2018-03-17

2018年3月17日(土)『SWEDEN Japan Tour 2018 松本公演』

SWEDEN

マーライオン

ノルウェー発なのに名前が"SWEDEN"!?
タイムレスなメロディのパワーポップバンドが登場!

ノルウェー・エストフォルを拠点に活動する終わらない青春パワーポップバンド、その名も”SWEDEN”がギブミーに登場。ノルウェーなのにスウェーデン!?と誰もが突っ込みたくなるその捻くれたネーミングには、彼らが幼少期〜青春時代に慣れ親しんだ90’s スウェーディッシュポップへの敬意が込められているとのこと。そのエピソードにもあらわれているようにthe Wannadiesのタイムレスなメロディの煌めき、Psychotic Youthの問答無用の疾走感が詰まった彼らの泣きメロミーツディストーションサウンドは、あらゆるカテゴライズを軽々と乗りこえて、シンガロングの渦を作り出すような潔さとエネルギーが溢れ出ています!Weezer、Teenage fun club、SUPERCHUNKに一度でも心を躍らせた人はもちろん、90’sを知らない世代にもこのストレートな爽快感をぜひ、味わってほしい!!

この日は、東京からもう1組ゲストとして、曽我部恵一、佐藤優介(カメラ万年筆)、澤部渡(スカート)をも魅了するド直球ひとりロックシンガー”マーライオン”が登場。16歳の時に神聖かまってちゃんに衝撃を受けキャリアをスタート、歌というよりは「叫び」に近い衝動100%の高校生シンガーとして2010年代初頭の東京ライブハウスシーンの話題の人物として出現した初期の活動を経て、現在は、普遍性のあるポップスへとシフト。しかし、その枠には収まりの悪すぎる彼独特のナーヴァスな閉塞感、喪失感、挫折感がそのまま旨味となった稀有なバランスの「ひとりロック」に行き着いています。ファミレス、スナック菓子、駐車場、夜の国道…が似つかわしいムードなき郊外の絶望に寄り添うサウンドトラック!

異国情緒漂うトロピカル夏休みポップス〜スウィートなAORサウンドまで80'sスタイルのポップスを新世代的に賑やかに再解釈した小洒落背伸びポップスバンド"金魚注意報”(今回で5人組バンド編成は一旦、お休み。お見逃しなく。)、

フリッパーズギター、80’sネオアコへの愛を素直に反映させたポップネス溢れるメロディと、Kレコーズ周辺の90’sUSインディのもつ捻れたローファイ感覚にほんのりバンドブームの熱を纏いつつ宅録を中心に音楽制作を行うミスオカツヤによる”WPX(alone)

エッジィな2本のギターによるsonic youth的轟音をジャパニーズ泣きな歌モノの中で再解釈したオルタナポップバンド"ザ・スーパーアメリカンフットボール"。

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2018年3月17日(土) Give me little more.
『SWEDEN Japan Tour 2018  松本公演』
▽Live:SWEDEN (ノルウェー)  / マーライオン(東京)/ 金魚注意報 / WPX(alone)/ザ・スーパーアメリカンフットボール
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500  +1Dオーダー 
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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SWEDEN
ノルウェー出身のロック・バンドSwedenが日本デビュ ーを果たす。『Oh, Dusty』と名付けられたこのアルバムは最高にポップなアルバムだ。ウィーザーやオアシス以来、続いてきたロック・ブームを押し上げるグッ ド・バンド。ノルウェー出身なのにスウェーデンって言っちゃう、なんとも言えないセンスも彼らの魅力の 一つだ。ノルウェー?スウェーデン?わかりづらい? ?いや、音を聞いたら一発で分かる、この真っ直ぐな サウンドを堪能せよ!

マーライオン
1993年3月3日、横浜に生まれる。
2009年3月、生まれて初めて行った下北沢でたまたま”神聖かまってちゃん”のライブを観て衝撃を受け、歌い始める。

2010年3月、2タイトル全33曲を収録した自主製作による1stアルバム「ニヤニヤロックンロールベスト」「ニヤニヤロックンロール全曲集」(現在廃盤)を2枚同時リリース。レコ発イベントとして『色々水に流そうよVOL.1』を下北沢屋根裏で開催。

2011年7月、自主企画「月曜日からニヤニヤしようよ」をスタート。

2013年3月、初のライブアルバム「19才」を発売。曽我部恵一氏と共同企画『キラキラでニヤニヤVOL.1』を開催。

2014年11月に3rdアルバム「吐いたぶんだけ強くなる」を、12月に4thアルバム「ボーイミーツガール」、2015年1月に5thアルバム「マーtodaライtodaオォォォン!!!」をリリース。自身初の3ヶ月連続リリースとなる。

2016年1月~12月、大谷能生氏とイベント「大谷能生とマーライオンの崖から落ちてみる」を黄金町試聴室その2にて毎月開催。テーマを設けて大谷能生さんに毎月鍛えてもらいました。

2017年、マーライオンバンド始動。Bass初見元基、Drums石川を迎え、季節ごとにライブイベントを開催。チラシのイラストレーターにぺ子氏を迎え、好評を博す。12月には劇団コンプソンズに俳優と劇中曲歌唱で参加。

2018年。3年ぶりの新作になる1st mini album「ばらアイス」9曲入り17分を1月17日に発売。2月現在ツアー中。

金魚注意報
ビキニに海よりはスクール水着にプールが似合う背伸び小洒落ポップバンド。
紅一点リーダーである金沢里花子が音楽の中だけでは色気のある女になりたいという願望をきっかけに2016年結成。
2017年1月には自主制作盤ミニアルバム「水泳局」を発表し、県外でもライブ活動を行うなど、最近、精力的に活動中。

2018-03-10

2018年3月10日(土)『Marker Starling + Nicholas Krgovich Japan Tour 2018 松本公演』

Marker Starling 

Nicholas Krgovich



シラオカ

カナダが誇る2人のメロウ&スムースポップマスターによるカップリングツアーが実現!

カナダが誇る二人のメロウ&スムース・ポップ・マスター”マーカー・スターリング”&”ニコラス・ケルゴヴィッチ”が、Batschのベーシスト”ジョー・カーヴェル”を引き連れてカップリングツアーを行います!

マーカー・スターリング”は、元々は2000年代にマントラー名義で名レーベルtomlabより3枚の傑作宅録作品を残し、のちに改名した、トロント在住のクリス・A・カミングスによるプロジェクト。ギブミーには2016年の4月以来、2度目の登場。ロバート・ワイアットを彷彿させるテンダーな歌声、ソウル、AOR、ソフトロック、MPBをレコードマニア的視点で消化した都会的な雰囲気のソングライティング、ポコポコと愛らしく暖かいビートを刻むリズムボックスと、メランコリーな響きを醸すウーリッツァーの音色が、ジワジワとした染み渡る曇り空が似合う内省的微糖ブルー・アイド・ソウル。長年、トロント国際映画祭のスタッフをしながら、淡々と音楽家としてのキャリアを熟成させている彼は、「誰も知らないけど、カナダで最も重要なソングライター」(Junior Boys-Jeremy Greenspan)と評される隠れポップス名人。いずれの曲も既に多くの人たちにカバーされてきたモダンクラシックな佇まいを放ちます。宅録ソウルの名盤シュギー・オーティス『インスピレーション・インフォメーション』に心掴まれる人、橋下徹監修『FREE SOUL』シリーズのファン、オブスキュアなソウルファンはもちろん、全体的に漂う少しトボけた雰囲気はインディリスナーにも届くこと間違いなし!

バンクーバーを拠点に活動する”ニコラス・ケルゴヴィッチ”は、キャリア初期にはNo Kids、Gigi、P:anoといったユニットでタイムレスな数々の傑作ポップナンバーを生み落し、2013年の1st ソロアルバム以降は自身の名義で作品を発表し続け、デヴィッド・バーンやダーティー・プロジェクターズも惚れこんだ鬼才ロマンティックR&Bポップ職人。ギブミーには2015年の4月以来、2度目の登場。彼の音楽は、コンテンポラリーR&B〜Prefab Sprout的80’s UKポップ〜レトロ・ハリウッド映画や、ミュージカルのサウンドトラックのようなヴィンテージ・テイストが巧みにブレンドされたアダルト・ブルー・アイド・ソウル。言葉がスムースに踊るため息が漏れるような恍惚のメロディライン、ウォーム/クールのテクスチャを丁寧に編み込んだ箱庭的造形のアレンジによってあまりにも美しく紡がれた彼の世界には、虚構的な空恐ろしさも漂い、美しくあればあるほど、底に横たわる孤独感を描き出しているようでもあります。見掛け倒しのカラフルな装いで誤魔化すことは一切なく、接すれば接するほどに表情を変える彼のポップス、ぜひ噛み締めていただきたいです。DESTROYER、NITE JEWEL、MOCKEY、サンドロ・ペリ、ハイラマズ、ステレオラブのファンの方は特に必見。

共演には、日本中のインディフォークファン悲願の復活を遂げた名古屋のベースレススロウコアトリオ”シラオカ”。地に足のついたドラムによる朴訥なスロウビートと、淡色に漂う点描画のような二本のギターによるミニマルアンサンブル、日常と妄想を往来しながら行間と余白に独特のユーモアとサイケデリアが立ち上がる言語感覚…不思議な距離感を保ったまま微かに近づいたり、離れたりする彼らの滋味深い世界に脳がジワジワと痺れていく…動物、妖怪、人知の及ばぬ異界の恐ろしさと、同時に人肌の温もりを感じる音楽をポツポツと呟くように鳴らすとんでもない3人組。

この3組の共演が実現するなんて…!

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2018年3月10日(土) Give me little more.
『Marker Starling + Nicholas Krgovich Japan Tour 2018  松本公演』
▽Live:Marker Starling (カナダ)  / Nicholas Krgovich(カナダ) /  シラオカ(名古屋)
▽料金:(前)¥3,500 / (当)¥4,000  / (学生)¥2,500 +1Dオーダー 
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Marker Starling
1969年、トロント出身クリス・A・カミングスによるワンマン・ユニット。2000年代にはマントラー(Mantler)名義で独tomlabを中心に4枚のアルバムをリリース。ロバート・ワイアットを彷彿させる繊細なヴォーカル+ウーリッツアー(エレクトリック・ピアノ)+リズムボックスを基盤に様々な音楽的ルーツが溶け込んだスムース&メロウなサウンドは各所で高い評価を受ける。2015年にはアーティスト名をマーカー・スターリングに改名後初のアルバムとなる『ロージー・メイズ』を発表。同作は初のカバー・アルバム『アイム・ウィリング』とのカップリングで2016年3月日本発売。2016年4月にはマントラー時代を通じ初の日本ツアーを敢行(9都市11公演)。最新作は2017年11月発売『Anchors & Ampersands』。


Nicholas Krgovich
1982年、ヴァンクーバー生まれ。チェンバー・ポップ・グループP:ano(ピアノ)の一員としてデビュー。以降、コンテンポラリーR&Bを取り込んだNo Kids、ガール・ポップ/ブリル・ビルディングへのオマージュを展開したGigi(ジジ)など様々なユニットで、ロマンティック&タイムレスでハイスタンダードな作品を連発。2012年にはマウント・イアリ、テニスコーツと共に初来日ツアー。初のソロ・アルバム『ニコラス・ケルゴヴィッチ』を2013年1月に日本先行でリリース(海外では『On Sunset』と改題し2014年リリース)、各所で高い評価を受ける。2015年、日本独自2 in 1CD『フー・ケアズ?+オン・カフエンガ』を発表、デラドゥーリアン(exダーティ・プロジェクターズ)と共に再来日。最新作は2017年11月発売『In An Open Field』 。

シラオカ

2006年夏結成。小池(gt.vo)、石谷(gt)、山村(dr)による3ピースのポップグループ。 2011年3月にmap compare notesよりミニ アルバム『部屋』をリリース。また、昨年は小池喬がソロ名義で7epよりアルバム『宇宙のくしゃみ』を発表している。名古屋を拠点に活動中。http://siraoka.tumblr.com/

2018-03-04

2018年3月4日(日)『Lisa Salvo(with Scott McConnachie + Joe Talia) Live in Matsumoto』

lisa Salvo

メルボルンインプロシーン発の
エクスペリメンタルフォークプロジェクトが帰って来ます!

2016年10月に松本に初登場し会場を驚きに包んだメルボルンインプロヴィゼーション発のエクスペリメンタルフォークバンド”On Diamond”のシンガー”Lisa Salvo”が同じくOn DiamondのメンバーであるScott McConnachieJoe Taliaとともにバンドセットで再登場します。(今回は録音のために日本を訪れているそうで、なんとライブが行われるのは松本だけ!)

Lisa Salvoは、メルボルン在住、少女のような無邪気さと気怠さの歌声をもつドリーミーフォークシンガー。彼女の楽曲には、親密で心落ち着くノスタルジックな居心地と、霊妙に謎めく気配が同時に漂い、いつのことだか思い出せないけれど妙に脳裏にこびりついている抽象的な記憶のように、すぐそこにあるようでどこにも存在しないかのような不思議な遠近感を感じます。バンドセットでは、Scott McConnachieによるアヴァンな蠢きのアウトスケールギター、ジム・オルークや山本達久とのコラボレーションでも知られるコンテンポラリージャズドラマー”Joe Talia”による静寂の知性の中に野性味を忍び込ませたドラムプレイによって、実験音楽/フリージャズアプローチでの演奏。Lisaのベッドルームポップ的な心地よさを全く損ねることなく、スケール感に大きな飛躍をもたらすこのトリオでの演奏をお楽しみに。ジュリア・ホルター、ココロジー、ジョアンナ・ニューサムのファンはもちろんアシッドフォーク、インディフォーク、音響フォーク〜フリージャズ、インプロ、実験音楽〜ポストクラシカル、チェンバーポップ好きまで幅広くおすすめできます。

今回は、Scott とJoeによるサックスとドラムのデュオでのインプロライブもあわせて楽しんでいたけます。

共演は、
ナイーブなコーラスワークが美しい夢想サイケデリアオルタナ~レインコーツ的ガチャガチャニューウェイブパンクまでを楽器を持ち替えながら3人で鳴らすDIYスタイルなドリームパンクバンド"Her Braids"、

くぐもったエコーに分厚く塗られた音像の中で鳴り響く、失われた風景を思うような感傷的かつ歌謡的なメロディの男女ボーカルドリーミーフォークユニット”TANGINGUGUN"、

シリアス/ユーモラスの境界で鳴る90'sローファイポップリスペクトな剥き出しのメロディが素晴らしいサッドオルタナフォークバンド"ヒーターズ"。

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2018年3月4日(日) Give me little more.
『Lisa Salvo(with Scott McConnachie + Joe Talia) Japan Tour 2018  松本公演』
▽Live:Lisa Salvo with Scott McConnachie + Joe Talia(on diamond メルボルン)  / Scott McConnachie + Joe Talia(インプロセット) / Her Braids /  TANGINGUGUN  / ヒーターズ
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Lisa Salvo


Scott McConnachie


Her Braids


TANGINGUGUN

2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。 奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。 2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となるミニアルバム『馬鹿な魚』をリリース。 これまでに、Tara Jane O'neil(US), Yumbo(仙台),Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US),scott and charlene's wedding(AUS),Jay Arner(CAN),Fake Tears(CAN),Parasol(KOREA),Magic Island(DEU)らと共演。

ヒーターズ