2017-02-28

2017年2月28日(火) 『Ryan Driver & Eric Chenaux Japan Tour 松本公演 』


Ryan Driver

Eric Chenaux



KUDANZと次松大助

カナダ・トロント・インディシーンの中心人物、
即興アプローチ溢れる二人の才人SSWが登場!

カナダ・トロントのインディ・シーンが驚くべきほど豊穣なのご存知でしょうか?この街では、フォーク〜チェンバー・ポップ〜実験音楽〜エレクトロ〜オルタナカントリー〜ジャズ〜R&Bなど、ジャンルの境界を飛び越え、マルチ奏者たちによる日々の音楽的交流を通して、普遍性と実験性を兼ね揃えたポップミュージックが生み出されています。このシーンを代表する2人の即興ミュージシャン/SSW/プロデューサー、Ryan Driver(ライアン・ドライヴァー)とEric Chenaux(エリック・シェノー)が、ギブミーにやってきます!

Ryan Driverは、ロマンティックで古風な50年代ジャズの空気とアート・リンゼイを彷彿とさせるアヴァンでノイジーなアプローチを併存させたthe ryan driver quartet、チャット・ベイカーからボニー・プリンス・ビリーまでを思わせるシックでメロウな脱力ボイスを貴重とした実験的フォークを展開するソロプロジェクトを筆頭に、ピアノ、ギター、フルート、アナログシンセなどの様々な楽器で、これまで20以上のバンドに在籍してきたマルチ奏者。

Eric Chenauxは、トロントシーンの最重要レーベルRat-Driftingの主宰者であり、盟友であるGodspeed You! Black Emperorのツアーサポート・アクトも務めたギタリスト/SSW。昨年の来日時は松本にも登場し、ワウ、アーミングなどを駆使した時空を歪めるエキセントリックな官能ロングトーンプレイと、ジェントリーな声で語りかける甘美なメロディのコントラストで、客席をメロメロに溶かしました。

正統フォークシンガーとしてのソングライティング、フリージャズ由来の不穏なアウトスケールアプローチ、音響的実験による奇怪なアンビエントサウンド…サウンド的な共通項も多く、これまでに何度も共演を繰り返してきた2人による異形なるラウンジミュージックを是非ご堪能ください!

今回のツアーには、仙台を拠点に活動するフォーク・シンガー佐々木玄によるソロユニットKUDANZと次松大助によるデュオが帯同。KUDANZは、視界の開けた荒涼とした大地を思わせる歌声、土着的な景色が浮かび、血の匂いを感じさせる歌詞世界。孤独な暖かさに溢れた希有なバランスの日本語フォーク。(昨年の暮れに、ギブミーにてフォークレジェンド友部正人さんとの感動的なデュオ演奏を聴かせてくれたのも印象的でした…。)次松大助は、大阪のスカシーンの代表バンドTHE MICETEETHのフロントマン。バンド解散後は、叙情的な歌詞とアフロジャズからクラシックまでを取り込んだチェンバーポップを展開。これまでに共同制作、共演を何度も重ねてきた息の合う二人のデュオも必見!

フォーク、カントリーなどのシンガーソングライター好きから、フリージャズ、チェンバー〜オーストラルポップ、アンビエント〜ドローン〜音響系のファンまでに響くであろう、静かに一音一音のニュアンスを拾い上げたくなる一夜。お待ちしております。
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2017年2月28日(火)
『Ryan Driver & Eric Chenaux Japan Tour 松本公演 』
■出演:Ryan Driver(カナダ)、Eric Chenaux(カナダ)、KUDANZと次松大助
■時間:19:00(開演)/18:30(開場)
■料金:(前)¥3,800 / (当)¥4,300 *ドリンク別
■予約:give.melittlemore@gmail.com

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Ryan Driver(ライアン・ドライヴァー)

Eric Chenaux (エリック・シェノー)
  
自らのレーベルRat-Driftingからも多くの才能あるアーティストを輩出し、カナダ・トロントのインディシーンを支えてきた重要人物。
2010年9月にConstellation Recordsからリリースした「Warm Weather with Ryan Driver」では、即興性の強いフリージャズやフォークを織り交ぜながらも、しっかりとしたメロディーで聞き手の胸に入り易い歌心の詰まったアルバムを完成させ、世界的に高い評価を得る。
2011年春には、盟友であり、バンド活動を復活させた世界を代表するモントリオールのポストロックバンドGodspeed You! Black Emperorの北米ツアーのツアーサポートを務める。その後フランスに活動の拠点を置き、2012年には「GUITAR&VOICE」をリリースし、実験的で半即興時術を駆使して、スモーキーで純粋な歌声を披露。
2015年2月には最新アルバムの「SKULLSPLITTER」をリリース。前衛的なバラッド詩の中で、独特の革新的でオリジナルティの強い声が響き、少し不思議な泡に包まれながら、温かいお風呂につかっているような気持ちになれる作品となっている。

*oficial site
*キープ・クール・フール
Eric Chenaux『Guitar & Voice』とトロント音楽シーン
http://blog.livedoor.jp/summerbreeze1/archives/6159876.html
トロント・インディの30枚~The Ryan Driver Quintet, Sandro Perri, Eric Chenaux etc.  http://blog.livedoor.jp/summerbreeze1/archives/7605477.html

KUDANZと次松大助