2019-07-20

2019年7月20日(土)「6周年パーティー」 GUEST : T.V.NOT JANUARY / あだち麗三郎と美味しい水 / 辻村豪文(キセル)

T.V.not january


あだち麗三郎と美味しい水



豪華ゲストとギブミーのレギュラーライブ陣による全13組のライブ+深夜のDJタイム
盛りに盛り込んだアニバーサリーライブパーティーを開催!

おかげさまでこの7月でギブミーリトルモアは6周年を迎えます!この節目に6周年ライブパーティーを開催いたします!今年は、ゲストに"T.V.not january"、"あだち麗三郎と美味しい水"、"辻村 豪文(キセル)"が登場!ギブミー全力おすすめのレギュラーアクトを含めた全13組のライブ+深夜のDJでどっぷりと長時間お楽しみいただけます!


////////////////////////////////

2019720日(土)Give me little more.
Give me little more. 6周年パーティー」
LIVE:T.V.NOT JANUARY / あだち麗三郎と美味しい水 / 辻村豪文(solo set/ TANGINGUGUN / 三井 未来 / だんだんよくなる/ nu / ボブ次男 /  Bricolage / コスモス鉄道 / Her Braids / 玉屋 / padge
DJ:TBA
料金:¥1,500(前売り当日共通)
時間:調整中(16:00 STARTを予定)


////////////////////////////////

タイムテーブル
16:00-16:25 だんだんよくなる
16:35-17:00 三井未来
17:10-17:35 nu
17:45-18:10 ボブ次男
18:20-18:45 コスモス鉄道
19:00-19:40 辻村 豪文
19:40-20:10 休憩(サウンドチェック)
20:10-20:50 あだち麗三郎と美味しい水
21:05-21:45 T.V.not January
21:55-22:20 padge
22:30-22:55 TANGINGUGUN
23:05-23:30 Her Braids
23:40-24:05 Bricolage
24:15-24:40 玉屋
24:40-25:10 Utopia 1(a.k.a. AxSxA)
25:10-25:40 四畳半

【 出演者紹介 】

T.V.not january

ゲスト1組目は”T.V.not january”です!2008年ごろから東京で活動を始め、現在は静岡、東京、埼玉に散らばりながら、純度200%の歌を真っ直ぐに投げるフォーキーグループ。全員ボーカルの混声フォークスタイルでギターをかき鳴らし、選び抜かれた素朴で鋭い言葉を屈託のない笑顔で放つ彼ら!食後の緑茶のような至福の安心感と、季節が移り変わる期待と不安、フト訪れる夕暮れの寂しさ、遊ばなくなった友達のことを思い浮かべる切なさ…など日常生活の「ふつー」に湧いてくる感情に回り道なしで突き刺さりながら、傍で寄り添う優しさにあふれています。どこへも属せないぼくたち・わたしたちのスタンダードナンバーの数々、お楽しみに。



あだち麗三郎と美味しい水

※動画はあだち麗三郎ソロ


ゲスト2組目は、昨年の東郷清丸のサポートドラマーとしても登場した"あだち麗三郎"率いるバンドプロジェクト”あだち麗三郎と美味しい水”!
"あだち麗三郎"はcero、片想い、前野健太、Hei Tanaka、寺尾紗穂、東郷清丸など現在のジャパニーズポップスシーンの重要ミュージシャンたちの作品への参加、ライブでの客演、プロデュースで知られるキーマン的マルチ奏者。そして、彼のメインの顔はあくまでシンガーソングライターであり、「あだち麗三郎と美味しい水」は彼によるバンドプロジェクト。メンバーは、谷口雄(森は生きている)、シンリズム、河合宏知、メルセデス増田、内田武瑠。ネオソウル以降のリズム構築とヴィブラホンのムーディーな音色が印象的な流麗かつ理知的な実験ポップスでありながら、土の香りと生温い湿った空気、初夏の不気味なまでに育つ植物、地を這う虫、野焼きの煙など土臭い風景が思い浮かぶような摩訶不思議な世界をお楽しみに。



辻村 豪文(キセル)

※動画はキセル。今回は、キセルとは異なるソロセットでの出演です。


ゲスト3組目は、あのキセル(もはや説明不要ですね。)の”辻村 豪文”も出演!5月に松本mars moo studioで開催されたyellow big ribbonにて、ドラムをメイン楽器に据えたソロセットを初披露。辻村氏自らドラムで叩き出すJ Dillaライクに独特に揺れるhip hopビート、各地の民謡を中心としたサンプリング、ギターの爪弾き、そしてあの歌声が交わり立ち上がる、いつまでも身を沈めて漂いたくなる陶酔の音世界。ある種の瞑想的な音楽体験でもありながら、暮らしている場所/過去、歴史/大きな社会の動き/と、今、此処に立つ自分の関係性へ想いを馳せずにはいられなくなる静かで鋭い眼差しが宿るビートのリアリズム!松本でしかまだ披露されていないこの激レアソロセット、必ずや目撃してください!

コスモス鉄道
日常を高解像度で切り取ったヒリヒリとした歌詞世界が刺さるフォークマナーの歌心とジャングリーポップサウンドのコントラストが眩い若手インディポップバンド。最近はシンセのサポートメンバーが加わった4人編成で活動。新メンバー・モヤマ君のコーラスワークがとてもいい!

ボブ次男Mac DeMarco以降のリゾート感漂うlo-fiなポップセンスと、古ぼけた文化住宅が似合う日本語フォークの世界、その真逆な両極をつないだ新感覚フォークを奏でるドリームナードボーイ。ライブでは、ギターとローファイビートとナイーブな歌声で演奏。
TANGINGUGUN

くぐもった奇妙なエコーサウンドと煌めきのシンセサウンドに分厚く塗られた音像の中で、失われた風景を思うような感傷的かつ歌謡的なメロディが響く男女ボーカルドリーミーフォーク/ウィアードポップバンド。Give me little more.店主も参加。


Her Braids
ナイーブなコーラスワークが美しい夢想サイケデリアオルタナ~ニューオーダー的ダンサブルニューウェイブまでを鳴らすドリームパンクバンド。シンセ、バイオリン、ギター、ベースをそれぞれに持ち替えながら演奏するDIYスタイルのライブは必見!

nu
Grimes〜ジャパニーズサブカルチャーまでを脳内で煮込み、ロボティックな声でちぎり投げる、遊び心と衝動のシンセポップアクト!ZINEメイキングからDJまでマルチに活動!
三井未来

ファルセットボイスが美しい松本のファンタジックサッドフォークシンガー。浮遊感漂う天然に奇怪なコード進行と、空気に溶け込む繊細、時に大胆なハイトーンボイスでファンタジー文学の一編を立ち上げていくようなリリックによるフォークを歌う!自宅を改装したライブスペース「井戸の底」も始動!

玉屋

霧がかった深い森を想起させる厳かなフィンガーピッキングギターと、自分の生活圏内から滲みでてきた歪なボキャブラリーのコントラストが素晴らしい松本の幽玄アシッドフォークシンガー。最近のエレキギターと巧みなディレイペダルプレイによるアンビエントフォークセットは必見!

だんだんよくなる
※動画は岡沢じゅんソロ。
独特なハイトーンボイスとやけっぱちの美しさが煌めく歌心で日本中を転がる放蕩ロックスター"岡沢じゅん”と、ドラム、ギター、コントラバスによる4人組バンド。ローファイな演奏を巡る、事件性たっぷりなライブ感が胸を打つ!

padge
松本の秘密基地的クリエイティブ倉庫”marsmoo”の主としても知られるカンガモン率いる音楽集団。レゲエ、ダブ、ファンク、ロックがごった煮になった音楽ともいえるが、カンガモンのエネルギッシュな歌、息遣いのグルーブと、手練れたちによるバンドアンサンブルから立ち上がる凄まじい熱量は、あらゆる形容を飛び越えて突き刺さる!
Bricolage(sho sugita + beef over + okude )
サンプラー、リズムマシン、DAW、シンセ、モジュラーシンセ…などを用いて電子音楽を制作する音楽家たちによるコミュニティ的/実験的ライブプロジェクト「BRICOLAGE(ブリコラージュ)」のメンバーsho sugita、beef over、okudeによるコラボレーションパフォーマンス。


2019-07-14

2019年7月14日(日)「ジャジャ岩城 × 赤い疑惑 信州ツアー 2019 松本編」


ジャジャ岩城


赤い疑惑

80'sハードコアシーンを代表するバンド"リップクリーム"の"ジャジャ岩城"と、
ユーモアと哀愁のレベルミュージックを鳴らす異色のトリオバンド"赤い疑惑"
2組によるスプリットツアーが松本に!

80年代ハードコアスラッシュシーンの代表的バンド・リップクリームのボーカリストであり現在は削ぎ落とされたフォークを奏でる”ジャジャ岩城”と、フロム西東京シティー、ユーモラスに赤裸々なレベルミュージックを鳴らす3ピースバンド”赤い疑惑”によるスプリットツアーがやってきます!

80年代ハードコアシーンを代表するバンド”リップクリーム”のボーカリスト”ジャジャ岩城”。現在はフルアコースティックのいぶし銀フォークの境地へと到達。リップクリーム解散から2015年リリースのソロアルバムのリリースまでの26年の間に、青木マリ3PC'S(ベーシストとして参加)、Judgement、ウォーターベッドなどのバンド経ながら、強烈な電気信号の歪みの轟音は、自らの内なるエネルギーと身体が呼応して生まれる嗄れ声へ。佇まい、眼光、ガットギターの一音、歌声に至るまで、その確信を持って迫る彼の音塊を眺める心地は、大きな岩と対峙し、雨風が生み出した岩肌の自然な彫刻を眺めるかのよう。ある部分は削られて穏やかな曲線を描きながらも、ある部分は作為では生み出せないような鋭利さを天空に突き刺す!ハードコアパンクファンだけではなく、多くの人に体感していただきたい彼の歌、必見です!
 
今回、この信州ツアーのお相手は、アクセル長尾、松田クラッチ、沓沢ブレーキの3人による異色のロックトリオ”赤い疑惑”。パンク、ヒップホップ、レゲエ、ワールドミュージック、ダンスミュージック、民謡等々、世界中のレベル・ミュージック(反抗の音楽)をごった煮にしたサウンドと茶目っ気たっぷりなユーモアのラップスタイルによるあまりにユニークな哀愁歌を鳴らす彼ら。社会の不条理、フリーターの憂鬱、30代後半のマジな焦燥感、家族との関係性のドキュメント、3・11以降の混迷を極めた政治状況への率直な怒りなどが込められたアクセル長尾によるセルフドキュメントの赤裸々なリリック、(ちなみに彼の歌の世界と地続きのブログサイトも必見。)どこか漂うマヌケさに和みつつ胸を熱くする掛け合いコーラス、ボーカルにぴったりと寄り添い歌心&遊び心たっぷりのままグルーブするリズム…赤い疑惑の放つハートビートはやけっぱちの輝きを放ちながらも、傷を舐めあうような生ぬるさは一切ゼロ!ふざけているようで、切実で、でもやっぱりふざけたい、そんな彼らのタフな音楽は、マジョリティ的価値観の中では失格の烙印を押される我々ルーザーたちの人生に伴走する最高のサウンドトラックとして響くでしょう!

共演はこの人たち!

1組目は、山梨の鬼才フォークシンガー”鳩山 浩二”。太いバリトンボイスの美声に、ダイナミックたっぷり流麗なギタープレイで、ユーモアと悪意と趣味世界が交差する21世紀のフォーク〜ブルース〜ブギウギ〜シャンソンを奏でます。連想ゲームのように勝手に走り出す言葉の暴走列車!毎回、会場を驚きにつつむそのパフォーマンスも必見。

2組目は、松本の秘密基地的クリエイティブ倉庫”marsmoo”の主としても知られるカンガモン率いる音楽集団”padge”。レゲエ、ダブ、ファンク、ロックがごった煮になった音楽ともいえるが、カンガモンのエネルギッシュな歌、息遣いのグルーブと、手練れたちによるバンドアンサンブルから立ち上がる凄まじい熱量は、あらゆる形容を飛び越えて突き刺さる!

自分の感覚をそのままアウトプットする4組の音楽家たちによる熱気たちのぼる一夜!

////////////////////////////////////

2019年7月14日(日) Give me little more.
「ジャジャ岩城 × 赤い疑惑 信州ツアー 2019  松本編」
▽Live: ジャジャ岩城(ex:リップクリーム) / 赤い疑惑(東京) / 鳩山浩二(山梨)/ padge 
▽料金:(前)¥2,000  /(当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
予約:give.melittlemore@gmial.com

////////////////////////////////////

ジャジャ岩城


赤い疑惑
アクセル長尾(Vo&G)
松田クラッチ(Ba&Ch)
沓沢ブレーキー(Dr&Ch)
2000年西東京にて結成。ドラマーの変遷を経て2003年現在のメンバーに。アクセル、クラッチ、ブレーキーという冗談まがいの3人組が東京バビロンを相手取り、パンク、ヒップ・ホップ、レゲエ、アフロ、ラテン、お囃子などを武器に闘争を開始。2005年リリースの1st『東京フリーターブリーダー』が各地で評判を呼び、その赤裸裸なリリックは多くの若者から絶賛された。2008年満を持して2nd『東京ファミリーストーリー』をリリース。ラテン・ギタリストの父親との共演を行なうなど野心的に音楽性を開拓。更に磨きがかかったゴッタ煮サウンドに注目が集まっている。
padge

鳩山 浩二

2019-07-13

2019年7月13日(土)「shibata & asuna/MOON FACE BOYS Release Party」


shibata & asuna

MOON FACE BOYS

お茶の間的コタツ・セッション・電子ユニット"shibata & asuna"と
京都のポップ・アンサンブル・トリオ"MOON FACE BOYS"による
ダブルリリースツアー!

7月に新作『doeru park』をリリースするお馴染みドローン・マエスト
”ASUNA”と”shibata”によるベッドルーム電子音楽ユニット”shibata & asuna”と、先日、Sweet Dreams Pressよりデビューアルバム『クミス』をリリースした”MOON FACE BOYS”によるダブル・リリースパーティー松本編を開催します!

shibata & asuna”は、鳥取を代表するポップソング・レーベルtori lebelよりリリースしていたドリーム・ポップ・デュオ”ボルゾイ”のサウンドメーカーとして知られ、自身のソロではヴィンテージ・カシオトーンとエフェクトペダルを駆使したドリーミーエレクトロアルバム「20 tracks」を発表、現在は長谷川真子(マコメロジー、マヘル・シャラル・ハシュ・バズ)との縄文系エレクトロ・ポップ・ユニット”nan!ka?(ナニカ)”としても活動する電子音楽家”shibata”と、リードオルガンによるドローン〜玩具楽器とエレクトロニクスによる牧歌的で異形な作品を発表、近年は「100 KEYBOARDS」や「100 TOYS」などの作品を海外20か国以上で演奏/展示している金沢のドローン・マエストロ”ASUNA”によるお茶の間的コタツ・セッション・デュオ/名物電子ユニット。コズミックな煌めきのシーケンスシンセ、大らかに旋回するウォーミーなドローンサンド、深いディレイの残響、どこかの風景から切り取られた音の記憶などが表情を変えながら形づくる夢見心地の桃源郷。それでいて、そこで鳴る一音一音はどこか行儀悪く、愛嬌たっぷり。彼らの音楽に身を委ねると、おもちゃ箱の中で人形たちが奏でる深夜のジャムセッション、機械仕掛けの南国鳥たちによる極彩色の交信…そんな風景が思い浮びます。今回の新作ミニアルバム『doeru park』はMOON FACE BOYS竹下慶主宰の”Go To Bed! Records”よりリリース!ギブミーではすっかりお馴染みのASUNAですが、shibata & asunaとしては初登場。ドローン、アンビエント、ベッドルームポップ、トイポップ、フォークトロニカなどのファンの方は絶対にお見逃しなく。

MOON FACE BOYS”は、京都を拠点に活動するポップ・アンサンブル・トリオ。2000年代初頭の東京に開花したポップ・アンダーグラウンドの一員として精力的に活動したMY PAL FOOT FOOTの竹下慶の宅録プロジェクトとしてスタート。竹下の京都移住を機に、松本一晃(アラヨッツ、ann ihsaなど)、カメイナホコ(ウリチパン郡、三田村管打団?、トンチトリオなど)が合流し、それぞれのバックグラウンドが自然に宿ったトリオとしての色彩を帯びた音楽を奏でるようになります。日常の中の小さなファンタジーを囁く朴訥とした歌声は季節の変わり目の小雨となってこぼれ落ち、ギター、鍵盤、ドラムによる奥ゆかしい野心をもって紡がれる淡色のアンサンブルは、住宅街に取り残された草むらでの密やかなセッションといった風情。メロディひとつひとつは台所仕事でもしながらフト口ずさみたくなる親密さに溢れ、在りし日の80’s ギターポップや90’s インディの質感を宿したギターフレーズにハッと胸が熱くなる…ユーモアも詩情もそのすべてが傍でさりげなくたたずむ彼らの小さなポップ・ミュージック、どうぞお見逃しなく。クリス・コーエン在籍時のDeerhoof〜K records周辺〜ジョンのサン、小池喬、yumbo、マヘル・シュラル・ハシュ・バズなどのジャパニーズ・アヴァン・フォークのファンには特におすすめです!

共演は、池田一郎氏によるソロ電子音楽ユニット”V.O.C”=Vaper On Curry(カレーの湯気)。一郎氏は、2000年代の長野インディシーンを支えたスラッシュ・パンクバンド”synchro9”、ポストロック/ポストジャズバンド”暮シノ手錠”などでベースプレイヤーとして活動、ソロ転向後は長野の裏番的トラックメーカーとしてチープでオールドスクールな電子ラウンジからグリッチ&ダビーでダウンテンポなトラック・メイキング、さらにはメロディアスでキャッチーな胸きゅん&甘酢サウンドまでを鳴らし、「犀南のJay Dee」なる異名も。茶目っ気たっぷりなローファイトラックメイキングと、素っ気なく呟くようなラップ調の歌が煮込まれたクミン・ウェーブ・サウンド、必見です。県内でのライブはなんと8年ぶりとのこと!

鬼才たちによるホーム・メイド・ポップな一夜。お楽しみに。

////////////////////////////////////

2019年7月13日(土) Give me little more.
「shibata & asuna/MOON FACE BOYS Release Party」
▽Live: shibata & asuna(東京/) / MOON FACE BOYS(京都) / Vapor On Curry
▽料金:2,000円(予約/当日とも)*ドリンク代別
▽時間:(開場)17:30 / (開演)18:00 
予約:give.melittlemore@gmial.com

////////////////////////////////////

shibata & asuna

鳥取のtori labelからリリースしていたドリーム・ポップ・デュオ、ボルゾイのトラック・メイカーとして知られ、東京移住後はさまざまな音楽家とのセッションを経て現在はマヘル・シャラル・ハシュ・バズやマコメロジー、ロスドロンコスなどで活動する長谷川真子との縄文系エレクトロ・ポップ・ユニット、nan!ka?(ナニカ)の1/2である電子音楽家、shibataと、古いオルガンを主軸に色とりどりの楽器やエレクトロニクスによる作品を発表し、近年は「100 KEYBOARDS」や「100 TOYS」などの作品を海外20か国以上で演奏/展示しているASUNAのふたりによるお茶の間的コタツ・セッション・デュオ。aotoaoやWhite Paddy Mountainからのアルバムを経て、2019年7月には新作ミニ・アルバム『Doeru Park』をMOON FACE BOYSの竹下慶が主宰するGo To Bed! Recordsからリリースすることが決まっている。


MOON FACE BOYS

竹下慶、松本一晃(アラヨッツ、ann ihsaなど)、カメイナホコ(ウリチパン郡、三田村管打団?、トンチトリオなど)の3人が京都を拠点に活動をスタートしたポップ・アンサンブル。当初はテニスコーツが主宰するマジキックからのリリースで知られたMY PAL FOOT FOOTのメンバー、竹下慶の宅録ソロ・プロジェクトとして2010年より活動開始。竹下の京都移住をきっかけに色彩感のあるトリオへと編成と音楽性を拡張させている。80〜90年代に世界中で芽吹いたインディー・ミュージックの心意気を胸に、訥々とこぼれ落ちる竹下慶の詩情あふれるメロディーを松本一晃の繊細なドラムワーク、カメイナホコの技ありスパイシーな鍵盤さばきをからめた甘酸っぱいアンサンブルが受けとめるとっておきのローカル・バンドとして愛され、2019年6月、スウィート・ドリームス・プレスよりファースト・フル・アルバム『クミス』をリリースしている。


V.O.C
90年代よりヒップホップ、テクノからの影響を受けトラック制作を始め、並行してスラッシュ・パンク・バンドのsynchro9、ポスト・ロック、ポスト・ジャズ・グループの暮シノ手錠などでも主にベースプレイヤーとして活動し、ソロ転向後は長野の裏番的トラック・メーカーとして、チープでオールドスクールな電子ラウンジからグリッチ&ダビーでダウンテンポなトラック・メイキング、さらにはメロディアスでキャッチーな胸きゅん&甘酢サウンドで暗躍する「犀南のJay Dee」と呼ばれるローファイ・トラック・メーカーのVapor On Curry(カレーの湯気)。自身によるレーベルTHOUSAND TUNEも運営。また、長野のネオンホール月報での定期コラムや、松本のイベントnami to kamiでのコラムを不定期で執筆。aotoaoレーベルからリリースされた『casiotone compilation vol.3』においてヒットを飛ばし、2018年末には、これまでのリリース作品を独自にまとめたベスト盤ともいえる『Acceptance』をリリースした。

2019-07-09

2019年7月9日(火)「Gregory Uhlmann JAPAN TOUR 2019 松本公演」

Gregory Uhlmann


LAより不穏に甘美な静寂のチェンバーポップを紡ぐ音楽家”Gregory Uhlmann”が登場!

フロムLA、マスロックバンドFell Runnerのメンバーであり、ジャズ/音響/オルタナティブ/民族音楽を横断した室内楽フォークを生み出すギタリスト/シンガー/作曲家の"Gregory Uhlmann"が登場!

Gregory Uhlmannは、シカゴ生まれ、LAを拠点に活動する音楽家。カリフォルニア芸術大学在籍時にTortoiseのジェフ・パーカーに師事、ジャズギターから西アフリカ音楽、ガムラン、北インドの伝統音楽などの民族音楽までを吸収。またマスロックバンド”Fell Runner”や、アヴァンジャズバンド”Typical Sisters”などのバンド形態での演奏〜ダンスパフォーマンスや映画のサウンドトラックとして室内楽の作曲も行い、Netflix ドラマシリーズの音楽なども手がけるなど演奏家、作曲家として幅のある活動を展開。その豊穣な音楽バックグラウンドをもとに、彼が生み出すのは、室内楽的アプローチと音響実験が融合した独自のオルタナチェンバーポップ。ジェントルな歌声、幽玄なギター、バスクラリネットの持続音と息遣い、美しい旋律と不穏なハーモニー、着地点を曖昧にしたコード進行、突如挿入される激情のドラミングなどの不自然なテクスチャがうごめくデビュー作「odd job」は傑作!まるで白夜の森をあてどなく彷徨うような、不穏な靄が漂う甘美な静寂の世界を紡ぐ彼の音楽、ぜひ、体験してみてください。シカゴ音響派のファン、マイクロフォンズなどのベッドルームオルタナフォークのファン、アイスランド音楽、ポストクラシカル、チェンバーポップのファン、アヴァンジャズのファンにまで幅広くおすすめです!

共演は、この3組。

ファルセットボイスが美しい松本のファンタジックサッドフォークシンガー”三井 未来”。浮遊感漂う天然に奇怪なコード進行と、空気に溶け込む繊細なハイトーンボイスでファンタジー文学の一編を立ち上げていくようなリリックによるフォーク。

霧がかった深い森を想起させる厳かなフィンガーピッキングギターと、自分の生活圏内から滲みでてきた歪なボキャブラリーのコントラストが素晴らしい松本の幽玄アシッドフォークシンガー"玉屋”。今回、唯一の歌物アクトとして登場。最近のエレキギターと巧みなディレイペダルプレイによるアンビエントフォークセットは必見。

ノイズと残響が交差する混沌とした音響アプローチと純ジャパニーズフォークの楽曲を絶妙に、奇妙に融合させるSSW”小川 哲郎”。友部正人を彷彿とさせる、抽象的な言葉の羅列が、不思議と心の奥まで突き刺さるボキャブラリーが素晴らしい!

////////////////////////////////////

2019年7月9日(火) Give me little more.
「Gregory Uhlmann JAPAN TOUR 2019 松本公演」
▽出演:
Gregory Uhlmann(アメリカ) / 三井未来 / 玉屋 / 小川 哲郎
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

////////////////////////////////////

Gregory Uhlmann


元々はジャズ系・マスロック系のギタリストであったグレゴリーが、アメリカの豊かな即興詩人たちの歴史を踏ま え、荘厳で美しい情景を描き出す音楽的冒険に挑んだ快作。静かでフォーキーな作品に常人であれば到達する ところを、西アフリカや北インド、ブラジルの民族音楽からの影響も織り交ぜるなど、一筋縄ではいかない作品を 作り上げたのが奇怪な音楽を好む彼らしいと言えば彼らしい。ただ、曲調はシンプルで目を瞑れば、そこにどこま でも続く地平線を抱えた広大なアメリカの景色が見える。

三井未来


玉屋
2008年頃から松本市を拠点に弾き語りを始める。
2009年頃、『犬とギター』を結成するも、1年ほどで解散。
2010年頃からは『玉屋バンド』としても活動中。
3枚の宅録ソロアルバムを経て、2016年3/5にミニアルバム『bird watching』をリリース。
幽玄なギターフレーズに隠しきれない天然感覚の言葉遣い。

小川 哲郎

2019-07-06

2019年7月6日(土)「DOPEなHOPE #8」


恒例、ニューカマーライブイベント、第8回目!
今回は県外アクトを含む10組が出演!

これまでにも数々のニューカマーが登場してきた恒例企画『DOPEなHOPE』第8回目を開催!

基本的に、初ステージ、新しい試みへの初挑戦などを限定のイベントですが、今回はイベントの意味合いを拡張して、ギブミー初出演のニューカマーも出演します。このイベントからライブを始めて、以後レギュラーなライブ/パフォーマンス活動を行う人たちも多数。グッドミュージック誕生の瞬間に立ち会えるこの現場、お客さんとして参加しても楽しめるはず。今回は、なんと県外からのアクト含む10組が参加!
ニューカマー初登場の瞬間をお見逃しなく。

////////////////////////////////////////

7/6(土)「DOPEなHOPE #8」 Give me little more. 出演:M集会(金沢)/ Nao Otsuka(山梨)/ WPX / Nowhere Youth / レペゼンパンツ / 柳沢 耕吉 / 児玉 瑞木 / 大住尊光 / tanamaru / Drama(新潟) 料金:¥1,000 +1Dオーダー 時間:(開場)17:00 / (開演)17:30

////////////////////////////////////////

<タイムテーブル>
17:30-18:00 Nowhere Youth
18:10-18:40 tanamaru
18:50-19:20 大住 尊光 
19:30-20:00 コモド大真面 
20:10-20:40 Nao Otsuka
20:50-21:20 M集会
21:30-22:00 Drama
22:10-22:40 WPX(band)
22:50-23:20 児玉瑞木 
23:30-24:00 レペゼンパンツ

<出演者紹介>

Nowhere Youth

長野インディシーンに数々のバンドを輩出して来た信州大学ビートルズ研Q会の現役新人バンド!昨今珍しいくらいの直情的なライブパフォーマンスが光る!

(以下、本人プロフィール)
ギター、ドラムの2人編成からなる、オルタナティヴ・ロックバンド。NUMBER GIRL, eastern youth, それでも世界が続くなら、など主に国内のバンドに影響を受ける。鼓膜に突き刺さる爆音ノイズギター、直情的なボイス、弱者目線による生活を描いた詩を特徴とし、「刺さる奴にだけ突き刺され」を信条に活動中。

tanamaru
ウクレレ弾き語りパンクロッカー。

大住 尊光

下諏訪アングラ界隈を中心にドラマーとしても活動していた大住くんによる弾き語り!

(以下、本人プロフィール)
「25才男性。フリップを持ち出して禁酒状況の報告をしたり白いタオルを腹から取り出して小腸と大腸だと言って腹話術をしたりしている」

コモド大真面 
インプロイベント「seldom」を中心に最近のギブミーではすっかりお馴染みとなったギタリスト”柳沢 耕吉”が、ジャズからも実験音楽からも離れ、歌モノ弾き語りを披露!

Nao Otsuka

山梨・北杜市の廃校をアトリエにして制作を行うアンビエント音楽家"Nao Otsuka"。

(以下、本人プロフィール)
14歳でベースギターを弾き始め様々なジャンルの音楽を独学で勉強する。大きな音量でテクノミュージックを制作をするために理想的な環境を探し、2011年に山梨県北杜市の廃屋になった中学校に移住。2017年にアンビエント音楽のレーベル Shimmering Moods Records(オランダ)よりデビューアルバム Penguin Kidsをリリース。ライブではウクレレとエフェクターを使い即興でアンビエントミュージックを演奏する。

M集会

金沢の美術作家”今尾拓真”を中心とした共同生活の中で音楽実験を繰り返すユニット。シンセ、サンプラー、ギター、タブラなどを用いて演奏!

(以下、本人プロフィール)
一つ屋根の下に暮らしながら付きつ離つの音楽を模索する。

drama

新潟を拠点に活動するオルタナ/エモバンド。LOSTAGE、cowpersなどを彷彿。メンバーの村上くんが地元松本に戻って来た縁で今回、出演!

(以下、本人プロフィール)
2016年、新潟にて結成。エモ、オルタナ、ギターロック、シューゲイザー等からの影響を特に受ける。2018年3月、1020RECORDSより1stミニアルバム「koyomi」をリリース。

WPX(band)

90’s USインディ、渋谷系への傾倒を素直に反映させた音楽制作を行うミスオカツヤによる宅録ユニットWPXが久々に世代を跨いだメンバーによるバンドセットで再始動!ベースは中村沙織(TANGINGUGUN)、ドラムに長尾 風飛(タマリタンカ)。

児玉 瑞木

県内を中心に弾き語りを行う剥き出しかつどこか歪な感性で独自のフォークを紡ぐシンガー児玉瑞木。今回は、オーディエンスを巻き込んだパフォーマンスにも初挑戦。

レペゼンパンツ
信州大学ビートルズ研Q会のギターロックバンド”ポストロック研究会”でシンセを奏でる高津くんによる電子音楽ソロユニット。