2019-03-05

2019年3月5日(火) 「Lief Hall Japan Tour 2019 松本公演」

lief hall

ヴァンクーバー発、
ミニマルな美学が漂う、フューチャー・シンセポップアクト"Lief Hall"が登場。

Grimesと共にツアーを回るなど話題となったMYTHSのメンバーとしても知られ、ベルリンでの生活を経て、現在はカナダ・バンクーバーを拠点に活動する実験電子音楽家/シンガーの”Lief Hall”が登場。ヴィジュアルアーティストとしても活動し、政治、自然、科学技術、人々の潜在意識、神秘主義、ポストヒューマン、フェミニズムなどのテーマを、あくまで一個人の感覚と密接に結びつけながら思考し、表現を行う彼女。その音楽は、静寂に包まれながらも深部から湧き上がる情念の歌声、虚ろにハミングするシンセ、ミニマルな美学で精巧に配置されたロボットの足音のようなビートによるエクスペリメンタル・シンセ・ポップ。生身の肉体を失った意識だけの世界で終わりなき夢を見るような、人工の雨とピンク色の霧の中を行くあてもなく彷徨い歩くような、ヒプノティックで、奥底にサイケデリアが立ち上がる音像…そこに身を沈めると、ディストピア世界の中で遠くからこだましてくる人々の感情に耳を傾けているかのような心地を覚えます。ライブ演奏では、リアルタイムで映像と音を融合させたパフォーマンス〜ハープ奏者とドラマーによるトリオでのライブも行う彼女。今回の日本ツアーではどのようなセットを聴かせてくれるのでしょうか。シンセポップ、エレクトロポップ、ドローン、ドリームポップ、ミニマルエレクトロ、ダークウェイブファンは必見!

共演は、3組。

可憐だけれど、どこか動物的な不思議な感覚でイラスト、映像、音楽と多方面で才能を発揮している"daborabo" a.k.a 山﨑美帆によるカシオトーンとディレイによるアンビエント演奏とライブドローイングとビデオ投影によるパフォーマンス。

ZINE制作からDJまで多才っぷりを発揮しながら、ライブパフォーマンスも始動させた”nu”。Grimes〜ジャパニーズサブカルチャーまでを脳内で煮込み、ロボティックな声でちぎり投げる、遊び心と衝動のシンセポップライブセット。

オブソリートで懐かしいシンセや自作・改造楽器を響かせる電子音マニアstevenこと"sho sugita”による自作&改造楽器や自らプログラミングしたソフトウェアを用いたノイズミュージックセット。


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2019年3月5日(火) Give me little more.
 「Lief Hall Japan Tour 2019 松本公演」
▽Live:Lief Hall(カナダ) / daborabo / nu / sho suigita
▽料金:(前)¥2,000 (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
予約:give.melittlemore@gmial.com

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Lief Hall
音楽だけでなく学際的な多分野にわたって活動をするLeif Hallのアルバムは、広い視野を持つ彼女だからこそ作り出せる、目には見えないアート作品のようだ。人々の潜在意識や自然、政治から影響を受けて出来上がったという今作、シングル曲となった”Lead Blood”④は人々が歩み続ける人生を機械的に表現し、アルバムタイトルともなった”Roses for Ruins”②はPOPミュージックの中に潜むサイケデリックさと、素朴で綺麗な歌声のハーモニーによるメロディーが魅力となっている。
本国のリリース後には、US、カナダツアーを成功させ、アルバムの功績からThe Georgia Straitが選ぶ「バンクーバーで目(と耳)が離せない10人の新人、”Ten of the best new acts in Vancouver to keep an eye and an ear on”」に選ばれた。又音楽雑誌やメディアにも取り上げられ、注目を集めた作品となっている。

daborabo


長野県上田市出身

明治学院大学 フランス文学科卒業 
セツ・モードセミナー卒業

 現在は松本を拠点にして、
雑誌、書籍、広告、CD・LPジャケット等のイラストを手がけている

 映像、音楽作品なども製作中