反復の快楽に満ちた開かれた音楽としての魅力もあわせもつ彼らの音楽をお楽しみに!

共演は、この2組!

コントラバス奏者であり、電子楽器をもちいたアブストラクトなソロプロジェクト”13un”としても活動する中川文太と、ギブミーで開催しているインプロライブ”seldom”の主催者としても知られるギタリスト/音響音楽家の柳沢耕吉の即興的エクスペリメンタルユニット"ナライガワ製作所"。中川によるコントラバス、謎のリボンコントローラー型シンセを用いた唸り声のようなホラーテイストのサウンドと、柳沢による奇妙なディレイフィードバックを纏ったアヴァンジャズフレーズによる混沌とした音世界をご堪能ください。

オブソリートで懐かしいシンセや自作・改造楽器を響かせる電子音ギークであり、近年はEurorack規格の自作シンセサイザー用の基板、パーツ、アクセサリーなどを取り扱うオンラインショップ「電氣美術研究會」を立ち上げつつ、大正時代のアヴァンギャルド詩を主に扱う翻訳家としても活動する"sho sugita”。今回はここ数年、ひっそりと組み上げてきたモジュラーシンセのラックを持ち込んでの演奏となります。

実験音楽、電子音響、現代音楽のファンはもちろんフォークロアミュージック、アンビエントのファンにもおすすめの一夜です。

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2023年4月27日(木) Give me little more.
『Passepartout duo JAPAN TOUR 2023 Matsumoto
▽LIVE:passepartout duo(イタリア / アメリカ) / ナライガワ製作所 / sho sugita
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Passepartout duo





2023-04-05

2023年4月22日(土) 『GIFT / April 2023』 ▽LIVE:成レノ果テ(香川) / 後藤さとみ(香川) / 三井未来 / stargirl

                  

成レノ果テ

後藤さとみ

高松インディシーンで注目の
2組のシンガーソングライターが登場!

ギブミーではすっかりお馴染みの名企画者、岐阜の元タクシードライバーK氏によるライブイベント「GIFT / April 2023」を開催。今回は香川・高松のインディシーンを支えるライブスペースTOO NICEを拠点に活動する2組のシンガーソングライター"成レノ果テ"、"後藤さとみ"がギブミーに登場!

1組目のゲストは、ポエトリーアンビエントフォークSSW"成レノ果テ"。自然環境に溶け込む繊細な歌声と、ゆったりとした間合いをとりつつも時に朗読のように語りかけるような詩情たっぷりの歌い口は親密な空気感を醸すと同時に神秘的な奥深さを感じさせます。ルーパーを用いた音響的なアプローチも取り入れながら、ここではない最果てを思わせる風景を描写。画家としての活動が長く、新たなアウトプットのひとつとして音楽を始めたというだけあり、何かのスタイルをなぞるのではなく、出会った人や触れた空気に反応しながら生み出された独自の歌世界は必見です!テニスコーツのファンの方におすすめ。

2組目のゲストは、高松インディシーンの中心的な存在である微炭酸ポップバンド・ラムネズのボーカルギターとしても活動するSSW"後藤さとみ"。揺らめく感情を純度高くのせるピュアな歌声と、ダンエレクトロのビザールなトーンで奏でる弱さを受け入れた勇敢さを感じるザクザクとしたギターストロークによるエレキギター弾き語り。日常のつまづきや不安、鬱屈とした気持ちを包み隠さず鮮度高くトレースしつつ閉塞感に終わらずどこか外にひらけた隙間を残したリリックと、気怠さを纏いながらもポップな歌心のツボをおさえた暖色のメロディラインが融合したフラジャイルな楽曲がとても魅力的です!

共演はこの2組!

自宅を改装したライブスペース「井戸の底」の主としても知られる松本のファンタジックフォークシンガー“三井未来”。浮遊感漂う天然に奇怪なコード進行と、空気に溶け込む繊細なハイトーンボイスで、ファンタジー文学の一編を立ち上げていくように藍色のフォークを鳴らす!静かなトーンの中で感情のダイナミクスを込めるライブパフォーマンスが素晴らしい。

長野市のサイケデリックポップバンド”Stargirl”。Beach HouseやSlowdiveを彷彿とさせるシューゲイザー/ドリームポップや、ラフで生々しいアンサンブルのオルタナガレージまで今昔の様々なインディミュージックのエッセンスが交差した楽曲が魅力。カナダワシでゴシゴシと感情をこするようなファズまみれのヴィンテージトーンなギターが通底して鳴らされ、儚い夢幻世界と鮮やかなコントラストをなし、多面的な響きを聴かせてくれます。ブラジルのレーベルBefore sunrise recordsより配信シングルをリリースするなど勢いたっぷりなニューカマーバンドです。

夢現感を漂わせた歌心にあふれた一夜。お楽しみに。

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2023年4月22日(土) Give me little more.
『GIFT / April 2023』
▽LIVE:成レノ果テ(香川) / 後藤さとみ(香川) / 三井未来 / stargirl
▽料金:(前)¥1,800 / (当)¥2,300 / (学割)¥1300 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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成レノ果テ

後藤さとみ

三井未来

stargirl
Stargirl

2023-04-04

2023年4月16日(日)『Rich Aucoin Japan Tour 2023 Matsumoto」▽LIVE: Rich Aucoin(カナダ)/ Kryten / The Future Digger

                 

Rich Aucoin

インタラクティブなライブパフォーマンスとコンセプチュアルな楽曲制作で
常に人々を巻き込みながら深化していく
カナダのシンセポップアクト"Rich Aucoin"が登場!

カナダ・ハリファクスを拠点に活動するシンセポップアクト"Rich Aucoin"が登場!

"Rich Aucoin"は、インタラクティブなライブパフォーマンスとコンセプチュアルな楽曲制作で常に人々を巻き込みながら深化していくシンガーソングライター。デビューアルバム「We're All Dying to Live」(2011)は、22曲からなるオーケストラ・ロックの大作で、合唱団として500人以上のコラボレーターが参加。『United States』(2018)では、ロサンゼルスからニューヨークまでを自転車で移動し、トランプ政権下のアメリカの荒廃、銃社会への批判などを描き、旅の中で通過した12の州へ捧げる楽曲を制作。最新プロジェクト『Synthetic』は、4枚組構成のアルバムであり、20世紀の歴史的なシンセサイザーのカタログを作成するというコンセプトのもと、世界最大級のシンセサイザーコレクションを誇るカルガリーのナショナルミュージックセンターで滞在制作を敢行。常に溢れるアイデアをもと、数多くのミュージシャンや市井の人までをコラボレーターとして巻き込んでいくエネルギッシュな活動を行っています。その音楽性は、過去の音楽への様々なオマージュを散りばめながら野心的なビートが躍動する80'sライクなシンセポップサウンドやBroken Social SceneやARCADE FIREに通じる疾走感あふれるオーケストラルポップをベースにしつつ、ナイーブな感情表現から力強いスタジアムライクながなり声までを自在に使い分けるボーカルと、MGMTやFlaming Lipsにも通じるカラフルな多幸感溢れるサイケデリアなサウンドが彩る万華鏡ダンサブルインディサウンドを展開。楽曲制作では繊細で職人気質なサウンドレイヤードを行いながらも、ライブパフォーマンスは高揚感たっぷり!バイラルビデオやミーム、懐かしの映画やアニメなどの映像コラージュを同期させたメディアミックスな演出を行いつつ、時には巨大なパラシュートをフロアに投下したり、サーフボードを使ってクラウドサーフィンしつつ、紙吹雪の中で鍵盤を叩き語り、モッシュピットで観客の汗にまみれながら歌い踊り狂う….アイデアを常に駆使しながらエンターテイナー性ばっちりの熱を帯びたパフォーマンスで、子供から酔っ払いの大人を巻き込むアットホームなライブ空間をつくりあげます。社会の荒廃、厳しい現実を直視しながらも、悲しみの連鎖に感染することなく、60'sのフラワームーブメントをモダナイズしたような精神主義と持ち前の楽観主義でエネルギッシュな音楽を作り続ける彼の音楽は「天然の抗うつ剤」的な作用を持っています。爽快感あふれる彼のライブをぜひ、お楽しみに!

共演は、この2組!

二組目は、先日のDOPEなHOPEで鮮やかに初登場した上田拠点の無国籍インストゥルメンタルバンド"Kryten"。シンプルな四人組のバンドフォーマットで楽しげに鳴らす、温水でふやかしたKHRUANGBINといった風情のトロピカルインディロック!異国情緒漂うギターフレーズと、ほんのりのファンク感と、LO-FIメロウなコードの響きがくたくたに煮込まれた不思議な塩梅の音楽。

松本ライブシーンで目立ちまくる若きロッカーGentaro(ex:paychek)がティーンたちと結成した未知なガレージバンド"The Future Digger。性急なガレージパンクのビートにのった洪水のようなエネルギーと、ジーザスアンドメリーチェインライクなひび割れたネオサイケデリアサウンドが素晴らしい!

それぞれのほんのりなサイケデリアをキーワードにしつつ、賑やかに楽しめる一夜になりそうです。お待ちしています!

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2023年4月16日(日) Give me little more
『Rich Aucoin Japan Tour 2023 Matsumoto」
▽LIVE: Rich Aucoin(カナダ)/ Kryten / The Future Digger
▽料金:(前)¥2,000/(当)¥2,500(ドリンク代別)
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Rich Aucoin


2023-04-03

2023年4月15日(土)『Flutter」 ▽LIVE: Masami Takashima(香川) / The Instant Obon(辻村豪文 from キセル) / KUDO AIKO / TANGINGUGUN

                

Masami Takashima

エマーソン北村ともコラボレーションするオルタナティブR&Bシンガー
Masami Takashimaが登場!

エマーソン北村とのコラボ作「夏の片隅で/夜が明けたら」も話題となったSSW/キーボーディスト/トラックメーカーの”Masami Takashima"がGive me little moreに登場!全4組によるライブイベントを「Flutter」と題して開催します。

"Masami Takashima"は、熊本、福岡を経て、現在は香川・高松を拠点に活動する音楽家。90年代より音楽活動を始め、現名義では、オルタナティブR&B/エレクトロポップなアルバム「FAKE NIGHT」(2016)、ポストクラシカル〜アンビエントを落とし込んだインストゥルメンタルアルバム「Stairs」(2022)、エマーソン北村との共作7インチ「夏の片隅で/夜が明けたら」(2021)など幅広いアウトプットで作品を発表。ソロと並行してニューウェイブ/アートポップバンドmiu mauのシンセベーシスト/ボーカリストとしても活動。凛とした青い炎を燃やしながら真っ直ぐな視線で投げかけられるしなやかな歌声、モダンなビート感と歌謡的な香りが漂う旋律を融合させたメロディライン、野太く唸りながら表情を変えるシンセベース〜荒涼とした風景を想わせるピアノ〜Augustus Pabloな可笑しみと哀愁を纏ったピアニカまでを往来する自在な鍵盤演奏、想像上の南国都市の夜景から気化したようなバレリアックなフレーズやアレンジメント、シンセウェーブ〜IDM〜アンビエント〜ヒップホップ〜ダブ〜ダウンテンポまで楽曲の求める情緒に応じてジャンルを往来しながらミニマルなトラックメイクの妙…まっすぐな感情表現を厭わず、賑やかなモチーフを取り上げつつも、俯瞰したまなざしで建築的に積み上げ、冷んやりとした質感に纏め上げた不思議な温度感の音楽が紡がれます。今回のライブでは、ドラマーとの2人編成で演奏。多彩なアプローチを用いながら、人間の中で同時に湧き上がる名付けられない感情の境地を描く彼女の音楽、ぜひご堪能ください。

共演はこの3組!

キセルの”辻村 豪文”によるソロプロジェクト”The Instant Obon”。ドラムセットをメイン楽器に据え、辻村氏自ら叩き出すJ Dillaライクに独特に揺れるhip hopビート、各地の民謡を中心としたサンプリング、ギターの爪弾き、そしてあの柔らかい歌声が交わり立ち上がる、いつまでも身を沈めて漂いたくなる陶酔の音世界。ある種の瞑想的な音楽体験でもありながら、暮らしている場所/過去、歴史/大きな社会の動き/と、今、此処に立つ自分の関係性へ想いを馳せずにはいられなくなる静かで鋭い眼差しが宿るビートのリアリズム。ほとんど松本でしか行われていない激レアソロセット、必ずや目撃してください!

エレクトロポップバンド"Far Farm"での活動を経て、東郷清丸バンドへのコーラスメンバー、「川村亘平斎とあだち麗三郎の影絵と音楽」に参加するなど声を軸としながら活動を行う音楽家“KUDO AIKO”。ソロでのパフォーマンスは、MTRを用いた抑制の効いたビートの中で、カルグラなどの倍音唱法やルーパーを用いた美麗な多声ハーモニー、多彩なエフェクトボイスなど声のテクスチャを変化させながらパフォーマンスを展開。R&B、ソウルミュージックに根ざしつつも、民謡や民族音楽などの土着音楽の世界にも造詣が深い彼女。ミニマルなシンセポップの中に、声楽や現代のポップスとは異なる様々な発声法を取り入れ、時空間旅行的感覚を呼び起こしてくれます。

ツインボーカルのサイケデリックインディポップ/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”。くぐもったエコーサウンドの中で、情感たっぷりなどこか歌謡的なメロディ、土臭いサイケデリア、こっそりとしたへんてこファンクネスがぐちゃぐちゃに煮込まれた奇妙に揺らいだポップを鳴らす!近年は、トライバルからトラップまで交差するエレクトロニクスを交えたデュオセットでの演奏を展開。

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2023年4月15日(土) Give me little more
『Flutter」
▽LIVE: Masami Takashima(香川) / The Instant Obon(辻村豪文 from キセル) / KUDO AIKO  / TANGINGUGUN
▽料金:(前)¥2,000/(当)¥2,500(ドリンク代別)
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Masami Takashima

The Instant Obon

TANGINGUGUN


2023-04-02

2023年4月8日(土) 『昭和どんちゃらリン ライブ」 ▽LIVE: 昭和どんちゃらリン / padge / Ono / さっし

                

昭和どんちゃらリン

昭和ファンタジックミュージカルな「昭和どんちゃらリン」が登場!

名古屋の鬼才シンガー/パフォーマー”あたしよしこ”率いるユニット"昭和どんちゃらリン"がやってきます!歌謡スタイルをベースにしながら歌と芝居が混ざり合ったファンタジックなミュージカル的世界を展開。ドラム、サックス、ギターなどの生楽器を用いりながらも、どこかニューウェイブ風味の素っ頓狂なユーモアが冴え渡る!チンドン屋的な下町風情を醸したかと思えば、アヴァンジャズ〜ノーウェイブなドラム&ギターが吠えあい、取り憑かれたようなボーカルは脳内に見えてる地点へと観客を超高速で連れ去ってくれる!時折のメロウタイムには思わずホロリ。ジャンル不問なカルトポップをお楽しみに!

共演はこの3組!

松本筑摩に位置する秘密基地的クリエイティブ倉庫marsmooの主でありボーカル〜ギター〜ドラムまで何をやってもグルーヴが息づくシンガー"カンガモン"率いる不定形音楽集団”padge”。レゲエ、ダブ、ファンク、ロックがごった煮になった音楽でありつつ、カンガモンのエネルギッシュな歌、息遣いのグルーブと、手練れたちによるバンドアンサンブルから立ち上がる凄まじい熱量は、形容を飛び越える!

ネオンホールのスタッフを中心にコロナ禍直前に結成されたスリーピースバンド”Ono”。タイトなリズムセクションの緊迫感がありつつ、どこか逸脱した空気感をもつニューウェイブ/ノーウェイブスタイルの演奏。ギブミー初登場です!

先日のニューカマーライブDOPEなHOPEで初披露されたドリームパンクバンド"Her Braids"の江刺里花によるソロプロジェクト"さっし"。布団の中でi -padをつかって制作をしているというまさにベッドルームエレクトロなトラックとクラシックの洗練を醸しつつもどこか呪術的な響きもあるヴァイオリンによるミニマルポップ。

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2023年4月8日(土) Give me little more
『昭和どんちゃらリン ライブ」
▽LIVE: 昭和どんちゃらリン / padge / Ono / さっし
▽料金:(前)¥1,800/(当)¥2,300(ドリンク代別)
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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昭和どんちゃらリン

padge