2022-03-02

2022年3月20日(日) Ui Iwasaki『帰郷』リリース記念イベント 『森へ溶けて』


ui iwasaki

koji itoyama

gupppykenkyusei

松本にも縁が深いアンビエントフォークシンガー"ui iwasaki"が
1st mini album"帰郷"のリリースを記念して
ライブイベントを開催!

松本にも縁が深い東京のアンビエントフォークSSW”ui iwasaki”(ex:The Rainy)が、ソロとして初のミニアルバム「帰郷」をリリース!『森へ溶けて』と題し、音楽レーベル”cat & bonito”の主宰によりリリース記念ライブを開催します!

ui iwasaki”は、木曽出身、松本、名古屋を経て、現在は東京で活動するアンビエントフォークシンガー。冬空に溶け込むようなファルセットが心地よい歌声、ピアノ、ギター、エフェクトループ、残響音などによって様々な濃淡で何度も塗り重ねられた水彩画のようなアンビエントサウンドが素晴らしく、その奥には、視線のブレない骨太な歌心。自我を広大な森の中に溶かして、鳥や、虫や、獣の声と共に祈る静かな情熱の歌。今回のライブセットには、ミニアルバム「帰郷」のサウンドスケープを広大に拡張させていた3人のストリングスメンバーが参加!特別編成での彼のライブ、お見逃しなく。

今回は、主宰の”cat & bonito”よりリリースする2組のゲストも登場!

大分在住、自身のアンビエント作品をリリースしつつ、映画音楽、空間音楽、サウンドインスタレーションなどを製作サウンドアーティスト”koji itoyama”。(「帰郷」のマスタリングも担当)音数少なげに水滴が滴るピアノと、無意識領域へと誘うドローン、フィールドレコーディングにより採取された空間を漂う胞子のようなグリッチ…彼の立ち上げた音響空間に耳を傾けていると、感覚の解像度が拡張され、土壌の微生物の呼吸までが聴こえてくる心地になります。ライブではどのようなセットでの演奏になるか期待大。
 
今年2月に3rdアルバム「okachimachi」をデジタルリリースした浮遊アンビエントポップバンド“guppykenkyusei”(グッピー研究生)。寒色の残響を纏った諦観を滲ませた歌声による自己の内面と対峙するメディテーション的な歌世界と、透明感のあるギターロックのルーツを奥底に匂わせつつ、シンセポップ、IDM、コンテンポラリーR&B、ハイパーポップなどのエッセンスを随所に散りばめながら、独自の低体温な世界に落とし込んだミニマルなサウンドメイクがクール!アルバムで聴ける密室ポップな世界がバンドセットによってどう拡張されるのか楽しみです。

松本からは、森林系アシッドフォークシンガー玉屋によるギターとコントラバスの兄弟デュオ"the yamadas"が出演!霧がかった深い森を想起させる厳かなフィンガーピッキングギターと、自分の生活圏内から滲みでてきた歪なボキャブラリーのコントラスト、兄弟らしく自ずと揃う息ぴったりなアンサンブルは必見です。


それぞれの「静寂」を大切にしたアクトが揃いました。ぜひ、じっくり浸りに来てください。

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2022年3月20日(日) Give me little more.
Ui Iwasaki『帰郷』リリース記念イベント
森へ溶けて
▽LIVE:ui iwasaki / koji itoyama / guppykenkyusei / the yamadas
▽料金:¥2,000 / ¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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ui iwasaki

koji itoyama

guppykenkyusei








2022-03-01

2022年3月19日(土)nowhere youth presents ライブイベント『一億年後』



nowhere youth

切実なバンドミュージック、
nowhere youthによる初のデジタル音源リリース記念ライブ「一億年後」

松本拠点のインディロックバンド”nowhere youth”が、初のデジタル音源リリース記念にライブイベント”一億年後 #1”を開催します。「独りぼっちの帰り道に祝祭を」をテーマに、「一人残らずあなた方の心を連れていく」ことを約束するバンドだけが集結する異色の熱量のライブイベント!

主宰バンド”nowhere youth”は、フロントマンのシダ・ユウスケのソロプロジェクトから発展した4人組インディロックバンド。ボーカロイドを用いたソングライティングを行いつつ、90’s ,00’sのオルタナティブロック、インディロックを凄まじい熱量で聴きあさった彼が、自分の密室的世界をバンドサウンドの窓を通して、外界へと開いていく生々しい痕跡が現在進行形で刻まれた切実なバンドミュージック!音楽フリークへの目配せを蹴り飛ばし、ただひたすらに純化させた衝動を信じ、歌をぶつけるその姿に心揺さぶられないわけがない!

共演は、nowhere youthの盟友的な存在でもあるこの2組!

共演1組目は、パワーポップバンド“paycheck”。何かをしでかすことに余念のないパンクな初期衝動ステージングと、ポップに身を捧げたグッドメロディによるいい意味で時代錯誤した正直で直球バンドサウンドが胸を打つ!最近は、泥臭いファンク的なアプローチも交差し、進化が止まらない!

共演2組目は、昨年のDOPEなHOPEでデビューした大学生オルタナバンド”blake man house”が登場!ドラマー不在を逆手にとったMPCによるビートの上で、ソニックユースへの憧憬が迸る刺々しいサウンドと、天然のポップセンスで紡ぐどこかフレンドリーな楽曲が交錯!

この日は、かなり熱量の高いバンドミュージックを浴びることができそうです。お楽しみに!

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今回は主宰のシダ君が熱量の高いメッセージを送ってくれたので、以下そのまま掲載します。

「長野県で最も熱いオルタナティヴ・ライブ・イベント」を掲げる。「一人残らずあなた方の心を連れて行く」ことを約束するバンドだけが集まる、nowhere youthが主催する異色の熱量のライブ。

このイベントでは、eastern youth, blood thirsty butchers, 遠藤ミチロウ、それでも世界が続くなら、などの日本語パンク・ロックに対する尊敬と、更にpixies, sonic youth、Nirvana、Dinosaur Jr.などUSオルタナからインディペンデント精神ないしポップ・ミュージックとしての高精度な価値も積極的に継承する。

このイベントを届けたい人達は、いじめのあった教室、職場などに溶け込めない、「居場所のなさ」を感じる人達。
従来のインディーズバンド・ライブイベントのような、観客と演者の境界が強固に横たわり、初めて来た人が寂しさを感じるようなイベントを「久々に登校した学校の教室」のように主催者が苦痛かつ怒りを感じていたために、それに対するカウンター的意志も含め、「わたし対あなた」の関係性を増殖させるようにデザインされた、「1人も帰り道を寂しくさせないイベント」を目指す。
学校の帰り道、祭りのようなものがあれば、緩く寂しさが晴れていくのではないかという思いから、「帰り道までずっと祝祭を連れて帰れる」ような音楽を鳴らしていく。

・初音源リリース記念企画"talking from nowhere"

出演終了後、nowhere youthのギター・ボーカル、シダユウスケに「nowhere youthを観に来た」と言ってくれれば、シダがその人の話したい話を全て聞く、というもの。バースペースでも店外でも可能。聞ききれなかった分はシダのTwitter、InstagramなどにDMで送れば対応する。

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2022年3月19日(土) Give me little more.
nowhere youth presents
一億年後
▽LIVE:nowhere youth / paycheck / blake man house
▽料金:(前売当日共通)¥1,500 (学割)¥1,000 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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nowhere youth

2022年3月12日(土)「SELDOM #8」出演:葛目絢一 / 宮本善太郎 / 柳沢耕吉

 



葛目絢一

宮本善太郎

柳沢 耕吉

ギタリスト柳沢耕吉によるインプロヴィゼーション・ライブイベント”seldom”
今回はトゥバ共和国の伝統音楽に根ざした生活音楽を演奏する"葛目絢一"
詩情たっぷりのドラムソロ、ピアノソロを演奏する"宮本善太郎"の2組がゲスト!

※こちらのイベントは1/15の公演の振替になります。

ジャズ/即興演奏を中心に、音響作品の制作も行うギタリスト“柳沢 耕吉”主催のインプロヴィゼーションイベント「SELDOM #8」を開催します。

このイベントでは、毎回新たに登場するゲストと、主催の柳沢耕吉によるライブに加え、即興のコラボレーションの時間を設けて、相互に探り合い、影響しあいながら、変化していく様を楽しみます。「フリージャズ」、「実験音楽」、「アヴァンギャルド」などのカテゴライズへは向かわず、そこで起こっていることが何なのか?余白たっぷりの「曖昧な感覚」を呼び起こす現場をお楽しみください。

第8回目のゲストは、この2人!

1人目のゲストは、南シベリア・トゥバ共和国の伝統音楽をベースにした音楽活動を行う八ヶ岳の音楽家”葛目絢一”が登場!倍音唱法「ホーメイ」との出会いをきっかけに、トゥバ共和国を何度も訪れながら遊牧民の伝統的な音楽スタイルを習得した彼。仮声帯を使ったダミ声のような歌唱法「カルグラ」、二弦の擦弦楽器「イギル」、三味線に似た弦楽器「ドシプルール」、指でつま弾くリュートのような楽器「ブザーンチ」、縦笛「ショール」などの演奏に見事にフォーキーなメロディを調和させた楽曲を紡ぎます。八ヶ岳とトゥバの山岳風景が彼の身体の上で交差する不思議な生活音楽をお楽しみに。

2人目のゲストは、フジワラサトシ、mmm、麓健一などの作品へのサポートドラムとしての参加で知られ、アンビエントセットでのソロ活動も行う安曇野在住の音楽家“宮本 善太郎”が登場。ソロではピアノとドラムによる静寂の演奏を聴かせてくれます。打音ひとつひとつの立ち上がりから無音へと向かう過程で変化する音の表情をたっぷりの空白の中で聴かせる詩情に満ちたドラム演奏、窓越しに雨の軌跡を眺めながら耳を傾けたくなるような叙情的な旋律の反復と狂気をかすかに滲ませる逸脱が静謐な美しさを漂わせたピアノアンビエント、どちらのセットにも共通する彼の静寂への美意識をご堪能ください。

迎える柳沢 耕吉は、フィールドレコーディング、カセットテープなどの録音物を用いたギター演奏を予定。

イベントのクライマックスには、2組による打ち合わせなしの即興コラボレーションもあります!それぞれのライブセットはもちろん、セッションタイムもお見逃しなく!

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2020年3月12日(土) Give me little more.
「SELDOM #8」
▽Live:葛目絢一 / 宮本善太郎 /  柳沢耕吉
▽料金:¥1,000 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)20:00

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葛目絢一

宮本善太郎


柳沢 耕吉

1990年生まれ、東京/長野育ち。15歳でギターを始める。大学からジャズに傾倒、卒業後ニューヨークへ渡り市立シティカレッジで学ぶ傍ら、様々な音楽家、芸術家と交流していく中で何かが曖昧になり、それを大切にしている。2017年に帰国、長野在住。野外録音と音響に注目した初作品「In The Dreams Some Drops Had」がパリで開催されたコンクールPrix Presque Rien 2017にて大賞を受賞。ジャズ、即興演奏を中心に活動している。

リンク:「プレスク・リヤン賞2017で頂点に立った、柳沢耕吉ってどんな人?」