ギタリスト柳沢耕吉によるインプロヴィゼーション・ライブイベント”seldom”
佐藤公哉とtishをゲストに迎え開催!
ジャズ/即興演奏を中心に、音響作品の制作も行うギタリスト“柳沢 耕吉”主催のインプロヴィゼーションイベント「SELDOM #10」を開催します。
このイベントでは、毎回新たに登場するゲストと、主催の柳沢耕吉によるライブに加え、即興のコラボレーションの時間を設けて、相互に探り合い、影響しあいながら、変化していく様を楽しみます。「フリージャズ」、「実験音楽」、「アヴァンギャルド」などのカテゴライズへは向かわず、そこで起こっていることが何なのか?余白たっぷりの「曖昧な感覚」を呼び起こす現場をお楽しみください。
第10回目のゲストは、この2人!
1人目のゲストは、松本市四賀村を拠点とし、フォークロア、ジャズ、クラシック、歌謡曲、各地の土着音楽など様々な要素を越境しながら室内楽的にアウトプットする音楽家"佐藤公哉"が登場!朗々としたボーカルスタイルを基調にしつつ多彩な幅をもつ声表現、ヴァイオリン等の弦楽器、各種の打楽器などを自在に演奏するマルチプレイヤーである彼。これまでに「KIMIYA SATO MIKUSA BAND」、「3日満月」、「表現(Hyogen)」などのユニットで活動しつつ、映画音楽、舞台音楽、即興パフォーマンス、地域に密着したプロジェクトなどを手掛けています。今回は彼が学生時代より親しんできたフリーインプロヴィゼーションと、近年力を入れている郷土芸能の取材、稽古を元にした音楽スタイルとの接続を試みるとのこと。東北や長野県で稽古や調査を行なってきた獅子躍り、剣舞、神楽など郷土芸能の太鼓のリズム、歌、笛の節回しを用いながら音空間を解体、再構成するパフォーマンスをお楽しみに!
2人目のゲストは、ベーシスト・今井孝志によるソロプロジェクト“tish”。即興演奏のアヴァンバンドyes your boysや、スタンダードジャズのデュオMPPMのメンバーとして活動しつつ、各地のジャズセッション会でホストベーシストとしても精力的に参加。その一方で、コンテンポラリーアートのフィールドで平面、立体作品の発表、展示も行うなど美術家としての一面も。今回はベースとディレイのシンプルなセッティングで演奏を行うとのこと。サウンドアート、メディアアートなどにも造詣が深い彼がソロでどんなアプローチを見せてくれるか期待です!
主催者・”柳沢 耕吉”はジャズ/即興演奏を中心に活動、音響作品の制作も行う松本在住のギタリスト。ジャズの素地を活かしたギター演奏とカセットテープやポータブルレコードプレイヤーを用いたパフォーマンスを主体に、最近は、カシオのカセットプレイヤー内蔵ギターを寝かせたまま演奏するノイジーなプレイ〜センサー内蔵のディレイによるフィードバックプレイなどの新しいアプローチも取り入れ、コンセプチュアルなパフォーマンスの中にほのかな野性味を漂わせる彼。今回は、過去に制作した音響作品と演奏/録音行為によるブリコラージュを行うとのこと。
イベントのクライマックスには、3組による打ち合わせなしの即興コラボレーションもあります!それぞれのライブセットはもちろん、セッションタイムもお見逃しなく!
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2022年8月26日(金) Give me little more.
「SELDOM #10」
▽Live:佐藤公哉 / tish / 柳沢耕吉
▽料金:¥1,000 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
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佐藤公哉
柳沢 耕吉