2026-06-03

2026年7月1日(水)Stern Recods presents『The All Jokes Aside Tour with Unchained and Bug Bus Piano』 ▽LIVE:Unchained(US) / Bug Bus Piano(US) / 浅野達彦(東京) / The Instant Obon(辻村豪文 from キセル)

   

Unchained

Bug Bus Piano




ヴェイパーウェイブやDIYホームレコーディングの手触りを纏ったアンビエント、アウトサイダージャズなアクト2組がUSから登場!

ホームレコーディング、DIYテープカルチャー、ヴェイパーウェイブの質感に根差した実験音楽、アンビエントの新しい潮流を紹介するニューヨークの新鋭レーベルStern Recodsが企画する"Unchained"、"Bug Bus Piano"、US発の2組の音楽家のジャパンツアーが松本にもやってきます!

1組目のゲスト、"Unchained"は、アメリカ・ロードアイランド州プロビデンス出身、現在はフランス・グルノーブルを拠点に活動する音楽家Nathaniel Davisによるソロプロジェクト。幼少期からギターを演奏しつつ、2000年代よりシンプルなオシレーターやノーインプットミキサーの手法を用いたノイズ実験、DIYテープカルチャーを横断しながら活動。2012年のフランス移住後に再びギターへと向かい、音響実験の果てに残ったロマンティシズムをもとに数々のインストゥルメンタル作品を発表しています。霞んだリバーブに包まれたジャズ/ボサノバギターのフレーズ、Feltなどに通じる80'sギターポップの繊細なトーン、古びたドラムマシンの奇妙な反復、窓を開けて入り込んでくる外気と溶け合うような湿気を含んだ生々しい音響テクスチャ…ジャズ的文脈での和声とリズムの実験と、ノイズミュージックを経由した曖昧な輪郭と粒子感、うっすらと纏ったインディポップの牧歌的な雰囲気とアンニュイな空気。そのすべてが溶け合った、不思議な温度感のアウトサイダージャズ。車窓から移りゆく景色を眺め物想いに耽るような白昼夢の音世界をお楽しみに!

2組目のゲスト、"Bug Bus Piano"は、シアトル生まれ、現在はニューヨークを拠点に活動する音楽家Jake Vandervloedによるプロジェクト。2009年から音楽制作を開始。自身の音楽を「Hard Ambient」と冗談めかして呼称し、ヴェイパーウェーブにも通じるカセットテープの汚れたLo-Fiサウンドの奇妙なアンビエント音楽を軸に、これまでBandcampを中心に膨大な数の作品を発表。カセットレーベル、Bandcampコミュニティ、NTSリスナーの間で静かに支持を広げながら、2024年には初のフルレングス作品『Out Under Streets』をリリース。アンビエントシーンにおけるカルト作家的存在として支持を集めています。過剰な歪みと揺らぎに満ちたドローン&ループサウンド、ノスタルジックなシンセのメロディライン、時折現れるけたたましいビザールなドラムマシン…その音の向こうから立ち上がるのは、アスファルトの割れ目から聴こえる都市の亡霊たちの声、朽ちた都市インフラに宿る哀愁、そして地面の下に眠る忘れられた存在たちの気配。ユーモア、諦観、逃避感、離人感、夢想に彩られつつも、その裏側に、「朽ちていく都市」「忘れられた歴史」へのシリアスな眼差しを感じます。時間の流れの中で崩れて、見捨てられた断片を拾い集め、何度も組み直しながら音楽を紡ぐこの世界に希望を見いだせない者たちのためのアンビエント音楽。ぜひ、お見逃しなく!

今回の松本公演に特別ゲストとして出演する"浅野達彦"は、岐阜県出身の音楽家・美術家。14歳よりギターと宅録を始め、東京藝術大学で絵画を学びつつ、音楽制作を継続。MOODMAN主宰のレーベル「M.O.O.D/donut」よりソロデビュー以降、任天堂64DDの「巨人のドシン1」のサウンドトラック『ドシンの跡を追って』(2000)の制作、「クサマヤヨイの前衛ファッションショー!」の音楽制作(2004)、デヴィッド・シルヴィアンのリミックス・アルバム『Blemish Remixes』(2005)など、領域を横断して活躍。近年は、そのサウンドがNTSなどからも評価され何度もプレイされるなど海外リスナーからの評価も高まっています。薄緑色のオーブを纏った柔らかなトーンで鳴らすギターの反復、光線を放ちながら浮遊する電子音、祝祭的なリズム…アンビエント、エレクトロニカ、ニューエイジといった音楽の周縁を漂いながらも、、どれにも収まらずに、架空の島の風景を音で紡いでいく絵画的な世界観に痺れます!未知の植物、熱気を帯びた草原、遠い島々の水平線が浮かぶその夢想的な音世界をお楽しみに。

松本からはキセルの”辻村豪文”によるソロプロジェクト”The Instant Obon”。日本各地の民謡音源をゲストボーカル的に招き入れて再生し、メイン楽器に据えたドラムセットで自ら叩き出すJ Dillaライクに独特に揺れるhip hopビートと、ベッドルームポップスタイルのシンセが時に優しく、時に極太に混ざり合う、いつまでも身を沈めて漂いたくなる陶酔の音世界。ある種の瞑想的な音楽体験でもありながら、暮らしている場所/過去、歴史/大きな社会の動き/と、今、此処に立つ自分の関係性へ想いを馳せずにはいられなくなる静かで鋭い眼差しが宿るビートのリアリズムをぜひご体験ください。

ホームレコーディング、ベッドルームポップ、カルトポップ的な質感の延長でジャズ、アンビエント、ニューエイジ、エクスペリメンタルなどと肉薄しながら独自の音楽を紡ぐ4組の音楽家が集います。お楽しみに!

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2026年7月1日(水) Give me little more.
Stern Recods presents『The All Jokes Aside Tour with Unchained and Bug Bus Piano
▽LIVE:Unchained(US) / Bug Bus Piano(US) / 浅野達彦(東京) / The Instant Obon(辻村豪文 from キセル)
▽料金:(前)¥2,500 / (当)¥3,000 / (学)¥1,500 (ドリンク代別)
▽時間:(開場) 19:00 / (開演)19:30

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Unchained



Bug Bus Piano

浅野達彦

The Instant Obon