2014-10-15

10月23日(木)ドキュメンタリー映画『リヴァイアサン』5.1chサラウンド爆音上映会




これは映画か?怪物か?人類がはじめて体感する海洋ドキュメンタリーの極北

松本シネマセレクト理事長・宮崎氏との共催で行っている上映会。今回は、昨年イメージフォーラムフェスティバルで上映され話題を呼んだ海洋ドキュメンタリー『リ
ヴァイアサン』の上映します。かつて世界の捕鯨の中心であり、文豪メルヴィル『白鯨』をインスパイアした港町・ニューベットフォードから出航する底引網漁船ア
テーナ号。昼と夜、美と恐怖、生と死が不気味に溶け合う漆黒の海の上で、映像作家であり、ハーバード大学「感覚民族誌学研究所」の人類学者でもあるルーシァン・
キャステーヌ=テイラーとヴェレナ・パラヴェは、GoProと呼ばれる11台の超小型カメラを駆使し、人間、海、機械装置、海洋生物といった現代商業漁業にかかわるす
べてを鮮烈に、生々しく活写していきます。カメラは網の中でもがく魚たちや、上空を飛び交うカモメの目線となり、虚空を舞い、海中へとダイブ。泡立つ波音、ク
レーンの軋み、波に揉まれた船体があげるうめき。圧倒的な映像とインダストリアルミュージックを思わせる絶海の音響を5.1chサラウンド爆音上映でお送ります。「体
感する」ドキュメンタリーをお楽しみください。

10月23日(木)
ドキュメンタリー映画『リヴァイアサン』5.1hサラウンド爆音上映会
▼上映:20:00- / 22:00-
▼料金:(前)¥1,200(当)¥1,400(+1D別)
▼予約:give.me.little. more@gmail.com

■作品情報

『リヴァイアサン』
(原題:Leviathan/87分/アメリカ・フランス・イギリス合作/2012年/配給:東風)
監督:ルーシァン・キャスティーヌ=テイラーベレナ・パラベル

アメリカ、マサチューセッツ州のニューベッドフォード港から出港した大型底びき網漁船の漁業の様子を、11台の超小型カメラを駆使した圧倒的な映像と音響で描いたドキュメンタリー。ハーバード大学の感覚人類学研究所に所属する人類学者でもある映像作家ルーシァン・キャステーヌ=テイラーとベレナ・パラベルが共同で監督。船に乗る漁師たちや網の中でもがく魚、上空を飛ぶカモメなど、さまざまななものの目線から描くことで、現代の商業漁業に関わるすべてのものと人間との関係性を浮かびあがらせていく。2012年ロカルノ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した。