松本シーンで今、最も精力的に躍動するオルタナティブロックバンド”Breakman House”が県内外からゲストを招いて自主企画「CEMENT」松本編を敢行!
ゲスト1組目、“オコトロン”は、松本でもお馴染みの浜松のハイテンションニューウェイブ歌のお兄さん”マッスルNTT”と、彼のやっていたユニット”マッスルNTTなどズ”の頃から活動をともにする琴奏者”すずし”による電子ポップユニット。エレクトロビートの上で、琴とシンセサイザーによる遊び心たっぷりなアンサンブルが交差!ノスタルジックな暖色フォークトロニカ、トイポップ的なアプローチをもちつつも、時にスペーシーに、時にサイケデリックに跳躍!ハニカミつつも思いついたアイデアを手先に即憑依させて投げ込む機動力たっぷりの演奏と、インストゥメンタル的アプローチかと思いきや、突然のフリースタイルラップが飛び出したりする自由自在のステージングからは目が離せません!
ゲスト2組目は、長野市発、くだらない1日やdowntを擁する注目のレーベルungulatesよりリリース、国内のエモシーンで躍動するツーピースバンド"7th jet ballon"。鋭く切り裂きながらもセンチメンタルを漂わせたギターと、ヘヴィネスを纏いつつ多彩なフレージングと複雑なリズムの妙をめまぐるしく繰り出しながら疾走するドラム、少年性のあるハイトーンボイスによるナイーブな歌い口…緻密なアレンジメントを施しながらも、二人の呼吸で情感たっぷりにドラマを紡ぎ、熱を帯びた音の塊としてぶつけるアンサンブルが素晴らしい!Cap'n Jazz、The Promise Ring、hello hawk、malegoatなどのエモバンドの系譜を想起させる彼らの音楽をお楽しみに!
地元共演は、Breakman Houseのアートワークも手がけるマルチな才能、若手ビートメイカー”gaku matsunobu”。MPCから叩き出すJazzyなサンプリングソースで紡ぐ、エキゾチックな旅情と生活の匂いが交差したLo-Fiビート。
そして、今回のホストバンド"Breakman House"。変則チューニングを多用しつつ刺々しく歪んだ不穏な響きのギターアンサンブルによるsonic youthへの憧憬が迸る焦燥オルタナサウンドを基調にしつつ、ポストハードコア、ポストロックを経たプログレッシブな楽曲〜4AD直系のドリームポップ~シューゲイザー、フィッシュマンズを思わせる長尺のインスト曲まで、ヘヴィーリスナーとして耳にした音楽をすぐさま自分たちのサウンドに取り込んでいく柔軟さと速度感で日々変化するその姿から目が離せない!
Breakman Houseの多様な音楽性がそのまま企画として反映されたようなジャンルミックスな一夜!お楽しみに!