ベルリン拠点、ブラジル出身のコントラバス奏者"Vinicius Cajado"が
ポピュラー音楽〜実験音楽まで幅広いフィールドで活躍する
ヴァイオリニスト"波多野敦子"と共に登場!
サンパウロ出身、ベルリンを拠点に活動するコントラバス奏者"Vinicius Cajado"が、映画「ドライブ・マイ・カー」のサントラへの参加や折坂悠太などのサポートワーク、実験的なソロ作品のリリースで知られるヴァイオリニスト"波多野敦子"と共に登場!
"Vinicius Cajado"は、サンパウロ出身、現在はベルリンに拠点を置くコントラバス奏者。ソロデビュー作『Monu』(2021)でNew York City Jazz Recordより「デビュー作・年間最優秀賞」を受賞し、さらにヨーロッパの国際ベーシスト協会で「最もユニークで創造的な演奏」にも選ばれるなど、世界各地で評判を得ます。フランスが誇るベースの巨匠"Joëlle Léandre"とのデュオアルバム『Strom Dance』(2023)は、アメリカのベーシストMark Dresserが「即興デュオ・ベースレコーディングの系譜における驚くべき、力強く意味深い一作。」と高く評価。ミニマリズムからマキシマリズム、テクスチャにフォーカスしたノイズから郷愁を漂わせた抒情的なフレージングまでを自在に往来し紡ぐストーリーテリング、卓越した技量と表現力でジャズ〜ブラジル音楽〜ヨーロッパ現代音楽などの音楽ボキャブラリーをシームレスに組み合わせながら立ち上げる時にモノクロームで時に淡色の色彩に満ちた音世界をご堪能ください!
今回コラボレーションを行うのは、ポピュラー音楽から実験音楽・即興など幅広い分野で活動するヴァイオリニスト”波多野敦子”。室内楽を中心とした1stアルバム「13の水」(2003年)リリースをきっかけにソロ活動をスタート。特殊な奏法で1人弦楽オーケストラを形成する「細胞音楽」シリーズ作品「Cells#2」(2018年)「Cells#5」(2021年)は国内外の音楽家、評論家が注目。サポートワークでは、KID FRESINO、折坂悠太、Mockyなどに参加、石橋英子が音楽を担当した「ドライブ・マイ・カー」主題歌では弦楽を担当。ライブでは主に5弦ヴィオラを演奏。生音と、エフェクターを通した重低音やドローン、ノイジーなミニマルサウンド、更には古典的なハーモニーを組み合せながら秩序の中に危険な偶発性をしのばせた均整のとれた混沌と緊張感に満ちたシネマティックな音世界を立ち上げます!
共演は、キセルの”辻村豪文”によるソロプロジェクト”The Instant Obon”。日本各地の民謡音源をゲストボーカル的に招き入れて再生し、メイン楽器に据えたドラムセットで自ら叩き出すJ Dillaライクに独特に揺れるhip hopビートと、ベッドルームポップスタイルのシンセが時に優しく、時に極太に混ざり合う、いつまでも身を沈めて漂いたくなる陶酔の音世界。ある種の瞑想的な音楽体験でもありながら、暮らしている場所/過去、歴史/大きな社会の動き/と、今、此処に立つ自分の関係性へ想いを馳せずにはいられなくなる静かで鋭い眼差しが宿るビートのリアリズムをぜひご体験ください。
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2025年10月7日(火)Give me little more.
「Vinicius Cajado ×波多野敦子 Japan Tour 2025 松本」
▽LIVE:Vinicius Cajado ×波多野敦子(ベルリン / 東京)/ The Instant Obon(辻村豪文 from キセル)
▽料金:(前)¥2,500 / (当)¥3,000
▽時間: (開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約: give.melittlemore@gmail.com
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Vinicius Cajado
波多野敦子