2017-10-28

2017年10月28日(土)「 Alright Gandhi / Terra Lightfoot JAPAN TOUR 2017 松本公演 」

Alright Gandhi

Terra Lightfoot

ドイツのアヴァンポップバンドと、カナダのルーツミュージックシンガー、
2つの日本ツアーが松本で邂逅!

ドイツのアヴァンポップバンド"Alright Gandhi"(オーライ・ガンディ)と、カナダのルーツミュージックシンガー"Terra Lightfoot"(テラ・ライトフット)のツアーが松本で合流、ギブミーでこの2つの日本ツアーの邂逅が目撃できます!

オーライ・ガンディは、モロッコ、ポーランド、リトアニア、ラトビア、ドイツ、イングランド、ポルトガル、スイス、東南アジアなどを飛び回りながらトライバルなリズムアープローチを研ぎ澄ませてき三人組のストレンジポップバンド。A××dをやっているジョニー・ミッチェルとも評される、自在に音階を上昇下降するメロディラインのボーカルと、細かく駆けずり回るセネガル音楽のようなギターフレージング、その流れに沿いながら脱臼を繰り返す複雑なリズム構築によるエスノ感がたまらない!bitte orcaの頃のDirty Projectorsがブルックリンの喧噪から逃走して、旅団バンドのフットワークで東欧の酒場を渡り歩いたらこうなったのでは?という妄想を掻き立てます…。デヴィッドバーンのバラまいた遺伝子を受け継ぐ都会的なインテリジェンスのエスノなアートロックを下敷きにしつつ、アコースティックな風合いも織り交ぜながら、独特の風通しのよさも感じるこのサウンド、ぜひ体験していただきたいです。トーキン・ヘッズ、セント・ヴィンセント、チューン・ヤーズ、アニマル・コレクティブなどのゼロ年代なトロピカルインディのファンは絶対にお見逃しなく。

もう一組のゲストは、北米ルーツミュージックのフィーリングをパワーポップなサウンドで鳴らすカナダの女性シンガーテラ・ライトフット。特筆すべきはなんといっても彼女の歌声。60'sブルーアイドソウルの女王ダスティ・スプリングフィールドを彷彿とさせるマルチオクターブでファットな歌声は、ブルージーなヴィブラートを伴いながら、感情を激しく揺さぶり、そして熱い抱擁を!SGギターを片手に、ふくよかなギタートーンで鳴らされるアメリカーナなコード&フレーズに浸り、ヴィンテージカーに乗ってニール・ヤング&クレイジー・ホース〜ブルース・スプリングスティーン〜ウィーザー〜シアー・マグまでを駆け抜ける涙のロードムービー。もう難しいことは抜きにこの人生讃歌に身を委ねてみてください。

共演は、

異国情緒漂うトロピカル夏休みポップス〜スウィートなAORサウンドまで80'sスタイルのポップスを新世代的に賑やかに再解釈した背伸びポップスが最高な"金魚注意報"、

Captured tracks周辺を彷彿とさせるエコーに分厚く塗られたソフトサイケな音像と歌謡感溢れるメロディラインによる男女ボーカルウィアード・ポップバンド"TANGINGUGUN"

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2017年10月28日(土Give me little more.
「 Alright Gandhi / Terra Lightfoot JAPAN TOUR 2017 松本公演 」
▽出演:Alright Gandhi, Terra Lightfoot, 金魚注意報, TANGINGUGUN
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Alright Gandhi


Terra Lightfoot

金魚注意報
ビキニに海よりはスクール水着にプールが似合う背伸び小洒落ポップバンド。
紅一点リーダーである金沢里花子が音楽の中だけでは色気のある女になりたいという願望をきっかけに2016年結成。
今年1月には自主制作盤ミニアルバム「水泳局」を発表し、県外でもライブ活動を行うなど、最近、精力的に活動中。

TANGINGUGUN
 
2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。
奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。
2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となるミニアルバム『馬鹿な魚』をリリース。
これまでに、Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US),scott and charlene's wedding(AUS),Jay Arner(CAN),Fake Tears(CAN)らと共演。

2017-10-20

2017年10月20日(金)Parasol Japan Tour 2017 松本公演

Parasol

漂う淡いサイケデリア、韓国インディシーン最注目のバンドParasolが登場!

韓国インディシーン期待のサイケデリックポップバンド"Parasol"が松本に登場します!

Parasolは、スルタン・オブ・ザ・ディスコ(氣志團の綾小路翔のプロデュースで日本デビューしているコミカルなファンクバンド)のベーシストでもありDucktailsの新作レコーディングにもゲスト参加しているチ・ユネ、韓国のドリーミー・エレクトロ・ポップ・バンド"トランポリン"とモダンロック・ギターポップのジュリア・ハートに参加するギタリスト・キム・ナウン、韓国で2011年~2013年に活動し人気を集めたヤルゲドゥルのドラマー・チョン・ウォンジンという韓国インディシーンの重要人物である3人によって結成された期待のサイケデリックポップバンド。Flaming LipsやDungenなどの耽美的なドリーミーサウンド、Unknown Mortal Orchestraにも通じるようなロマンティックなファンクネス、Mac Demarcoとその周辺を思い浮かべるサウンドスケープという現在ワールドインディとの地続きな感覚と、伝説的コリアンサイケバンド・サヌリムなどからのインスピレーション、ハングルの節回しによる歌謡感漂うクセのあるメロディというローカルなバックグラウンドが出会い、彼らの手によって極めて耳に新しいオルタナティブロックが誕生。サラリとは聴きながせない彼らの濃厚なメロウネスをお楽しみに。

地元共演は、2組。

地平の歪むエコーまみれの陶酔サイケデリックと歌謡感溢れるスウィートなメロディラインで強烈なアクを放つ全員ボーカルスタイルの3人組ウィアード・インディポップバンド"TANGINGUGUN"。

ナイーブなコーラスワークが美しい夢想サイケデリアオルタナ~レインコーツ的ガチャガチャニューウェイブパンクまでを楽器を持ち替えながら3人で鳴らすDIYスタイルなドリームパンクバンド"Her Braids"、

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2017年10月20日(金)Give me little more.
Parasol Japan Tour 2017 松本公演」
▽出演:Parasol, Her Braids, TANGINGUGUN
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Parasol



チ・ユンヘ(ヴォーカル/ベース)、チョン・ウォンジン(ドラム)、キム・ナウ ン(ギター/コーラス)から成る3人組バンド。ユンヘはスルタン・オブ・ザ・デ ィスコ、ウォンジンはヤルゲドゥル、ナウンはトランポリン/ジュリア・ハート と、それぞれが別のバンドで活動していたが、60~70年代の洋楽とシン・ジュン ヒョンやサヌリムといった韓国のサイケデリック・ロックをこよなく愛するという 共通項から、2013年にソウルで結成。同年12月に初ライブを行う。2014年7月に セルフタイトルのデビューEPをリリース。練習室で全ての楽器を同時にワンテイク 録音することで、ライブに近い質感を出すことに注力した。続いて2015年7月には ファースト・アルバム『いつかその日が来たら(オンジェンガ クナリ オミョ ン)』を発表。この作品から全ての録音とミックスをバンド自らが手がけ、ソング ライティングとサウンドの両面で、より一層パラソルならではの独自色が反映され るようになる。2016年、シングル「枕と天井(ベゲワ チョンジャン)」と「遠ざ かった祭り(モロジン チュクチェ)」を発表。2017年2月、CDが廃盤になってい たデビューEPを10インチ・アナログ盤として再発。2017年7月8日に韓国でリリー スされるセカンド・アルバム『アムゴット アニン サラム(何でもない人)』は、 秋に日本盤リリースも予定されている。

TANGINGUGUN

2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。
奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となるミニアルバム『馬鹿な魚』をリリース。
これまでに、Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US),scott and charlene's wedding(AUS),Jay Arner(CAN),Fake Tears(CAN)らと共演。

Her Braids

2017-10-14

2017年10月14日(土)Sandro Perri Japan Tour 2017 松本公演

Sandro Perri

カナダ流、淡色のサイケデリアが揺らめく異色のトロピカル・ミュージック。
トロントのインディシーン最重要音楽家、遂に登場!

フォーク〜電子音楽〜インディロック〜アヴァンギャルド・ジャズなどがジャンルを超越して交わるカナダ・トロントの音楽シーン。そのシーンの中でも最重要人物であるシンガーソングライター/プロデューサーの"Sandro Perri(サンドロ・ペリ)が遂に松本に登場です。

元々は、Polmo Polpoの名義で電子音楽作品をリリースし、現在は自身の名前で作品を発表しながら、Eric Chenaux, Tasseomancy, I am Robot and Proud といった 多数のミュージシャンのプロデュースやミックスもこなす鬼才音楽家。彼の音楽には、実に多様なアプローチが一つの楽曲の中に編み込まれています。サンバ〜アフロファンクにも通じる祝祭的リズムセクションとアコースティックギター、フルート、ストリングによるフレーズの室内楽的アンサンブル。その上でアーサー・ラッセルを思わせる知性的ユーモアが漂う電子音が飛び交い、背後には静かに気配を立ちこめるドローンサウンドが揺らめきます。最も特筆すべき彼の歌声は、ティム・バックリーの悲しみと、カエターノ・ベローゾの知的な情熱を同時に感じさせる独特の色気を放ちます。淡色のサイケデリアで幾重にも上塗られた、荒涼とした地面の裂け目から響く空想上のトロピカル・ミュージック!(こんな音楽って他にありますか!?)今回は、今年の2月にギブミーにも登場したライアン・ドライバーをメンバーに含むバンド編成での来日になります。

オープニングアクトは、松本を拠点に活動するアシッドフォークシンガー"玉屋"。霧がかった森林を想起させる厳かなフィンガーピッキングギターと、自分の生活圏内から滲みでてきたいびつな言葉のコントラストは、彼の歌ならではのバランス。

デヴェンドラ・バンハート、グリズリー・ベア、ダーティー・プロジェクターズなどのインディ・フリー・フォーク、トロピカリズモ〜コンテンポラリーまでのブラジル音楽、アルゼンチン音響派、シカゴ音響派、ファイストやモッキーなどのカナディアン音楽、現代ジャズなどの音楽に反応する方は絶対にお見逃しなく。

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2017年10月14日(土)Give me little more.
「 Sandro Perri Japan Tour 2017 松本公演 」
▽出演:Sandro Perrii(カナダ) OA:玉屋
▽料金:(前)¥3,500 / (当)¥4,000  / (学割)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Sandro Perri


トロント・インディの最重要人物 Sandro Perri (サンドロ・ペリ)遂に初来日決定。Polmo PolpoやDOT WIGGIN、GLISSANDRO 70、Double Suicideといった自身のプロジェクトに加え、 The Weather Station, Eric Chenaux, Lisa Bozikovic, Tasseomancy, I am Robot and Proud といった多数のミュージシャンのプロデュースやミックスもこなす鬼才。 2011年にリリースした「Impossible Spaces」では、従来のフォーキーなアプローチに加え、 サンバ風でスウィング感の入った色鮮やかなトロピカリズモを表現しつつ、 70年代の中南米のユース・カルチャーを意識したサイケな感覚も混ぜた作品を披露。 ギターのアンサンブル、ホーンやストリングスのダイナミックなグルーブ、 シンセやフルートから繰り広げられる鮮やかなアレンジ、これらをフリーキーに使った 大胆な展開力は、サンドロの由一無二の音楽性を象徴している。Sandro Perri with his friendsとして、バンド形態での来日。

2017-10-08

2017年10月8日(日)「鼻歌から墓場まで ゲスト:白波多カミン / ゆーきゃん」

白波多カミン


ゆーきゃん

二人のシンガーソングライターをゲストに迎えて開催、
ヒリヒリとした感触の歌心に溢れる一夜。

二人のシンガーソングライター、"白波多カミン"と"ゆーきゃん"がやって来ます!

白波多カミンは、京都出身、現在は東京を拠点に活動、2016年にメジャーデビューを果たした女性シンガーソングライター。元々、ミドリやあふりらんぽを輩出した須原敬三氏主宰(羅針盤)のサイケデリックレーベル"ギューンカセット"からデビューし、これまで山本精一、渋谷毅、坂田明といったベテラン・ミュージシャンとの共演歴をもつ彼女。関西アンダーグラウンドシーンの空気を存分に吸い込んで養ったタブーのない感性、パーソナルな感情から出発して死生観にも至るようなセンセーショナルな言葉遣いの歌詞世界、はちきれそうな情熱と空虚感が同居した歌声による異色のポップソングで、ポピュラーミュージックの世界に殴り込み。近年は、グランジアプローチなバンド編成"白波多カミン with Placebo Foxes"として活動していることからも伺えるロックシンガーとしての魅力も溢れる彼女の歌は、オーバーグランド/アンダーグランドの垣根を越えて、体験した人の心に爪痕を残すことでしょう。

ゆーきゃんは、京都で長く活動し、現在は富山在住の男性シンガーソングライター。USガレージフォーク / サッドコアの影響を独自に解釈し生み出した、囁くような透明のファルセットボイスによる幽玄なフォークは、人々の感覚を研ぎ澄まし、静寂の中に息づく気配へと耳を惹きつけます。音量や迫力で圧倒する音楽は数あれど、そのささやかな弱音を武器にした彼の音楽は比類なきもの。京都時代には、DIYフェス「ボロフェスタ」主催者の一人として、またオンラインショップ・サンレインレコーズの運営者として、インディ音楽の理想郷を現出させるべく裏方としても心血を注いだ活動をしていた彼。現在は、生まれ故郷である富山という街に向き合いながら、哀愁を纏い、SSWとしての強度をより増していっています。ゆーきゃんの現在地、をお楽しみに。

地元共演は、2組。

1組目は、2017年初夏に鮮烈なデビューライブを飾った期待若手バンド"AND LORELEI"。The Sundaysを彷彿とさせる80'sスタイルなギターポップサウンド〜Beach Fossilsなどの近年のシーンを彷彿とさせる耽美なドリーミーオルタナサウンドと、音像の中に溶け込むように響きつつも意志の強さが鋭利に向かってくるボーカルが素晴らしい!

2組目は、最近は若手アーバンポップバンド"金魚注意報"のメンバーとして存在感を放っている女性SSW"おいら"の久々のソロ。金魚注意報の空想的な世界観とは異なる、日常を高解像度で切り取った彼女のリアリズムに根ざしたフォークソングがヒリヒリと響きます。

淡さの奥に、それぞれの鋭利な側面が見え隠れする歌モノの夜。

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2017年10月8日(日)Give me little more.
「鼻歌から墓場まで ゲスト:白波多カミン / ゆーきゃん 」
▽出演:白波多カミン(東京)、 ゆーきゃん(富山)、AND ROLELEI、おいら
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500  (学割)¥1,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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白波多カミン



シンガーソングライター。京都生まれ、京都育ち。小学校6年生からギターを始め、高校3年生で歌を書き始める。途中、下鴨神社での巫女というキャリアを経て、現在は東京に拠点を移し活動中。
あどけなさを残しながらも凛とした歌声が描き出す物語は、一人の女性を出発点としたとしたパーソナルなものである。にもかかわらずそれは普遍的なものとなり、孤独やすれちがいの向こう側にある「求めること」の強さをにじませ、ささやかなコミュニケーションがもたらす希望を指し示す。 彼女のうたが性別・年齢・オーバーグラウンド/アンダーグラウンドの区別なく幅広い層の音楽ファンから支持を集めている秘密は、まさにそのうたが、柔らかいココロを持つ人間の、ココロの柔らかい部分を刺激せずにはいられないからであろう。
また、ミドリやあふりらんぽを輩出した関西の老舗レーベル、ギューンカセットからのデビューという登場の仕方や、渋谷毅、坂田明、山本精一、曽我部恵一といったベテラン・ミュージシャンとの共演歴、セカンドアルバム『くだもの』におけるバックバンドの陣容(奇形児、ミドリ、Subvert Blazeのメンバーによる)などからも、彼女がただの「女性シンガーソングライター」に収まらない、奔放で柔軟で感性とカリスマをもっていることがうかがえる。
好きな食べ物はエビフライ。毎朝の日課はふとんを干すこと。住んでみたい国は丘の上に、いい風の吹くところ。これまでに3枚のミニアルバムをリリース。

ゆーきゃん

富山県生まれ、京都在住のシンガー・ソングライター。
USガレージ・フォーク/サッドコアの影響を受けた音楽性と、日本語の豊かな響きを生かした文学的な歌詞を武器にした、唯一無二な空気感をもつ弾き語りを身上とする。近年では不定形なユニット形式でのライヴも多数行っており、サポートメンバーにはエマーソン北村、山本達久(NATSUMEN)、須原敬三(ex.羅針盤)、田代貴之(ex.渚にて)など名うてのミュージシャンが名を連ねる。また、山本精一、JOJO広重(非常階段)といった関西アンダーグラウンドの巨人たちとコラボレーション形式での共演も盛ん。
京都にて2002年より続くDIYフェス「ボロフェスタ」をロボピッチャー、Limted Express(has gone?)、MC土龍らと共に主催。ジャンル・シーンを越えた音楽の理想郷を現出させるべく、10年間に渡って心血を注ぎ続けている。
ミュージシャンとしてもゆーきゃんのステージは毎回好評を博し、共演したクラムボン、Caravan、向井秀徳、曽我部恵一、トクマルシューゴ、前野健太といったアーティスト達からも賞賛を受ける。ゆーきゃんの囁くような歌声は、その透明度と小ささの故に、かえってひとの耳を惹きつけてやまない。京都大学西部講堂で彼のライヴを観たくるりの岸田繁は、心を揺さぶられるあまり直々にリリースを打診、主宰するNOISE McCARTNEY RECORDからバンド「ゆーきゃんwith his best friends」名義で『sang』をリリースした。

AND ROLELEI
2017年 夏始動。AND LORELEI ( アンドローレライ ) 。反骨精神からベースレススリーピースバンドとして活動を開始させる。前進バンド時代のベース脱退からわずか3カ月で曲や雰囲気を一新させ、各個人の強みや個性がさらに投影されたバンドとなった。初ライブには自主企画イベントで4曲入りdemoCDをリリース。シューゲイザーやUKインディーロック、80's/90'sが背景のサウンド、そこに現代の日本人でも聞きやすいオルタナティブロックや歌のメロディーを融合させた。カシワバラ( Vo / Gt )の甘美で中世的な声が静かにしかし確かな熱を持ち、多彩な楽曲の上を自由に浮遊する。1st demo CD 「 AND LORELEI 0.1 」は彼らの今後の活躍が大いに期待される着火剤となることであろう。

2017-10-06

2017年10月6日(金)『寺尾紗穂「たよりないもののために」リリース記念ライブ』第3回まつもと一箱古本市 前夜祭企画

寺尾 紗穂

かきけされそうな小さな声へと目を向けて歌う
シンガーソングライター"寺尾 紗穂"が登場!

10/7(土)に松本市街地で開催されるまつもと一箱古本市前夜祭企画!
2007年のメジャーデビュー、坂本龍一や大貫妙子らからも賛辞を受けるシンガーソングライター"寺尾 紗穂"がギブミーに初登場です。

寺尾 紗穂は、誰の日常にも息づく<目に見えないもの>への気配や、かき消されそうな小さな声へと目を向けながら創作を行うシンガーソングライターであり、その一方でエッセイストとしても活動。代表著書「原発労働者」(講談社現代文庫)、「南洋と私」(リトルモア)など、運動的アプローチではなく「私」と「あなた」という関係性の中で、常に社会の周縁へと目を向けた執筆を行っています。活動スタイルとしてはとても硬派な印象の彼女ですが、音楽性は普遍的強度をもったアーバンなポップスを展開。童謡、民謡のような親しさで耳に溶け込みつつ、凛とした情熱を感じる声とメロディによるピアノ弾き語りが軸。多彩なコラボレーター(七尾旅人、キセル、イルリメ、森は生きている、松井一平、柴田聡子、蓮沼執太、マヒトゥ・ザ・ピーポー、オオルタイチ、ダースレイダー…)を巻き込みながら、曲によってその姿を自由に変化させる彼女の音楽は、新曲が発表される度に常に驚きを与えてくれます。前作アルバムで彼女が提示した中心を持たない「楕円」という概念のとおり、自らの位置づけを定めず、常にたゆたう存在でありながら、いつでも懐に入り込んでくる寺尾紗穂の魅力をぜひ、体験してください!

オープニングアクトは、現在の松本ユースカルチャーの代表バンドである"金魚注意報"が出演。異国情緒漂うトロピカル夏休みポップス〜スウィート&ビターなAORサウンドまで、80'sスタイルのポップスを新世代的に賑やかに再解釈した背伸びポップスが最高。女性シンガーソングライター、シティポップ、ティンパンアレー周辺、渋谷系などのファンの方は特にマストチェックです。

全ポップスファンの方、お待ちしております。

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2017年10月6日(金) Give me little more.
第3回まつもと一箱古本市 前夜祭企画
『寺尾紗穂「たよりないもののために」リリース記念ライブ』
▽出演:寺尾紗穂(東京)、OA : 金魚注意報
▽料金:(前)¥2,500 / (当)¥3,000 / 出店者(箱主さん) は¥2,000 +1Dオーダ
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com
この公演は、ソールドアウトの可能性がありますのでご予約はお早めに。

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寺尾 紗穂


1981年、東京生まれ。ピアノ弾き語りのシンガーソングライター、エッセイスト。CM音楽(ドコモ、無印良品など)、映画の主題歌(安藤桃子監督作品「0.5ミリ」、大林宣彦監督作品「転校生 さよならあなた」他)、書評、ナレーションなどの分野で活動。著書に松本にも取材した「川島芳子 男装のエトランゼ」(文春新書)のほか、「原発労働者」(講談社現代新書)、「南洋と私」(リトルモア)、最新刊に「あのころのパラオをさがして 日本統治下の南洋を生きた人々」(集英社)がある。ウェブ平凡、本の雑誌ウェブ、花椿、高知新聞、北海道新聞、婦人之友などで連載中。6月に最新アルバム「たよりないもののために」を発表。同曲のMVは写真家の大森克己の初監督作品として注目を集めている。7月には、木崎湖畔のアルプスブックキャンプでもライブを行った。