2016-03-02

2016年3月15日(火)『よかんのじかんのコンサート 松本公演』出演:Gofishトリオ、加藤りま DJ:ASUNA

Gofishトリオ

加藤りま
 
ASUNA

名古屋の至宝、静寂のアヴァン室内楽トリオがギブミーに!

テライショウタ率いるコントラバスとチェロの弦楽二重奏+アコースティックギター弾き語りによる静寂のアヴァンフォーク室内楽”Gofishトリオ"がスウィート・ドリームス・プレスよりリリースの新作『よかんのじかん』を携えてギブミーに初登場。弦楽の奏でる持続音の中で、フォークマナーで紡がれた日常風景の見える言葉とそこから深く潜っていくようなストーリーが、テライショウタのロングブレス歌唱にのって運ばれます。テライショウタは、結成20周年を迎えた日本屈指のハードコアバンドNICE VIEWのボーカル/ギターとして知られていますが、その活動と並行しながら、もう一つの全く別の顔としてGofishというソロプロジェクトを進めてきました。「普通に歌い普通に聴こえながら、まったく"別"の音楽を作ること」をテーマに生み出した、深化したフォークソングを体験してください。
トリオ編成は、凄まじいメンバー構成です。
即興シーンに出自を持ち、PAAP、BRAZILといったプロジェクトを中心にコントラバス奏者として活動しつつ、シラオカ、TEASI、のうしんとう、ゑでぃまぁこんなどのレコーディングを手がけ、自ら音楽レーベル"棚レコード"も主宰する関西アンダーグラウンドのキーマン"稲田 誠"、様々な緑のグラデーションで統一された店内が印象的な喫茶ゆすらご(京都の重要ライブスポット!)の店主としても知られ、ソロ活動、細胞文学のチェリスト、様々な客演も行う京都音楽シーンの裏・顔役的存在"黒田 誠二郎"が参加。

共演は、ストロオズの元メンバー、Family Basikとしての活動でも知られる金沢のSSW・加藤りま。透明で儚げな無垢な歌声、ローファイポップ譲りの普遍的メロディが美しいソングライティング、フリーフォークを通過した哀愁を併せ持つ彼女の歌も必見です。お馴染みドローンマエストロ"ASUNA"による幕間パフォーマンスも! 静かに立ち現れる音を味わう夜、お楽しみに。

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3月15日(火)
「よかんのじかんのコンサート 松本公演」
■Live:Gofishトリオ(テライショウタ+稲田誠+黒田誠二郎)、加藤りま ■DJ: ASUNA
■時間(開演)19:30(開場)19:00    ■料金 (前)¥2,000/(当)¥2,500(1D別)

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Gofish

テライショウタのソロ・プロジェクト。近年はコントラバスに稲田誠(BRAZIL、DODDODO バンドほか)、チェロに黒田誠二郎(ゆすらご、ex 細胞文学)を加えたトリオとしても活動。Gofish 名義では今までに3枚のアルバムを発表しているが、サード・アルバム『とてもいいこと』(2012 年)以降、この3人のアンサンブルを中心とした作品を発表している。最近作は柴田聡子との共作10”レコード「Gofish トリオと柴田聡子」(2015 年)。彼はまた今年で結成20 周年を迎えた日本屈指のハードコア・バンド、NICE VIEW のボーカル&ギターとして活動を続け、松井一平、稲田誠、村上ゴンゾ、黒田誠二郎、ASUNA を擁する「ネス湖」というミステリアスなグループの一員でもある。


加藤りま
90年代後半、ストロオズのひとりとしてデビューしたシンガー・ソングライター。ストロオズ解散後は音楽活動から遠ざかっていたが2009年よりソロ活動を開始、ASUNAが主宰するカセット・レーベル、ウェイティング・フォー・ザ・テープスから2本のテープをリリースし、実兄とのプロジェクト、ファミリー・ベーシックも活動開始、2012年には待望のミニ・アルバム『Harmless』をASUNA主宰のao to aoより、2015年にflauからフル・アルバム『faintly lit』をリリースして、そのシンプルでささやか、ひそやかな世界観をコンスタントに届けてくれている。耳を澄まさなければ消えてしまう彼女の音楽は、同時に耳を澄ませばいつでも聴こえる普遍性を湛えている。


ASUNA
 
リード・オルガンとエレクトロニクスによる自主制作ドローン作品が噂を呼び、スペインのラッキー・キッチンからアルバム『Organ Leaf』で2003年にデビューしたアーティスト。その後、エイプスタージュ、360°、スペック、ミュージック・リレイテッド、ヘッズなど、国内外を問わずさまざまな内容と形態の作品を発表、佐藤実、シバタ(ボルゾイ)、sawako、畠山地平、アダム・フォークナー(ホワイト・レインボー)らとのコラボレーションのみならず、HELLL、ネス湖といったバンドの一員でもある。100台のカシオトーンによる壮大なドローン叙情詩、テーブルを覆うたくさんの玩具をリアルタイムで回転〜積層させ、大きなビートと風景を浮かびあがらせるマジカルなライブ・パフォーマンスにも定評がある。