2019-07-14

2019年7月14日(日)「ジャジャ岩城 × 赤い疑惑 信州ツアー 2019 松本編」


ジャジャ岩城


赤い疑惑

80'sハードコアシーンを代表するバンド"リップクリーム"の"ジャジャ岩城"と、
ユーモアと哀愁のレベルミュージックを鳴らす異色のトリオバンド"赤い疑惑"
2組によるスプリットツアーが松本に!

80年代ハードコアスラッシュシーンの代表的バンド・リップクリームのボーカリストであり現在は削ぎ落とされたフォークを奏でる”ジャジャ岩城”と、フロム西東京シティー、ユーモラスに赤裸々なレベルミュージックを鳴らす3ピースバンド”赤い疑惑”によるスプリットツアーがやってきます!

80年代ハードコアシーンを代表するバンド”リップクリーム”のボーカリスト”ジャジャ岩城”。現在はフルアコースティックのいぶし銀フォークの境地へと到達。リップクリーム解散から2015年リリースのソロアルバムのリリースまでの26年の間に、青木マリ3PC'S(ベーシストとして参加)、Judgement、ウォーターベッドなどのバンド経ながら、強烈な電気信号の歪みの轟音は、自らの内なるエネルギーと身体が呼応して生まれる嗄れ声へ。佇まい、眼光、ガットギターの一音、歌声に至るまで、その確信を持って迫る彼の音塊を眺める心地は、大きな岩と対峙し、雨風が生み出した岩肌の自然な彫刻を眺めるかのよう。ある部分は削られて穏やかな曲線を描きながらも、ある部分は作為では生み出せないような鋭利さを天空に突き刺す!ハードコアパンクファンだけではなく、多くの人に体感していただきたい彼の歌、必見です!
 
今回、この信州ツアーのお相手は、アクセル長尾、松田クラッチ、沓沢ブレーキの3人による異色のロックトリオ”赤い疑惑”。パンク、ヒップホップ、レゲエ、ワールドミュージック、ダンスミュージック、民謡等々、世界中のレベル・ミュージック(反抗の音楽)をごった煮にしたサウンドと茶目っ気たっぷりなユーモアのラップスタイルによるあまりにユニークな哀愁歌を鳴らす彼ら。社会の不条理、フリーターの憂鬱、30代後半のマジな焦燥感、家族との関係性のドキュメント、3・11以降の混迷を極めた政治状況への率直な怒りなどが込められたアクセル長尾によるセルフドキュメントの赤裸々なリリック、(ちなみに彼の歌の世界と地続きのブログサイトも必見。)どこか漂うマヌケさに和みつつ胸を熱くする掛け合いコーラス、ボーカルにぴったりと寄り添い歌心&遊び心たっぷりのままグルーブするリズム…赤い疑惑の放つハートビートはやけっぱちの輝きを放ちながらも、傷を舐めあうような生ぬるさは一切ゼロ!ふざけているようで、切実で、でもやっぱりふざけたい、そんな彼らのタフな音楽は、マジョリティ的価値観の中では失格の烙印を押される我々ルーザーたちの人生に伴走する最高のサウンドトラックとして響くでしょう!

共演はこの人たち!

1組目は、山梨の鬼才フォークシンガー”鳩山 浩二”。太いバリトンボイスの美声に、ダイナミックたっぷり流麗なギタープレイで、ユーモアと悪意と趣味世界が交差する21世紀のフォーク〜ブルース〜ブギウギ〜シャンソンを奏でます。連想ゲームのように勝手に走り出す言葉の暴走列車!毎回、会場を驚きにつつむそのパフォーマンスも必見。

2組目は、松本の秘密基地的クリエイティブ倉庫”marsmoo”の主としても知られるカンガモン率いる音楽集団”padge”。レゲエ、ダブ、ファンク、ロックがごった煮になった音楽ともいえるが、カンガモンのエネルギッシュな歌、息遣いのグルーブと、手練れたちによるバンドアンサンブルから立ち上がる凄まじい熱量は、あらゆる形容を飛び越えて突き刺さる!

自分の感覚をそのままアウトプットする4組の音楽家たちによる熱気たちのぼる一夜!

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2019年7月14日(日) Give me little more.
「ジャジャ岩城 × 赤い疑惑 信州ツアー 2019  松本編」
▽Live: ジャジャ岩城(ex:リップクリーム) / 赤い疑惑(東京) / 鳩山浩二(山梨)/ padge 
▽料金:(前)¥2,000  /(当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
予約:give.melittlemore@gmial.com

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ジャジャ岩城


赤い疑惑
アクセル長尾(Vo&G)
松田クラッチ(Ba&Ch)
沓沢ブレーキー(Dr&Ch)
2000年西東京にて結成。ドラマーの変遷を経て2003年現在のメンバーに。アクセル、クラッチ、ブレーキーという冗談まがいの3人組が東京バビロンを相手取り、パンク、ヒップ・ホップ、レゲエ、アフロ、ラテン、お囃子などを武器に闘争を開始。2005年リリースの1st『東京フリーターブリーダー』が各地で評判を呼び、その赤裸裸なリリックは多くの若者から絶賛された。2008年満を持して2nd『東京ファミリーストーリー』をリリース。ラテン・ギタリストの父親との共演を行なうなど野心的に音楽性を開拓。更に磨きがかかったゴッタ煮サウンドに注目が集まっている。
padge

鳩山 浩二