オルタナティブミュージックの焦燥を奥底に潜ませた
アコースティックデュオ"ロッカクレンチ"が
自主企画イベントBathtub gigを開催!
アコースティックながら、ささくれだったリリックとエモーショナルなメロディでオルタナティブミュージックの焦燥を醸す名古屋のアコースティックデュオ"ロッカクレンチ"が、名古屋と松本で自主企画「Bathtub gig」を開催!松本編は、全3組のライブイベントです。
今回の企画者である"ロッカクレンチ"は、昨年リリースしたEP「簡単なことじゃない」がじわじわと注目を集める名古屋の大学生アコースティックデュオ。アコースティックギターと二人の歌を中心としたシンプルな演奏スタイルながら、チャイルディッシュかつ刺々しさを纏った歌声と陰を帯びつつも伸びやかなアルトボイス、性質の違うふたりの歌声の重なりと掛け合いで、ときに豪快に、ときに繊細に紡いでいく青白い微熱を帯びた絶妙な温度感の歌。日常の苛立ち、逸脱願望、夢想などをささくれだった言葉でユーモアを交えて投げつける挑発的なリリック、日陰を歩く哀愁と気怠さのメロディラインにヒリヒリと感情が掻き毟られます。ロッカクレンチの奥底に潜むロックミュージックの焦燥が、バンドセットによってスケール感たっぷりに拡張されるこの機会をお見逃しなく!
ゲストは、東京を拠点とする平均年齢20歳のサイケデリックロックバンド"Grand Budapest Hotel"。たゆたう水面のような妖艶なトーン〜暴発したファズトーンまでを行き来するギターと、軟硬自在に渦を巻くリズムグルーヴによる長尺インプロヴィゼーションの万華鏡トリップサウンドが痺れます!最近は、90年代より活動し海外を中心に熱狂的なファンをもつロックバンド・ズボンズのフロントマン"ドンマツオ"のバックバンドとしてともにツアーをしているとのこと。グレイトフルデッド〜裸のラリーズ〜ゆらゆら帝国〜幾何学模様などの新旧サイケサウンドを血肉にして、既に貫禄のある演奏を繰り広げる彼らをお楽しみに。
松本からは、若手オルタナティブロックバンド”Breakman House”が出演。変則チューニングを多用しつつ刺々しく歪んだ不穏な響きのギターアンサンブルによるsonic youthへの憧憬が迸る焦燥オルタナサウンドを基調にしつつ、ポストハードコア、ポストロックを経たプログレッシブな楽曲〜4AD直系のドリームポップ~シューゲイザー、フィッシュマンズを思わせる長尺のインスト曲まで、ヘヴィーリスナーとして耳にした音楽をすぐさま自分たちのサウンドに取り込んでいく柔軟さと速度感で日々変化するその姿から目が離せない!
ロッカクレンチと同世代の若手アクトが各地から集まる一夜。お見逃しなく!
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2023年3月11日(土) Give me little more
『Bathtub gig vol.1」
▽LIVE:ロッカクレンチ(band set)/ Grand Budapest Hotel / Breakman House
▽料金:¥2,000 + 1D
▽時間: (開場) 18:30 / (開演) 19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com
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ロッカクレンチ
Breakman House