横浜インプロシーンの重要人物である打楽器奏者/サウンドアーティストの"マルコス・フェルナンデス"がフロントマンを務めるロックバンド"Marcos and The Wild Machinations"がギブミーに登場!
"マルコス・フェルナンデス"は、横浜で生まれ育ち、サンディエゴの音楽シーンで30年以上パフォーマー、プロデューサー、キュレイターとして過ごし、現在はまた再び横浜に戻り活動する音楽家。打楽器演奏や、フィールドレコーディングのパフォーマンスを軸にこれまでBill Horist、Carl Stone、山本精一、吉田達也、秋山徹次、内橋和久...他、様々なミュージシャンと共演。そんな彼が、自らヴォーカル&ギターを務めるバンドプロジェクトとして突如始めたのが"Marcos and The Wild Machinations"。80年代から書きためていたモチーフを元に、横浜音楽シーンの手練プレイヤー達とともにアレンジを施し、サーフミュージック、ブルース、プログレを聴き育ったという彼のロックミュージックへの憧憬が反映されたハイブリットなロックンロールサウンドが誕生!カラッとした空に焼かれた土の香りが漂うロック〜ブルース〜フォークを基調に、甘さ控えめのラバーズロックや、teenage fan clubばりのキャッチーなギターポップなど、楽曲によってめくるめく表情を変えるバンドアンサンブルが素晴らしい!彼の柔和な人柄が反映されたようなあっけらかんとして牧歌的な歌声とコントラストをなして、緩やかに全体を包むサイケデリアの湯気と、インタールード的に挿入されるコズミックなノイズ&アンビエントが奥行きをぐっと広げるバンドアンサンブルの妙!ボーダレスな感覚で、音楽と、人と関わってきたマルコス・フェルナンデスの日々の思考の果てに生まれたポップの楽園をご堪能ください。
共演は、この2組!
エレクトロポップバンド"Far Farm"での活動を経て、東郷清丸バンドへのコーラスメンバー、「川村亘平斎とあだち麗三郎の影絵と音楽」に参加するなど声を軸としながら活動を行う音楽家“KUDO AIKO”。ソロでのパフォーマンスは、声のテクスチャーにフォーカスしつつ、ルーパーやMTRなどを使ったパフォーマンスを展開。R&B、ソウルミュージックに根ざしつつも、民謡や民族音楽などの土着音楽の世界にも造詣が深い彼女。ミニマルなシンセサウンドの中に、声楽や現代のポップスとは異なる様々な発声法を取り入れ、時空間旅行的感覚を呼び起こしてくれます。
コントラバス奏者であり、MPCを用いたソロプロジェクト”13un”としても活動する中川文太と、ギブミーで開催しているインプロライブ”seldom”の主催者としても知られるギタリスト/音響音楽家の柳沢耕吉の即興的エクスペリメンタルユニット"ナライガワ製作所"が登場!中川によるコントラバス、謎のリボンコントローラー型シンセを用いたの唸り声のようなホラーテイストのサウンドと、柳沢による奇妙なディレイフィードバックを纏ったアヴァンジャズフレーズによる混沌とした音世界をご堪能ください。
////////////////////////////////////
2022年10月22日(土) Give me little more.
「Marcos and The Wild Machinations live in Matsumoto」
▽Live: Marcos and The Wild Machinations / KUDO AIKO / ナライガワ製作所
▽料金:(前)¥2,000 /(当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
予約:give.melittlemore@gmail.com
////////////////////////////////////
Marcos and The Wild Machinations