2016-06-26

2016年6年26,27日(日、月)一人芝居三本立て「いつもどこかで/matsumoto」

鬼才演劇団体、アートひかりプレゼンツ、一人芝居三本立て上演!

美術・写真・音楽・映像など他分野のアーティストとのコラボレーションを通して演劇表現の可能性を追求、木曽在住の演出家"仲田恭子"を中心とした演劇団体"アートひかり"。この鬼才演劇団体が、名古屋~東京~長野県内各地で公演してきた一人芝居イベントを松本でも開催します!!上演作品は、3本立て!宮沢賢治の短編童話『シグナルとシグナレス』をベースにした“伊藤優”の『シグナル』、3.11以降福島から松本への移住した“小池美重”による自身の被災体験をベースにしたパーソナルドキュメンタリー演劇『From 2011.』、東京から松本に演劇留学中のベテラン“河野晴美”が初めて挑む一人芝居『アドバイザー』。構成、演出はすべてアートひかりの仲田恭子。2日間にわたる全3公演をご用意しました!

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6/26,27(日、月)Give me little more.
一人芝居三本立て「いつもどこかで/matsumoto」
(アートひかりプレゼンツ 構成・演出 仲田恭子 )
■時間:
26日(日)14:00 / 18:00 start
27日(月)20:00start
■料金:
1500円(1D別)
■問い合わせ:アートひかり

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2016-06-25

2016年6月25日(土)『10ミニッツショートシネトピア2016 松本上映会』



札幌で生まれた異色のシネマグラフティ、全8作品が松本に集結

札幌アートシーンで活躍中の美術家が「10分以内」というキマリだけで制作した短編映画を発表する異色映像イベント「10ミニッツ ショート シネトピア」。札幌以外での開催は初めてとなる松本上映会を開催いたします。松本中町通、世界の手工芸品を扱うセレクトショップ"samsara"さんとの共同開催、2days!!!(同内容のプログラムを、初日はギブミー、2日目はsamsaraの奥の蔵にて上映。)

上映作品は8作品。参加作家さんは20代、30代。作風も詩的映像から、実写SFアクション、ヒーローアニメ、パペットアニメなどとてもバラエティに富んでいます。美術家たちの奇想天外な脳内の映像化ゆえに何が出て来るか判らない、けれどもチューニングさえあえばスッと刺さるであろう8篇×10分間の異界旅行をご堪能ください。

当日は、参加作家であり、本イベントの発起人である"犬飼 康太"さんをお招きしてお話もお聞きします。犬飼さんは、札幌市内で築100年の明治建築を改装した"ギャラリー犬飼"のオーナーでもあるということで、札幌のアートシーンについても伺えるのではないかと!


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6/25(土)Give me little more.
『10ミニッツショートシネトピア2016 松本上映会』
■料金:¥1,500(1D別)
■時間:開場 19:00 /上映開始 20:00(上映時間80分)
■トーク:犬飼 康太(ギャラリー犬飼)
■共催:samsara
■予約  give.melittlemore@gmail.com

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リンク
10ミニッツショートシネトピア(artalert)


2016-06-18

2016年6月18日(土)ライブ 出演:Dominocity,zuki!,床ティッシュ文化,みしろ

 Dominocity

 zuki!

  床ティッシュ文化


  みしろ

長野シーンの新しい流れを感じる4組が登場。

最近、長野シーンでよく名前を耳にする、気になる方たちに声をかけてみました。4組が出演。

1組目は、松本初登場、上田発、2015年に活動を始め、徐々に松本でも噂を聞くようになった男性3人組によるDomino City。Superchunk、Promise RingなどのUSギターロック、CARD、BED、HELLOW HAWKなどのメロウなジャパニーズエモ勢にもにも通じる魅力。若さの境界、20代後半特有の微妙な宙ぶらりん感のリアリティ、スポーティーではない息切れた疾走感、これこそギターロックの系譜における正しい在り方なのかもしれない!こういう人たちに楽器持たせたら危ないです。きっと。涙腺ずたずたに切りつけられそう…(全部、妄想)

2組目は、長野からは、情念と鬱屈と純真の若手女性フォークシンガーZUKI!
ザクザクとした乾いたストロークギターの上で、吐くように、叩きつけるように、嘆くように、祈るように歌う、ゆるさとは無縁、この表現への清々しいまでの渇望感、ビリビリきます!アコースティックギターを抱えて歌いつつ、並行して絵描きとしても活動。(Sentimental Boysをはじめ、バンドシーンの中で彼女のアートワークを目にする機会、とても増えています。)

3組目は、大橋筋子としてデパートのかいじんでスチールギターを弾いたり、ネオンホールのスタッフとしても知られる矢島 沙弥加による"床ティッシュ文化"。3月にギブミーで開催されたニューカマーライブにて、デビュー。欲望、劣情、人間の汚いところ、湿っぽいところをさらけだした言葉を、スカスカでカラッとしたユーモラスなポップソングでコーティング!関西ゼロ世代的な感性にも通じるナンセンス&シュールな世界観は、子どものような、妖怪のような佇まいで、ついまたすぐ聴きたくなってしまう魅力にあふれてます。(京都でのショートステイを経て覚醒しているという噂。今回、どんな編成で登場するのか!?楽しみです。)

4組目は、こちらもネオンホールスタッフ、バンド編成によるWMWとしても活動する女性シンガーソングライター"みしろ"。 シンプルなコード進行の上でささやくようなピュアネス溢れる歌声と、ネオンホールを拠点に脈々と連なるフォークシーンの空気を存分に吸い込んだ言葉づかい(時折の語りにも近いような言葉の詰め方が気持ちいい!)柴田聡子、ラッキーオールドサン、平賀さち枝などのインディ女性フォークシンガーあたりからsoftiesなどKレコード周辺にも通じる魅力。

最近の長野シーンの新しい動きが存分に味わえる夜になっています。お値段もお安く設定しましたので、是非、お越しください。

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6/18(土)Give me little more.
『ライブ』
■出演:Domino City、zuki!、床ティッシュ文化、三代香奈子
■料金 (前)¥1,000 (当)¥1,300(1D別)
■時間 開演19:00 / 開場18:30
■予約  give.melittlemore@gmail.com

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2016-06-04

2016年6月4日(土)『王舟&マッティア・コレッティ ジャパンツアー 松本公演』

 王舟

 マッティア・コレッティ

may.e


東京インディの最重要シンガーと、
イタリアアヴァンポップギタリストによるスプリットツアー!

中国・上海出身、日本育ちのSSW“王舟(おうしゅう)”と、イタリア人音楽家“マッティア・コレッティ”が『6 SONGS』を共同制作、このたび松本にこの作品を携えて登場します!

王舟は、岸田佳也(トクマルシューゴバンド)、mmm、oono yuukiら東京を代表する多彩なゲストが参加したバンド編成1stアルバム『wang』でセンセーショナルなデビューを飾り、続く2ndアルバム『PICTURE』では、一転して全編宅録によるトロピカルエレクトロからフォークまでを横断する音楽性の広さで音楽的な幅の広さ披露(なんと英国インディダンスシーンの貴公子“Kindness”が絶賛し、収録曲『ディスコブラジル』のPV監督を努めたという逸話つき!)、cero、シャムキャッツらとの交流も深く、東京インディ人物相関図のどこを辿っても必ず彼に行き着くのではないかという存在感を放つ旬なSSW。華やかな話題性の一方で、彼の音楽性は極めてナチュラルな佇まい。鼻にかかったハミングのような歌声、母音を強調した独特の初音、英語と日本語を使い分けた歌詞、細野晴臣にも通じるエキゾな感覚で生み出された旅情を感じさせる楽曲には、押し付けがましくないレイドバックした「楽しさ」が溢れています。

そんな彼と共に今回アルバムを制作したのは、過去4度の来日ツアーを行っている日本が大好きになってしまったアヴァンポップギタリスト“マッティア・コレッティ”。ジョン・フェイヒーを思わせるドロップチューニングを施したアシッドなギタープレイと、初期アニマルコレクティブ的フリーフォークにも通じる電子音楽とアコースティックスのシームレスな融合、時折ノイジーでドローンなのに何故だか響きは牧歌的でさえあり、人懐っこさを漂わせる希有な存在。今回は2人の共演は勿論、それぞれのソロも楽しんでいただけます。

さらにもう一組、東京からゲストが! アシッドフォークとドリーミーポップのミッシングリンク、女性宅録シンガーソングライター“ may.e”が初登場。2013年1st アルバム『Mattiola』がネット上を中心に評判を呼び、現在も早いペースで作品を発表する彼女。幾重にも折り重なったエコーの中で鳴る低体温な質感の内部にピュアネスな初期衝動が詰まったメロディ、透明な歌声で歌われる日本語詞…海外のベッドルームポップシーンとリンクしたアーティストは数あれど、その中でも群を抜いて意思の強さを感じる音楽です。青葉市子や平賀さち枝のファンの方にも響くはず!

オープニングアクトには、3月にニューアルバム『bird watching』を発売した森林系アシッドフォークシンガー“玉屋”が出演。ニック・ドレイクやジェフ・バックリーからの影響を感じさせるフィンガーピッキングのギターにのせて、自分の生活圏内から滲みでてきた歌を歌う彼の音楽も見逃せないです!豪華、4組のシンガーソングライターが集うこの夜をお楽しみに。

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6月4日(土) Give me little more.
『王舟&マッティア・コレッティ ジャパンツアー 松本公演』
■出演:王舟(東京)、マッティア・コレッティ(イタリア)、may.e(東京)、玉屋
■時間:(開演)19:00 /(開場)18:30
■料金: (前)¥2,500 / (当)¥3,000
■予約:give.melittlemore@gmail.com

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王舟

上海出身、日本育ちのシンガーソングライター。2010年、自主制作CDR「賛成」「Thailand」をリリース。2014年、数多くのゲストを迎え、バンド編成で制作された1stアルバム「Wang」、7インチシングル「Ward/虹」をリリース。 2015年、1stアルバムのアナログ盤「Wang LP」、12インチシングル「ディスコブラジル」をリリース。2016年、すべて宅録で作り上げた2ndアルバム「PICTURE」をfelicityからリリース。バンド編成やソロでのライブも行なっている。

マッティア・コレッティ / Mattia Coletti
イタリアの摩訶不思議系SSW:マッティア・コレッティ。
その音楽性を言葉にする事は容易ではありません。
これまで共演させて頂いた方々(敬称略)山本精一・灰野敬二・豊田道倫・
石橋英子・古川日出男・ ETT・細胞文学・muffin・ユダヤジャズ・HOSE・dOPPO・accidents in too large field・オシリペンペンズ・
mass of the fermenting dregs・その他大勢の皆様と、
音楽と云う共通言語を以て、この国を感じてきたように思います。
美しさに満ち溢れているプリミティヴ・アコースティックサウンドを是非お愉しみ下さい。


僕にとってはすっかりお馴染みとなった音楽家、マッティア・コレッティ。
この新作は、人懐っこいギターのリフレインから始まる。まるで、「やあ、いつものオレだよ」とでも云うかの様に。増々巧妙なのだ。
気が付けば、また見知らぬ何処かへ連れて来られてしまった。
それからもう一つ、。彼はこのアルバムで素晴らしい歌声を披露している。
あまりに素敵なので、あえてミーハーな事を云ってみたい。
笑う帽子をかぶった彼が見える。西脇一弘(sakana) 2009年ジャパンツアー

僕はきっと出会う前からこの音楽を知っていた。
でも、Mattia Coletti と云う不思議な才能によって歪められたこの音楽は出会った途端に見知らぬ形に姿を変えてしまうのです。
西脇一弘(sakana)2007年ジャパンツアー

 *インタビュー記事
http://www.cookiescene.jp/2014/01/post-278.php
http://youthofeuphoria.blog65.fc2.com/blog-entry-414.html