2022-10-26

2022年11月13日(日)『Jasper Sloan Yip Japan tour 2022 Matsumoto』 ▽LIVE:Jasper Sloan Yip(カナダ) / yu takimoto / kryten

     

Jasper Sloan Yip

バンクーバー発、美麗なテナーボイスと緻密なサウンドデザインの
オルタナティブフォークシンガー"Jasper Sloan Yip"が登場!

カナダ・バンクーバーのオルタナティヴ・フォークSSW"Jasper sloan yip"がギブミーに登場!

"Jasper sloan yip"は、バンクーバーを拠点に活動するSSW。2010年のデビューアルバムリリース以降、バンクーバーの音楽シーンで台頭。2017年リリースの『Post Meridiem』で、作曲、サウンド両面で飛躍的な進化を遂げ、2018年Western Canadian Music Awardの「Pop Artist of the Year」にノミネートされその評価を確立。今回は、パンデミック禍で制作されたダブルEP『Strange Calm/Blushing Autumn』を提げ来日ツアーを行います。抑制を効かせることで多様な感情を表現する美麗なテナーボイスの歌と、土臭いフォークミュージックをベースにしながらも、完璧な音符の連なりを追求した手数を絞った緻密なバンドアンサンブル、朝露の涼しさを纏ったストリングス、シンセのレイヤードによる立体的な音響表現が見事に調和した知的にリデザインされた音響フォークを鳴らします。痛みや不安と対峙しながらの静寂に飲み込まれそうな明け方の思索を通して、瞑想的なプロセスで生み出された楽曲の数々。誠実な憂鬱が詰まった内省的で密室的な音楽のようでいて、遠くまで響きながら痛みを癒し、啓示を模索する彼の音楽をお楽しみに。Wilco、Whitney、Kevin Morby、Cass McCombsなどのファンに強くおすすめです!

共演は、この2組。

スウェーデンのHuman King、CRZKNY主宰のDONTKILLMYVIBEなどのレーベルから音源を発表するDJ / トラックメーカーの"Yu Takimoto"。ビートレスなアンビエント〜IDM〜ドリームポップ〜ハウス〜ブギーファンク〜果てはあの時代のAvexサウンドリスペクトなトランスビートまで、計り知れない音楽造詣の奥深さで、松本のクラブシーンで異彩を放ちまくっている彼。ファルセットで歌い上げるボーカルスタイルを織り交ぜつつ、毎回違う顔を見せてくれるライブセットに目が離せない!

先日のDOPEなHOPEで鮮やかに初登場した上田拠点の無国籍インストゥルメンタルバンド"Kryten"。シンプルな四人組のバンドフォーマットで楽しげに鳴らす、温水でふやかしたKHRUANGBINといった風情のトロピカルインディロック!異国情緒漂うギターフレーズと、ほんのりのファンク感と、LO-FIメロウなコードの響きがくたくたに煮込まれた不思議な塩梅の音楽。

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2022年11月13日(日) 
Give me little more. 
『Jasper Sloan Yip Japan tour 2022 Matsumoto』
▽LIVE:Jasper Sloan Yip(カナダ) / yu takimoto / kryten
▽料金:(前)¥2,000/(当)¥2,500(ドリンク代別)
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Jasper Sloan Yip

Yu Takimoto


Kryten

2022-10-22

2022年11月12日(土) Give me little more. 『kiss the gambler with 岡林風穂 JAPAN TOUR 〜松本〜その2』 ▽LIVE:kiss the gambler / 岡林風穂 guest 有泉慧(本日休演、ラブワンダーランド)、小池茅(ラブランダーランド) / 佐野 千明 / Ocean Town Orchestra (クイクイジーラ、海洋天堂) / コスモス鉄道

   


kiss the gambler

岡林風穂

チャイルディッシュであっけらかんとした歌声が魅力の
インディポップSSW"kiss the gambler"と
ユーモアたっぷりに軽妙な歌世界を立ち上げる
フォークSSW"岡林風穂"のスプリットツアー!
今回はバンドセットでの演奏と
豪華共演者出演によるツアー後半戦編!

東京のインディ・ポップ・SSW"kiss the gambler"が、岐阜のフォーク・SSW"岡林風穂"とともに全国ツアーを開催。6月にはギブミーでも前半戦が開催されましたが、後半戦はバンドセットで再びやってきます!共演に、京都のオルタナティブSSW"佐野千明"、松本発のガチャポップバンド"コスモス鉄道"、長野のクイクイジーラと名古屋の海洋天堂の合体ユニット"Ocean Town Orchestra"が登場。スペシャルなライブ企画です!主催は、kiss the gamblerの自主レーベルCITY BIKE RECORDS。

ゲスト1組目、"kiss the gambler"は、2018年よりピアノをメイン楽器に据え活動するSSW。2021年8月に1st album「黙想」をリリース。(この春には、そのサウンドに魅了されたイラストレーター本秀康による雷音レコーズよりLP化!)声変わり前の少年の歌声とも評されるチャイルディッシュであっけらかんとした歌声で、言葉ひとつひとつをはっきりと投げかける中毒性たっぷりの歌唱。「みんなのうた」的にタイムレスな魅力を放ちつつもこっそりと冒険するメロディの上で、素っ頓狂な譜割りのリリックが独特なステップを刻む!ふと思い出す過去の記憶の風景を何度も反芻したり、人々の表情や仕草からそれぞれの悲しみを慈しむ歌詞世界には、特別ではない風景を固有名詞や会話言葉を交えてひとつひとつ瑞々しいものに変えていくスピード感たっぷりの言語感覚に溢れています。はにかんだユーモアの光線と夕暮れの哀愁が混じり合う不思議な色温度のポップソング。今回はバンドセットでご堪能ください。

ゲスト2組目“岡林風穂”は岐阜県多治見市を拠点に活動するシンガーシングライター。シンプルな純フォークマナーな弾き語りスタイルで、ユーモアたっぷりの軽妙な歌世界を立ち上げる注目の存在。日常の視界の隅で通り過ぎてしまうようなことを、石の裏をひっくり返すような小さな冒険心で切り取ったような歌詞は、その一節一節が短歌のような味わい…!歌詞に登場する意外なモチーフや風景が名脇役のように次々と登場しては去っていく姿を眺めているだけでも不思議な居心地に浸れます。情緒はあるけど、情念にはまかせない、あっけらかんとした湿度感を纏いながら、どこか余裕の微笑みを感じる彼女の弾き語りをお楽しみに。今回は、本日休演のベーシスト"有泉慧"、ラブワンダーランドのドラマーであり映像作家の"小池茅"をゲストに招いたバンドセットでの演奏になります。お楽しみに。

ゲスト3組目は、京都在住のオルタナティヴSSW"佐野千明"が登場!2009年ごろより活動し、2019年には本日休演や魚座がゲスト参加した傑作アルバム「光年」をリリース。寒流と暖流が混ざり合う不思議な温度感を纏って淡々とちぎり投げる儚さが魅力の歌声と、1語1語と密接に絡み合いジワジワと涙腺を刺激する童謡のような素朴なメロディラインのフォーキーな楽曲を軸にしながらも、調子ハズレの笛や、焦燥のオルタナティヴギター、冷んやりとしたエレクトロニクスやドローンなどを引き連れて、多様な感情や風景を新鮮に切り取る彼女の音楽。その音に浸ると、忘れていた幼少期の一番古い記憶にまで意識が飛んでいきそうな境地に至ります。感情の中に渦巻く自然な歪さを脱臼したユーモアを織り交ぜてサウンドに投影しつつ、それでいてやっぱり素朴な歌として聴こえてくる、実に不思議な世界をもった歌。じっくりとソロセットでお楽しみください。

共演の”Ocean Town Orchestra”は名古屋発、ヴァイオリンとギターと歌のアコースティックデュオ”海洋天堂”と、長野市のファンタジックフォーク楽団”クイクイジーラ”のスペシャルコラボレーションユニット。アイリッシュ音楽とフォークをベースにした陽だまりサウンド、プリミティブな歌声によるほんのり「たま」を想起させる天然ストレンジなメロディが朗らかながら中毒性たっぷりの”海洋天堂”。ジャンベ、カホンなどのパーカッションによるトライバルなリズムセクションと、アメリカーナからシティポップまでを泥臭さと洗練の間で越境して鳴らすアコースティックギタープレイで土着ファンタジックフォークを鳴らす”クイクイジーラ”。この相性抜群な2組のコラボでは、それぞれの楽曲をサポートしあいながら普段よりもスケールを拡張した演奏を聴かせてくれます。お楽しみに!

さらに松本発、ラッキーオールドサン、家主、台風クラブなどで知られるレーベルNEW FOLKからリリースしたミニアルバム「あしたのメ」以降、全国の早耳日本語ポップリスナーを魅了するフォーキー&ジャングリーなインディポップバンド“コスモス鉄道”も登場します!“コスモス鉄道”は、信州大学のカルトバンドサークル“ビートルズ研究会”から生まれ、現在はメンバーが各地に点在しながらも活動、全国の日本語インディポップファンを着実に虜にしている「ガチャポップ」バンド。日常でこぼれ落ちる感情を高解像度で拾い上げ、日常の穏やかさも、センチメンタルも、ヒリヒリとしたやさぐれも全て受け止めた衒いのないリリックがズサズサと心をえぐるヴォーカル/ギター“おいら”の歌心と、シティポップの洗練を通過しながらもガチャガチャとジャングリーに疾走するバンド然としたアンサンブルが最高に眩い!

豪華5組の歌心が交差する、どこをとっても見所な一夜。日本語のインディポップ、フォークが好きな人はマストです!お待ちしています。

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2022年11月12日(土) Give me little more.
kiss the gambler with 岡林風穂 JAPAN TOUR 〜松本〜その2
▽LIVE:kiss the gambler / 岡林風穂 guest 有泉慧(本日休演、ラブワンダーランド)、小池茅(ラブランダーランド) /  佐野 千明 / Ocean Town Orchestra (クイクイジーラ、海洋天堂) / コスモス鉄道
▽料金:(前)¥2,000 /(当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)17:30 /(開演)18:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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kiss the gambler

岡林風穂

佐野千明

海洋天堂

クイクイジーラ

コスモス鉄道







2022-10-20

2022年11月5日(土) 『Breakman House「LONG PRAY」レコ発ライブ」 ▽LIVE: Breakman House /own / Hen / gaku matsunobu

      

Breakman House

松本インディシーンで台頭する若手オルタナティブロックバンド"Breakman house"による
初の自主企画リリースパーティー!

今、松本のインディミュージックシーンで一押しの若手オルタナバンド”Breakman House”が、初の音源となる4曲入りEP「LONG PRAY」をリリース!3組の共演者を招きリリースパーティーを開催します!

Breakman House”は、2021年結成の大学生オルタナティブロックバンド。結成当初のMPCを用いた変則編成でのライブセットを経て、現在はスタンダードな編成の四人組バンドへ。変則チューニングを多用しつつ刺々しく歪んだ不穏な響きのギターアンサンブルによる、sonic youthへの憧憬が迸る焦燥オルタナサウンドを基調にしつつも、それだけにとどまらない楽曲の幅の広さも魅力の一つ。ポストハードコア、ポストロックを経たプログレッシブな展開と音響ノイズにまみれたインスト曲〜4AD直系のドリームポップ~シューゲイザーな楽曲、フィッシュマンズを思わせる長尺のインスト曲まで、ヘヴィーリスナーとして耳にした音楽をすぐさま自分たちのサウンドに取り込んでいく柔軟さと速度感で日々変化するその姿から目が離せない!今回は初の音源となるEP「LONG PRAY」を提げた初のロングセットでのライブとなります。

共演はこの3組!

2021年のDOPEなHOPEで鮮烈デビューして以来、久しぶりの登場となるギターとドラムのツーピースオルタナティブロックバンド”OWN”。新潟を拠点とするオルタナエモバンドdramaの中心人物・村上が松本で立ち上げた新しいバンドセット。繊細なギターアルペジオとシンバルの打音のレイヤードが織りなす静寂パートと、エモーショナルな旋律と激情型の音の塊が投げつけられる轟音パートのコントラストが眩い正統派オルタナティブロックをお楽しみに!

ドラムとギターの最小編成でモノクロームな世界を描く長野拠点のポストハードコアバンド”HEN”。弦の生鳴りまで聴こえそうな弱音~耳を擘く激情の音の壁まで偏執的にコントロールされたダイナミズムで鳴らす緊張感たっぷりのアンサンブルが素晴らしい!

先日のDOPEなHOPEにも登場した若手ビートメイカー”gaku matsunobu”。MPCから叩き出すJazzyなサンプリングソースで紡ぐ、エキゾチックな旅情と生活の匂いが交差したLo-Fiビート。今回、Braekman houseの「LONG PRAY」のアートワーク全般を担当したのは彼!

4組でお届けするBreakman house初の自主企画リリースパーティーをお楽しみに!

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2022年11月5日(土) Give me little more
『Breakman House「LONG PRAY」レコ発ライブ」
▽LIVE: Breakman House /own / Hen / gaku matsunobu
▽料金:1500 +1Dオーダー
▽時間: (開場) 18:30 / (開演) 19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Break man house

2022-10-17

2022年10月30日(日)ラヴラヴスパーク&The End presents「Folkestra! #1 浜松→松本編」共演:鳩山浩二


ラヴラヴスパーク

The End

「みんなのうた」のような親しみやすくキュートなメロディを絶妙な塩梅で投げかける"ラヴラヴスパーク"と
長野の孤高フォークシンガー"The End"によるミニスプリットツアー!

京都で長く愛されるキュートでユーモラスなトラッドフォークシンガー"ラヴラヴスパーク"が、長野の孤高フォークシンガー"The End"とともにギブミーに登場!

"ラヴラヴスパーク"は、メガネと帽子とボーダーシャツが目印の長谷川一志を中心にギター弾き語りのソロから最大6人にまで広がる不定形プロジェクト。京都を拠点に、1996年より活動する彼。20's デキシー、ブルース、ジャグ、フォーク、ボサノバなどのトラッドミュージックに根ざしつつ、「みんなのうた」のような親しみやすくキュートで甘いメロディラインの楽曲を、気取らない真っ直ぐな歌い方で、脱力感たっぷりのユーモアと、泥臭くなりすぎない絶妙な塩梅で投げかけます。大らかな空気の流れで、ほんのりとしたセンチメンタルを醸し出す彼の歌世界は、京都のシーンの中で地に足をつけて、長く歌われ、長く愛されてきたからこそのもの。昼寝から覚めてつけっぱなしのラジオから流れてくる曲にウルっとくるような心地の、さりげないけれど記憶の片隅にずっと残る彼の歌をお楽しみに!

長野が誇る至宝フォークシンガー”The End”も久しぶりに登場です!時代の流れを遠くの方で俯瞰しながら、風刺の効いたブラックユーモアたっぷりにまだ知らない感情に次々と名前をつけていくような(そして恐ろしくグッドメロディな)名曲の数々をひっそりと生み出してきた彼。友部正人やタテタカコらを筆頭した数々の音楽家が参加した2015年発売のトリビュート盤+ライブ盤の3枚組アルバム『だってあの娘が好きって言ったんだもの』によって垣根をこえた全国の音楽ファンにその存在が少しづつ知れ渡った彼の音楽、松本で聴ける貴重な機会です。お見逃しなく。

松本からは、あまりに独特な弾き語りスタイルの鬼才フォークシンガー”鳩山 浩二”が登場!太いバリトンボイスの美声に、ダイナミックたっぷり流麗なギタープレイで、ユーモアと悪意と趣味世界が交差する21世紀のフォーク〜ブルース〜ブギウギ〜シャンソンを奏でます。連想ゲームのように勝手に走り出す言葉の暴走列車!

トラッドな音楽に根ざしながらも、それぞれに異形のスタイルを確立している3組のシンガーソングライターの歌をご堪能いただけます。お楽しみに!

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2022年10月30日(日) Give me little more.
ラヴラヴスパーク&The End presents「Folkestra! #1 浜松→松本編」
▽Live: ラヴラヴスパーク/ The End / 鳩山浩二
▽料金:(前)¥2,000  /(当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
予約:give.melittlemore@gmail.com

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ラヴラヴスパーク


The End

鳩山浩二