2018-05-03

2018年5月3日(木)ライブイベント『アルプスの物語』〔ゲスト:メシアと人人(京都)/ わたなべよしくに(大阪) / IKIMONO(京都) / はまいしんたろう(ロンリー・岡山)〕

メシアと人人


わたなべよしくに

IKIMONO

轟音、オルタナ、ポエトリー、フォーク、Jロック、ジャンクエレクトロまで
関西から注目のゲストが4組登場!

岐阜の早耳JインディリスナーであるK氏によるギブミーでの企画第二弾!
ゲスト4組全5アクトのボリューミーなライブイベント「アルプスの物語」が開催されます。

1組目のゲストは、京都発、ギターとドラムの男女による「はんなり相撲 ドリームノイズポップ」バンド”メシアと人人 (にんじん)”。フルストロークで掻き鳴らされる鋭角で夢幻な轟音ギターと、地鳴りのようなローエンドと鋭い風のように小刻みに切り裂く金物による音像が素晴らしいドラミング、身体が張り裂けそうな叫びにも似たユニゾンボーカル、がひとつの塊となって叩きつけられる剥き出しの爆音オルタナ!もともとはベーシストの急な脱退のため止むを得ず始まったというベースレスの編成を逆手に奏でられる”隙間”を巡る攻防戦のようなサウンドは、時にジーザス・アンド・メリー・チェインでもあり、轟音を奏でるyo la tengoのようでもあり、ナンバーガールでもあるのに、肌触りはどれとも違う質感。飾りっ気なしの隣のお兄さんお姉さん的親しみをもった二人のキャラクターはどこまでもチャーミングで、そのキャラクターとバッチリ乖離のないリリックは、投げやり由来ゆえに信頼できるポジティブなスピリット〜ナンセンスなユーモア満載。ライブパフォーマンスは猫騙し無しのぶちかましステージング。京都のインディ若手代表格のこの2人組をお見逃しなく!

2組目のゲストは、大阪からおかっぱ頭がトレードマークのポエトリーフォークシンガー”わたなべよしくに”。声のか弱さを100%武器に変えたセンチメンタル過剰水分量多めポエトリーラップ(時折の関西弁混じりがさらにエモ)をギター弾き語りスタイルで展開する異色の音楽スタイル。徹底的に1人称な目線で日常の不安や葛藤を言葉で詳細に突き詰めたような息苦しさの先のルーザー的ロマン〜お伽話的なショートストーリーまで、彼のリアルとファンタジーを往来する風景描写に触れると酸素が薄くなっていく時のような独特の陶酔感を覚えます。音源ではポストロック、シティポップ、オルタナティブ、音響的なアプローチも取り入れる彼の音楽は、ライブでも純フォークに固執することない多様な音楽性が見え隠れするギタープレイを聞かせてくれます。音、言葉、声、どれもが過剰に熱を帯びることなく渾然一体と風景を紡いでいく様をぜひ、ご堪能あれ。

3組目のゲストは、京都大学生シーン発の男女ギター&ドラムツーピースバンド”IKIMONO”。フォークとポップスとオルタナティブの境界で鳴るくるり、奥田民生などから連なる90’s〜00’sJロック的哀愁メロディ、あっけらかんと突き刺さるボーカル、ファットに歪んだギターストローク、フレーズに寄り添った歌心を支えるドラム…ツーピース編成での飾りっ気の無しなシンプルサウンドゆえに、帰り道に気づいたら口ずさんでしまいそうなキャッチーな歌心が前景化して、じわじわと胸を締め付けられるような心地になります。

4組目のゲストは、LessThanTVよりアルバムをリリースしている岡山の至宝、センチメンタルにポップにスカムにハードコアする4人組バンド”ロンリー”のドラマー”はまいしんたろう”がソロセットで登場。ノイズとゲームミュージックが交差するジャンクな音楽の中で、ヘッドライトを装着しながらのジャンプと絶叫によるハードアクションが炸裂!

松本からは、日常を高解像度で切り取ったヒリヒリとしたリリックとギター3本によるジャングリーポップサウンドのコントラストが眩い!松本の若手人気ポップスバンド金魚注意報の紅一点”おいら”による5人組インディポップバンド”コスモス鉄道”が出演。

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2018年5月3日(木) Give me little more.
ライブイベント『アルプスの物語』
LIVE:メシアと人人(京都)/ わたなべよしくに(大阪) / IKIMONO(京都) / はまいしんたろう(ロンリー・岡山) / コスモス鉄道
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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メシアと人人

ギターとうた 北山敬将 
ドラムとうた ナツコ
京都発男女2人組ドリームノイズポップ・バンド 
2010年夏 京都にて結成、2012年8月より現体制で活動中。 いろんな意味で見た目とは裏腹なライヴとそのサウンドは、老若男女国籍問わず観た人を気にさせる。
2016年1月、ファーストミニアルバム「最後の悪あがき」をリリース。同年3月レコ発イベントのファイナルとして踊ってばかりの国・おとぎ話とのスリーマンライヴを京都METROにて開催し、盛況に終える。2017年4月にはライヴテープ、bulbs of passhionとのスプリット7インチをリリース。
わたなべよしくに

2013年 1stミニアルバム「でもでもでも」リリース。
2014年 自主制作音源「でもでもでもでも」リリース。
2015年 無料single「ぼくのカブ」リリース。
2016年 両A面無料single「カッパへ / ライブハウスに辿り着けない」リリース。

先人たちが作り上げた型枠に吹き溜まりのゴミとポップイズムを流し込み、「自分の表現」を形成すべくトライアンドエラーを繰り返している。

IKIMONO

生きてる二人

はまいしんたろう