2013-08-01

8月18日(日) アーティストトークイベント ビジターvol.1「―新しいカウンターカルチャー!を話し合う― ゲストスピーカー:gonna(ダンサー/アクティヴィスト)」

(国会議事堂前パフォーマンス Black LOUD shoes)

多様なカルチャーシーンが交差する空間となるべく、Give me little more.では、県外の若手アーティスト、クリエイターの方が活動紹介を行うアーティストトークイベント「ビジター」。

第一弾の今回は、Women in Blackとして国会議事堂前での路上パフォーマンス「Black LOUD Shoes」や、政治性をもつ身体を考える「革命のためのダンスワークショップ」などアクティビズムの領域で活動するダンサー・gonnaがゲストスピーカーとして登場。松本ではなかなか知ることが出来ない新しいカウンターカルチャーの現場の生の声をお話いただきます。表現活動と政治の関係性、アーティヴィズム(※)について、シンパシーも違和感もない交ぜにしながら話し合いたいと思います。みなさん、語らいにお越し下さい。

(主催者より)
どうしても政治に対するアレルギーって拭えず、「デモ」「反原発」「革命」…、もしくは「憲法改正」「愛国心」…といった語気の強いキーワードが出るとそれだけで身構えてしまいます。「政治」を語るのは正直、リスクも高くて面倒くさいというのが本音。とはいえ一方で、若い担い手たちによる反原発デモ、Chim↑pomの活動や、三宅洋平の出馬、JR展の活況など政治とアートの領域にまたがるアーティヴィズム(※)的活動が話題にのぼったりするのも事実。先日はtwitterで「音楽や映画の話のように政治の話も普通にしたい。」という趣旨のtweetをみかけたりもしました。政治の季節とは無縁に生きてきたぼくらの世代の意識も少しづつ変わって来ているようです。これは単純に興味深い!しかし松本では、こういったアーティビズム的展開に共感するか否かを判断する以前に、その活動の様子を知る機会さえありません。そこで、たまたま先日東京で知り合ったgonnaさんに来て頂き、彼女を囲んで現場の体験や活動の背景にある思いなどをお話いただく機会を設けることになりました。参議院選の熱が冷める前に、一度、政治と表現活動の関係をどう考えるか、gonnaさんの活動報告をきっかけに、その可能性と疑問をその場のみなさんで話し合えればと思います。

※政治性のあるアート・表現活動。アート+アクティヴィズムの造語。2003年ごろより使用されるようになった。

8月18日(日)アーティストトークイベント
「ビジターvol.1 ―新しいカウンターカルチャー!を話し合う―」
ゲストスピーカー:gonna(ダンサー/アクティヴィスト)」
入場料:¥1,000 (ドリンクチケット付き)
時間: 開場13:30/開始14:00
(3時間程度を予定)

■ゲストスピーカー プロフィール
gonna

1983年生まれ。愛知県出身。現在は東京都在住。高校時代よりクラシックバレエやジャズダンスを学ぶ。大学時代のNGO活動、国際協力サークルでの活動を経験。野宿者運動に参加したことをきっかけに衣食住に特化したアクティヴィズムにはまる。現在では、デモやオルタナティブスペース等でケータリングを行うユニットLoca☆Kitchenとしての活動や、パフォーマンスのためのアフィニティ・グループ「Women in Black」の振付け・構成の担当、ピアニスト赤井氏と「革命のためのダンスワークショップ」の主宰、山田勇男監督映画「シュトルム・ウント・ドランクッ」への出演など、 アクティヴィズムとアートのフィールドを横断する様々な活動を行う。