共演は、上田市を拠点に全国的に活動を行うインディロックバンド"Os Ossos"。青緑色のセンチメンタルを帯びた涼しい歌声、語尾のびやかさに宿る郷愁とポップセンスに満ちながらも絶妙に抑制されたメロディライン、言葉から映像が立ち上がるような瑞々しい情感に溢れたリリック、繊細なトーンで紡がれる囁くようなギターアルペジオ、揺らいだシンセの彩る80'sなイミテーション感とバレアリックやシティポップへの憧憬を距離をもって描き直したサウンドスケープ…ノスタルジックと湿った叙情性を感じさせつつ、俯瞰的な視点で異化した絶妙な温度感のインディポップミュージックが素晴らしいです!mitsume、Taiko Super Kicks、井手健介にも通じる日本語インディサウンドの系譜や、Her's、Men I Trustなどのベッドルームポップバンドなどを想起させるサウンドはインディミュージックリスナーに幅広くおすすめです!
もう1組カナダから、トロントを拠点に活動するオルタナティブロック・トリオ"Altered By Mom"が登場!カナダ版グラミー賞であるJUNO賞受賞歴を持つ2人のソングライターを中心にしたスリーピースバンドとして活動を始動。2023年のEP『AHEM』を経て、2025年9月には待望のファーストフルアルバム『BETTER』をリリースし、この度初来日ツアーを敢行!ポジティブで底抜けにキャッチーなメロディと、反逆性が滲んだ刺々しいディストーションとダンサブルなビートが彩るダイナミックなロックサウンド、ジェンダー観への揺さぶりや、社会的包摂、自己肯定などのメッセージをアイロニーとユーモアたっぷりに描写したリリック…Avril LavigneやFoo Fightersなどを想起するド真ん中のポップに恐れずに切り込みつつ、2000年代のロックンロールリバイバルやポップパンクムーブメントの高揚感溢れるロックサウンドをこの時代にこそ響くテーマ性とソングライティングの妙でアップデート!混沌と祝祭が同居した軽やかな遊び心溢れる痛快オルタナティブポップパンクに痺れます!メロディの引力で観客を巻き込みながら笑いと熱狂が渦を巻くライブパフォーマンスは必見。
共演は、この2組!
長野県出身のSonoko Nebashiとアメリカ・ミネアポリス出身のDave Gatchellによる2006年から活動するツーピース・インディパンクデュオ"1000s of Cats"。はじけるような煌めきに溢れたキュートなメロディと、童心に溢れたユーモラスとウィットに富んだ観察眼が冴えつつシンプルな言葉で綴る日本語のリリック、豪快に歪んだギターとダイナミックなドラムによるツーピースの生々しいアンサンブル…牧歌的な絵本的な世界観、インディミュージックの憂い、ポストパンクのチープなキテレツさ、パブロックやガレージパンクの激情などが交差したしシンプルながらも奥行きたっぷりな二人のパフォーマンスは必見!