2015-03-31

Nicholas Krgovich + Deradoorian Japan Tour 2015(7e.p. presents)


Nicholas Krgovich

 Deradoorian

デヴィット・バーンも才能を惚れ込んだ
ニコラス・ケルコヴィッチ、
そして元ダーティープロジェクターズの
エンジェルによるユニット・ デラドゥーリアン、
2組による超豪華カップリングツアーがやって来ます!

昨年、Give me little more.で松本公演が開催されたLAKE招聘ツアーでもお馴染みのレーベル7e.p。いつも本当に素晴らしい音楽を運んできてくれるこのレーベルが、2015年最初の招聘ツアーを開催!
今回は、インディファン発狂ものの超豪華カップリングツアーです。

一人目は、ヴァンクーバー発の天才、ニコラス・ケルコヴィッチ。No Kids、Gigi、P:anoといった数々のユニットで傑作を連発、2012年11月にはマウント・イアリ&テニスコーツと共に「7e.p. 10 Years Anniversary Tour Vol.5」として日本をツアー、ソロ・デビュー・アルバムの正式リリース前にも関わらずそのライヴ・パフォーマンスが評判を呼び、デヴィッド・バーンが惚れ込み自身のお気に入りプレイリストに彼の楽曲を5曲も取り上げるほど!2013年1月リリースの1stソロ・アルバム『ニコラス・ケルゴヴィッチ』はいまだロングセールス中。エレガント、ロマンティック&タイムレスなポップを聴かせてくれます。

そして、お相手は、みんな大好きダーティー・プロジェクターズの元メンバーとして知られるAngel Deradoorianによるユニット・Deradoorian。ダーティー・プロジェクターズの大傑作『ライズ・アバヴ』『ビッテ・オルカ』(ジャケ写右の人としても有名)時のメンバーであり、現在はエイヴィ・テアー(アニマル・コレクティヴ)のエイヴィ・テアーズ・スラッシャー・フリックスの一員として活動、さらにビョーク、ザ・ルーツ、フライング・ロータス、デヴィッド・バーン、U2、ヴァンパイア・ウィークエンドら匆々たる面子とのコラボ経験を持つUSインディ界のエキゾ才女!

ニコラスとダーティー・プロジェクターズの結びつきの深さは、同グループでエンジェルと人気を二分したアンバー・コフマン(『ビッテ・オルカ』ジャケの左の人)がフィーチャーされたニコラスのMV“City Of Night”でもお馴染みですが、既に同グループを離れたエンジェルとも交流は深く、今回の日本ツアーではお互いのステージをサポートし合う内容になる予定。さらにこの両名、誕生日も一緒という相性の良さ!

ニコラス・ケルゴヴィッチは海外でアナログLPと配信のみでリリースされた2枚の弾き語りのアルバムを日本のみCD化した『フー・ケアズ?+オン・カフエンガ』を2/4にリリースしたばかり。デラドゥーリアンも初のフル・アルバムが既に録音&ミックスまで終了しておりますが、まずは初来日時のニコラス・ケルゴヴィッチ同様、デラドゥーリアンとライヴ会場で新鮮な出会いをしていただければ。

松本公演は、スペシャルなゲストが!
昨年、7e.pより『宇宙のくしゃみ』をリリースしたシラオカのリーダー小池喬が出演決定!(昨年11月のギブミーでのパフォーマンスも、独特のユーモア感覚と素晴らしい歌声でお客さん大絶賛でした)

USインディ最前線が
松本で味わえてしまうこの機会を、
皆さん、ぜひぜひお見逃し無く!!!!

4月9日(木)
『Nicholas Krgovich + Deradoorian Japan Tour 2015 松本公演』
■料金:(前)3,300円 (当) 3,800円 (学生)2,500円―要学生証
(ともに1D別オーダー)
■時間: 開演19:30 / 開場19:00
■出演:Nicholas Krgovich、Deradoorian(ex:Dirty Projecters)、小池喬(シラオカ、from名古屋)
■予約:give.me.little.more@gmail.com

▼プロフィール
Nicholas Krgovich/ニコラス・ケルゴヴィッチ


1982年、ヴァンクーバー生まれ。若干20歳にて、チェンバー・ポップ・グループP:ano(ピアノ)の一員としてデビュー。以降、コンテンポラリーR&Bを取り込んだNo Kids、ガール・ポップへのオマージュを展開したGigi(ジジ)など多くのユニットで発表した全ての作品が、エレガント、ロマンティック&タイムレスな高いスタンダードを満たしてきた。デストロイヤー『Kaputt』を手掛けたジョン・コリンズ(ニュー・ポルノグラファーズ)をプロデュースに迎えた初のソロ・アルバム『ニコラス・ケルゴヴィッチ』を2013年日本先行でリリース(海外では『On Sunset』と改題し2014年10月リリース)。古き良きハリウッドをテーマに描き出した一大絵巻は、デヴィッド・バーン、ダーティー・プロジェクターズ、ナイト・ジュエル、片寄明人(GREAT3)ら多くの賞賛を受けた。最新作は2枚の弾き語りアルバムをコンパイルした日本限定CD『フー・ケアズ?+オン・カフエンガ』。2012年11月の盟友マウント・イアリ、テニスコーツとのツアーに続いき2回目の来日となる。

Deradoorian/デラドゥーリアン

1986年、北カルフォルニア生まれのシンガー&マルチプレイヤー、エンジェル・デラドゥーリアンによるユニット。ダーティー・プロジェクターズの大傑作『ライズ・アバヴ』『ビッテ・オルカ』(カバージャケットへの登場も印象的)時のメンバーであり、現在はエイヴィ・テアー(アニマル・コレクティヴ)のエイヴィ・テアーズ・スラッシャー・フリックスの一員として活動中。ビョーク、ザ・ルーツ、フライング・ロータス、デヴィッド・バーン、U2、ヴァンパイア・ウィークエンドら匆々たる面子とのコラボレーション経験を持つ。入り組んだ密集和声とバルカン半島や中東の音階を駆使し、現代的なエクスペリメンタル・ポップと前近代的なポリフォニーと融合させたデラドゥーリアン・サウンドは、異質ながらどこか懐かしい印象を与える。昨2014年秋にはRed Bull Music Academyの為来日。恵比寿リキッドルームで行われた「EMAF TOKYO 2014」ではループ・ペダル、生楽器と魔法のように重なり合うヴォーカルによるパフォーマンスを披露した。

■関連URL
7e.p.
monchicon! ニコラスケルコヴィッチ インタビュー
『天使のため息  ~「エンジェル」を通して見るあちらとこちらの「別れ」の温度差について、もしくはダープロのエンジェルちゃん天使化計画~』(佐藤一道)