2024-08-07

2024年10月4日(火)『Emily A. Sprague & Cool Maritime Japan Tour 2024 Matsumoto』 ▽LIVE:Emily A.Sprague / Cool Maritime



Emily A. Sprague

cool maritime

インディフォークバンド"Florist"の中心人物としても知られる"Emily A.Sprague"
デジタルメディアを通してエコロジカルな世界を構築する"Cool Maritime"
現代のアンビエント・ミュージック・シーンを牽引する2組の音楽家が登場!

ローファイ・フォーク/ベッドルームポップバンドの"Florist"の中心人物でもある大注目のアンビエント・アーティスト"Emily A.Sprague" が、ロサンゼルス拠点のヴィジュアルアーティスト/コンポーザー のSean Hellfritschによるプロジェクト"Cool Maritime"と共に来日!コロナ禍でのキャンセルを経て、ついにこのツアーが実現します!

"Emily A.Sprague"は、儚くおぼろげなサウンドながら同時に力強い生命力を感じさせるインディフォークバンド"Florist"の中心人物として活動し、並行してアンビエント・アーティストとしても高い評価を得るLAを拠点とする音楽家。昨年RVNGからリイシューされた『Water Memory / Mount Vision』がPitchforkでベスト・ニュー・リイシューを獲得し、フロントマンを務めるバンドFloristでもベスト・ニュー・アルバムを獲得するなどどちらのプロジェクトで各所で大注目される存在です。緩やかな波の中でピッチを揺らす牧歌的なメロディライン、湖面の乱反射や木立の隙間から漏れる光を思わせる煌めきのオルゴールシンセ、穏やかな風が通り抜ける流麗なドローン、小動物の足音のような微かなノイズ…彼女の生活を取り囲む自然をひとつひとつ素描するかのように生み出される、暖色の音像の中でささやかな変化が美しく瞬く極上のアンビエントサウンド。その柔らかな音の連なりに没入すると、繭の中で平穏な時間の流れに包まれつつ、この複雑な世界を静かに洞察して外界へと想像力を広げていく彼女の眼差しを共有しているかのような心地を覚えます。モジュラーシンセを主体に自然現象のようにゆっくり音を立ち上げながら深遠へとつながっていく彼女のアンビエントライブセットをお見逃しなく。

"Cool Maritime"は、 Björk, Kanye West, Dirty Projectorsらの作品を手がける映像チーム"Encyclopedia Pictura"の映像作家としても活動するLA拠点のマルチアーティストSean Hellfritschによる音楽プロジェクト。90年代の初期コンピューターグラフィックをモチーフに新しい息吹を与える作風のアニメーションを制作しつつ、自然を愛し、仲間と農場も営むという彼。マルチメディア精神とネイシャー主義を対比させせることなく、デジタルメディアを通して自然界への畏敬の念を培うという彼の精神性が色濃く彼の音楽性にも反映されています。80年代の久石譲の作品や、伝説的PCゲーム「MYST」のサウンドトラックなどをリスペクトし、初期デジタル音の温度感で、ニューエイジ、ミニマル、環境音楽がファンタジーの様相を帯びて交わるエコロジーでモダンサイケデリックな音世界。涼しく煌めくシンセアルペジオの奏でるファンタジックな旋律、カエルが跳躍するような奇妙でパーカッシブな響き、低ビット数の粗いグラデーションがかかった朝霧で包むパッドシンセサウンド…彼が立ち上げる箱庭的な仮想空間の中に、草木や苔、微生物、小動物たちの青々とした息吹を感じます。ライブではモジュラーシンセや小型のデジタルシンセを用いたセットで、どこか茶目っ気のある不思議なサウンドトラック的世界観が立ち上がる様をご堪能いただけます。

アンビエント、ニューエイジ、エクスペリメンタルのファンはもちろん、ベッドルームポップ、シンセポップファンにまでおすすめできる一夜です。ご予約はお早めに。

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2024年10月4日(火) Give me little more. 
『Emily A. Sprague & Cool Maritime Japan Tour 2024 Matsumoto』
▽LIVE:Emily A.Sprague / Cool Maritime
▽料金:(前)¥4,000/(当)¥4,500(ドリンク代別)
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30 

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Emily A.Sprague

Cool Maritime

2024年9月26日(木)『牧野容也 3rd album「Familiar」リリースライブ』 ▽LIVE:牧野容也 / 三井未来 / 滝口優作

      

牧野容也

ex小鳥美術館、Hei Tanaka、GUIROなどのギタリストとして知られる
土の匂いのルーツミュージックと生活の実感との交点でポップを鳴らす"牧野容也"が登場!

ex小鳥美術館、Hei Tanaka、GUIROなどのプロジェクトのメンバーとして活躍するSSW"牧野 容也"がニューアルバムを引っ提げ、ソロセットで登場!

"牧野 容也"は、名古屋発、現在は甲府を拠点にするSSW / ギタリスト。2005年から続き惜しくも2020年に活動を終えたフォークデュオ"小鳥美術館"をメインの活動に据えつつ、田中馨(SAKEROCK)によるバンド"Hei Tanaka"、「名古屋の至宝」とも称される"GUIRO"などのバンドに参加し、テクニカルかつ静かな熱を帯びたギタープレイでインディ音楽ファンを魅了してきた彼。SSWとして初のソロEP「グッド・バイ」(2021)をリリース以降、1stアルバム「the Odyssey」(2022)、2ndアルバム「City」(2023)、そして最新作「Familiar」(2024)と立て続けにアルバムをリリース!とびきりにキャッチーな美しい旋律と逸脱する冒険的な旋律のコントラストが素晴らしいメロディライン、淡々と抑制された響きの奥にシルキーな柔らかさと、艶やかな色気、静かな情熱を感じる多面的な魅力の歌声、湿度や温度感、光量までが瑞々しく立ち上がってくる鋭い風景描写で比喩的な幻想と生々しい暮らしの実感が交差した味わい深いリリックの世界、シンプルな手触りのフォークミュージックを土台にしつつも、隅々まで実験的な遊び心が効いたアンサンブル…土の匂いのするルーツミュージックやワールドミュージックを咀嚼し、リアルな生活感との交点を探り、日本語詞のポップスの世界へと落とし込んでいく彼の歌世界は、普遍的な強度をもちながらも聴くたびに新しい表情がみえてくるような奥行きを兼ね揃えています。くるりやキリンジなどの日本のポップマエストロたちを想起させます。今回は彼の流麗なギタープレイと歌世界がじっくり味わえる弾き語りセットで登場です!

共演は、この2組。

自宅を改装したライブスペース「井戸の底」の主としても知られるファンタジックフォークシンガー“三井未来”。浮遊感漂う天然に奇怪なコード進行と、空気に溶け込む繊細なハイトーンボイスで、ファンタジー文学の一編を立ち上げていくように藍色のフォークを鳴らす!静かなトーンの中で、煌びやかなリバーブ音を伴って感情のダイナミクスを込めるライブパフォーマンスが素晴らしい。

先日、DOPEなHOPEで初ライブとは思えない飄々としたステージングで会場を驚かせたニューカマーSSW"滝口 優作"。淡々とした洞察力で綴る情景描写のリリック、ナイーブさも漂わせながらも大胆不敵な図太さも宿る歌声、秋枯れのトーンで鳴らす流麗なアルペジオガットギター。シンプルな弾き語りスタイルをどっしりと聴かせる注目の存在です!

3組の歌世界をゆっくりと味わえる一夜!お楽しみに。

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2024年9月26日(木) Give me little more. 
『牧野容也 3rd album「Familiar」リリースライブ』
▽LIVE:牧野容也 / 三井未来 /滝口優作
▽料金:(前)¥2,000/(当)¥2,500 (ドリンク代別)
▽時間:(開場)19:00 (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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牧野容也

2024年9月18日(水)『Elmo Aoyama Japan Tour 2024』 ▽LIVE: Elmo Aoyama / TANGINGUGUN / 鉄菌(開催延期)

    

こちらのイベントはゲストの都合により開催延期になりました。
新しい日程が決まりましたらまたお知らせいたします。
Elmo Aoyama

東京生まれ、シドニー在住
ニューウェイブ由来のエネルギッシュなビートと夢幻のシンセサウンドを交差させる
シンセポップシンガー"Elmo Aoyama"が登場!

東京生まれ、シドニーを拠点に活動するシンセポップ音楽家"Elmo Aoyama"が登場!

80'sニューウェイブ、ポストパンクにオージーインディサウンドを融合させたサウンドで注目を集め、SXSW2015への出演、Ty SegallやAriel Pinkとの共演も果たしたバンドBig Whiteのメンバーとして活躍。バンド停止後の2017年ごろにソロプロジェクトを始動。 The Knife、Dirty Three、YMO、コシミハルなどからインスピレーションを受け、英語詞と日本語詞を織り混ぜたクールさと遊び心たっぷりなキッチュさが交差するシンセポップを展開。 Cocteau Twinsを彷彿とさせるヴェールの向こうから語りかける翳りのある表情を見せたかと思えば、エネルギッシュにカラッと歌い上げる多面的なボーカル、ニューウェイブ由来の素っ頓狂な快活さに溢れたパーカッションの躍動、アトモスフェリックな夢幻のシンセの波の中に放り投げられるインダストリアルな響きのノイズ、喪失感や憂いに満ちたシリアスさを根底に抱えながら日常の取るに足らないエピソードを織り交ぜて軽やかに描写するリリック…ホット/コールド、相反する要素を巧みに混ぜながら紡ぐドリーミーニューウェイブサウンドは必見です!

共演は、この2組。

ツインボーカルのサイケデリックインディポップ/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”。くぐもったエコーサウンドの中で、情感たっぷりなどこか歌謡的なメロディ、土臭いサイケデリア、こっそりとしたへんてこファンクネスがぐちゃぐちゃに煮込まれた奇妙に揺らいだポップを鳴らす!近年は、トライバルからトラップまで交差するエレクトロニクスを交えたデュオセットでの演奏を展開。

先日、ニューカマーライブイベント"DOPEなHOPE"で鮮烈デビューを飾った鉄琴とシンセによる異色パンクデュオ"鉄菌"。30代になり突如音楽を始めることになった横澤氏による長年溜め込んできた街づくりや社会の経済システムに対する鋭い怒りを解き放つボーカル、あえて響かせないことにパンク精神が宿る鉄琴、トラックメイクを担当するムカミによる電気グルーヴやボディミュージックを想起させる前のめりなトラックが交差!ナゴムレコード的なアングラ感に溢れつつも、確実に真っ直ぐな視線が魅力の新生デュオをお楽しみに!

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2024年9月18日(水) Give me little more.
『Elmo Aoyama Japan Tour 2024』
▽LIVE: Elmo Aoyama(AUS) / TANGINGUGUN / 鉄菌
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 ドリンク代別)
▽時間:(開場) 19:00 / (開演)19:30

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Elmo Aoyama

TANGINGUGUN


鉄菌


2024年9月21日(土)『Ålborg 1st Album「The Way I See You」Release Tour』 ▽LIVE: Ålborg / 山二つ

    

Ålborg

山二つ

カクバリズムのニューカマーアーティスト!
滋味深い歌声とスティールギターやトロンボーンが躍動する
オルタナフォーク/チェンバーポップバンド"Ålborg"のリリースライブを開催!
共演は、異質な手触りのアコースティックポップを紡ぐ"山二つ"!

カクバリズムのニューカマーアーティスト、横浜発のインディロック/フォークバンド"Ålborg"が国8都市を巡る初のツアーを開催!共演の"山二つ"とともに松本にもやって来ます!

"Ålborg"は、2022年に横浜で結成された5人組インディロックバンド。Miya(AG/Vo)が、デンマーク留学を機に英詞の楽曲を制作し始めたことに触発され、関内のライブハウスB・B streetで知り合った10年来の友人同士であるメンバーにより結成。2023年にはシングル「Change / Memory」をカクバリズムからリリースし、野外フェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL '23」の「ROOKIE A GO-GO」ステージへ出演。2024年7月には1stアルバム「The Way I See You」を発表。初期ジョニ・ミッチェルを想起させる静かな情熱と憂いを帯びた空気が漂う澄んだ歌声、Blake Millsにも通じる自在に空間と歪みのテクスチャを操りながら風景を紡ぐ理知的なトーンのギター、細部の音色までコントロールする緊張感を持ちながらも全体としては穏やかな波のようなグルーブを生み出すドラムとどっしりとした構えで全体のアンサンブルを纏めつつ跳躍させるベース、淡色のアンサンブルの中に色彩の濃淡をつける祝祭的なトロンボーン…楽曲と歌声から立ち上がる風景をそのまま拡張し、各楽器をフラットに鳴らした余白たっぷりの調和したアンサンブルと隙間に見え隠れる音遊びで生み出された音楽は何度でも聴き返したくなる滋味深い魅力に溢れています。Wilco、Beirut、Sufjan Stevensなどのインディフォーク、チェンバーポップ、オルタナカントリーファンは必見です!

共演バンドは、土の匂いのする楽曲と即興音楽やパフォーミングアーツを取り入れたライブパフォーマンスが魅力の異色インディフォークバンド"山二つ"。異なるアウトップをもつメンバーたちによる作用/反作用が渦巻く実験の末に生み出された、混ざり合いながらも、同時に距離をとるような絶妙なアンサンブルを紡ぐ彼ら。まろやかなトーンで奏でられるシンプルなエレキギターの心地よいリズム、歌のような自在な呼吸感でアンサンブルの中核をなすドラム、重心を支えつつ裏メロをこっそり歌うコントラバス/ベースに加え、鍵盤ハーモニカ、穏やかな管楽器、生活音の延長で鳴るような打楽器、時折顔を出すSFチックな奇妙なシンセの響き…流麗に流れるアレンジの妙が光りつつも、時折見えない力に引っ張られて逸脱していくようなアウトオブコントロールを楽しむ遊び心が見え隠れする演奏は、語りかけるような柔らかい口調で異界への入り口へと誘うかのようです。生活の温もりや親しみやすさを滲ませた暖色の音世界を前景にもつ一方で、どこか霊的な気配や生恐ろしい感覚も漂います。マヘル・シャラル・ハシュ・バズ、yumbo、ジョンのサン、山本精一、渚などに連なるフラジャイルで曖昧模糊な感覚の中で音を鳴らすアヴァンポップの世界に接近しながらも、一方、くるりやキリンジなどにも通じる強度あるポップセンスももちあわせた彼らの音楽を、お楽しみに。

暖かい手触りのインディフォークをそれぞれのベクトルで鳴らす2組の共演をお見逃しなく!!

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2024年9月21日(土) Give me little more.
Ålborg 1st Album「The Way I See You」Release Tour
▽LIVE: Ålborg / 山二つ
▽時間:(開場) 18:30 / (開演)19:00

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Ålborg

山二つ




2024年9月15日(日)『 KLONNS [HEAVEN] release party 』 ▽LIVE: KLONNS(東京) / zAnsA / 二兆円

   

KLONNS

NEW WAVE OF JAPANESE HARDCOREを標榜し、
東京ハードコアシーンの最前線で躍動するバンドKLONNSがリリースライブを開催!

ハードコアシーンの最先端バンド"KLONNS"が最新アルバム「HEAVEN」のリリースツアーとして松本に登場!主催は、レーベル"BLACK HOLE"。

"KLONNS"は「NEW WAVE OF JAPANESE HARDCORE」を標榜し、ストレートなハードコアサウンドを追求しながらも、横断的な活動で注目される東京のハードコアバンド。オーストラリア、韓国、欧州などを巡る海外ツアー、クラブミュージックとボーダレスに交差するコレクティヴ / パーティ「Discipline」を主催するなど精力的に活動。THE BIRTHDAY PARTYやBAUHAUSなどに連なるダークウェイブに通じるサウンドの前身バンドから始まり、ブラックメタルに接近したスタイル、ノイジーなクラスト的ハードコアを経て、現在はハードコアシーンの外部から出現したバンドとしての批評性を持ちながら80'sジャパニーズ・ハードコア・パンクに通じるストレートでより純粋なハードコアへとそのサウンドを収束、純化。ハードコアが元来持っているダンスミュージックとしての身体的な側面へとフォーカスし、オールドスクールな骨格を突き詰めながらも、エクスペリメンタル、EBM、インダストリアル、ヒップホップなどからのインスピレーションを貪欲に取り込み、懐古主義的ではない新しい質感のハードコア・パンクを生み出しています!

共演は、この2組。

長野発、Inco.、DISCO HELL、QxDxFxMxなどのバンドを経てきたストレンジでファニー、喜怒哀楽全てを放出するかのような取り憑かれたボーカルパフォーマンスで知られるYDGW氏による新しいソロプロジェクト"zAnsA"(残渣)。禍々しいダークなベースラインのシーケンスが躍動するDAF、Front 242に連なるボディミュージックを基調にしつつ、呪術的なねっとりとした空気のメロディ、奇妙奇天烈でありながらも芯のある美を同時に漂わせたダンスパフォーマンスで立ち上げる、ユーモア/シリアスが表裏一体のダークウェイブサウンドをお楽しみに!

松本シーン注目の若手スリーピースバンド"二兆円"。弛緩と緊張を往来するアンサンブルと精緻なアンビエンスノイズ感覚で紡ぐ、黒光りした妖しさの漂うスロウコアサウンド〜鋭い眼光でかき鳴らす焦燥のオルタナまでが混在したサウンドに痺れます!ナンバーガールのアヴァンギャルドの瀬戸際で鳴るポップ、betcover!!の知性漂うセクシーさ、あるいはサウスロンドンポストパンクシーンにも繋がりそうな野心的な実験精神をもちながら、そのどれでもないような不思議な温度感のバンド、期待です!

それぞれのルーツ音楽への愛を持ちながらも、どこか批評的に形式を解体していくような異色の3組が集まりました!

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2024年9月15日(日) Give me little more.
 KLONNS  [HEAVEN] release party
▽LIVE: KLONNS(東京) / zAnsA / 二兆円
▽料金:(前)¥2,500 / (当)¥3,000  (ドリンク代別)
▽時間:(開場) 18:30 / (開演)19:00

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KLONNS




2024年9月14日(土)ハナダイズ自主企画『ハナウタ vol.3』 ▽LIVE: ハナダイズ / ザ・ブルテリアンズ / あなたと私 / OWN / SEVENTEEN'S DUCKS

    


90'sオルタナサウンドとキャッチーなメロディが交差!
中年オヤジたちによる青春不発弾インディパンクバンド”ハナダイズ”による
自主企画イベントを開催!

90年代後半から松本を拠点に活動する中年オヤジによる青春不発弾インディパンクバンド”ハナダイズ” が自主企画「ハナウタ vol.3」を開催!強烈な個性の5組のライブアクトに加えて、謎のセミナーも交えた異色のライブイベントとしてお届けします!

まずは5組のライブアクトをご紹介。

シューゲイザーサウンド〜オルタナ〜エモを往来したサウンドを紡ぐスリーピースバンド"OWN"。水溶性のメロディラインと繊細なギターアルペジオとシンバルの打音のレイヤードが織りなす静寂パートと、エモーショナルな絶唱と激情型の音の塊が投げつけられる轟音パートのコントラストが眩い演奏、ベースレスでありながら隙間を時に活かし、時に埋めながら立ち上げる自在なダイナミクスと端正なサウンドデザインが素晴らしい!

クレイジージョー率いるロマンチック・ブルース・ロックバンド"ザ・ブルテリアンズ"。キングブラザーズ、ギターウルフ、イギーポップなどを彷彿とさせるザラザラな手触りのファズサウンドを撒き散らしながら鳴らすダーティーなブルースロック!哀愁漂うメロディと、捨て身に暴れ叫ぶステージングに痺れます!

諏訪界隈のロックシーン発、高円寺周辺のガレージシーンとも共鳴しながら活動する猥雑な夜の街の雰囲気を漂わせたガレージ歌謡バンド"あなたと私"。ユーモアたっぷりのステージング、凄腕のギタープレイ、60'sサイケやGSの茶目っ気溢れるビザールな質感をお楽しみに!

頭脳警察よりは後、White stripesよりは少し早かった諏訪発のロックデュオ11☆12の寺島氏によるソロプロジェクト"SEVENTEEN´S DUCKS"。日本のデトロイトは諏訪かと勘違いする程に、時折MC5のWayne が降臨するその姿はソロでいかなる変身を遂げるのか!?

そして今回の企画者"ハナダイズ"。種火のようにくすぶり続ける葛藤から立ち上げたユーモアとシリアスが表裏一体となったリリック、耳にした瞬間に口ずさみたくなるキャッチーに振り切ったメロディ、スカスカのギターポップサウンドにのせて叩き付ける様は、誰もが目に焼き付けるべき!凄まじいペースでつくられる新曲群の数々が毎回楽しみです。

ライブアクトに混ざり、おっとぼけ美術館の"相澤和典"館長の講演会の時間もあります!相澤氏は、道祖神信仰などを研究しながら画家・民芸作家として活動した宮田嵐村氏の「お面」作品などを展示・販売するおっとぼけ美術館の運営で知られていますが、かつては松本のインディシーンでは伝説的に語り継がれている「リズム万博」というアングラでごった煮なカルチャーミックスイベントを開催していたという経歴の持ち主。彼のこれまでの活動と今後の展望についてをとぼけた語り口でお楽しみいただけます。

ハナダイズが長年歩んできた松本の今昔の記憶が交差しつつ、妖しげな文化祭のような雰囲気もあるこのイベント!ぜひ、お楽しみに。

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2024年9月14日(土) Give me little more.
ハナダイズ自主企画『ハナウタ vol.3』
▽LIVE: ハナダイズ / ザ・ブルテリアンズ / あなたと私 / OWN / SEVENTEEN'S DUCKS
▽セミナー:おっとぼけ美術館長
▽料金:(前)¥1,500 / (当)¥2,000 / (学割)¥1,000(ドリンク代別)
▽時間:(開場) 18:00 / (開演)18:30

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ハナダイズ

ザ・ブルテリアンズ

OWN







2024年9月7日(土) 『session organized by seldom』

 インプロヴィゼーションイベント"seldom"がオーガナイズする余白たっぷりのフリーセッション会!


ギタリスト”柳沢耕吉”の開催するインプロヴィゼーションライブイベント”seldom”とコラボレーションしてお届けするフリーセッションイベント「session organized by seldom」の第6回を開催します!

seldomは、これまではある程度「即興演奏」に慣れ親しんだ、もしくは即興性のある演奏をするアクトが出演してきましたが、今回のセッション会は普段はポップミュージックやロックミュージック、マシンライブなどをしている人たちにも気軽に参加してもらおうという趣旨で行います。

開催時間中、ライブスペースにてその場に集った人たちで音を出します。音楽性がバラバラな人たちがお互いの共通言語を探りながら音を出してみると、一体、何が起こるのか?そんな状況自体を楽しみましょう!「ライブイベント」ではなく、音を鳴らせる「広場」くらいの感じで足を運んでもらえたらと思います。初回は、一切の決め事やルールは無しで、音を出すというある意味ハードルの高い状況で行ってみました。今回は、前回に引き続き、「小さい音の時間」「指揮の時間」「電子音とアプリの時間」などと題し、時間ごとにちょっとした決まり事を設定して、その中で演奏をしていくというスタイルを実験してみます。(お題は開催回によって異なります)seldomの「フリージャズ、実験音楽、アヴァンギャルドなどのカテゴライズへは向かわず、そこで起こっていることが何なのか?を味わう余白たっぷりの"曖昧な感覚"を呼び起こす現場」というコンセプトに基づきつつ、気張らずに音を出しましょう!

できれば自分の楽器を持ってきてもらるといいですが、ある程度会場にも用意しておきます。電子楽器なども対応可能です。声だけの参加も大丈夫です。セッションは苦手だなという方にこそ来ていただければと思っています。もちろん様子を観に覗きに来るだけでも大丈夫です。エントランスフリーです。お気軽にどうぞ!

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2024年9月7日(土) Give me little more.
『session organized by seldom』
▽演奏の参加自由
▽料金:エントランスフリー +1Dオーダー
▽時間:19:00 - 23:00 ※終了時間は目安です。

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2024年9月4日(水)『Nikola H. Mounoud JAPAN TOUR 2024』 ▽LIVE: Nikola H. Mounoud / 13un / okude / NO IS

  


Nikola H. Mounoud

ラップトップを擦りながら生み出すノイズの洪水!
MAX/MSPの緻密なプログラムをもとに破壊的なフィードバック演奏を行う
スイス発、ベトナム在住の実験音楽家"Nikola H. Mounoud"が登場!

スイス発、ベトナム・ハノイ在住、身体性に溢れたライブパフォーマンスでハーシュノイズサウンドを生み出す音楽家"Nikola H. Mounoud"が登場!

"Nikola H. Mounoud"は、スイス出身、長期にわたり世界中でのツアーを経て、パンデミック以降はベトナム・ハノイに拠点を移し、サウンドメイクをしつつ、音楽イベントやフェスティバルのキュレーションを行う音楽家。2009年の初来日からコンスタントに日本ツアーには訪れ、各地の実験音楽/ノイズ愛好家のコミュニティではすでに知られる存在となっている彼。今回、ついに松本に初登場です!MAX/MSPをベースにしたカスタムメイドのソフトウェアをラップトップのトラックパッドでスクラッチし、アナログミキサーのつまみを暴力的に振り切りながら生み出すデジタル/アナログハイブリットなノイズサウンドは、グリッチ音的な金属的で冷たい質感をもちつつも、常に流転し、有機的な表情をみせます。爆発音、エンジン音、地面から噴き出る水、群れをなした虫の羽音、ボクシングの打音、クリーチャーの咆哮…彼の生み出すノイズの渦は、心地よく錯乱したイメージを次々と想起させ、オーディエンスの生のエネルギーを解放させます。時にラップトップを破壊してしまうような暴力的なパフォーマンスを見せながらも、清々しい美しさを感じさせるダイナミックな彼のライブ、必見です!

共演は、この3組。

共演1組目は、アヴァン即興デュオ"ナライガワ製作所"での活動で知られるコントラバス奏者"中川文太"によるエクスペリメンタルソロプロジェクト"13un"。グラニュラーシンセサスなどのエフェクトペダルを用いたシネマティックなコントラバス演奏と、 サンプラーを用いたヒップホップへの憧憬と批評性が滲み出たビートが交差した泥沼音響世界を創出!

共演2組目は、アブストラクトビートメーカーの"NO IS"。サンプラーとエフェクトを用いて原型不明に変調されたサンプリングを主体に生み出す混沌としたビートは、チルホップを脱構築したかのような乗り方不明の酩酊感に溢れています!

共演3組目は、松本初の電子音楽愛好コミュニティ”bricolage”のメンバーとしても知られるビートメイカー/電子音楽家の"okude"。サンプラーやシンセ、soma laboratory製の笛型ボイスコントロールシンセ、小型のモジュラーラックなどの数々の機材を組み合わせながらダークウェイブ〜トリルウェイブ的感性とも共鳴するコールドな質感のエクスペリメンタル・エレクトロを展開!

4組それぞれのアプローチのノイズ音楽 / エレクトロ / 電子音響の世界が味わえる一夜!お楽しみに。

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2024年9月4日(水) Give me little more.
Nikola H. Mounoud JAPAN TOUR 2024
▽LIVE: Nikola H. Mounoud  / 13un / okude / NO IS
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 (ドリンク代別)
▽時間:(開場) 19:00 / (開演)19:30

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Nikola H. Mounoud 

NO IS

2024年8月30日(金)『Robert Millis (Sublime Frequencies, Climax Golden Twins) Japan Tour 2024 松本編』▽出演:Robert Millis / Katherine Whatley / ASUNA

 


Robert Millis 

Katherine Whatley

ASUNA

世界の秘境音楽を発掘するRobert Millisによる
SP盤試聴会+ドキュメンタリー映画上映+トーク+ライブのイベント!

世界の秘境音楽の発掘ブームにおいて先鞭をつけたパイオニオア・レーベルとして知られる米シアトルのSublime Frequenciesのプロデューサーであり、世界各国の78回転・SP盤コレクターとしてDust-to-Digitalからの出版仕事でも知られ、自身も奇妙で不可思議な地下サイケ・バンドのCLIMAX GOLDEN TWINSのメンバーとしても名を馳せる"Robert Millis"の来日ツアーが決定!

当日は、世界の少数民族や異境地域の音楽文化研究者であるRobert Millisによるドキュメンタリー映像の上映に加え、様々なかたちで彼が編纂を行なってきた100年前の貴重な78回転のSP盤音源の視聴とそれにまつわるトークショーを実施(通訳あり)。

さらには、今回ツアーに同行する日本文学音楽史の研究家であり、実験的かつ伝統的な箏奏者としても知られる"Katherine Whatley"と、CLIMAX GOLDEN TWINSのデビュー音源をリリースしたUnion Pole TapesのJeff FuccilloとのバンドHELLLのメンバーでもありRobertとも旧知の仲である、「100 Keyboards」「100 Toys」などのパフォーマンスで知られる金沢拠点の電子音楽家ASUNAも交えて、三者によるライブ演奏もお楽しみいただけます!

秘境音楽、民族音楽、実験音楽、即興音楽、アンビエント、サウンドコラージュなどのファンの方には、間違いなく刺さる内容となっています。ぜひ、お越しください!

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2024年8月30日(金) Give me little more.
Robert Millis (Sublime Frequencies, Climax Golden Twins) Japan Tour 2024 松本編
辺境の78回転SP盤コレクション試聴&トーク by ロバート・ミリス
映画上映・ロバート・ミリス監督作品
ライブ演奏:ロバート・ミリス & キャサリン・ワトレー & ASUNA トリオ
▽料金:(前)¥2,500 / (当)¥3,000 / (学割)¥1,500(ドリンク代別)
▽時間:(開場) 19:00 / (開演)19:30

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ロバート・ミリス / ROBERT MILLIS:
様々な肩書きを持つサウンド・アーティストであり、フルブライト研究員、グッゲンハイム・フェローとして音楽研究分野で世界各国で活動。東南アジア地域を中心にリサーチを長年続けており、米シアトルのレコード・レーベルSublime Frequenciesから多くの出版/再発事業などを手掛ける。ドキュメンタリー映像作家としても東南アジア・辺境音楽ドキュメンタリー『My Friend Rain』やタイ東北部の奇祭ピーターコーン祭りを取り上げた『Phi Ta Khon: Ghosts of Isan』、南インドはタミル地方の旅行記『This World is Unreal like a Snake in a Rope』の監督を務めた。それら地域の78回転SP盤のコレクターとしても知られ、ミャンマーのSP盤音源集『The Crying Princess: 78 rpm Records From Burma』の出版や、東南アジア地域の様々な民謡/伝統楽器に関する膨大なコレクションを、その美しいレーベル面のアートワークを含めた形で編纂を行い、デジタル化を始めCDや33回転レコードでの再出版の事業にも多く携わっている。今回、日本各地の音楽リサーチと研究滞在を行うとともに、これまでの研究発表としてインドやタイの辺境音楽を特集したドキュメンタリー映像の上映とともに、数多くの貴重なSP盤の試聴とトークショーを行う予定。さらに、音楽家としても米ワシントン州の地下音楽世界でも数々の伝説を残す不可思議な音楽集団クライマックス・ゴールデン・ツインズのメンバーであり、サン・シティ・ガールズやBlowholeのジェフ・ジャーマンらとのアニミスト・オーケストラでの活動など、実験音楽/即興演奏の分野でも知られた音楽家でもあり、今回のツアーでは旧知の日本の音楽家たちと演奏も行う予定。

キャサリン・ワトレー / KATHERINE WHATLEY:
箏奏者、作曲家、詩人。伝統的かつ実験的な箏奏者として即興や作曲の両面から演奏活動を行う。これまでの作曲作品はスタンフォード・ニュー・アンサンブルやイヤープレイ・アンサンブルによって取り上げられ、ブラウン大学のVRプロジェクトでも彼女の演奏や作曲が紹介されている。また、演奏家としてノイズ・アンサンブルやジャズ/エレクトロニクス奏者とともにツアーも行ってきた。さらに、日本文化の研究者としてBBCやジャパン・タイムスのライターとして活動中。現在はスタンフォード大学の博士課程に在籍し、前近代の日本文学と音楽を研究するため、日本とアメリカを行き来する生活を送っている。

ASUNA
- Asuna is a Japanese sound artist who, used 100 toy Casio keyboards to produce a smooth glistening wall of sweetness. (The Wire)

- Ishikawa electronic musician ASUNA, who reveals an advanced sense of play. He chews pieces of candy until they are sticky enough to adhere to ribbons lined up and draped over a guitar, then methodically chews and adheres more pieces until the drops hit the strings like some kind of computer visualisation made real. Between tricks of this sort, a sound from multiple inputs builds louder and richer, almost reaching exhaustion before being reined in by their attentive manipulator. (The Wire)



2024-08-05

2024年8月25日(日) 『真舟とわ+カナミネケイタロウ ライブ』 ▽LIVE: 真舟とわ with カネミネケイタロウ / 岡沢じゅん / コモド大真面目


真舟とわ

清々しさと儚さが交差する歌声のSSW"真舟とわ"が
民謡クルセイダーズにも参加するベーシスト"カナミネケイタロウ"とのデュオセットで登場!

浮遊感のある歌声が魅力のSSW"真舟とわ"が、"カナミネケイタロウ"とのデュオセットで登場!

真舟とわ”は、スガシカオやSIRUPなどのオープニングアクトを務めたことでも話題のSSW。2022年には「ルルルのその先」をP-VINE RECORDSよりリリース、「りんご音楽祭」にも出演。涼しい色温度の儚さと、初夏の風のような清々しさを纏いつつ、その奥で静かに白い炎が揺れる歌声と、シンプルな言葉を用いつつ思考の渦と瞬間の体感を的確にトレースしたような歌詞がジワジワと感情を揺さぶります。ガラス細工のような繊細な表現に裏付けられつつも、軽やかな跳躍力もある彼女の歌世界。今回は、BEGINのサポートや民謡クルセイダーズにも参加、歌に寄り添いながら逸脱させるベースラインと、エフェクトペダルを駆使したアンビエントなプレイで淡い音像を立ち上げるベーシスト"カナミネケイタロウ"とのデュオセットで演奏。フォーキーな音楽でありながら、どこかドリームポップやアンビエント的な感性も漂わせる二人の演奏をお楽しみに!

共演は、異色な弾き語りを展開するこの2組。

ビアーズ、ぐっとクルーやだんだんよくなるなどのバンド編成を経て、現在はフリーキーグルーブバンドpadgeにも参加する放蕩ロックスター"岡沢じゅん"。一度耳にしたら忘れられないあまりにも独特なハイトーンボイスと、楽しく物悲しい歌世界、チューニングが狂おうが、弦が切れようがおかまいなし、歌の骨格が凄まじく僕らの心を掻きむしるライブパフォーマンスは中毒性たっぷり。崩壊スレスレに美しさが漂う彼の魅力を堪能できるソロセット。

ギブミーで不定期開催しているインプロヴィゼーションイベント「seldom」の主宰者でもあり、カセットテープを用いた即興演奏なども行うギタリスト"柳沢 耕吉"による歌モノ弾き語りユニット”コモド大真面目”。決してライブには登場しない謎めいたもう一人のメンバーとともに共作した楽曲をシンプルなギター弾き語りスタイルでアウトプット。アヴァンジャズ経由の一筋縄ではいかないコード進行の上で、脱臼した言葉選びによるふやけた詩情たっぷりのイメージの連想が気持ちいい!

三者三様の歌世界が楽しめる一夜、お楽しみに!

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2024年8月25日(日) Give me little more.
『真舟とわ ライブ』
▽LIVE: 真舟とわ+カナミネケイタロウ  / 岡沢じゅん / コモド大真面目
▽料金:(前)¥2,500 / (当)¥3,000 / (学割)¥2,000(ドリンク代別)
▽時間:(開場) 18:30 / (開演)19:00

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真舟とわ

岡沢じゅん

コモド大真面目