京都のサイケデリック画家/音楽家の柏木 辿と、
ゲスト1組目は、長野発、京都在住のサイケデリック画家 / 音楽家"柏木 辿"。数年前までは長野の音楽シーンで、ベガ星人、デパートのかいじん、床ティッシュ文化などのバンドでベーシストとして活躍。 京都移住後は、賢いユリシーズ、ウンラヌなどへ参加、最近ではtaigen kawabe(Bo Ningen)や河端一(acid mothers temple)らとの即興セッションを行うなど、関西アンダーグラウンドシーンの名物ベーシストの一人としてその名を着実に轟かせています。画家としては、松本筑摩「marsmoo studio」の巨大壁画「へきめんこ」や、京都のカオス居酒屋「村屋」の床画(踏まれては消えてゆくので毎年描き足しているとのこと)など、極彩色で感覚をゾワっとさせつつユーモアにも溢れたドローイング作品を発表。昨年は、約2年の月日をかけて描かれた100枚の緻密なペン画を一冊にまとめた新感覚のコミックブック「たのしい混沌」を発表!音楽家としても、画家としても一貫して、感覚を変容させる世界観を立ち上げる彼が、今回は最近始動させたというエレキギター弾き語りスタイルでのライブを聴かせてくれます。開放弦が妖しげに鳴り続け永続的な時間感覚を呼び起こすシタールのようなギタープレイと、脳内のつぶやきが漏れ出したかのような陶酔状態で語りかける歌をお楽しみに!
ゲスト2組目は、惜しくも解散した松本発のポップバンド金魚注意報のフロントマンとして知られる北村優樹の新名義ソロセット"北村盧(Lou Kitamura)"。ティン・パン・アレー周辺の音楽、シティポップ、80's シンセポップ、ネオアコ、mac demarco的なチルアウトしたインディポップなどを血肉に、職人的で流麗なアレンジメントとジェントリーな歌い口で極上のポップワールドを構築!神奈川の湾岸風景に、異国情緒や、レトロフューチャーな雰囲気が溶け合った想像都市のような空間で起きるエピソードを自ら物語るような、どこか俯瞰したクールな眼差しが宿っています。その一方で、ストレンジでユーモア溢れる奇妙な音たちが自由に闊歩し、その空間で暮らす人々の営みのような佇まいをみせ、人肌の温もりや息吹を感じさせます。彼の音楽は、密室的なアプローチを取りながらも、今立っている場所を慈しみつつ、まだ見ぬ場所へのイマジネーションを刺激してくれます!阿佐ヶ谷mogumoguで中国料理と音楽のイベント「四川ナイト」を企画、間も無く1st album「滑走路」をリリース予定など、ギアを入れて活動をスタートさせた彼のライブをお楽しみに!