Astral Swans
Eamon McGrath
奇妙な音響感覚と歌心が交差するインディ・フォークシンガー”Astral Swans“、
パンクロックとアヴァンギャルドと北米フォークが混沌と渦巻く”Eamon McGrath”
2組のSSWがカナダから登場。
この4月は、カナダから4組のインディ・フォークシンガーによるスプリットツアーが2週連続で松本にやってきます!第一弾は、昨年5月にもギブミーに登場し好評を博したカルガリー発のローファイ・フォークシンガー”Astral Swans”と、今回初登場、Julie Doironとのバンドでも知られるトロントのアヴァンフォークシンガー”Eamon McGrath”の2組が登場!
「星の世界の白鳥たち」という名を冠し、Feist、Angel Olsen、Julie Doironといったビッグネームとの共演も果たすカルガリーインディシーンの代表的SSW”Astral Swans”。彼の音楽は、異界の言葉が飛び交う乱れた交信電波と、枯れた低体温のカントリーフォークが一つのトランジスタラジオから同時に流れ出るような奇妙な混沌に溢れています。リヴァーブの靄にまみれ不安定にたゆたう歌声はARTHUR RUSSELLの浮世離れした甘美な味わい、荒々しくコラージュされるゴミ捨て場のファズトーンはSiver Applesやsusideの暴力性を彷彿。どこか冷めた皮肉屋な目線と隠せない愛嬌とユーモアは、Pavementのよう。雄大なとうもろこし畑の風景の中にポツリと建てられたプレハブ小屋でオタク男が見るモノクロームの白昼夢…壊れたブラウン管テレビのノイズの中に混じる美しい白鳥のサブリミナル…そんな妄想気味な映像が頭に浮かぶ彼のストレンジフォークは、世の中の枠からはみ出してしまいがちな全ての変わり者たちにぜひ見ていただきたい最高のルーザーサウンドトラック!
”Eamon McGrath”は、カナダ・エドモントン発、現在はトロントを拠点とするアヴァン・フォークシンガー。最近では、オルタナシンガー”Julie Doiron”率いるバンド”Julie & The Wrong Guys”のメンバーとしても知られ、ソロ活動でも世界中で年間80本以上のライブを行なっています。ブルーススプリングスティーンを思わせるワイルドなしわがれた声で、悲哀のメロディを歌う様は、一見、北米フォークロックのど真ん中に佇んでいるかのよう。しかし、彼の歌の背後に潜む音に耳を傾けると、そこにはCBGBの禍々しい喧騒の中で鳴るジョニー・サンダースのヒリヒリとした感傷のギタートーンが聴こえたかと思えば、Godspeed You! Black Emperorにも通じる音響的な実験精神が遠巻きに暴れます。落ち着きを放ちながらも「大人のフォークロック」なんていう安全なカテゴリには絶対に収まらない、鋭い観察眼と自らが通ってきた音楽的な痕跡を刻み込んだ多面的なダークフォークをお楽しみに。
「星の世界の白鳥たち」という名を冠し、Feist、Angel Olsen、Julie Doironといったビッグネームとの共演も果たすカルガリーインディシーンの代表的SSW”Astral Swans”。彼の音楽は、異界の言葉が飛び交う乱れた交信電波と、枯れた低体温のカントリーフォークが一つのトランジスタラジオから同時に流れ出るような奇妙な混沌に溢れています。リヴァーブの靄にまみれ不安定にたゆたう歌声はARTHUR RUSSELLの浮世離れした甘美な味わい、荒々しくコラージュされるゴミ捨て場のファズトーンはSiver Applesやsusideの暴力性を彷彿。どこか冷めた皮肉屋な目線と隠せない愛嬌とユーモアは、Pavementのよう。雄大なとうもろこし畑の風景の中にポツリと建てられたプレハブ小屋でオタク男が見るモノクロームの白昼夢…壊れたブラウン管テレビのノイズの中に混じる美しい白鳥のサブリミナル…そんな妄想気味な映像が頭に浮かぶ彼のストレンジフォークは、世の中の枠からはみ出してしまいがちな全ての変わり者たちにぜひ見ていただきたい最高のルーザーサウンドトラック!
”Eamon McGrath”は、カナダ・エドモントン発、現在はトロントを拠点とするアヴァン・フォークシンガー。最近では、オルタナシンガー”Julie Doiron”率いるバンド”Julie & The Wrong Guys”のメンバーとしても知られ、ソロ活動でも世界中で年間80本以上のライブを行なっています。ブルーススプリングスティーンを思わせるワイルドなしわがれた声で、悲哀のメロディを歌う様は、一見、北米フォークロックのど真ん中に佇んでいるかのよう。しかし、彼の歌の背後に潜む音に耳を傾けると、そこにはCBGBの禍々しい喧騒の中で鳴るジョニー・サンダースのヒリヒリとした感傷のギタートーンが聴こえたかと思えば、Godspeed You! Black Emperorにも通じる音響的な実験精神が遠巻きに暴れます。落ち着きを放ちながらも「大人のフォークロック」なんていう安全なカテゴリには絶対に収まらない、鋭い観察眼と自らが通ってきた音楽的な痕跡を刻み込んだ多面的なダークフォークをお楽しみに。
共演は、この2組。
霧がかった深い森を想起させる厳かなフィンガーピッキングギターと、自分の生活圏内から滲みでてきた歪なボキャブラリーのコントラストが素晴らしい松本の幽玄アシッドフォークシンガー"玉屋”。(前回披露してくれたエレキギターとディレイペダルでのニューライブセットも最高!)
くぐもった奇妙なエコーサウンドと煌めきのシンセサウンドに分厚く塗られた音像の中で、失われた風景を思うような感傷的かつ歌謡的なメロディが響く男女ボーカルドリーミーフォーク/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”
歌心とサイケデリアが交差するストレンジフォークナイト。
2019年4月17日(水) Give me little more.
「4 Canadian Artists Japan Tour 2019 #1 Astral Swans / Eamon McGrath」
▽Live: Astral Swans(カナダ)/ Eamon McGrath(カナダ) / 玉屋 / TANGINGUGUN
▽料金:(前)¥2,000 /(当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
予約:give.melittlemore@gmail.com
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Astral Swans
Astral Swansはカナダ・カルガリーを拠点に活動するソングライター、Matthew Swannによるローファイ・フォーク・ユニットである。Chad VanGaalenやPreoccupationsといったアーティストを輩出し、カナダ版SXSWとも言うべきSled Islandフェスティバルが開催されるなど、近年大きな盛り上がりを見せているカルガリー・インディ・シーン。その中でAstral Swansは精力的にライブ活動を行ない、Hayden、Feist、Angel Olsen、Julie Doironといったビッグネームとの共演を果たすなど、シーンの隆盛に貢献している。
Eamon McGrath
カナダ、エドモント出身でトロントを拠点として活動するEamon McGrath。2017年にはおよそ60本近く、2018年には80本以上のライブをこなし、更に”Berlin-Warszawa Express”とうい本を出版、彼が参加しているJulie & The Wrong Guyというバンドのアルバムリリース(Tokyo Police ClubやYukon Blondeを擁するdine Alone Recordsより発売)。そして今作のソロ作品をリリース。楽曲だけでなく、活動もパワフルでアグレッシブだが、2019年アルバムリリースツアー敢行中の彼が、日本にも来日することが決定し、日本での活動も注目が集まるだろう。
玉屋
2008年頃から松本市を拠点に弾き語りを始める。
2009年頃、『犬とギター』を結成するも、1年ほどで解散。
2010年頃からは『玉屋バンド』としても活動中。
3枚の宅録ソロアルバムを経て、2016年3/5にミニアルバム『bird watching』をリリース。
幽玄なギターフレーズに隠しきれない天然感覚の言葉遣い。
TANGINGUGUN
2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。読み方はタンギンググン。奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。 2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となる5曲入りカセットテープ『馬鹿な魚』をリリース。 現在はドラム、シンセサイザーの新メンバーが加わり四人編成をメインに活動。2018年6月には、松本のバンドher braidsとともに韓国・ソウルで2日間のスプリットライブを行う。
これまでに、Tara Jane O'neil(US), Yumbo(仙台), moools(東京), 魚座(福岡), Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US), scott and charlene's wedding(AUS), Peach Kelli Pop(US), Parasol(韓国), Goonam(韓国)らと共演。