2017-09-09

2017年9月9日(土)『The Renderers Japan Tour 2017 松本公演』

The Renderers

ASUNA

90'sオルタナの香りも漂う、ニュージーランド発の儀式的ダークサイケバンドThe Renderersが登場!ドローンマエストロASUNAも出演!

ニュージーランド発、1989年より活動し現在はカリフォルニアに拠点にするブライアンとメアリーローズのクルック夫妻を中心にしたダークサイケデリック〜オルタナバンド"The Renderers"(レンダラーズ)が松本に登場です!
最近ではFazerdazeなどのリリースでも知られるニュージーランド発のインディレーベル・フライングナンよりデビューし、その後も数々の名門サイケレーベルを渡り歩いてきた彼ら。濃霧のような持続音と、不気味に立ち現れるノイジーなギターとフィードバック音、気怠い響きの声による彼らのダークサイケは、廃墟の地下室で幽霊たちによって繰り広げられる秘密の儀式のような、呪術的で、奇妙で、浮世離れした佇まいを感じます。時折、90'sオルタナライクな気怠いローファイポップの顔が覗くのも素晴らしい。今回は、2年半前にも松本に来たジェフ・ソール(ファック、サッド・ホース)をドラマーとした3人編成での演奏ということで期待も高まります。サイケファンはもちろん、ポストハードコア〜サッドコア〜アシッドフォーク〜ローファイ〜オルタナ〜耽美ダークウェイブ好きまで仄暗い雰囲気の音楽が好きな方には強くおすすめです。

共演はこの人たち!
1組目は、お馴染み、金沢のドローンマエストロ"ASUNA"。卓上に並べた数々の玩具、光センサーのシンセ、改造オルガンなどを用いて、錬金術のようにアンビエント/ドローンなループサウンドを生み出す彼の音楽には、童心と理知、繊細さと破天荒が内在しています。

2組目は、松本の低音サイケバンド"よいのはて"。テープエコーの残響に閉じ込められたアーバンなサイケデリックAORサウンドと、モノローグのような淡々とした歌いっぷりの奥底に静かに燻る炎を感じます。

3組目は、松本の森林系アシッドフォークシンガー"玉屋"。霧がかった森林を想起させる厳かなフィンガーピッキングギターと、自分の生活圏内から滲みでてきたいびつな言葉のコントラストは、彼の歌ならではのバランス。

アンビエント、サイケデリア、ドローンにつつまれた陶酔の一夜。ぜひお楽しみください。


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2017年9月9日(土)Give me little more.
『The Renderers Japan Tour 2017 松本公演』
▽出演:The Renderers(ニュージーランド、アメリカ)、ASUNA、よいのはて、玉屋
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダ
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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The Renderers
  
ニュージーランドのクライストチャーチで1989年結成。ザ・ターミナルズのメンバーだったブライアン・クルックとメアリーローズ・クルック夫妻を核に、1991年、アルバム『Trail of Tears』でフライング・ナンよりデビュー。その後もアジャックスやシルトブリーズ、ラスト・ヴィジブル・ドッグなど、サイケデリックの名門レーベルより作品を重ねて、2011年に渡米。最新作はブルックリンのバ・ダ・ビン!からリリースした通算8枚目のアルバム『In The Sodium Light』となる。たゆたうような大人のサイケデリア、今回は近年ドラマーを務めるジェフ・ソール(ファック、サッド・ホース)を含めた3人での来日となる予定。



ASUNA
金沢在住の音楽家。プリペアドされたリードオルガンとエレクトロニクスによるドローン、大量の玩具楽器やサンプラーなど、多様なスタイルによる演奏/楽曲制作を行う。スペイン、アメリカ、イタリア、イギリス、日本など国内外問わず多数の音楽レーベルから作品をリリースし、昨年は一ヶ月以上にも及ぶヨーロッパ・ツアーを行うなど海外でも精力的に活動 を展開。並行して、3 inchミニCD専門レーベルaotoao、ならびにカセット・テープ専門レーベルWFTTapesを運営している。