2014-09-19

11月15日(土)『Tomo Nakayama、Yuuki Matthews (The Shins) Japan Tour 2014』



ジェフ・バックリーにも比肩しうる奇跡の唄声を持つシンガー・ソングライター、
Tomo Nakayamaが、
盟友Yuuki Mattthews(The Shins)と共に来日!
さらにoono yuukiとROTH BART BARONも参加!
日米4組によるカップリング・ツアーが松本にやってきます!

Jen Woodのサポートおよびオープニング・アクトとして来日した時から10年。そしてGrand Hallwayとして、同郷のArthur & Yuトクマルシューゴらと共に日本ツアーした時から7年。そして、Grand HallwayのメンバーでもあるShenandoah Davisとの来日から数えて5年ぶり、4度目となる、Tomo Nakayamaの来日が決定しました!
& recordsより10月にリリースされるほやほやの傑作『FOG ON THE LENS』をひっさげてのツアーとなります。今回は、ソロ・アルバムのミックスを手がけたThe Shinsのメンバーであり、Sufjan Stevensのバック・メンバーでもあるYuuki Matthewsもサポートとして来日します。Yuukiも、9月末にソロEPをリリースしたばかりで、彼のソロ・パートも予定しています。

そして、日本からは、Tomoのご指名に快く応えてくれたoono yuuki、さらに、Tomoの今作と共鳴するところが大きいROTH BART BARONの二組が、全公演(※初日のインストア・ライヴを除く)、帯同します。つまり、4アーティストによるカップリング・ツアーとなります!現代最高の唄を聴かせてくれる4組が、日米から一同に会する貴重なこの機会を是非ともお見逃しなく!オープニングアクトは、過剰なコーラスワークとねじれたアレンジに彩られたポップソングを熱量高めでアウトプットするslum

『Tomo Nakayama、Yuuki Matthews (The Shins) Japan Tour 2014』
時間:18:00(開場)/18:30(開演)
料金:一般 ¥3,000/学生 ¥2,000 ※要学生証提示 (ともに+1D別)
出演:Tomo Nakayama(from US)、Yuuki Matthews (The Shins from US)、oono yuuki(from東京)、ROTH BART BARON(from東京)、slum

▼プロフィール
Tomo Nakayama
シアトル在住のシンガー・ソングライター。2000年より地元の仲間と結成したAsahiのヴォーカルとして活動を開始する。2004年、同郷の女性シンガー・ソングライターJen Woodのバックメンバーとして来日。弾き語りでオープニング・アクトを務め、ジェフ・バックリーにも比肩しうる歌声を披露、絶賛を浴びる。これをきっかけに地元でリリースされていた1stアルバム『HEAD ABOVE WATER』が、最新音源4曲を追加収録して、& recordsよりリリースされる。その後、Asahiは解散。2007年にGrand Hallwayを結成。ストリングスを導入するなど、インディー・ギター・ロックな路線から、よりチェンバー・ポップな方向性にシフトしていく。これまでに3枚のアルバムをリリースし、同じ頃にデビューした同郷のArthur & Yuとともに2007年に来日、トクマルシューゴをゲストに迎えてツアーを敢行するなど精力的に活動する。その後、2013年に、Tomoは、サンダンス映画祭の大陪審賞にノミネートされたLynn Shelton監督の映画『Touchy Feely』に出演、演奏シーンも披露する(この映画で使用された「Horses」の弾き語りヴァージョンが、『Fog on the Lens』日本盤のボーナストラックとして収録)。この経験にインスパイアされたTomoは、今度はチェンバー・ポップな方向性から、より生々しく、インティメイトで、実験的なサウンドを求め、ソロとして『Fog on the Lens』の制作に入る。ちょうどその頃、築92年になる古いローマ建築様式のシアトル・タウン・ホールを自由に使うことができるようになったTomoはそこでレコーディングを開始する。メイン・ホールでは、スタインウェイのピアノで曲を書き、レコーディングし、バックステージは、ギター用のブースに、よく反響する地下の廊下では天然のリヴァーブでヴォーカルを、といった具合に、完全なる自由のもと、全く一人でラップトップに録音していった。ミックス段階にあたって、The ShinsやTeardropsのメンバーであり、Sufjan StevensのバックメンバーでもあるYuuki Matthewsに協力を依頼。初のコラボレーションながら、相性は抜群で、彼がオーバーダブしたアナログ・シンセやホームメイド・キーボードの感触は、アルバムのドリーミーな雰囲気に大きく貢献している。アコースティックとエレクトロニック、アナログとデジタル、都会と田舎、そんな相反する要素が混在する、新たなスタンダードとも呼べる傑作が誕生した。Tomo とYuukiは、このアルバムを引っさげての来日を予定している。


Yuuki Matthews
シアトル在住のアーティスト。SeldomやCrystal Skullsの元メンバーであり、The Shinsや
Teardropsの現メンバーであり、Sufjan StevensやDavid Bazanのサポートも務める才人。2014年10月にリリースされるTomo Nakayamaのソロ・アルバム『Fog on the Lens』ではミックスとアディショナル・プロダクションを務めて、その幻想的なサウンドスケープに大いに貢献している。2011年からいくつかのソロ音源をサイト上でリリースしてきたが、2014年9月、同じくThe ShinsのメンバーであるRichard Swiftのリミックスを含む12"EP「Funny Morning」をリリースする。

oono yuuki
 1983年高知県生まれ。2002年に上京し、パンクやニューウェーブ、ミニマルミュージックなどに影響を受けバンド活動をするも程なく挫折。しばらく家に引きこもり一人で音楽を制作するが、特に聴かせる人もおらず3年ほど経過。2008年、にせんねんもんだい主催の美人レコードよりCD-R作品を発表し、徐々に人前で演奏する機会が増え始める。2010年、kitiレーベルよりファースト・アルバムを発表。インストを中心に演奏する大所帯バンドと、一人での弾き語りの2つの形態で活動を始める。2013年、バンド活動を休止。現在は弾き語りで全国をまわりつつ、次回作を構想中。現在までに美人レコードより3枚、kitiレーベルより2枚の作品を発表している。

ツアーに向けてのコメント
「ある夜、ギターケースに思い切り足の小指をぶつけました。 爪が割れて血が出てきて、悪態をつきながらこのアルバムを初めて再生したのですが、あまりの良さに、僕はしばらくの間足の痛みも忘れ呆然と聴き入っていました。声、メロディー、楽器の音色、どれをとっても素晴らしく、ああ、こんな音楽を作る人がいるんだなあと、嬉しいような清々しいような気分になります。一体どんな人なのだろうと考えていたら、この度一緒にツアーを回れることになり、とても楽しみにしています」


ROTH BART BARON
 2008年結成、東京出身の2人組ロックバンド。2010年に自主制作による1stEP「ROTH BART BARON」、2012年には2nd EP「化け物山と合唱団」をリリース。disk unionやJET SETから多大な支持を受ける。ギター、バンジョー、マンドリン、ピアノ、和太鼓、グロッケン、マリンバ、フィドルなど多種多様な楽器を使い、壮大なサウンドスケープと美しいメロディ、剥き出しの感情と生命力に満ちあふれた歌詞が作り出す圧倒的な世界観は日本の音楽シーンだけに留まらず、SoundCloudをはじめとする音楽系SNSサイトから多くの賞賛コメントを受けるなど、海外での評価も高い。2014年1月には初となるNYツアーを成功させ、4月には1st Album『ロットバルトバロンの氷河期』をリリース。

slum

しらない手触りの「ポップソング」を探して、長野県を拠点に活動中の三人組。2007年結成。トレードマーク的だったツインギター編成を改め、2012年末より現スリーピース編成。USインディから、60’sソフトロック、日本語フォークまでをごった煮にしてつくられたアンビバレントなのに過剰に歌謡的にも響く曲たちは、まったくだめでもなく、かといってぱっとしない毎日に寄り添ったり、突き放したりする。過去にこれレコードより音源を2枚リリース。Joan of arc、norman blake(teen age fun club)、Lou Barlow(Dinosaur Jr.)、Mike watt、LAKE,marching band,テニスコーツ、洪申豪(透明雑誌)、LEO今井、8ottoなどとも共演。

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