シルキーな歌声と光を放つエーテルのギターで神秘的な魅力を放つ
カナダのインディフォークデュオが登場!
バンクーバーを拠点に活動するオルタナティブ・デュオ"Porteau"(ポルトー)が登場!
"Porteau"は、バンクーバーを拠点にする2人の音楽家Victoria WilliamsとCraig Stevensonとよるインディフォーク/ドリームポップデュオ。数年に渡りコラボレートを模索していた二人は、ギュスターヴ・ドレのアンドロメダの絵からインスパイアを受け、その絵のように冷たく、切迫した、しかし解放感を同時に漂わせる音楽を作りたいと決意し、本格的にデュオとして始動。2019年にデビューアルバム「Water's Gate」(2019)を発表。幼少期よりフォークミュージックに親しみ、マジースターなどのバンドを敬愛するVictoriaの歌唱は、シルキーな艶で天空に上昇していくような軽やかなエネルギーを放ちつつ、同時にどこか土着的で、神秘主義的な深い森の奥が似つかわしい妖しさを漂わせます。一方、ジョン・アバクロンビーやビル・フリーゼルなどのECMレーベルのジャズギタリストから影響を受けたCraigのギタープレイは、フォークマナー的ではないテンションを果敢に取り込んだコードヴォイシングと、柔らかなエコーとモジュレーションで彼らの音楽が鳴り響くスペースを拡張し、エーテルの光を招きいれます。彼らの音楽の核であるギターと歌に加えて、エレクトロニックの緊張感あるリズムやギターと呼応して色彩を塗り重ねるシンセサイザーの丁寧なレイヤード、何層にも重ねられたコーラスワークにより緻密に立ち上げられる彼らの音世界は、個人の情念を離れた自然の風景描写のような様相で現実を飛び越え、現代社会の時間の流れに対するオルタナティブを提示します。自己の内面や、古代神話の世界、カナダ西海岸の自然など、ここではないどこかへのまなざしから、積極的な逃避のための空間を生み出す二人の幻想的なインディフォークをご堪能ください!インディフォーク、ドリームポップ、オルタナティブ、音響系、アンビエントファンにまでおすすめです!
共演は、この3組!
若手オルタナティブロックバンド”Breakman House”。変則チューニングを多用しつつ刺々しく歪んだ不穏な響きのギターアンサンブルによるsonic youthへの憧憬が迸る焦燥オルタナサウンドを基調にしつつ、ポストハードコア、ポストロックを経たプログレッシブな楽曲〜4AD直系のドリームポップ~シューゲイザー、フィッシュマンズを思わせる長尺のインスト曲まで、ヘヴィーリスナーとして耳にした音楽をすぐさま自分たちのサウンドに取り込んでいく柔軟さと速度感で日々変化するその姿から目が離せない!
長野市のサイケデリックポップバンド”Stargirl”。Beach HouseやSlowdiveを彷彿とさせるシューゲイザー/ドリームポップや、ラフで生々しいアンサンブルのオルタナガレージまで今昔の様々なインディミュージックのエッセンスが交差した楽曲が魅力。カナダワシでゴシゴシと感情をこするようなファズまみれのヴィンテージトーンなギターが通底して鳴らされ、儚い夢幻世界と鮮やかなコントラストをなし、多面的な響きを聴かせてくれます。ブラジルのレーベルBefore sunrise recordsより配信シングルをリリースするなど勢いたっぷりなニューカマーバンドです。
長野ネオンホールのスタッフを中心にコロナ禍直前に結成されたスリーピースバンド”Ono”。アイロニカルなユーモアが歌声から滲んだ飄々としたドラムボーカルとThe Sundaysを想わせるエアリーな歌声のベースボーカルのツインボーカルスタイル、ソリッドなアンサンブルと幻想的なサウンドスケープのコントラスト、moogシンセのうねる波動の陶酔…80's以降のニューウェイブ、インディ、オルタナサウンドが渾然となったベテランたちによる期待の新バンド!
インディフォーク、ドリームポップ、サイケデリックポップ、オルタナ、シューゲイザー、インディポップファンには強くおすすめしたい一夜!
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2023年6月5日(月) Give me little more.
『Porteau Japan tour 2023 MATSUMOTO』
▽LIVE:Porteau(カナダ) / Breakman House / Stargirl / Ono
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com
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Porteau
Breakman House