2019-07-13

2019年7月13日(土)「shibata & asuna/MOON FACE BOYS Release Party」


shibata & asuna

MOON FACE BOYS

お茶の間的コタツ・セッション・電子ユニット"shibata & asuna"と
京都のポップ・アンサンブル・トリオ"MOON FACE BOYS"による
ダブルリリースツアー!

7月に新作『doeru park』をリリースするお馴染みドローン・マエスト
”ASUNA”と”shibata”によるベッドルーム電子音楽ユニット”shibata & asuna”と、先日、Sweet Dreams Pressよりデビューアルバム『クミス』をリリースした”MOON FACE BOYS”によるダブル・リリースパーティー松本編を開催します!

shibata & asuna”は、鳥取を代表するポップソング・レーベルtori lebelよりリリースしていたドリーム・ポップ・デュオ”ボルゾイ”のサウンドメーカーとして知られ、自身のソロではヴィンテージ・カシオトーンとエフェクトペダルを駆使したドリーミーエレクトロアルバム「20 tracks」を発表、現在は長谷川真子(マコメロジー、マヘル・シャラル・ハシュ・バズ)との縄文系エレクトロ・ポップ・ユニット”nan!ka?(ナニカ)”としても活動する電子音楽家”shibata”と、リードオルガンによるドローン〜玩具楽器とエレクトロニクスによる牧歌的で異形な作品を発表、近年は「100 KEYBOARDS」や「100 TOYS」などの作品を海外20か国以上で演奏/展示している金沢のドローン・マエストロ”ASUNA”によるお茶の間的コタツ・セッション・デュオ/名物電子ユニット。コズミックな煌めきのシーケンスシンセ、大らかに旋回するウォーミーなドローンサンド、深いディレイの残響、どこかの風景から切り取られた音の記憶などが表情を変えながら形づくる夢見心地の桃源郷。それでいて、そこで鳴る一音一音はどこか行儀悪く、愛嬌たっぷり。彼らの音楽に身を委ねると、おもちゃ箱の中で人形たちが奏でる深夜のジャムセッション、機械仕掛けの南国鳥たちによる極彩色の交信…そんな風景が思い浮びます。今回の新作ミニアルバム『doeru park』はMOON FACE BOYS竹下慶主宰の”Go To Bed! Records”よりリリース!ギブミーではすっかりお馴染みのASUNAですが、shibata & asunaとしては初登場。ドローン、アンビエント、ベッドルームポップ、トイポップ、フォークトロニカなどのファンの方は絶対にお見逃しなく。

MOON FACE BOYS”は、京都を拠点に活動するポップ・アンサンブル・トリオ。2000年代初頭の東京に開花したポップ・アンダーグラウンドの一員として精力的に活動したMY PAL FOOT FOOTの竹下慶の宅録プロジェクトとしてスタート。竹下の京都移住を機に、松本一晃(アラヨッツ、ann ihsaなど)、カメイナホコ(ウリチパン郡、三田村管打団?、トンチトリオなど)が合流し、それぞれのバックグラウンドが自然に宿ったトリオとしての色彩を帯びた音楽を奏でるようになります。日常の中の小さなファンタジーを囁く朴訥とした歌声は季節の変わり目の小雨となってこぼれ落ち、ギター、鍵盤、ドラムによる奥ゆかしい野心をもって紡がれる淡色のアンサンブルは、住宅街に取り残された草むらでの密やかなセッションといった風情。メロディひとつひとつは台所仕事でもしながらフト口ずさみたくなる親密さに溢れ、在りし日の80’s ギターポップや90’s インディの質感を宿したギターフレーズにハッと胸が熱くなる…ユーモアも詩情もそのすべてが傍でさりげなくたたずむ彼らの小さなポップ・ミュージック、どうぞお見逃しなく。クリス・コーエン在籍時のDeerhoof〜K records周辺〜ジョンのサン、小池喬、yumbo、マヘル・シュラル・ハシュ・バズなどのジャパニーズ・アヴァン・フォークのファンには特におすすめです!

共演は、池田一郎氏によるソロ電子音楽ユニット”V.O.C”=Vaper On Curry(カレーの湯気)。一郎氏は、2000年代の長野インディシーンを支えたスラッシュ・パンクバンド”synchro9”、ポストロック/ポストジャズバンド”暮シノ手錠”などでベースプレイヤーとして活動、ソロ転向後は長野の裏番的トラックメーカーとしてチープでオールドスクールな電子ラウンジからグリッチ&ダビーでダウンテンポなトラック・メイキング、さらにはメロディアスでキャッチーな胸きゅん&甘酢サウンドまでを鳴らし、「犀南のJay Dee」なる異名も。茶目っ気たっぷりなローファイトラックメイキングと、素っ気なく呟くようなラップ調の歌が煮込まれたクミン・ウェーブ・サウンド、必見です。県内でのライブはなんと8年ぶりとのこと!

鬼才たちによるホーム・メイド・ポップな一夜。お楽しみに。

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2019年7月13日(土) Give me little more.
「shibata & asuna/MOON FACE BOYS Release Party」
▽Live: shibata & asuna(東京/) / MOON FACE BOYS(京都) / Vapor On Curry
▽料金:2,000円(予約/当日とも)*ドリンク代別
▽時間:(開場)17:30 / (開演)18:00 
予約:give.melittlemore@gmial.com

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shibata & asuna

鳥取のtori labelからリリースしていたドリーム・ポップ・デュオ、ボルゾイのトラック・メイカーとして知られ、東京移住後はさまざまな音楽家とのセッションを経て現在はマヘル・シャラル・ハシュ・バズやマコメロジー、ロスドロンコスなどで活動する長谷川真子との縄文系エレクトロ・ポップ・ユニット、nan!ka?(ナニカ)の1/2である電子音楽家、shibataと、古いオルガンを主軸に色とりどりの楽器やエレクトロニクスによる作品を発表し、近年は「100 KEYBOARDS」や「100 TOYS」などの作品を海外20か国以上で演奏/展示しているASUNAのふたりによるお茶の間的コタツ・セッション・デュオ。aotoaoやWhite Paddy Mountainからのアルバムを経て、2019年7月には新作ミニ・アルバム『Doeru Park』をMOON FACE BOYSの竹下慶が主宰するGo To Bed! Recordsからリリースすることが決まっている。


MOON FACE BOYS

竹下慶、松本一晃(アラヨッツ、ann ihsaなど)、カメイナホコ(ウリチパン郡、三田村管打団?、トンチトリオなど)の3人が京都を拠点に活動をスタートしたポップ・アンサンブル。当初はテニスコーツが主宰するマジキックからのリリースで知られたMY PAL FOOT FOOTのメンバー、竹下慶の宅録ソロ・プロジェクトとして2010年より活動開始。竹下の京都移住をきっかけに色彩感のあるトリオへと編成と音楽性を拡張させている。80〜90年代に世界中で芽吹いたインディー・ミュージックの心意気を胸に、訥々とこぼれ落ちる竹下慶の詩情あふれるメロディーを松本一晃の繊細なドラムワーク、カメイナホコの技ありスパイシーな鍵盤さばきをからめた甘酸っぱいアンサンブルが受けとめるとっておきのローカル・バンドとして愛され、2019年6月、スウィート・ドリームス・プレスよりファースト・フル・アルバム『クミス』をリリースしている。


V.O.C
90年代よりヒップホップ、テクノからの影響を受けトラック制作を始め、並行してスラッシュ・パンク・バンドのsynchro9、ポスト・ロック、ポスト・ジャズ・グループの暮シノ手錠などでも主にベースプレイヤーとして活動し、ソロ転向後は長野の裏番的トラック・メーカーとして、チープでオールドスクールな電子ラウンジからグリッチ&ダビーでダウンテンポなトラック・メイキング、さらにはメロディアスでキャッチーな胸きゅん&甘酢サウンドで暗躍する「犀南のJay Dee」と呼ばれるローファイ・トラック・メーカーのVapor On Curry(カレーの湯気)。自身によるレーベルTHOUSAND TUNEも運営。また、長野のネオンホール月報での定期コラムや、松本のイベントnami to kamiでのコラムを不定期で執筆。aotoaoレーベルからリリースされた『casiotone compilation vol.3』においてヒットを飛ばし、2018年末には、これまでのリリース作品を独自にまとめたベスト盤ともいえる『Acceptance』をリリースした。