2019-06-02

2019年6月2日(日)「Joni Void Japan Tour 2019 松本公演」

 
Joni Void

モントリオール発、ミュージックコンクレートを現在地で鳴らす
サウンドコラージュ音楽家"Joni Void"が登場!

フランス生まれ、モントリオールを拠点に活動するサウンドコラージュアーティストJean Cousinによるソロプロジェクト”Joni Void”(ex:Johnny_ripper)が、登場!

古い実験映画、自身の子どものころから現在までの個人的な記録からの様々な音(ボイスメモ、ホームビデオ、ビデオゲーム…)、友人の声などを素材として用いながら緻密にエディットされたサウンドコラージュの世界は、アップデートされたミュージック・コンクレートでもあり、アンビエントとエレクトロニカの中間で鳴るミニマルなダンスミュージックとしても響きます。硬質な電子音、耳元でささやくような数々の声、サンプリング劣化による暖かくノスタルジックな打音が同時に漂う音の渦に浸ると、ドキュメンタリー映画でも眺めているような生々しい他人の生活の息吹を感じつつ、同時に幽霊たちの終わりなき徘徊を眺めているような心地に…。
14歳で独学で音楽制作を学び、イギリスの人気SFテレビ番組「Doctor Who」の音楽を手がけた電子音楽の先駆者デリア・ダービシャーや、ヤン・ティルセンやフィリップ・グラスなどが作曲した映画音楽、Boards of Canada、Four Tetなどの2000年代のエレクトロニカなどからのインスパイアされながら、オンライン上を中心にJonny_ripperとして活動していた彼。モントリオール移住後は、GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR主宰のConstellation Records周辺のDIYシーンの中で、ライブミュージックとしての身体性を身につけ、自身の音楽をより骨太で多面的なものにしていきます。Joni Void名義に改名後リリースした2枚のアルバム「Selfless」(2017)「Mise En Abyme」(2019)はpitchforkを筆頭にしたメディア上でもかなりの高評価を獲得。世界中の電子音楽ファンたちの注目が集まる中での中での初来日公演となります。パーソナルな体験、実感を掘り下げるような内省的な世界観をもっているようでありながら、同時に(かなり静的ではありながら)ダンスミュージックとしての高揚をにじませる開放性を持ち合わせた彼の音楽をお楽しみに!

共演は、ボリューミーに4組。



木漏れ日のラビリンスに迷い込んだような永遠の時間を生み出すアンビエント〜ドローンが素晴らしい、数々のネットレーベルから楽曲をリリースしている北アイルランド出身松本在住の音楽家”Darren McClure”、

オブソリートで懐かしいシンセや自作・改造楽器を響かせる電子音マニアstevenこと"sho sugita”によるノイズミュージックセット。今回は、新たに自作のビデオシンセサイザー、synthstromのサンプラーなども用いたニューセットで登場。


カセットMTR、シンセサイザー、サンプラー、ゲームコントローラーを用いたVJセットなどを並べて行う自宅の機材部屋で音楽実験を繰り返しているような親密感のあるパフォーマンスが印象的な電子音楽ユニット”GENEI”。ミニマルなリズム、ガラスの破片のような繊細なシンセサウンドが歪みながら交差するインテリジェント・エレクトロ。

霧がかった深い森を想起させる厳かなフィンガーピッキングギターと、自分の生活圏内から滲みでてきた歪なボキャブラリーのコントラストが素晴らしい松本の幽玄アシッドフォークシンガー"玉屋”。今回、唯一の歌物アクトとして登場。最近のエレキギターと巧みなディレイペダルプレイによるアンビエントフォークセットは必見。


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2019年6月2日(日) Give me little more.
 「Joni Void Japan Tour 2019 松本公演」
▽Live: Joni Void(カナダ)  / Darren McClure / sho sugita / GENEI  / 玉屋 
▽料金:(前)¥2,000  /(当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
予約:give.melittlemore@gmial.com

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Joni Void



Darren McClure



玉屋

2008年頃から松本市を拠点に弾き語りを始める。
2009年頃、『犬とギター』を結成するも、1年ほどで解散。
2010年頃からは『玉屋バンド』としても活動中。
3枚の宅録ソロアルバムを経て、2016年3/5にミニアルバム『bird watching』をリリース。
幽玄なギターフレーズに隠しきれない天然感覚の言葉遣い。

2019-06-01

2019年6月1日(土)「Dance with Alps」

valva

海洋天堂

神戸アンダーグラウンドの重鎮サイケガレージバンドと、
名古屋のストレンジアイリッシュデュオが登場!

関西と東海地区のライブハウスシーンに造詣が深い岐阜のタクシードライバーK氏による恒例ライブイベント、アルプスシリーズ「Dance With Alps」を開催!今回はゲストとして、関西インディ/ガレージシーンのベテランバンド”valva”と、昨年も登場した名古屋のストレンジアイリッシュフォークデュオ”海洋天堂”が登場。

valva”は、神戸を拠点に活動するベテラン4人組サイケデリックガレージバンド。彼らの放つ一見シンプルなガレージロックの中には、観る瞬間よって、パンクロックの刹那、グラムロックの妖艶な世界、ニューウェイブの鋭利な危うさ、オルタナティブの開拓精神が自然体に滲み出て、その形容しがたい感覚を最終的に「サイケ」と呼びたくなるような彼らの音楽。チャイルディッシュに甲高いフロントマン松尾氏の声と、その甘いメロディラインが聴こえた瞬間に「この音楽の代わりになるものなどないだろう」と誰もが確信し、騒音の中の夢見心地を味わうはず!関西アンダーグラウンドシーンで彼らの名前を知らない人はおらず、長い活動キャリアの中で現在も共演する若手バンドたちが口々に影響を公言。踊ってばかりの国は、キングブラザーズの企画ライブでvalvaを観てバンドを結成したという逸話も。ガレージロック、60’sサイケデリックロック、グラムロックのファンはもちろん、N’夙川BOYS、踊ってばかりの国、HAPPY、メシアと人人、台風クラブのファンなどのファンまでに幅広くおすすめ!関西エリアでのライブが多い彼らのライブが松本で観れる貴重な機会です!


海洋天堂”は、名古屋のヴァイオリンとギターと歌のアコースティックデュオ。アイリッシュ音楽とフォークをベースにした陽だまりサウンドと、プリミティブな歌声による素っ頓狂なメロディがクセになる!牧歌的なアコースティック音楽のようでいて、たまの開拓した奇妙な日本語フォークの世界や、Kレコーズ周辺のDIYフォークにも共鳴するような天然のストレンジ感に魅了される人、続出!
関西、名古屋、松本のインディシーンが邂逅するこの一夜をお楽しみに。

共演は、この2組。

くぐもった奇妙なエコーサウンドと煌めきのシンセサウンドに分厚く塗られた音像の中で、失われた風景を思うような感傷的かつ歌謡的なメロディが響く男女ボーカルドリーミーフォーク/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN

2組目は、オルタナフォークバンド”ヒーターズ”の伊藤圭がソロアルバム制作を経て結成した新バンド”伊藤圭ザ・バンド”。90’s オルタナティブを軸にした感傷的な楽曲が、ミニマルファンク、ネオソウル、MPB、ヒップホップへの憧憬が漂うほんのりシティなサウンドを纏った新感覚ポップス。
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2019年6月1日(土) Give me little more.
 「Dance with Alps」
▽Live:valva(神戸)/ 海洋天堂(名古屋) / TANGINGUGUN / 伊藤圭ザ・バンド
▽料金:(前)¥2,000 (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmial.com


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valva


海洋天堂

TANGINGUGUN

2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。読み方はタンギンググン。奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。 2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となる5曲入りカセットテープ『馬鹿な魚』をリリース。 現在はドラム、シンセサイザーの新メンバーが加わり四人編成をメインに活動。2018年6月には、松本のバンドher braidsとともに韓国・ソウルで2日間のスプリットライブを行う。
これまでに、Tara Jane O'neil(US), Yumbo(仙台), moools(東京), 魚座(福岡), Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US), scott and charlene's wedding(AUS), Peach Kelli Pop(US), Parasol(韓国), Goonam(韓国)らと共演。

2019-05-19

2019年5月19日(日)「Neverhoods Neighborhoods #1」GUEST:GeGeGe(金沢) / Memoryhook(名古屋)

 
GeGeGe

Memoryhook

TANGINGUGUN"issei"によるライブイベントが始動。
金沢のサイケデリックポップ音楽家"GeGeGe"
名古屋のロマンティックシンセポップユニット"Memoryhook"が登場!

TANGINGUGUNのシンセ奏者isseiによるライブ&DJイベント「Neverhoods Neighborhoods」初開催!洋邦問わずヘヴィなインディリスナーの彼が、日夜BandcampやYoutubeでDIGした遠くの街に住むインディアーティストを招いた企画。第一回目は金沢のサイケポップアクト”GeGeGe”、名古屋のドリームポップユニット”Memoryhook”を迎えます。

GeGeGeは金沢のサイケデリックポップ音楽家。独特の淡い浮遊感、透明に煌めく砂糖菓子のような繊細さとどこかザラついた手触りを同時にもつギターリフの反復の中で、ささくれだった厭世的なボーカルの囁き、洋楽的なメロディラインに居心地よくのる日本語詞…日々の悩み事を溶かすようなエスケーピズム溢れる危なさも香る甘美な音世界がたまらない!2017年末にはDead Funny Recordsからの1stアルバム「SF」をリリース。今回はバンドセットでの登場!LAUNDER、DAY WAVE、Beach Fossilsなどのドリームインディポップファンはもちろん、坂本慎太郎のファンにもおすすめ。

Memoryhookは、名古屋で活動するベッドルームポップ・プロジェクト。溶けたバニラアイスの中で泳ぎまわる耽美でどこか退廃的でミステリアスな女性ボーカルと、ローファイな手触りのまま涼しく配置されたビート、無表情にサイケデリアが滲む淡々と甘いギターサウンド…カタルシス手前でスルスルと逃げていくような騒つきと予感に満ちた青い熱のロマンティック・シンセポップ!ライブでは、ベースとギターとリズムマシーンによる演奏を聴かせてくれます。Men I Trust、LOMBOY、Japanese Breakfastなどのドリームシンセポップファンは必見。

共演は、
 
Mac DeMarco以降のリゾート感漂うlo-fiなポップセンスと、古ぼけた文化住宅が似合う日本語フォークの世界、その真逆な両極をつないだ新感覚フォークを奏でるミヤザワカイによるギター弾き語り“ボブ次男

くぐもった奇妙なエコーサウンドと煌めきのシンセサウンドに分厚く塗られた音像の中で、失われた風景を思うような感傷的かつ歌謡的なメロディが響く男女ボーカルドリーミーフォーク/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN

DJには、ネオサイケデリアなインディ〜hip hop〜ネオソウルetcジャンルに捉われずチルで、甘美なのに、どこか狂気が滲み出たような音楽をセレクトする"コジマ ユウキ"。

インディファン必見の新しいイベントの始まりの瞬間、お見逃しなく!

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2019年5月19日(日) Give me little more.
 「Neverhoods Neighborhoods #1」
▽Live: GeGeGe(金沢) / Memoryhook(名古屋) / ボブ次男 / TANGINGUGUN
▽DJ:コジマユウキ,Issei
▽料金:(前)¥1,800  /(当)¥2,300 / (under 18) / ¥1,000 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:00
予約:give.melittlemore@gmial.com

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GeGeGe


Memoryhook


TANGINGUGUN

2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。読み方はタンギンググン。奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。 2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となる5曲入りカセットテープ『馬鹿な魚』をリリース。 現在はドラム、シンセサイザーの新メンバーが加わり四人編成をメインに活動。2018年6月には、松本のバンドher braidsとともに韓国・ソウルで2日間のスプリットライブを行う。
これまでに、Tara Jane O'neil(US), Yumbo(仙台), moools(東京), 魚座(福岡), Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US), scott and charlene's wedding(AUS), Peach Kelli Pop(US), Parasol(韓国), Goonam(韓国)らと共演。

2019-05-16

2019年5月16日(木)「Abjects Japan Tour 2019 松本公演」

Abjects

ロンドン発、SXSWにも出演する
サイケデリックサーフガレージバンド"Abjects"が松本初登場!

Fat White Familyやジョン・スペンサーとも共演、SXSWにも出演するロンドンのサイケデリックサーフガレージバンド”Abjects”が松本、初登場!

"Abjects"は、2012年にスペイン人のNoemi(ギター/ボーカル)、日本人のYuki(ベース)、イタリア人のAliceの3人がロンドンで出会うことにより結成された多様なバックグラウンドを持つトリオバンド。サーフ〜サイケ〜ガレージなどのファズトーン/スプリングリバーブ/テープエコーで疾走する60’sアメリカ西海岸のビザールな魅力を吸収したヴィンテージサウンドを軸に据えつつ、シンプル&ファスト&ショートなパンクロックの刹那、貪欲かつカオティックに音楽を取り込み発展する現行ロンドンインディシーンの雑食性とも共鳴する彼女たちの音楽は、鋭利に、切実に猛進し、ガレージロックを次なる地平へと導く!
一時的にメンバーが母国へ帰国するなどバンド活動が停滞する時期を経て、2019年には纏まったアルバムとしては初となる1st full album「Never Give Up」をリリース!自身の創作や活動への不安、「Brexit」と直面するイギリスの政治状況など、彼女たちが経験したフラストレーションと向き合いつつ、長い葛藤の旅をそのまま描き出したこのアルバムは、最悪な状況を経てこそ生まれる芯の強い希望に満ちた内容。オリジナルメンバーの3人に戻り、SXSW2019にも出演。過去最高にノッているこのタイミングでのジャパンツアー、絶対にお見逃しなく!

La Luz、Shannon&the Clams、Novellaなどのファンは勿論、サーフロック、ガレージ、サイコビリー、パンク、グランジ、オルタナ、インディポップ、サイケデリックロックのファンなど、幅広くおすすめです!

共演バンドは2組。

1組目は、ポストパンク、ノーウェイブ、ダークウェイブ、ゴシック、メタル、オルタナティブロックへの過剰な愛で全てをデストロイするショッキング・ハードコアバンド”inco.”(2000年代後半の長野シーンを騒然とさせその後一旦解散、再結集!過去のshort !sharp !shock!なスタイルをかなぐり捨て、いかようにも変化しながら全て「Inco.」という境地へ!)

2組目は、オルタナフォークバンド”ヒーターズ”の伊藤圭が自身のソロアルバム制作を経て結成した新バンド”伊藤圭ザ・バンド”。90’s ローファイオルタナティブ、アメリカーナを軸にしながらも、ネオソウル、ヒップホップへの憧憬が漂うほんのりシティなサウンド?メンバーは、ドラムに辻村豪文(キセル)、ヒーターズにも参加する長橋幸宏、本橋卓(something tender)。

DJには、世界中に散らばる局所的なインディシーンの熱にまなざしを向ける日の出町のレコードショップ”Marking Records"の店主”riko”。ニューウェイプ〜ポストパンク〜ダークウェイブ〜シンセポップetcなど、現行インディ〜80’s〜時にジャパニーズアンダーグラウンドまでを行き来する選曲をお楽しみに。

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2019年5月16日(木) Give me little more.
 「Abjects Japan Tour 2019 松本公演
▽Live:Abjects(イギリス)/ Inco. / 伊藤圭ザ・バンド
▽DJ:riko(Marking Records / Her Braids)
▽料金:(前)¥2,000 (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:OPEN &START 19:00(LIVE 19:40頃〜
▽予約:give.melittlemore@gmial.com

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Abjects

2019-05-11

2019年5月11日(土)「Hungry Beat! #18 GUEST:The Male Gaze(フィリピン) / P-iPLE(東京)」

The Male Gaze
P-iPLE

インディミュージックパーティー"Hungry Beat!"
フィリピンのフェミニストパンクバンド"The Male Gaze"
東京のノイズパンクバンド"P-iPLE"が登場!!

インディミュージックパーティー”Hungry Beat!”18回目を開催!今回のゲストは、「バンドやめようぜ!」で知られる英国人音楽ジャーナリスト”イアン・F・マーティン”主宰のレーベル”CALL AND RESPONSE”よりスプリットEPをリリースする2組、フィリピンのフェミニストパンクバンド”THE MALE GAZE”と、東京のパンク/ノーウェイブバンド”P-iPLE”が登場!

1組目のゲスト”THE MALE GAZE”は、Sleater Kinney、Bikini Killなどのライオットガールパンク、インディロックのスピリッツを受け継ぐフィリピンのパンクバンド/アクティビスト集団。メンバーのバックグラウンドが多様で、ボーカルのMich Dulceはファッションデザイナー、ギタリストのMariah YonicはLGBTをテーマにしたSFショートフィルムのコンペティションで受賞を果たした「The Last Gig on Earth」を監督、ライターとしても活動、もう一人のギタリストYmi Castelはsxsw2016に出演するなど国際的に活動するガレージパンクFlying Ipisのメンバー、ドラマーのRistalle Bautistaは建築家。彼女たちは「良い」女の子の象徴であるガールスカウトの制服をアイロニックなユーモアで纏いながら、ピンクのトラメガで絶叫し、ステージ上、いやステージには収まりきらないエネルギーで会場中を自由に暴れまくる!自分の領域に政治的な抑圧が浸透してくることを跳ね除けるような怒りを原動にしながらも希望の騒音に満ちたエネルギッシュなライブパフォーマンスと、快感に満ちたギターリフとビートには、言葉を超えた感覚的なメッセージが宿り、目撃した人たちの重力を軽くこと間違いなし!2018年1月の結成ながら、その衝撃はフィリピンのみならず物凄い勢いで世界中に波及。メトロ・マニラ・プライドやバンコク・ビエンナーレでもパフォーマンスを行い、CNNやi-Dマガジン、BBCなど世界中のメディアからもフィーチャーされ、代表曲「Someday」はフィリピンのチャートでTop10入り。人々を鼓舞し、現実を変えていくアクティビズムのパワーを持ちつつ、同時にパンクロックの刹那の快感も溢れる彼女たちのライブ、必見です!

2組目のゲスト”P-iPLE”は、2015年より活動するボーカルのMadoka Kitabeppu、ベースのBav、ギターのMayumi、ドラマーのYossyの4人からなる東京の4ピースパンクバンド。クラッシュやバズコックから続くガレージパンクの意志を根本に持ちカラッと抜けのよい質感のビートを打ち出しながら、DNAやTeenage Jesus & The JerksなどのNYノーウェイブ〜PANIC SMILEなどのジャパニーズオルタナティブにも通じる鋭利なディストーションノイズの嵐が飛び交う独自のハードコアサウンドをかき鳴らす!甲高い声で絶唱するボーカルには激情の中にもキッチュが漂い、リリックも皮肉たっぷり。ギターのMayumiは国内外からゲストを招いたライブイベント「Tension!」を主催し、バンドはMelt-BananaやDMBQらとも共演。また2009年から続く東京オルタナティブの牙城ライブイベント「東京BOREDOM」にも出演するなど、ジャパニーズノイズロック&エクスペリメンタルパンクのムーブメントの真っ只中を駆け抜ける彼女たち。大注目です!

松本のライブアクトは、ZINEメイキングからDJまで多才っぷりを発揮しながら、音楽活動も本格的にスタートさせた”nu”。Grimes〜ジャパニーズサブカルチャーまでを脳内で煮込み、ロボティックな声でちぎり投げる、遊び心と衝動のシンセポップライブセット。

お馴染みHungry Beat! DJsによるインディポップ〜ガレージポップ〜シンセポップ〜ダークウェイブなセレクトもお楽しみに!

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2019年5月11日(土) Give me little more.
 「Hungry Beat! #18 GUEST:The Male Gaze / P-iPLE
▽Live:The Male Gaze(フィリピン)/ P-iPLE(東京)/ nu
▽料金:(前)¥2,000 (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:OPEN &START 18:30
予約:give.melittlemore@gmial.com

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The Male Gaze

フェミニストパンクを牽引する存在として2018年1月にフィリピンで結成された。 ボーカルのMich Dulce、ドラマーのRistalle Bautista、ギターのYmi CastelとMariah Yonicの4人から成る。The Male Gazeはインディーロックやライオットガールのスピリッツを受け継ぎ、愉快さ、怒り、希望が均等に音に滲み出ており、Sleater KinneyやBikini Killを思い起こさせる。多様性あるクリエイティブバックグラウンドがあることもこのバンドの特徴だ。ボーカルのMich Dulceは Adam AntやLady Gagaといったセレブリティをクライアントに持つファッションデザイナー、ギターリストのMariah YonicはLGBTをテーマにしたSFショートフィルムのコンペティションで受賞した「The Last Gig on Earth」を監督しており、2018年のシンガポール国際映画祭にてプレミア上映された「Eerie」の脚本も手掛けている。The Male Gazeは音楽、アート、政治をシームレスにつなげたフィールドで活動しているアクティビストの集団である。昨今でも、セクシャルハラスメントのプロテストや女性に安全な場所を提供するプロジェクト実施する活動をサポートしていることでも注目を集めている。彼女たちはメトロ・マニラ・プライドやバンコク・ビエンナーレでもパフォーマンスを行い、CNNやi-Dマガジン、BBCなど数々のメディアからもフィーチャーされており、彼女たちの曲「Someday」がフィリピンのチャートでTop10入りをした。

P-iPLE

2015年に東京で結成されたP-iPLEはボーカルのMadoka Kitabeppu、ベースのBav、ギターのMayumi、ドラマーのYossyの4人からなる獰猛でエネルギッシュなパンクバンドである。彼らの楽曲はクラッシュやバズコックスといったクラシックなガレージロックに影響されたものでありながらも、DNAやTeenage Jesus & The Jerksといったノーウェーブのディストーションギターをかき鳴らした荒れ狂ったハードコアサウンドでもある。

2019-05-10

2019年5月10日(金)『I Am Robot And Proud “Lucky Static” Japan Tour 2019 松本公演』

I Am Robot And Proud

ASUNA

柔らでオーガニックなエレクトロサウンドで
様々なジャンルのファンや多くのクリエイター達を魅了してきた
音の名匠"I Am Robot And Proud"がバンドセットで登場!

カナダ・トロントの音の名匠ショウハン・リームによる電子音楽ユニット”I Am Robot And Proud”が、7thアルバム『Lucky Static』を提げ、ソロセット+バンドセット(4人編成)でギブミーに登場します!

鉄腕アトムからインスパイアされた名前=”I Am Robot And Proud”を掲げショウハンがミュージックシーンに登場したのは2000年のこと。ペンギンジャケットのアルバム「The Electricity In Your House Wants To Sing」は時代を代表する1枚となり、Perfume、トクマルシューゴ、オオルタイチなどとのコラボレーションも行うなど日本の音楽シーンとも密接な関係にあり続ける彼。ニュースや情報番組などテレビでその楽曲を耳にすることも度々。
幅広い間口を持った「ポップ」でありながら、次々と新しいアイデアとコンセプトを立ち上げ、狂気的なまでに洗練へと向かう彼のサウンドデザインはもちろん今も健在。きめ細やかで瑞々しい電子音とアコースティックギターの音色が雨上がりの葉っぱの上で自由にダンスを踊るかのような多幸感に溢れ、美しい旋律がバトンを渡しながら次々と登場し、無駄な音を削いでレイアウトされた整然とした空間で音の明滅がスムースにグルーブする…新作「Lucky Static」でも一聴して彼のものとわかるあのオーガニックなエレクトロサウンドを聴かせてくれます。
近年では、音響ポストロック的な趣のあるバンドサウンドと邂逅し、生音でのセッションとそのリ・エディットを行き来するような更なる境地へと向かっています。バンドメンバーには、2017年に松本にもやってきたトロントインディの鬼才”サンドロ・ペリ”バンドのメンバーでもあるマイク・スミス(ベース)を筆頭にトロントのシーンを代表する演奏家たちが参加。期待が高まります。
さらに、ショウハン自身によってプログラムされた音とリンクするヴィジュアル・パフォーマンスも間違いなく見どころの一つ。
2000年代に彼の音に心酔した人は勿論、レイ・ハラカミ、コーネリアス、宮内優里などのファンの方、今回の来日で彼のことを知った新しいリスナーの方にもぜひ体験していただきたい!

共演は、金沢からドローンマエストロ"ASUNA”が登場。卓上に並べた数々の玩具、光センサーのシンセ、改造オルガンなどを用いて、錬金術のようにアンビエント/ドローンなループサウンドを生み出す彼の音楽には、童心と理知、繊細さと破天荒が内在しています。前回は、歌を中心にした極めて珍しいセットを披露してくれた彼ですが、今回はどんな演奏が楽しめるのでしょうか。

相性抜群の2組による音響/電子音楽/ポストロックな一夜。ソールドアウトの可能性もありますので、ご予約はお早めに!

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2019年5月10日(金) Give me little more.
I Am Robot And Proud “Lucky Static” Japan Tour 2019 松本公演
▽Live: I Am Robot And Proud (Band Set) / ASUNA
▽料金:(前)¥3,500 / (当)¥4,000 / (学割)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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I Am Robot And Proud
カナダはトロント出身、ショウハン・リームによるプロジェクト。柔らかで丸みを帯びた音色と、牧歌的で優しく沁みるメロディ、どこまでも心地よいテンポの三位一体によるIARAPサウンドは2000年代初頭より多くの信奉者を生み続けている。ペンギンジャケで知られる3rdアルバム『the electricity in your house wants to sing』(2006)は日本でも大反響を呼び、Tower RecordsのNew Ageチャート、iTunesのElectronic Musicチャートで一位を獲得。日本との関係も深く、これまで単独でのツアー数回に加え、TAICOCLUB、朝霧JAM、ボロフェスタ、渚音楽祭等のイベントへの出演を果たし、日本人音楽家とのコラボレーションも多数。



ASUNA

金沢在住の音楽家。プリペアドされたリードオルガンとエレクトロニクスによるドローン、大量の玩具楽器やサンプラーなど、多様なスタイルによる演奏/楽曲制作を行う。スペイン、アメリカ、イタリア、イギリス、日本など国内外問わず多数の音楽レーベルから作品をリリースし、昨年は一ヶ月以上にも及ぶヨーロッパ・ツアーを行うなど海外でも精力的に活動 を展開。並行して、3 inchミニCD専門レーベルaotoao、ならびにカセット・テープ専門レーベルWFTTapesを運営している。

2019-04-24

2019年4月24日(水)「Jesse and the Dandelions / Jom Comyn | 4 Canadian Artists Japan Tour 2019 #2」

Jesse  and the Dandelions

Jom Comyn

ノスタルジックなサイケデリックポップアクト"Jesse and the dandelions"、
良質フォークと奇妙な質感が交差するインディフォークアクト"Jom Comyn"
2組のSSWがカナダから登場!

この4月は、カナダから4組のインディ・フォークシンガーによるスプリットツアーが2週連続で松本にやってきます!第二弾は、エドモントンを拠点に活動するサイケデリックポッププロジェクト“Jesse and the Dandelions”、エドモントン発のオルタナ・フォークシンガー”Jom Comyn”が登場。

Jesse and the Dandelions”は、サウンドエンジニア/音楽プロデューサーとしても活動するエドモントンの音楽コミュニティには欠かせない人物”Jesse Northey”を中心としたサイケデリック・ポッププロジェクト。平衡感覚の歪んだコード進行に導かれた儚く美しいメロディラインは中後期ビートルズやゾンビーズを思わせ、意識がにじむような淡色のサイケデリアが漂う音像はフレーミングリップスをより微糖にしたかのよう。ウーリッツァーの柔らかい音色とセンシティブな歌声に浸る心地は、まるで引越し前の空っぽの部屋で思い出をなぞる時間のよう。骨格にヴィンテージな風合いが漂う楽曲を現在のテクスチャとサウンドスケープで丁寧に磨きあげる彼らの音楽は、Ultimate Painting、Whitneyなどのインディバンドにも通じる魅力を放ちます。スペクタクルを求めない、染み入るようなセンチメンタルなインディポップのファンには特に聴いていただきたい!

Jom Comyn”は、Mac DemarcoやHomeshakeなどを生み出した街としても知られるカナダ・エドモントンを拠点に活動するSSW。夜の酒場でスコッチグラスを傾けたくなるようなジェントルな語り口の深いバリトンボイスが魅力な彼。楽曲は60’sのフォーク、カントリー、クラシックロックを思わせるヴィンテージな旋律やリズムをなぞり書きしながら、その質感は明らか奇妙。90’s年代のローファイな実験が発明した奇妙なノイズ、グランジライクな身体に悪そうなディストーション、ポストパンク譲りなチープなトーン…ルーツ音楽をなぞり書きしながら、愛おしいガラクタのような音が次々と姿を現しては消えていく彼の音世界には、廃墟で見つけた他人の思い出ミックステープを聴いているような不思議な距離感のノスタルジアが漂います。Wilco、Kurt Vile、KEVIN MORBYなどサイケデリックな感覚とトラッドな感覚が混沌と混ざり合うようなインディ・フォーク好きは特に必見。

共演は、この2組。

1組目は、シリアス/ユーモラスの境界で鳴る90'sローファイポップリスペクトな剥き出しのメロディが素晴らしいシンガー、一年の半分を容易には下山できない山奥で暮らす"伊藤 圭"によるオルタナティブサッドフォークバンド"ヒーターズ”。トランペット、サックスによるホーンセクションにもご注目を。

2組目は、先日のギブミー初ライブでも会場を衝撃に包んだ山梨のフォークシンガー”鳩山浩二”。太いバリトンボイスの美声に、ダイナミックたっぷり流麗なギタープレイで、ユーモアと悪意と趣味世界が交差する21世紀のフォーク〜ブルース〜ブギウギ〜シャンソンを奏でます。連想ゲームのように勝手に走り出す言葉の暴走列車!質感がそれぞれ異なるフォークロックを楽しめる一夜。お待ちしています。

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2019年4月24日(水) Give me little more.
「4 Canadian Artists Japan Tour 2019 #2  Jesse and the Dandelions / Jom Comyn」
▽Live: Jesse and the Dandelions(カナダ) / Jom Comyn(カナダ) /  ヒーターズ / 鳩山浩二
▽料金:(前)¥2,000  /(当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
予約:give.melittlemore@gmail.com

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Jesse and the Dandelions
Jesse Northeyを中心に、カナダのエドモントンを拠点に活動をする5ピースバンドのJesse and the Dandelions。2018年はカナダで開催されたBreakout West, CMW等出演、2019年に入ってからも1月には既にBig winter classicへ出演し、現在はライブ活動に力を入れている。2019年日本来日を控え、注目が高まりそうだ。

Jom Comyn
カナダのエドモント出身のJim CumingのプロジェクトJom Comyn。ビクトリアからハリファックス、プラハからレイキャビックなど多くの国々でショーを行い、また本国のフェスNXNE, Pop Montreal, Sled Islandなどにも出演を果たしている。現地のカフェやバーでのショーも多く、場を選ばすオーディエンスを魅了するパフォーマンスが高評価を得ている。

ヒーターズ




鳩山 浩二

2019-04-20

2019年4月20日(土) 『直枝政広(カーネーション) ソロ公演@松本 2019』

直枝 政広

豊穣な音楽的バックボーンで数々の名曲を産み落としてきた
カーネーションの"直枝 政広"が初のソロ松本公演を開催!

1983年よりコンスタントに活動を続け、豊穣な音楽的バックボーンをもとにした音楽実験と、シンプルな歌心が同居した数々の名曲を生み続けてきたバンド”カーネーション”の”直枝 政広”が松本初登場!ギブミーにやってきます。

前身バンド”耳鼻咽喉科”を経て、1983年にカーネーションを結成。ナゴムレコードより「夜の煙突」(この曲は森高千里のカバーで有名。)でデビューを果たして以来、カーネーションとしては17枚のオリジナルアルバムをリリースする他、ソロ名義での活動、鈴木惣一朗とのユニット”Soggy Cheerios”、大森靖子(『絶対少女』以降)を筆頭としたプロデュース業、レコードジャンキーっぷりが発揮されたディスクガイド本『宇宙の柳、たましいの下着』の執筆など、とめどなく溢れる音楽への情熱をもとに研究と実験を繰り返し続けてきた彼。

2013年には澤部渡(スカート)と佐藤優介(カメラ=万年筆)が発起人となったカーネーション・トリビュート・アルバム「なんできみはぼくよりぼくのことくわしいの?」が発売、その参加ミュージシャン(森高千里、ミツメ、シャムキャッツ、大森靖子、岡村靖幸、曽我部恵一、山本精一、森は生きている等)の名前を見るだけで、現在の音楽シーンへの影響の大きさがわかります。

彼の音楽的足跡を辿れば、初期ソロの宅録ニューウェイブに始まり~XTCライクなアヴァン・ポップ~アメリカ南部音楽に寄り添いつつ独自の距離感が漂うポップス~エレファント6周辺、ルー・バロウまたはシカゴ音響派と共鳴するようなサウンドコラージュ/音響実験~近年のシンプルなロックサウンド~シティポップ…まで目眩がするほど凄まじい振れ幅。これほどの音楽的記号を纏いながらも、常に彼の音楽として鳴らすことができるのは、骨太な歌心が常にどっしりと構えているから。今回は、彼の楽曲とボーカルの魅力をシンプルな弾き語りセットで、たっぷりと味わい尽くしていただけます!カーネーションのファンの方はもちろん、最近の東京インディ、2010年代シティポップのリスナーにも是非、彼の音世界に触れていただきたいです。

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2019年4月20日(土) Give me little more.
『直枝政広(カーネーション) ソロ公演@松本 2019』
▽Live:直枝 政広
▽料金:(前)¥4,000 / (当)¥4,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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直枝 政広(カーネーション)





1959年生まれ。1983年カーネーション結成。1984年に 直枝政太郎名義でオムニバス『陽気な若き博物館員たち』(水族館 /徳間ジャパン)でソロデビュー。同年、カーネーションがシン グル「夜の煙突」(ナゴムレコード)でレコードデビュー。 以後、カーネーションは数度のメンバーチェンジを経ながら数多く の傑作アルバムをリリース。2000年には直枝政広としての初ソ ロ・アルバム『HOPKINS CREEK』を発表。同時に鈴井貴之初監督作品『man-hole』のサウンドトラックも手がける。2007年に初の著作となる 『宇宙の柳、たましいの下着』を上梓。カーネーションや、鈴木惣一朗とのユニット:Soggy Cheeriosの活動と並行し、ソロ活動や執筆、プロデュース 等、精力的に活動中。2018年、カーネーション結成35周年を記念したベスト盤を発売。




2019-04-17

2019年4月17日(水) 「Astral Swans / Eamon McGrath | 4 Canadian Artists Japan Tour 2019 #1」

Astral Swans

Eamon McGrath

奇妙な音響感覚と歌心が交差するインディ・フォークシンガー”Astral Swans“、
パンクロックとアヴァンギャルドと北米フォークが混沌と渦巻く”Eamon McGrath”
2組のSSWがカナダから登場。

この4月は、カナダから4組のインディ・フォークシンガーによるスプリットツアーが2週連続で松本にやってきます!第一弾は、昨年5月にもギブミーに登場し好評を博したカルガリー発のローファイ・フォークシンガー”Astral Swans”と、今回初登場、Julie Doironとのバンドでも知られるトロントのアヴァンフォークシンガー”Eamon McGrath”の2組が登場!


「星の世界の白鳥たち」という名を冠し、Feist、Angel Olsen、Julie Doironといったビッグネームとの共演も果たすカルガリーインディシーンの代表的SSW”Astral Swans”。彼の音楽は、異界の言葉が飛び交う乱れた交信電波と、枯れた低体温のカントリーフォークが一つのトランジスタラジオから同時に流れ出るような奇妙な混沌に溢れています。リヴァーブの靄にまみれ不安定にたゆたう歌声はARTHUR RUSSELLの浮世離れした甘美な味わい、荒々しくコラージュされるゴミ捨て場のファズトーンはSiver Applesやsusideの暴力性を彷彿。どこか冷めた皮肉屋な目線と隠せない愛嬌とユーモアは、Pavementのよう。雄大なとうもろこし畑の風景の中にポツリと建てられたプレハブ小屋でオタク男が見るモノクロームの白昼夢…壊れたブラウン管テレビのノイズの中に混じる美しい白鳥のサブリミナル…そんな妄想気味な映像が頭に浮かぶ彼のストレンジフォークは、世の中の枠からはみ出してしまいがちな全ての変わり者たちにぜひ見ていただきたい最高のルーザーサウンドトラック!


”Eamon McGrath”は、カナダ・エドモントン発、現在はトロントを拠点とするアヴァン・フォークシンガー。最近では、オルタナシンガー”Julie Doiron”率いるバンド”Julie & The Wrong Guys”のメンバーとしても知られ、ソロ活動でも世界中で年間80本以上のライブを行なっています。ブルーススプリングスティーンを思わせるワイルドなしわがれた声で、悲哀のメロディを歌う様は、一見、北米フォークロックのど真ん中に佇んでいるかのよう。しかし、彼の歌の背後に潜む音に耳を傾けると、そこにはCBGBの禍々しい喧騒の中で鳴るジョニー・サンダースのヒリヒリとした感傷のギタートーンが聴こえたかと思えば、Godspeed You! Black Emperorにも通じる音響的な実験精神が遠巻きに暴れます。落ち着きを放ちながらも「大人のフォークロック」なんていう安全なカテゴリには絶対に収まらない、鋭い観察眼と自らが通ってきた音楽的な痕跡を刻み込んだ多面的なダークフォークをお楽しみに。

共演は、この2組。

霧がかった深い森を想起させる厳かなフィンガーピッキングギターと、自分の生活圏内から滲みでてきた歪なボキャブラリーのコントラストが素晴らしい松本の幽玄アシッドフォークシンガー"玉屋”。(前回披露してくれたエレキギターとディレイペダルでのニューライブセットも最高!)

くぐもった奇妙なエコーサウンドと煌めきのシンセサウンドに分厚く塗られた音像の中で、失われた風景を思うような感傷的かつ歌謡的なメロディが響く男女ボーカルドリーミーフォーク/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN

歌心とサイケデリアが交差するストレンジフォークナイト。

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2019年4月17日(水) Give me little more.
「4 Canadian Artists Japan Tour 2019 #1  Astral Swans / Eamon McGrath」
▽Live: Astral Swans(カナダ)/ Eamon McGrath(カナダ) /  玉屋 / TANGINGUGUN
▽料金:(前)¥2,000  /(当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
予約:give.melittlemore@gmail.com

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Astral Swans

Astral Swansはカナダ・カルガリーを拠点に活動するソングライター、Matthew Swannによるローファイ・フォーク・ユニットである。Chad VanGaalenやPreoccupationsといったアーティストを輩出し、カナダ版SXSWとも言うべきSled Islandフェスティバルが開催されるなど、近年大きな盛り上がりを見せているカルガリー・インディ・シーン。その中でAstral Swansは精力的にライブ活動を行ない、Hayden、Feist、Angel Olsen、Julie Doironといったビッグネームとの共演を果たすなど、シーンの隆盛に貢献している。

Eamon McGrath
カナダ、エドモント出身でトロントを拠点として活動するEamon McGrath。2017年にはおよそ60本近く、2018年には80本以上のライブをこなし、更に”Berlin-Warszawa Express”とうい本を出版、彼が参加しているJulie & The Wrong Guyというバンドのアルバムリリース(Tokyo Police ClubやYukon Blondeを擁するdine Alone Recordsより発売)。そして今作のソロ作品をリリース。楽曲だけでなく、活動もパワフルでアグレッシブだが、2019年アルバムリリースツアー敢行中の彼が、日本にも来日することが決定し、日本での活動も注目が集まるだろう。

玉屋
2008年頃から松本市を拠点に弾き語りを始める。
2009年頃、『犬とギター』を結成するも、1年ほどで解散。
2010年頃からは『玉屋バンド』としても活動中。
3枚の宅録ソロアルバムを経て、2016年3/5にミニアルバム『bird watching』をリリース。
幽玄なギターフレーズに隠しきれない天然感覚の言葉遣い。

TANGINGUGUN

2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。読み方はタンギンググン。奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。 2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となる5曲入りカセットテープ『馬鹿な魚』をリリース。 現在はドラム、シンセサイザーの新メンバーが加わり四人編成をメインに活動。2018年6月には、松本のバンドher braidsとともに韓国・ソウルで2日間のスプリットライブを行う。
これまでに、Tara Jane O'neil(US), Yumbo(仙台), moools(東京), 魚座(福岡), Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US), scott and charlene's wedding(AUS), Peach Kelli Pop(US), Parasol(韓国), Goonam(韓国)らと共演。

2019-04-13

2019年4月13日(土)『UlulU Live in Matsumoto 』

UlulU

ヒリヒリとした歌声が突き刺さる!
人気急上昇中のガレージポップバンド”UlulU”が再び松本に登場!

人気急上昇中のスリーピースバンド、昨年秋のギブミーのライブでも骨太な音を聴かせてくれた”UlulU”が帰ってきます!
2018年夏は、3都市を回るカナダツアーに出るなど精力的に活動する彼女たち。斉藤和義やエレファントカシマシなどの良質日本語ロックが自然に息づくポップなメロディラインを、ブルース、ヴィンテージロックの渋みと初期オルタナの焦燥感で歌い上げるボーカル、The Libertinesを筆頭としたガレージリバイバル勢を想起するプリミティブで性急なビート、歌心ある楽曲の中に違和感を醸し出す響きを挿入する隙を常に狙っているような野心的なアレンジワーク…シティポップとはベクトルの違うドライな質感が漂い、ポップソングでありつつもBGMになることを自ら拒むようなクールな意志が漲る!自由奔放にロックを鳴らすことの可能性を信じている懐かしくも新しい”UlulU”の音楽、必見!andymori、カネコアヤノ、The Wisely Brothersのファンには特におすすめ。

共演は、この3組。

1組目は、オルタナティブロックトリオ”slum”のフロントマン”イケダリョウ”と、美術家”齋藤 春佳”によるギターとヴァイオリンのユニット”ほいぽい”。ティンパンアレーへの憧憬を感じるメロディと、オルタナ/インディポップの焦燥と情熱、日本語フォークへの愛着を感じるトボけた言葉遣いが混ざり合った不思議な温度感のポップソングと、映像やモビールなどを用いた光と影のインスタレーション的空間演出。

2組目は、ファルセットボイスが美しい松本のファンタジックサッドフォークシンガー”三井 未来”。浮遊感漂う天然に奇怪なコード進行と、空気に溶け込む繊細なハイトーンボイスでファンタジー文学の一編を立ち上げていくようなリリックによるフォーク。

3組目は、TANGINGUGUNのベースボーカル”中村 沙織”によるベース弾き語りソロセット。ファンクネスが自然に漂う間合い、メジャーとマイナーを往来する独特の旋律によるベースプレイと、歌だけによるストイックな弾き語りライブ。

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2019年4月13日(土) Give me little more. 
『UlulU Live in Matsumoto 』
▽LIVE:UlulU / ほいぽい / 三井未来 / 中村 沙織(TANGINGUGUN)
▽料金:(前)¥1,800/(当)¥2,300(ドリンク代別)
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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UlulU

ほいぽい(池田 諒)

三井 未来


中村沙織(TANGINGUGUN)

2019-04-12

2019年4月12日(金) 「山内弘太 live in Matsumoto」

山内弘太

京都からアンビエント・ギタリスト"山内弘太"が登場!

羅針盤や渚にての系譜にも連なる関西のバンド”quaeru”や”いかんせん花おこし”にも参加する京都のギタリスト"山内 弘太"がアンビエントなソロセットでギブミーに登場します。

煌めきの残響音を放つペダルエフェクトを、両手両足を使いながら微細に変化させていく彼のギターサウンドは、時に日常的な身近な風景を思い起こさせながら、時に現世とは全く位相の異なる世界へと私たちを導きます。侵食された波状の奇妙な洞窟の壁をなぞるような、青いマグマを静かに吹き出す火山を眺めるような、赤色に光る不気味で美しい湖の中で泳ぐような…彼の音楽に浸ると、お風呂に浸かりながらうたた寝をしていたはずなのに、目を覚ますと大自然の異形なランドスケープの中で一人佇んでいた、そんな体験をしているかのような心地を覚えることでしょう。ギブミーでもおなじみのメルボルンのアヴァンポップ集団”Eastmint records”の面々ともつながりが深く、2016年と2019年にオーストラリアツアーを敢行するなど活動のフィールドを広げる彼。湯気のように現れて、その場と関係を結びながら、音を積み上げて、どんな場所にも「未知」の世界を立ち上げてしまう山内弘太のライブをお楽しみに!

共演は、この3組。

名古屋と松本を拠点に活動する”The Rainy”のフロントマン・”岩崎 初”によるソロ。冬空に溶け込むようなファルセットが心地よい声によるメランコリックな歌と、様々な濃淡で何度も塗り重ねられた水彩画のような繊細なアンビエントサウンドで紡ぐ、祈りのような静かな情熱のサッドポップ。

ジャズ/インプロシーンでギタリストとして活動し、録音物を組み合わせた作品も手掛ける柳沢耕吉、岡沢じゅん率いる事件性たっぷりのフォークロックバンド”だんだんよくなる”にコントラバスで参加する”中川文太”、幅広いダイナミクスで常にハプニングしているドラマー”中山亨介”によるアヴァン・ジャズ・トリオ”トポロ爺”。サスペンス・ホラーの劇伴のような緊迫感と焦燥感のシネマティックなインプロセット。

サッドオルタナフォークバンド”ヒーターズ”のベーシストとして活動する”長橋 幸宏”の久々の弾き語りソロセット。勝手にこしらえたおとぎ噺のような不思議な味わいの歌と、南米音楽、ソウルミュージック、音響フォークなどへの造詣の深さが顔をみせる繊細なコードワークのコントラストが素晴らしい!

アヴァンポップ、実験音楽、音響音楽、アンビエント、オルタナフォーク、前衛ジャズ、ノイズ音楽などのファンに響きつつも、どこかノスタルジックな暖かさをもちあわせた4組による一夜。お楽しみに!

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2019年4月12日(金) Give me little more.
「山内弘太 live in Matsumoto」
▽Live: 山内弘太(京都) / 岩崎初(the rainy) / トポロ爺 / 長橋幸宏(ヒーターズ)
▽料金:(前)¥1,800  /(当)¥2,300 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
予約:give.melittlemore@gmail.com

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山内 弘太


1986年生まれ、京都市在住。quaeru、pumaなどのギタリスト。
2014年からソロギター演奏を始め、セッションなどにも参加するようになる。
2016年11月には、ソロギターでオーストラリアツアー敢行。
2017年、銭湯で録音したソロギターの音源をhoge tapesよりカセットリリース。

2019-03-30

2019年3月30日(土)「ギブミーリトルモアライブ」

鳩山浩二

musenneko

伊東 諒

genei

フォーク〜電子音楽までが交差する
ギブミーリトルモア初登場のアクトを中心としたライブイベント!

店主がギブミーでのバー営業を通じてここ1年くらいで出会った気になるクセもの音楽人たちを集めたブッキングライブ企画です。

1組目は、山梨のフォークシンガー”鳩山浩二”。太いバリトンボイスの美声に、ダイナミックたっぷり流麗なギタープレイで、ユーモアと悪意と趣味世界が交差する21世紀のフォーク〜ブルース〜ブギウギ〜シャンソンを奏でます。連想ゲームのように勝手に走り出す言葉の暴走列車!

2組目は、80年代日本アングラシーンの「まがいもの」感溢れるパンクバンド”てろてろ”のベーシストによるソロプロジェクト”musenneko”。ソロでは、ギターから溢れ出す夢幻フィードバックによるドローン音楽を聴かせてくれます。

3組目は、エリオット・スミスを敬愛するサッドフォークシンガー”伊東 諒”。90’s USインディロックを彷彿とさせるメロディラインに、ナイーブな感情が静かに染み渡った日本語詞が気持ちよく走り、どことなく里山の郷愁までも漂う和製オルタナベッドルームフォーク。

4組目は、ニューカマーライブイベント「DOPEなHOPE」でステージデビュー、自宅の機材部屋で音楽実験を繰り返しているような親密感のあるステージングが印象的な電子音楽ユニット”GENEI”。ミニマルなリズム、ガラスの破片のような繊細なシンセサウンドが交差するインテリジェント・エレクトロ。

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2019年3月30日(土) Give me little more.
 「ギブミーリトルモアライブ」
▽Live:鳩山浩二(山梨)/ musenneko(諏訪)/ 伊東 諒 / GENEI  
▽料金:(前)¥1,000 (当)¥1,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
予約:give.melittlemore@gmial.com

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鳩山浩二

musenneko

伊東 諒

2019-03-26

2019年3月26日(火)「SELDOM」

山岸 洋介


柳沢 耕吉

インプロビゼーション・ライブプロジェクト"SELDOM"がスタート!

新しいライブプロジェクト「SELDOM」が立ち上がります。

企画者は、ジャズ/即興演奏を中心に活動し、最近は音響作品の製作にも力を入れている長野在住のギタリスト・柳沢 耕吉。

このイベントでは、毎回、新たに登場するゲストと主催の柳沢耕吉によるライブに加え、即興のコラボレーションの時間を設けて、相互に探り合い、影響しあいながら、変化していく様を楽しみます。「フリージャズ」、「実験音楽」、「アヴァンギャルド」などのカテゴライズへは向かわず、そこで起こっていることが何なのか?考える余白たっぷりの「曖昧な感覚」を呼び起こす場になればいいです。

第一回目のゲストは、上田市在住の音楽家/イラストレーターの”山岸洋介"。シカゴ音響シーンを彷彿とさせるロックバンド「likea」での活動を経て、現在はギター、アンプ、紙、鉛筆、絵の具などを用いた即興演奏を行う彼。前回、ギブミーに登場した時のアンプを用いたアクションペインティングのようなパフォーマンスが素晴らしく、今回はその派生形となるような演奏を考えているとのこと。

柳沢は、ギターの演奏とカセットテープのリアルタイム録音、予め作られた音響を組み合わせた「雪男の記録」、制限を加えた即興のための「チューニングストレッチ」(新作)、2作を予定。

初のコラボレーションとなる二人のインプロタイムは、打ち合わせなしの完全即興とのこと。

その場に居合わせる人も含めて、いかようにも変化していく現場をお楽しみに!

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2019年3月26日(火) Give me little more.
「SELDOM」
▽Live:山岸 洋介(上田)、柳沢耕吉
▽料金:¥1,000 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)20:00

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山岸 洋介

1984年生まれ長野県上田市出身、東京都練馬区在住。絵を描いています。また、ギターを弾くことから音楽に関わり、バンド「ライカ」でギターを担当。他にも自然に関心を持ち、自然を楽しむバンドの「アルプス」に在籍。また即興演奏の場に関わる事もある。
自身が絵を書くことから 2010年より紙と鉛筆による演奏を始め、 同年展示も行う。
http://yosukeyamagishi.tumblr.com/

柳沢 耕吉

1990年生まれ、東京/長野育ち。15歳でギターを始める。大学からジャズに傾倒、卒業後ニューヨークへ渡り市立シティカレッジで学ぶ傍ら、様々な音楽家、芸術家と交流していく中で何かが曖昧になり、それを大切にしている。2017年に帰国、長野在住。野外録音と音響に注目した初作品「In The Dreams Some Drops Had」がパリで開催されたコンクールPrix Presque Rien 2017にて大賞を受賞。ジャズ、即興演奏を中心に活動している。

リンク:「プレスク・リヤン賞2017で頂点に立った、柳沢耕吉ってどんな人?」