2017-10-06

2017年10月6日(金)『寺尾紗穂「たよりないもののために」リリース記念ライブ』第3回まつもと一箱古本市 前夜祭企画

寺尾 紗穂

かきけされそうな小さな声へと目を向けて歌う
シンガーソングライター"寺尾 紗穂"が登場!

10/7(土)に松本市街地で開催されるまつもと一箱古本市前夜祭企画!
2007年のメジャーデビュー、坂本龍一や大貫妙子らからも賛辞を受けるシンガーソングライター"寺尾 紗穂"がギブミーに初登場です。

寺尾 紗穂は、誰の日常にも息づく<目に見えないもの>への気配や、かき消されそうな小さな声へと目を向けながら創作を行うシンガーソングライターであり、その一方でエッセイストとしても活動。代表著書「原発労働者」(講談社現代文庫)、「南洋と私」(リトルモア)など、運動的アプローチではなく「私」と「あなた」という関係性の中で、常に社会の周縁へと目を向けた執筆を行っています。活動スタイルとしてはとても硬派な印象の彼女ですが、音楽性は普遍的強度をもったアーバンなポップスを展開。童謡、民謡のような親しさで耳に溶け込みつつ、凛とした情熱を感じる声とメロディによるピアノ弾き語りが軸。多彩なコラボレーター(七尾旅人、キセル、イルリメ、森は生きている、松井一平、柴田聡子、蓮沼執太、マヒトゥ・ザ・ピーポー、オオルタイチ、ダースレイダー…)を巻き込みながら、曲によってその姿を自由に変化させる彼女の音楽は、新曲が発表される度に常に驚きを与えてくれます。前作アルバムで彼女が提示した中心を持たない「楕円」という概念のとおり、自らの位置づけを定めず、常にたゆたう存在でありながら、いつでも懐に入り込んでくる寺尾紗穂の魅力をぜひ、体験してください!

オープニングアクトは、現在の松本ユースカルチャーの代表バンドである"金魚注意報"が出演。異国情緒漂うトロピカル夏休みポップス〜スウィート&ビターなAORサウンドまで、80'sスタイルのポップスを新世代的に賑やかに再解釈した背伸びポップスが最高。女性シンガーソングライター、シティポップ、ティンパンアレー周辺、渋谷系などのファンの方は特にマストチェックです。

全ポップスファンの方、お待ちしております。

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2017年10月6日(金) Give me little more.
第3回まつもと一箱古本市 前夜祭企画
『寺尾紗穂「たよりないもののために」リリース記念ライブ』
▽出演:寺尾紗穂(東京)、OA : 金魚注意報
▽料金:(前)¥2,500 / (当)¥3,000 / 出店者(箱主さん) は¥2,000 +1Dオーダ
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com
この公演は、ソールドアウトの可能性がありますのでご予約はお早めに。

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寺尾 紗穂


1981年、東京生まれ。ピアノ弾き語りのシンガーソングライター、エッセイスト。CM音楽(ドコモ、無印良品など)、映画の主題歌(安藤桃子監督作品「0.5ミリ」、大林宣彦監督作品「転校生 さよならあなた」他)、書評、ナレーションなどの分野で活動。著書に松本にも取材した「川島芳子 男装のエトランゼ」(文春新書)のほか、「原発労働者」(講談社現代新書)、「南洋と私」(リトルモア)、最新刊に「あのころのパラオをさがして 日本統治下の南洋を生きた人々」(集英社)がある。ウェブ平凡、本の雑誌ウェブ、花椿、高知新聞、北海道新聞、婦人之友などで連載中。6月に最新アルバム「たよりないもののために」を発表。同曲のMVは写真家の大森克己の初監督作品として注目を集めている。7月には、木崎湖畔のアルプスブックキャンプでもライブを行った。