2022-09-17

2022年10月22日(土)「Marcos and The Wild Machinations live in Matsumoto」▽Live: Marcos and The Wild Machinations / KUDO AIKO / ナライガワ製作所

         

Marcos and The Wild Machinations

マルコス・フェルナンデス

横浜インプロシーンの重要人物"マルコス・フェルナンデス"による
ハイブリット・ロックバンド"Marcos and The Wild Machinations"が登場!

横浜インプロシーンの重要人物である打楽器奏者/サウンドアーティストの"マルコス・フェルナンデス"がフロントマンを務めるロックバンド"Marcos and The Wild Machinations"がギブミーに登場!

"マルコス・フェルナンデス"は、横浜で生まれ育ち、サンディエゴの音楽シーンで30年以上パフォーマー、プロデューサー、キュレイターとして過ごし、現在はまた再び横浜に戻り活動する音楽家。打楽器演奏や、フィールドレコーディングのパフォーマンスを軸にこれまでBill Horist、Carl Stone、山本精一、吉田達也、秋山徹次、内橋和久...他、様々なミュージシャンと共演。そんな彼が、自らヴォーカル&ギターを務めるバンドプロジェクトとして突如始めたのが"Marcos and The Wild Machinations"。80年代から書きためていたモチーフを元に、横浜音楽シーンの手練プレイヤー達とともにアレンジを施し、サーフミュージック、ブルース、プログレを聴き育ったという彼のロックミュージックへの憧憬が反映されたハイブリットなロックンロールサウンドが誕生!カラッとした空に焼かれた土の香りが漂うロック〜ブルース〜フォークを基調に、甘さ控えめのラバーズロックや、teenage fan clubばりのキャッチーなギターポップなど、楽曲によってめくるめく表情を変えるバンドアンサンブルが素晴らしい!彼の柔和な人柄が反映されたようなあっけらかんとして牧歌的な歌声とコントラストをなして、緩やかに全体を包むサイケデリアの湯気と、インタールード的に挿入されるコズミックなノイズ&アンビエントが奥行きをぐっと広げるバンドアンサンブルの妙!ボーダレスな感覚で、音楽と、人と関わってきたマルコス・フェルナンデスの日々の思考の果てに生まれたポップの楽園をご堪能ください。

共演は、この2組!

エレクトロポップバンド"Far Farm"での活動を経て、東郷清丸バンドへのコーラスメンバー、「川村亘平斎とあだち麗三郎の影絵と音楽」に参加するなど声を軸としながら活動を行う音楽家“KUDO AIKO”。ソロでのパフォーマンスは、声のテクスチャーにフォーカスしつつ、ルーパーやMTRなどを使ったパフォーマンスを展開。R&B、ソウルミュージックに根ざしつつも、民謡や民族音楽などの土着音楽の世界にも造詣が深い彼女。ミニマルなシンセサウンドの中に、声楽や現代のポップスとは異なる様々な発声法を取り入れ、時空間旅行的感覚を呼び起こしてくれます。

コントラバス奏者であり、MPCを用いたソロプロジェクト”13un”としても活動する中川文太と、ギブミーで開催しているインプロライブ”seldom”の主催者としても知られるギタリスト/音響音楽家の柳沢耕吉の即興的エクスペリメンタルユニット"ナライガワ製作所"が登場!中川によるコントラバス、謎のリボンコントローラー型シンセを用いたの唸り声のようなホラーテイストのサウンドと、柳沢による奇妙なディレイフィードバックを纏ったアヴァンジャズフレーズによる混沌とした音世界をご堪能ください。

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2022年10月22日(土) Give me little more.
「Marcos and The Wild Machinations live in Matsumoto」
▽Live: Marcos and The Wild Machinations / KUDO AIKO / ナライガワ製作所
▽料金:(前)¥2,000  /(当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
予約:give.melittlemore@gmail.com

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Marcos and The Wild Machinations












2022年10月20日(木)『Clea Anaïs Japan Tour 2022 Matsumoto』▽LIVE:Clea Anaïs / TANGINGUGUN / Aren’t you Maggie?

        

clea anaïs

オーガニックな生楽器の響きとエレクトロニクスが融合した
多面体サイケデリックポップを鳴らす"Clea Anaïs"が登場!

カナダから気品たっぷりのオーケストラルポップと、逸脱したアレンジメントのサイケデリックポップを見事に融合させる"Clea Anaïs"が登場!

"Clea Anaïs"は、エクスペリメンタルインディロックバンド"RALEIGH"のメンバーとして活動したのちに、2020年からソロプロジェクトを始動させたカナダ・カルガリーの音楽家。ベース、チェロ、シンセサイザーなどを演奏するマルチ奏者でもある彼女は、Broken Social Scene、Dan Mangan、Unknown Mortal Orchestra、Cold Specks、City and Colour、Of Montrealのメンバーなどのミュージシャンとステージを共にしてきました。民間航空機のパイロットの訓練を受けていたという異色の経歴をもち、コロナ禍で航空機が運行を見合わせていく中で生まれた時間を活かしてソロプロジェクトを始動。2022年にソロとしてのデビューアルバム「circle zero」をリリース。気品あるオーガニックな質感のオーケストラルポップと、骨太なエレクトロニクスのビート、実験と逸脱により全体を包むサイケデリアなど複雑なテクスチャが織りなす変化に富んだ知的なアートポップが誕生しました。軽やかなシルキーさを纏いつつ、時に重厚に語りかけるような幅広い表現に富んだ歌声、ポップな煌めきを放ちながらも魔術的にも思える妖しく誘う横道へと果敢な冒険を挑むメロディライン、太いキックドラムの電子的なパワーで構築されたアンサンブルの骨組みと対比的に瑞々しく響く生楽器の豊穣な響き、後景で揺れる埃っぽいベージュ色のサイケデリア...複雑な感情の機微を描くために、様々なジャンルを横断しながら構築された多面体的なポップミュージックには、覗きこむたびに色が移り変わるような奥深さがあります。lana del reyやJapanese Break Fastを思い起こす爽快なポップさを持ちながら、Dirty projectorsの実験精神や、Melody's Echo ChamberやCrumbのサイケデリアにも通じる彼女の音楽を、ぜひお見逃しなく!

共演はこの2組!

ツインボーカルのサイケデリックインディポップ/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”。くぐもったエコーサウンドの中で、情感たっぷりなどこか歌謡的なメロディ、土臭いサイケデリア、こっそりとしたへんてこファンクネスがぐちゃぐちゃに煮込まれた奇妙に揺らいだポップを鳴らす!最近はトライバルからトラップまで交差するエレクトロニクスを交えたデュオセットでの演奏を展開。

安曇野から突如現れたニューウェイブ/アートパンク集団の”Aren’t you Maggie?”。基軸になっている批評的なスカスカポストパンクサウンドと、時折顔をみせる60’sガレージの禍々しいビザール感や、シンセと弓弾きギターが醸し出す幻想的なサイケデリアのコントラストがたまらない!デジタルペインティングをVJ的に投影する空間演出も素晴らしい。

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2022年10月20日(木) 
Give me little more. 
『Clea Anaïs Japan Tour 2022 Matsumoto』
▽LIVE:Clea Anaïs / TANGINGUGUN / Aren’t you Maggie?
▽料金:(前)¥2,000/(当)¥2,500(ドリンク代別)
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Clea Anaïs

TANGINGUGUN


Aren’t you Maggie?











2022-09-14

2022年10月8日(土)『PROCYON / Apartment Live in Matsumoto』 ▽LIVE:PROCYON / Apartment / TANGINGUGUN

       

PROCYON

Apartment

ダンスフロアの恍惚を纏った緻密なサウンドメイクのサイケデリックポップバンド"PROCYON"と
ヴィンテージフレーバーの万華鏡ベッドルームポップ"Apartment"が登場!

神戸の新鋭サイケデリックポップバンド"PROCYON"がニューアルバム"Datsu"を引っ提げ、同じく神戸のベッドルームポップ音楽家"APARTMENT"とともにギブミーに登場!

"PROCYON"は、2017年より神戸を拠点に活動するサイケデリックポップバンド。もともとは宅録ユニットとして活動、2019年よりバンド編成へと移行。サイケデリックポップ、チルウェイブ、フューチャーファンク、ドリームポップなどの影響を受けながら、緻密なサウンドデザインと身体的なバンドグルーヴでアウトプットする今注目の存在!酩酊のギター、シンセのレゾナンスサウンドが乱反射する夢幻の迷宮サウンドスケープ、涼しさを纏いながらもミニマルにうねる骨太なリズムアンサンブル、おまじないの様に反復するシンプルな英語詞のボーカル...Tame Impala、MGMT、clumb、toro y moiなどを彷彿とさせるコンテンポラリーなインディサウンドは、ベッドルームの密やかな遊びとダンスフロアの恍惚を繋ぐ交点で鳴り、虚脱感と隣り合わせの多幸感に溢れています!音源でのサウンドメイクの拘りをそのままにダイナミックな演奏を聴かせてくれる彼らのライブをお楽しみに。

Apartment”は、10代の頃より宅録作品を発表し、国内外のインディシーンで注目され続ける生井達也によるベッドルームポップソロユニット。キンクス、ビートルズ、ゾンビーズなどの60年代音楽〜オブ・モントリオール、ペイブメント、オリヴィア・トレマー・コントロールなどの90’s Lo-fiポップをこよなく愛するポップ偏執狂が生み出すのは、割れた音像の中から湯気のように止めどなく立ち上がる儚く美しいメロディが詰まった万華鏡ポップス。その愛らしい音に耳を傾けると、60年代のバンド演奏を廃墟に立ち上がるホログラム映像で眺めているかのようなノスタルジアが溢れ、口が張り裂けそうな笑顔を浮かべながら悲しい悲鳴をあげているような切なさを覚えます。カセットテープ、ローファイマイクなどを用いたライブパフォーマンスもまた素晴らしい!60’s サイケデリックロック、ソフトロック、ローファイ、ベッドルームポップ、インディポップファンは必見。

共演アクトに、ツインボーカルのサイケデリックインディポップ/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”が出演。くぐもったエコーサウンドの中で、情感たっぷりなどこか歌謡的なメロディ、土臭いサイケデリア、こっそりとしたへんてこファンクネスがぐちゃぐちゃに煮込まれた奇妙に揺らいだポップを鳴らす!最近はトライバルからトラップまで交差するエレクトロニクスを交えたデュオセットでの演奏を展開。

90's〜現在までの様々なインディミュージックのエッセンスとそれぞれのキャラクターの持ち味があわさった三者三様の音楽を楽しめる一夜になるかと思います。お待ちしております!

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2022年10月8日(土) 
Give me little more. 
『PROCYON / Apartment Live in Matsumoto』
▽LIVE:PROCYON / Apartment / TANGINGUGUN
▽料金:(前)¥2,000/(当)¥2,500(ドリンク代別)
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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PROCYON

Apartment

TANGINGUGUN








2022-09-13

2022年10月4日(火) 『Emily A. Sprague & Cool Maritime Japan Tour 2022 Matsumoto』▽LIVE:Emily A.Sprague / Cool Maritime

       


Emily A. Sprague

cool maritime

インディフォークバンド"Florist"の中心人物としても知られる"Emily A.Sprague"
デジタルメディアを通してエコロジカルな世界を構築する"Cool Maritime"
現代のアンビエント・ミュージック・シーンを牽引する2組の音楽家が登場!

ローファイ・フォーク/ベッドルームポップバンドの"Florist"の中心人物でもある大注目のアンビエント・アーティスト"Emily A.Sprague" が、ロサンゼルス拠点のヴィジュアルアーティスト/コンポーザー のSean Hellfritschによるプロジェクト"Cool Maritime"と共に来日!松本にもやってきます。

"Emily A.Sprague"は、儚くおぼろげなサウンドながら同時に力強い生命力を感じさせるインディフォークバンド"Florist"の中心人物として活動し、並行してアンビエント・アーティストとしても高い評価を得るLAを拠点とする音楽家。昨年RVNGからリイシューされた『Water Memory / Mount Vision』がPitchforkでベスト・ニュー・リイシューを獲得し、フロントマンを務めるバンドFloristでもベスト・ニュー・アルバムを獲得するなどどちらのプロジェクトで各所で大注目される存在です。緩やかな波の中でピッチを揺らす牧歌的なメロディライン、湖面の乱反射や木立の隙間から漏れる光を思わせる煌めきのオルゴールシンセ、穏やかな風が通り抜ける流麗なドローン、小動物の足音のような微かなノイズ…彼女の生活を取り囲む自然をひとつひとつ素描するかのように生み出される、暖色の音像の中でささやかな変化が美しく瞬く極上のアンビエントサウンド。その柔らかな音の連なりに没入すると、繭の中で平穏な時間の流れに包まれつつ、この複雑な世界を静かに洞察して外界へと想像力を広げていく彼女の眼差しを共有しているかのような心地を覚えます。モジュラーシンセを主体に自然現象のようにゆっくり音を立ち上げながら深遠へとつながっていく彼女のアンビエントライブセットをお見逃しなく。

"Cool Maritime"は、 Björk, Kanye West, Dirty Projectorsらの作品を手がける映像チーム"Encyclopedia Pictura"の映像作家としても活動するLA拠点のマルチアーティストSean Hellfritschによる音楽プロジェクト。90年代の初期コンピューターグラフィックをモチーフに新しい息吹を与える作風のアニメーションを制作しつつ、自然を愛し、仲間と農場も営むという彼。マルチメディア精神とネイシャー主義を対比させせることなく、デジタルメディアを通して自然界への畏敬の念を培うという彼の精神性が色濃く彼の音楽性にも反映されています。80年代の久石譲の作品や、伝説的PCゲーム「MYST」のサウンドトラックなどをリスペクトし、初期デジタル音の温度感で、ニューエイジ、ミニマル、環境音楽がファンタジーの様相を帯びて交わるエコロジーでモダンサイケデリックな音世界。涼しく煌めくシンセアルペジオの奏でるファンタジックな旋律、カエルが跳躍するような奇妙でパーカッシブな響き、低ビット数の粗いグラデーションがかかった朝霧で包むパッドシンセサウンド…彼が立ち上げる箱庭的な仮想空間の中に、草木や苔、微生物、小動物たちの青々とした息吹を感じます。ライブではモジュラーシンセや小型のデジタルシンセを用いたセットで、どこか茶目っ気のある不思議なサウンドトラック的世界観が立ち上がる様をご堪能いただけます。

アンビエント、ニューエイジ、エクスペリメンタルのファンはもちろん、ベッドルームポップ、シンセポップファンにまでおすすめできる一夜です。ご予約はお早めに。

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2022年10月4日(火) 
Give me little more. 
『Emily A. Sprague & Cool Maritime Japan Tour 2022 Matsumoto』
▽LIVE:Emily A.Sprague / Cool Maritime
▽料金:(前)¥3,500/(当)¥4,000(ドリンク代別)
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Emily A.Sprague

Cool Maritime











2022-09-08

10月2日(日) 『DOPEなHOPE #13』

 


恒例、ニューカマーライブイベント、第13回目!

これまでにも数々のニューカマーが登場してきた恒例企画『DOPEなHOPE』を久しぶりに開催!今回は、バンドセット〜電子音楽〜弾き語りまで、ギブミー完全に初出演のアクト多めな全6組の出演が決定! DOPEなHOPEとは ライブをするのが初めてのバンド、もしくは初めて試す編成、新しいプロジェクト、新しいアプローチ限定でのライブイベントです。これを機に誰かを誘ってバンドを組むもよし、一緒に演奏してみたい人とコラボしてみるもよし、家でこっそりつくっていた曲を外に持ち出して歌ってみるもよし、新しい楽器に持ち替えてみるもよし。音楽に限らずパフォーマンスをする人も。曲数が少なくても、むしろ1曲からでも大丈夫。音楽経験の有無も、上手い下手はもちろん不問。とにかく試してみたいことをやってみる場になればいいな、と。 このイベントから登場してレギュラーなライブ/パフォーマンス活動を行う人も多数。グッドミュージック誕生の瞬間に立ち会えるこの現場、お客さんとして参加しても楽しめるはず! ■今回の出演者 Kryten ギブミーでは即興音楽イベント”seldom”出演でお馴染みの上田で活動するエクスペリメンタル音楽家”山岸 洋介”を中心としたニューバンド。 Cider91 大滝詠一への憧憬が詰まったベッドルームポップ奏でる埼玉在住の音楽家。今回は、初の試みの”Reading Set”として、バタイユ論や小室等の詩や、映像、お香なども交えた五感での表現を行うとのこと! NOBOKIN 謎の電子音楽集団・諏訪アンビエントワークスの主催者。モジュラーシンセを使った「うるさいアンビエント音楽」とのこと。 ECRITS こちらも諏訪アンビエントワークスより登場。サンプラーを用いた歌のセットとのこと。 090krash 時代錯誤な振り切ったロックサウンドとナイーブな歌詞が泣けるバンド”paycheck”の玄太郎による新しいソロセット。 琴野大輝 松本周辺でピアノの弾き語りを行うシンガー。今回は初の自作曲でのセットを披露。 ////////////////////////////////////////
10月2日(日) Give me little more. 『DOPEなHOPE #13』 ▽Live:Kryten / Cider91 / NOBOKIN / ECRITS / 090krash / 琴野大輝 ▽料金:¥1,000 + 1 drink order ▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
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2022-09-05

2022年10月1日(土) 『sabbath / antler』 ▽LIVE:清岡 秀哉 / daborabo / 宮本 善太郎

      


清岡秀哉


daborabo

宮本善太郎

音楽家/ドラマー宮本善太郎による企画「sabbath」を開催!
サイケデリックなトーンのギタープレイで映像的な詩情を立ち上げるギタリスト清岡秀哉が登場!

安曇野の音楽家/ドラマーの宮本善太郎がかつて大阪にて企画していたイベント「sabbath」が、今回、松本にて久しぶりに開催されます!ゲストに、井手健介と母船への参加でも知られる東京のギタリストの"清岡秀哉"、イラストレーター山崎美帆による映像と音楽のソロユニット"daborabo"を迎え、三者による独奏会という形で行います。

"清岡 秀哉"は、エレクトリックギターの独奏、映画音楽の制作などを行いつつ、"井手健介と母船"、"Special View"などへの参加でも知られる東京のギタリスト。幽霊の気配が漂うアンビエンス、フィルムの擦れを思わせる微かなノイズとファズトーン、生と死が混ざり合う境界で鳴る悲哀に満ちた不穏な旋律...形態としてシンプルなソロギター演奏ながら、モノクロームの詩情と野生的な妖気を漂わせて、静かに映像的なイメージを喚起させる繊細さと奔放さが同居したプレイを聴かせてくれます。美しくもどこかサイケデリックな禍々しさを漂わせた彼の演奏をお楽しみに。

daborabo”は、イラストレーター"山崎 美帆”による音楽パフォーマンスプロジェクト。可憐で、繊細であると同時に奔放なタッチのドローイングと、カシオトーンとディレイペダルによる宇宙アンビエント演奏、不思議なオブジェクトを組み合わせてアナログに生み出す光と影のビデオ投影…これらの行為がステージの上で同時に展開されて一編の物語を紡いでいくシネマティックなパフォーマンス、必見です。

今回の企画者でもある“宮本 善太郎”は、フジワラサトシ、mmm、麓健一などの作品へのサポートドラムとしての参加で知られる安曇野在住の音楽家。ソロセットではドラムとトイピアノによる静寂の演奏を聴かせてくれます。打音ひとつひとつの立ち上がりから無音へと向かう過程で変化する音の表情をたっぷりの空白の中で聴かせるドラムセット、窓越しに雨の軌跡を眺めながら耳を傾けたくなるような叙情的な旋律の反復と狂気をかすかに滲ませる逸脱が静謐な美しさを漂わせるピアノアンビエント。どちらのセットにも共通する彼の静寂への美意識をご堪能ください。

それぞれの詩情に溢れた演奏をゆっくり味わせる秋の夕にぴったりの一夜です。お待ちしております。

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2022年10月1日(土) 
Give me little more. 
『Sabbath / antler』
▽LIVE:清岡 秀哉 / daborabo / 宮本 善太郎
▽料金:(前)¥2,000/(当)¥2,500(ドリンク代別)
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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清岡秀哉


daborabo

宮本善太郎