シューゲイザーサウンド〜オルタナ〜エモを往来しながらコントラストの眩いサウンドを紡ぐスリーピースバンド”OWN”による初の自主企画イベント「somewhere」が開催されます!
ゲストに新潟のオルタナシーンを牽引するバンドjyugatsunodrumの榎本氏による新バンド"SEROW"が登場!陰りを背に情念を爆発させる剥き出しのフォーキーな歌心は、岡林信康に連なるジャパニーズフォークの系譜や、イースタンユースやClimb The Mindを彷彿。ペイブメント、ダイナソーJr、スーパーチャンク、ソニックユースへの深い敬愛が漂うラフな肌触りのギターサウンドを中心とした野生的なオルタナサウンドを根幹に持ちながらも、その熱を少しだけ抑制した歌物にフォーカスするバンドアンサンブルがまた心地良いです!
共演2組目は、中年オヤジたちによる青春不発弾インディパンクバンド”ハナダイズ” 。種火のようにくすぶり続ける葛藤を、耳にした瞬間に口ずさみたくなるキャッチーに振り切ったメロディと、スカスカのギターポップサウンドにのせて叩き付ける様は、誰もが目に焼き付けるべき!凄まじいペースでつくられる新曲群の数々が毎回楽しみです!
共演3組目は、若手ビートメイカー”gaku matsunobu”。MPCフィンガードラムスタイルで叩き出すJazzyなサンプリングソースのLo-Fiビートは、クールでモダンな佇まいをみせつつも、エキゾチックな旅情と生活の匂いが交差した不思議な温度感で鳴ります!
そして、今回の企画者"OWN"。水溶性のメロディラインと繊細なギターアルペジオとシンバルの打音のレイヤードが織りなす静寂パートと、エモーショナルな絶唱と激情型の音の塊が投げつけられる轟音パートのコントラストが眩い正統派オルタナティブロック!ベースレスでありながら、隙間を時に活かし、時に埋めながら立ち上げる自在なダイナミクスと端正なサウンドデザインが素晴らしい!