佐藤 幸雄たち
80年代初期、パンク、ニューウェイブの時代に「みんなのうた」のような人懐っこいメロディと、ミニマルな言葉の言い回しで、カーネーション、たまを筆頭とした数々のバンドに影響を与えた伝説的ポップバンド"すきすきスウィッチ"の"佐藤 幸雄”がドラマー"POP鈴木"とのユニット編成でギブミーに登場!
まずは佐藤氏のこれまでの歩みを簡単にご紹介。1979年より"すきすきスウィッチ"名義で活動を開始。「場所」との関係性をもとにメンバーも、編成も変化していくという不定形なスタイルで、常に何かを欠きながら(ベースがいなかったり、ドラムがいなかったり、活動当初はテクノポップスタイルだったという)その不足による「隙間」を最大限に楽しむような即興性も交えたライブパフォーマンスを展開。1983年にはテレグラフレコードからジャパニーズニューウェイブのカルト的名盤・5枚組のソノシート音源「忘れてもいいよ」をリリース。その後もバンド「絶望の友」として活動、割礼「ゆれつづける」に代表される音楽プロデュースなども行いながらも、90年代の初めに突如、音楽シーンから姿を消してしまい、長い隠遁生活に入ります。音源の入手困難さと、他のバンドに与えた影響度の高さゆえ、沈黙期間中も「知るひとぞ知る東京の最重要バンドのひとつ」として伝説化していく中、20年近い沈黙を破って2011年に高円寺円盤にて「公開練習」として人前での演奏を再開。復活以後はコンスタントに活動を続け、50代にして次々と溢れ出る新しい歌の数々をたずさえ、精力的に日本各地で歌い続けています。耳馴染みのいいメロディと言葉でスッと懐に飛び込んで来ながらも、フォークやニューミュージックに漂うウェットな叙情性とは明らかに異なるどこか乾いた質感をもつ彼の歌。世界の混沌と対峙しながら、無限に湧き出るクエスチョンマークと堂々巡りの会話しているような真摯なユーモア、風景描写に頼らない簡素な言葉の連続は記号的でさえあり、聴くものの想像力をどこまでも刺激します。今回は、前野健太 、さかな、カーネーション、スカートなど数々のバンドのドラマーとして活躍してきたPOP鈴木とのデュオ編成「佐藤幸雄たち」として演奏。時に脱臼したリズムや、とぼけたコーラスも交えながら拡張される佐藤幸雄の世界をじっくりと味わっていただけます!たま、ムーンライダース、初期の前野健太、豊田道倫、山本精一ソロなどのニューウェイブ/アヴァンギャルド/オルタナティブの交差点上で鳴るような日本語フォークのファン、DEVO、The Modern Loversなどのストレンジなパンク・ニューウェイブファンはもちろん、日本語でロックミュージック、ポップ・ミュージックをやること、聴くことに関心がある人すべてにおすすめしたいです!
今回もう1組のゲストとして、北関東のアカペラカルトシンガー”エーツー2コ”も登場!彼女は、90年代の茨城のある中学校の美術室前の廊下で結成されて以来、二人だけにしかわからないジョークの世界を無限大に拡張していくような強烈なパフォーマンスでカルト的な人気を誇るアイドルユニット”エーツー”の片割れ。現在はソロ活動を中心に活動。「チャゲとアスカの間にはライトでレフトな夢がある」「アシモの中から老婆が出て来た 彼女は刺身醤油のキャンペーンガール」など、謎の強度で全てがパンチラインとしか言わざるをえない、オーディエンスの頭の処理速度を振り切って、豪快に駆け抜けていくリリックの数々。アカペラで歌われることで、くっきりと際立つ、歌謡曲マナーのとびっきりキャッチーなメロディ。劣等感を自虐でぶっ飛ばし、居心地の悪そうなシュチュエーションをブラックユーモアで響かせる世界観。それでいて、悲壮感ゼロで、とにかく爽快!碧衣スイミング、おにんこなどのパンクに切れ味抜群なユーモアが好きな人は、必ず掴まれるはず!
共演は、この2組。
1組目は、最近では折坂悠太やイ・ランとも共演を果たした山梨の鬼才フォークシンガー”鳩山 浩二”。太いバリトンボイスの美声に、ダイナミックたっぷり流麗なギタープレイで、ユーモアと悪意と趣味世界が交差する21世紀のフォーク〜ブルース〜ブギウギ〜シャンソンを奏でます。連想ゲームのように勝手に走り出す言葉の暴走列車!毎回、会場を驚きにつつむそのパフォーマンスも必見。
2組目は、くぐもった奇妙なエコーサウンドと、ツインボーカルのどこか歌謡的なメロディ、土臭いサイケデリア、こっそりとしたへんてこファンクネスがぐちゃぐちゃに煮込まれたドリームフォーク/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”。今回はノスタルジックな歌心とコントラストをなす宅録スタイルのエレクトロセットで登場。
////////////////////////////////////まずは佐藤氏のこれまでの歩みを簡単にご紹介。1979年より"すきすきスウィッチ"名義で活動を開始。「場所」との関係性をもとにメンバーも、編成も変化していくという不定形なスタイルで、常に何かを欠きながら(ベースがいなかったり、ドラムがいなかったり、活動当初はテクノポップスタイルだったという)その不足による「隙間」を最大限に楽しむような即興性も交えたライブパフォーマンスを展開。1983年にはテレグラフレコードからジャパニーズニューウェイブのカルト的名盤・5枚組のソノシート音源「忘れてもいいよ」をリリース。その後もバンド「絶望の友」として活動、割礼「ゆれつづける」に代表される音楽プロデュースなども行いながらも、90年代の初めに突如、音楽シーンから姿を消してしまい、長い隠遁生活に入ります。音源の入手困難さと、他のバンドに与えた影響度の高さゆえ、沈黙期間中も「知るひとぞ知る東京の最重要バンドのひとつ」として伝説化していく中、20年近い沈黙を破って2011年に高円寺円盤にて「公開練習」として人前での演奏を再開。復活以後はコンスタントに活動を続け、50代にして次々と溢れ出る新しい歌の数々をたずさえ、精力的に日本各地で歌い続けています。耳馴染みのいいメロディと言葉でスッと懐に飛び込んで来ながらも、フォークやニューミュージックに漂うウェットな叙情性とは明らかに異なるどこか乾いた質感をもつ彼の歌。世界の混沌と対峙しながら、無限に湧き出るクエスチョンマークと堂々巡りの会話しているような真摯なユーモア、風景描写に頼らない簡素な言葉の連続は記号的でさえあり、聴くものの想像力をどこまでも刺激します。今回は、前野健太 、さかな、カーネーション、スカートなど数々のバンドのドラマーとして活躍してきたPOP鈴木とのデュオ編成「佐藤幸雄たち」として演奏。時に脱臼したリズムや、とぼけたコーラスも交えながら拡張される佐藤幸雄の世界をじっくりと味わっていただけます!たま、ムーンライダース、初期の前野健太、豊田道倫、山本精一ソロなどのニューウェイブ/アヴァンギャルド/オルタナティブの交差点上で鳴るような日本語フォークのファン、DEVO、The Modern Loversなどのストレンジなパンク・ニューウェイブファンはもちろん、日本語でロックミュージック、ポップ・ミュージックをやること、聴くことに関心がある人すべてにおすすめしたいです!
今回もう1組のゲストとして、北関東のアカペラカルトシンガー”エーツー2コ”も登場!彼女は、90年代の茨城のある中学校の美術室前の廊下で結成されて以来、二人だけにしかわからないジョークの世界を無限大に拡張していくような強烈なパフォーマンスでカルト的な人気を誇るアイドルユニット”エーツー”の片割れ。現在はソロ活動を中心に活動。「チャゲとアスカの間にはライトでレフトな夢がある」「アシモの中から老婆が出て来た 彼女は刺身醤油のキャンペーンガール」など、謎の強度で全てがパンチラインとしか言わざるをえない、オーディエンスの頭の処理速度を振り切って、豪快に駆け抜けていくリリックの数々。アカペラで歌われることで、くっきりと際立つ、歌謡曲マナーのとびっきりキャッチーなメロディ。劣等感を自虐でぶっ飛ばし、居心地の悪そうなシュチュエーションをブラックユーモアで響かせる世界観。それでいて、悲壮感ゼロで、とにかく爽快!碧衣スイミング、おにんこなどのパンクに切れ味抜群なユーモアが好きな人は、必ず掴まれるはず!
共演は、この2組。
1組目は、最近では折坂悠太やイ・ランとも共演を果たした山梨の鬼才フォークシンガー”鳩山 浩二”。太いバリトンボイスの美声に、ダイナミックたっぷり流麗なギタープレイで、ユーモアと悪意と趣味世界が交差する21世紀のフォーク〜ブルース〜ブギウギ〜シャンソンを奏でます。連想ゲームのように勝手に走り出す言葉の暴走列車!毎回、会場を驚きにつつむそのパフォーマンスも必見。
2組目は、くぐもった奇妙なエコーサウンドと、ツインボーカルのどこか歌謡的なメロディ、土臭いサイケデリア、こっそりとしたへんてこファンクネスがぐちゃぐちゃに煮込まれたドリームフォーク/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”。今回はノスタルジックな歌心とコントラストをなす宅録スタイルのエレクトロセットで登場。
2020年1月25日(土) Give me little more.
「佐藤幸雄たち / エーツー2コ Live in Matsumoto」
▽LIVE : 佐藤幸雄たち(東京) / エーツー2コ(東京)/ 鳩山浩二 / TANGINGUGUN
▽料金:(前)¥2,000 /(当) ¥2,500 +1ドリンクオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演) 19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com
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佐藤 幸雄たち[佐藤幸雄+POP鈴木]
●佐藤 幸雄
1959年生まれ70年代末より人前での演奏を始める。「すきすきスウィッチ」「PUNGO」「くじら」のオリジナルメンバー。80年代、テレグラフレコードより「すきすきスウィッチ/忘れてもいいよ」上梓。個人名でのギターと歌。音楽プロデュース作品も幾つか。90年代初め「絶望の友」での活動を中断後、長い隠遁。
2011年3月11日以降、人間関係と生活を立て直すうち、高円寺円盤での「公開練習」を経て「歌と演奏など」が再開。
一時的に「すきすきスウィッチ」を始動させ停止させた以降は、「佐藤幸雄」ひとりで、あるいは「佐藤幸雄とわたしたち」とか「佐藤幸雄とわたくしたち」とか「佐藤幸雄たち」などを率いて活動中。
2019年にはCD「佐藤幸雄とわたしたち/わたしたち²(ワタシタチノジジョウ)」をアルケミーレコードより、「佐藤幸雄/ライブ・アト・ニヒル牛(通常盤)」をテレグラフレコード」より上梓。
今回はPOP鈴木(Ds)との二人の「佐藤幸雄たち」で出演いたします
●POP鈴木
ドラマー。1990年『絶望の友』で佐藤幸雄に師事。92年同バンド活動休止後は、さかな、KBG、メロンマンなど。さかな脱退後は前野健太、スカート、カーネーションのサポートなど。2011年に佐藤幸雄が復活すると活動を共にし、現在に至る。
エーツー2コ
歌って踊ってお菓子も配れるハイパーアイドルユニットの片割れ。
1995年5月7日、中学校の美術室でエーツー結成。以降、部活の時間をほぼエーツーに費やす。
2000年、石川浩司氏プロデュースのニヒル牛開店。カセットテープを納品。
この頃から都内を中心にライブハウスに出演し始める。
ここ10年くらいは相方リーベの仕事や育児の都合でソロ活動となる。
近年はソロライブ以外に、土や草花でケーキっぽいものを作る「野ゲーキ」、まんがや文章、ダンサー、手芸などを、「頼まれたらだいたいやる」というスタンス。趣味はチャゲアスカラオケです。
鳩山 浩二
2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。読み方はタンギンググン。奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。 2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となる5曲入りカセットテープ『馬鹿な魚』をリリース。 現在はドラム、シンセサイザーの新メンバーが加わり四人編成をメインに活動。2018年6月には、松本のバンドher braidsとともに韓国・ソウルで2日間のスプリットライブを行う。
これまでに、Tara Jane O'neil(US), Yumbo(仙台), moools(東京), 魚座(福岡), Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US), scott and charlene's wedding(AUS), Peach Kelli Pop(US), Parasol(韓国), Goonam(韓国)らと共演。