二人のシンガーソングライターをゲストに迎えて開催、
ヒリヒリとした感触の歌心に溢れる一夜。
二人のシンガーソングライター、"白波多カミン"と"ゆーきゃん"がやって来ます!
白波多カミンは、京都出身、現在は東京を拠点に活動、2016年にメジャーデビューを果たした女性シンガーソングライター。元々、ミドリやあふりらんぽを輩出した須原敬三氏主宰(羅針盤)のサイケデリックレーベル"ギューンカセット"からデビューし、これまで山本精一、渋谷毅、坂田明といったベテラン・ミュージシャンとの共演歴をもつ彼女。関西アンダーグラウンドシーンの空気を存分に吸い込んで養ったタブーのない感性、パーソナルな感情から出発して死生観にも至るようなセンセーショナルな言葉遣いの歌詞世界、はちきれそうな情熱と空虚感が同居した歌声による異色のポップソングで、ポピュラーミュージックの世界に殴り込み。近年は、グランジアプローチなバンド編成"白波多カミン with Placebo Foxes"として活動していることからも伺えるロックシンガーとしての魅力も溢れる彼女の歌は、オーバーグランド/アンダーグランドの垣根を越えて、体験した人の心に爪痕を残すことでしょう。
ゆーきゃんは、京都で長く活動し、現在は富山在住の男性シンガーソングライター。USガレージフォーク / サッドコアの影響を独自に解釈し生み出した、囁くような透明のファルセットボイスによる幽玄なフォークは、人々の感覚を研ぎ澄まし、静寂の中に息づく気配へと耳を惹きつけます。音量や迫力で圧倒する音楽は数あれど、そのささやかな弱音を武器にした彼の音楽は比類なきもの。京都時代には、DIYフェス「ボロフェスタ」主催者の一人として、またオンラインショップ・サンレインレコーズの運営者として、インディ音楽の理想郷を現出させるべく裏方としても心血を注いだ活動をしていた彼。現在は、生まれ故郷である富山という街に向き合いながら、哀愁を纏い、SSWとしての強度をより増していっています。ゆーきゃんの現在地、をお楽しみに。
地元共演は、2組。
1組目は、2017年初夏に鮮烈なデビューライブを飾った期待若手バンド"AND LORELEI"。The Sundaysを彷彿とさせる80'sスタイルなギターポップサウンド〜Beach Fossilsなどの近年のシーンを彷彿とさせる耽美なドリーミーオルタナサウンドと、音像の中に溶け込むように響きつつも意志の強さが鋭利に向かってくるボーカルが素晴らしい!
2組目は、最近は若手アーバンポップバンド"金魚注意報"のメンバーとして存在感を放っている女性SSW"おいら"の久々のソロ。金魚注意報の空想的な世界観とは異なる、日常を高解像度で切り取った彼女のリアリズムに根ざしたフォークソングがヒリヒリと響きます。
淡さの奥に、それぞれの鋭利な側面が見え隠れする歌モノの夜。
白波多カミンは、京都出身、現在は東京を拠点に活動、2016年にメジャーデビューを果たした女性シンガーソングライター。元々、ミドリやあふりらんぽを輩出した須原敬三氏主宰(羅針盤)のサイケデリックレーベル"ギューンカセット"からデビューし、これまで山本精一、渋谷毅、坂田明といったベテラン・ミュージシャンとの共演歴をもつ彼女。関西アンダーグラウンドシーンの空気を存分に吸い込んで養ったタブーのない感性、パーソナルな感情から出発して死生観にも至るようなセンセーショナルな言葉遣いの歌詞世界、はちきれそうな情熱と空虚感が同居した歌声による異色のポップソングで、ポピュラーミュージックの世界に殴り込み。近年は、グランジアプローチなバンド編成"白波多カミン with Placebo Foxes"として活動していることからも伺えるロックシンガーとしての魅力も溢れる彼女の歌は、オーバーグランド/アンダーグランドの垣根を越えて、体験した人の心に爪痕を残すことでしょう。
ゆーきゃんは、京都で長く活動し、現在は富山在住の男性シンガーソングライター。USガレージフォーク / サッドコアの影響を独自に解釈し生み出した、囁くような透明のファルセットボイスによる幽玄なフォークは、人々の感覚を研ぎ澄まし、静寂の中に息づく気配へと耳を惹きつけます。音量や迫力で圧倒する音楽は数あれど、そのささやかな弱音を武器にした彼の音楽は比類なきもの。京都時代には、DIYフェス「ボロフェスタ」主催者の一人として、またオンラインショップ・サンレインレコーズの運営者として、インディ音楽の理想郷を現出させるべく裏方としても心血を注いだ活動をしていた彼。現在は、生まれ故郷である富山という街に向き合いながら、哀愁を纏い、SSWとしての強度をより増していっています。ゆーきゃんの現在地、をお楽しみに。
地元共演は、2組。
1組目は、2017年初夏に鮮烈なデビューライブを飾った期待若手バンド"AND LORELEI"。The Sundaysを彷彿とさせる80'sスタイルなギターポップサウンド〜Beach Fossilsなどの近年のシーンを彷彿とさせる耽美なドリーミーオルタナサウンドと、音像の中に溶け込むように響きつつも意志の強さが鋭利に向かってくるボーカルが素晴らしい!
2組目は、最近は若手アーバンポップバンド"金魚注意報"のメンバーとして存在感を放っている女性SSW"おいら"の久々のソロ。金魚注意報の空想的な世界観とは異なる、日常を高解像度で切り取った彼女のリアリズムに根ざしたフォークソングがヒリヒリと響きます。
淡さの奥に、それぞれの鋭利な側面が見え隠れする歌モノの夜。
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2017年10月8日(日)Give me little more.
「鼻歌から墓場まで ゲスト:白波多カミン / ゆーきゃん 」
▽出演:白波多カミン(東京)、 ゆーきゃん(富山)、AND ROLELEI、おいら
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 (学割)¥1,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com
「鼻歌から墓場まで ゲスト:白波多カミン / ゆーきゃん 」
▽出演:白波多カミン(東京)、 ゆーきゃん(富山)、AND ROLELEI、おいら
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 (学割)¥1,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com
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シンガーソングライター。京都生まれ、京都育ち。小学校6年生からギターを始め、高校3年生で歌を書き始める。途中、下鴨神社での巫女というキャリアを経て、現在は東京に拠点を移し活動中。
あどけなさを残しながらも凛とした歌声が描き出す物語は、一人の女性を出発点としたとしたパーソナルなものである。にもかかわらずそれは普遍的なものとなり、孤独やすれちがいの向こう側にある「求めること」の強さをにじませ、ささやかなコミュニケーションがもたらす希望を指し示す。 彼女のうたが性別・年齢・オーバーグラウンド/アンダーグラウンドの区別なく幅広い層の音楽ファンから支持を集めている秘密は、まさにそのうたが、柔らかいココロを持つ人間の、ココロの柔らかい部分を刺激せずにはいられないからであろう。
また、ミドリやあふりらんぽを輩出した関西の老舗レーベル、ギューンカセットからのデビューという登場の仕方や、渋谷毅、坂田明、山本精一、曽我部恵一といったベテラン・ミュージシャンとの共演歴、セカンドアルバム『くだもの』におけるバックバンドの陣容(奇形児、ミドリ、Subvert Blazeのメンバーによる)などからも、彼女がただの「女性シンガーソングライター」に収まらない、奔放で柔軟で感性とカリスマをもっていることがうかがえる。
好きな食べ物はエビフライ。毎朝の日課はふとんを干すこと。住んでみたい国は丘の上に、いい風の吹くところ。これまでに3枚のミニアルバムをリリース。
ゆーきゃん
富山県生まれ、京都在住のシンガー・ソングライター。
USガレージ・フォーク/サッドコアの影響を受けた音楽性と、日本語の豊かな響きを生かした文学的な歌詞を武器にした、唯一無二な空気感をもつ弾き語りを身上とする。近年では不定形なユニット形式でのライヴも多数行っており、サポートメンバーにはエマーソン北村、山本達久(NATSUMEN)、須原敬三(ex.羅針盤)、田代貴之(ex.渚にて)など名うてのミュージシャンが名を連ねる。また、山本精一、JOJO広重(非常階段)といった関西アンダーグラウンドの巨人たちとコラボレーション形式での共演も盛ん。
京都にて2002年より続くDIYフェス「ボロフェスタ」をロボピッチャー、Limted Express(has gone?)、MC土龍らと共に主催。ジャンル・シーンを越えた音楽の理想郷を現出させるべく、10年間に渡って心血を注ぎ続けている。
ミュージシャンとしてもゆーきゃんのステージは毎回好評を博し、共演したクラムボン、Caravan、向井秀徳、曽我部恵一、トクマルシューゴ、前野健太といったアーティスト達からも賞賛を受ける。ゆーきゃんの囁くような歌声は、その透明度と小ささの故に、かえってひとの耳を惹きつけてやまない。京都大学西部講堂で彼のライヴを観たくるりの岸田繁は、心を揺さぶられるあまり直々にリリースを打診、主宰するNOISE McCARTNEY RECORDからバンド「ゆーきゃんwith his best friends」名義で『sang』をリリースした。
2017年 夏始動。AND LORELEI ( アンドローレライ ) 。反骨精神からベースレススリーピースバンドとして活動を開始させる。前進バンド時代のベース脱退からわずか3カ月で曲や雰囲気を一新させ、各個人の強みや個性がさらに投影されたバンドとなった。初ライブには自主企画イベントで4曲入りdemoCDをリリース。シューゲイザーやUKインディーロック、80's/90'sが背景のサウンド、そこに現代の日本人でも聞きやすいオルタナティブロックや歌のメロディーを融合させた。カシワバラ( Vo / Gt )の甘美で中世的な声が静かにしかし確かな熱を持ち、多彩な楽曲の上を自由に浮遊する。1st demo CD 「 AND LORELEI 0.1 」は彼らの今後の活躍が大いに期待される着火剤となることであろう。