2019-03-30

2019年3月30日(土)「ギブミーリトルモアライブ」

鳩山浩二

musenneko

伊東 諒

genei

フォーク〜電子音楽までが交差する
ギブミーリトルモア初登場のアクトを中心としたライブイベント!

店主がギブミーでのバー営業を通じてここ1年くらいで出会った気になるクセもの音楽人たちを集めたブッキングライブ企画です。

1組目は、山梨のフォークシンガー”鳩山浩二”。太いバリトンボイスの美声に、ダイナミックたっぷり流麗なギタープレイで、ユーモアと悪意と趣味世界が交差する21世紀のフォーク〜ブルース〜ブギウギ〜シャンソンを奏でます。連想ゲームのように勝手に走り出す言葉の暴走列車!

2組目は、80年代日本アングラシーンの「まがいもの」感溢れるパンクバンド”てろてろ”のベーシストによるソロプロジェクト”musenneko”。ソロでは、ギターから溢れ出す夢幻フィードバックによるドローン音楽を聴かせてくれます。

3組目は、エリオット・スミスを敬愛するサッドフォークシンガー”伊東 諒”。90’s USインディロックを彷彿とさせるメロディラインに、ナイーブな感情が静かに染み渡った日本語詞が気持ちよく走り、どことなく里山の郷愁までも漂う和製オルタナベッドルームフォーク。

4組目は、ニューカマーライブイベント「DOPEなHOPE」でステージデビュー、自宅の機材部屋で音楽実験を繰り返しているような親密感のあるステージングが印象的な電子音楽ユニット”GENEI”。ミニマルなリズム、ガラスの破片のような繊細なシンセサウンドが交差するインテリジェント・エレクトロ。

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2019年3月30日(土) Give me little more.
 「ギブミーリトルモアライブ」
▽Live:鳩山浩二(山梨)/ musenneko(諏訪)/ 伊東 諒 / GENEI  
▽料金:(前)¥1,000 (当)¥1,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
予約:give.melittlemore@gmial.com

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鳩山浩二

musenneko

伊東 諒

2019-03-26

2019年3月26日(火)「SELDOM」

山岸 洋介


柳沢 耕吉

インプロビゼーション・ライブプロジェクト"SELDOM"がスタート!

新しいライブプロジェクト「SELDOM」が立ち上がります。

企画者は、ジャズ/即興演奏を中心に活動し、最近は音響作品の製作にも力を入れている長野在住のギタリスト・柳沢 耕吉。

このイベントでは、毎回、新たに登場するゲストと主催の柳沢耕吉によるライブに加え、即興のコラボレーションの時間を設けて、相互に探り合い、影響しあいながら、変化していく様を楽しみます。「フリージャズ」、「実験音楽」、「アヴァンギャルド」などのカテゴライズへは向かわず、そこで起こっていることが何なのか?考える余白たっぷりの「曖昧な感覚」を呼び起こす場になればいいです。

第一回目のゲストは、上田市在住の音楽家/イラストレーターの”山岸洋介"。シカゴ音響シーンを彷彿とさせるロックバンド「likea」での活動を経て、現在はギター、アンプ、紙、鉛筆、絵の具などを用いた即興演奏を行う彼。前回、ギブミーに登場した時のアンプを用いたアクションペインティングのようなパフォーマンスが素晴らしく、今回はその派生形となるような演奏を考えているとのこと。

柳沢は、ギターの演奏とカセットテープのリアルタイム録音、予め作られた音響を組み合わせた「雪男の記録」、制限を加えた即興のための「チューニングストレッチ」(新作)、2作を予定。

初のコラボレーションとなる二人のインプロタイムは、打ち合わせなしの完全即興とのこと。

その場に居合わせる人も含めて、いかようにも変化していく現場をお楽しみに!

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2019年3月26日(火) Give me little more.
「SELDOM」
▽Live:山岸 洋介(上田)、柳沢耕吉
▽料金:¥1,000 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)20:00

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山岸 洋介

1984年生まれ長野県上田市出身、東京都練馬区在住。絵を描いています。また、ギターを弾くことから音楽に関わり、バンド「ライカ」でギターを担当。他にも自然に関心を持ち、自然を楽しむバンドの「アルプス」に在籍。また即興演奏の場に関わる事もある。
自身が絵を書くことから 2010年より紙と鉛筆による演奏を始め、 同年展示も行う。
http://yosukeyamagishi.tumblr.com/

柳沢 耕吉

1990年生まれ、東京/長野育ち。15歳でギターを始める。大学からジャズに傾倒、卒業後ニューヨークへ渡り市立シティカレッジで学ぶ傍ら、様々な音楽家、芸術家と交流していく中で何かが曖昧になり、それを大切にしている。2017年に帰国、長野在住。野外録音と音響に注目した初作品「In The Dreams Some Drops Had」がパリで開催されたコンクールPrix Presque Rien 2017にて大賞を受賞。ジャズ、即興演奏を中心に活動している。

リンク:「プレスク・リヤン賞2017で頂点に立った、柳沢耕吉ってどんな人?」

2019-03-23

2019年3月23日(土)『Hungry Beat! #17 GUEST : Tough Age(カナダ)/ Tommy Tone(カナダ)』

Tough Age

Tommy Tone

カナダのサーフ・ガレージ・ポップバンド"Tough Age"が登場!

インディミュージックパーティー"Hungry Beat! #17"を開催!

ゲストは、バンクーバー発、Jay ArnerやFaith Healerなどの素晴らしいインディバンドをリリースするカナダの良質レーベルMint Recordsからリリースするサーフ・ガレージ・パンクバンド”Tough Age”が登場!茶目っ気のある男女混成ボーカル、ドタバタと叩きつけつつもタイトにキマったドラム、錆びついたザラザラのアルミ板のような粗いトーンのギター、直線的に駆け抜けるベース…ガサツで爽快なパンクサウンドをベースにしながらも、「イカれたバンドと真っ当なポップバンドの線引きがあまりない」ものが好きだと語る首謀者・ジャレットの言葉が物語るようにローファイポップ〜サイケデリックポップ〜ポストパンク〜グランジまでインディミュージックギークとしての顔が垣間見える雑食的なアプローチが最高!夕暮れとともに本当の自分になれる者たちが、現状の歪つな苛立ちを抱えながらも、エンスト寸前のオンボロ車で行けるところまで突っ走る、酸いも甘いも噛み分けるやけっぱちの旅へ!不器用さ全肯定の頼れる兄貴姉御による素っ頓狂ガレージロック!Guided By Voices、pixies、pavement、The cleanなどのローファイガレージファンはもちろん、 DISCHORD周辺のポストハードコアファンにも強くおすすめ!

今回のTough Age Japan Tourには、Jay Arnerバンドのドラマーとしても登場したカナダのウィアードポップアクト”Tommy Tone”も帯同!ソロセットで登場。80’s ポップスの亡霊のような禍々しいローファイシンセディスコサウンドに、Ariel PinkやGary Wilsonを彷彿とさせる奇妙なポップネスが踊る!ライブでは、ディレイペダルを弄りながら妖しくダンス、ユーモアが炸裂するパフォーマンスで魅せてくれます。

共演は、くぐもった奇妙なエコーサウンドと煌めきのシンセサウンドに分厚く塗られた音像の中で、失われた風景を思うような感傷的かつ歌謡的なメロディが響く男女ボーカルドリーミーフォーク/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN

DJは、松本のインディ音楽ファンたちによるDJクルー”Hungry Beat! DJs”。

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2019年3月23日(土) Give me little more.
『Hungry Beat! #17  GUEST : Tough Age(カナダ)/ Tommy Tone(カナダ)』
▽Live: Tough Age(カナダ) / Tommy Tone(カナダ) / TANGINGUGUN
▽DJ : Hungry Beat! DJs
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:OPEN & START 18:30 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com


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Tough Age


Mint Recordsに所属するサーフ・パンク・バンドTough Age。デビュー時より活動を続けているJarrett SamsonとPenny Clarkはバンクーバーからトロントに拠点を移し、ドラマーにJesse Lockeを加え新たなスリーピースバンドとなった。2013年にセルフ・タイトルのデビュー作をリリース、ローファイ・キングGuided By VoicesやニュージランドのレーベルFlying Nunから影響を受け、さらには 45年~60年あたりのコアなカナダのガレージ・ミュージックをこよなく愛するというミュージック・フリ ークぶり。最高潮に振り切ったパンク・サウンドの中に、様々なバンドの要素を持ち込んだセンス溢れるソングライティングでリスナーを魅了し続けている。2016年には2ndアルバム『I Get The Feeling Central 』で日本デビューし東京公演を行った。

Tommy Tone


TANGINGUGUN

2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。読み方はタンギンググン。奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。 2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となる5曲入りカセットテープ『馬鹿な魚』をリリース。 現在はドラム、シンセサイザーの新メンバーが加わり四人編成をメインに活動。2018年6月には、松本のバンドher braidsとともに韓国・ソウルで2日間のスプリットライブを行う。
これまでに、Tara Jane O'neil(US), Yumbo(仙台), moools(東京), 魚座(福岡), Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US), scott and charlene's wedding(AUS), Peach Kelli Pop(US), Parasol(韓国), Goonam(韓国)らと共演。

2019-03-16

2019年3月16日(土) 「YURAGI LANDS / DEVONAIR Live in Matsumoto」


YURAGI LANDS

DEVONAIR
群馬、静岡からドリームポップ〜インディポップバンドが登場!
幻想的サイケデリアナイト!

群馬、浜松から2組のゲストを招いて美しい霧が立ち込めるようなライブイベントを開催します。

群馬藤岡市からは、国内シューゲイザーシーンで話題の4人組”YURAGI LANDS”が登場。黒色の帽子が印象的なミステリアスな女性ベースボーカルによる透明なウィスパーボイスの日本語詞ボーカルと、エメラルドグリーンの煌めきを放つギターが生み出すコクトーツインズ、ペイルセインツ、ラッシュなどの4ADの系譜をを彷彿とさせる幻想的なサイケデリア、その美しい靄の奥で鳴るオルタナ、グランジ、ポストハードコアなどの90’s USライクなささくれ立った感情が蠢くフレーズのせめぎ合い…ポストパンクバンド”猿芝居”などそれぞれが別のバンドやりながら活動しているというだけあり、轟音一辺倒の巷のシューゲイザーとは異なる奥行き深いサウンドを聴かせてくれる彼ら。シューゲイザー、ドリームポップ、USインディ、ギターポップ、オルタナのファンは必見です。

浜松からは、浜松インディシーンの拠点キルヒヘア推薦のバンド”DEVONAIR”が登場。BEACH FOSSILS、DIIVなどのcaptured tracks勢を思わせるドリームサーフサウンド~ART SCHOOL、ナンバーガールなどのジャパニーズ・オルタナポップを感じる焦燥とエスケーピズムのやけっぱちナード・ギターロックを展開。ビザールなトーンで繊細な感情をトレースするギターフレーズ、ローファイガレージ感の漂う程よく素っ気ないビート、気怠い低体温のロートーンボイスによる日本語詞が疾走する彼らの音楽は、何一つツイてない日の夜に寄り添うささくれ立ったサウンドトラックという趣。洗練とは真逆のベクトルで、惹きつけられます。

松本からはこの3組。

シリアス/ユーモラスの境界で鳴る90'sローファイポップリスペクトな剥き出しのメロディが素晴らしいシンガー、一年の半分を容易には下山できない山奥で暮らす伊藤 圭による4人組オルタナティブサッドフォークバンド"ヒーターズ”。カナダで音楽見聞旅行をして来たという彼がその影響をどう反映させてくれるか楽しみです。

霧がかった深い森を想起させる厳かなフィンガーピッキングギターと、自分の生活圏内から滲みでてきた歪なボキャブラリーのコントラストが素晴らしい松本の幽玄アシッドフォークシンガー"玉屋”。久しぶりのソロセットに期待!

名古屋と松本を拠点に活動する”The Rainy”のフロントマン・”岩崎 初”によるソロ。冬空に溶け込むようなファルセットが心地よい声によるメランコリックな歌と、様々な濃淡で何度も塗り重ねられた水彩画のような繊細なアンビエントサウンドで紡ぐ、祈りのような静かな情熱のサッドポップ。

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2019年3月16日(土) Give me little more.
 「YURAGI LANDS / DEVONAIR Live in Matsumoto
▽Live:YURAGI LANDS(群馬)/ DEVONAIR(静岡)/ ヒーターズ / 玉屋 /岩崎 初(The Rainy)
▽料金:(前)¥1,800 (当)¥2,300 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
予約:give.melittlemore@gmial.com

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YURAGI LANDS


DEVONAIR

2018年4月〜YouheiKwai  KensukeSugitaギタードラムスのツーピース編成により活動開始。
オルタナ、パンク、ギターポップ、海外インディロック、様々な要素を取り入れた個性的な曲に軽快なギターリフと気だるい歌声が乗ることで、一度聴いたら忘れることができないような独特な世界観を持つ。2018年6月〜TasukuSuzuki同年12月よりShouheiIchikawaをメンバーに加え4人編成となる。
浜松キルヒヘアを中心に活動中。

2019-03-08

2019年3月8日(金)「 原田茶飯事 Live in Matsumoto」


 
原田茶飯事と黒の他人

全国を縦横無尽に飛び回るムーディー&トロピカルポップシンガーによる
極上グルーヴなバンドセット!

年間100〜200本ものライブを行い、全国を縦横無尽に飛び回る極上トロピカルポップシンガー”原田茶飯事”によるスリーピースバンドセット”原田茶飯事と黒の他人”が登場。メンバーは、フリーソウル、ロックステディ、アフロビート、カリビアンなどを飲み込んだ灼熱のブラスロッカーズバンド”RIDDIMATES”のベーシスト”田名網ダイスケ”と、ちくわを配布しながらダビーにノイズにパーティーする異形音楽集団”ちくわテイスティング協会”にも参加し、ソロではサンプルパッドに吹き込んだゲーム音楽の断片が飛び交う狂乱のドラムソロを繰り広げる”イトマン”。カエターノ的祝祭感溢れるブラジル音楽、70'sシティポップ〜キリンジ、Lampにもリンクするいい匂いのする部屋に寝そべるような心地よさに溢れる極上ムーディーポップサウンドと、誰もが言ってみたいけれど、なかなか口に出せない本音に切り込む、不純も、空疎感もまるごと受け止めるようなリアリズムな優しさのリリックがコントラストをなす彼の歌。そんな音楽が、会話するように間を生み出していく手練なリズム隊と生み出すケミカル。前回のギブミーでの演奏でも、土着感と洗練が交差する素晴らしい演奏を聞かせてくれた彼ら。中南米音楽、ファンク、レゲエ、ソウル、シティポップ好きはもちろん、ジャンルに関わらず歌モノポップ好きは必見です!

共演は、この3組。日常を高解像度で切り取ったヒリヒリとした歌詞世界が刺さるフォークマナーの歌心とジャングリーポップサウンドのコントラストが眩いインディポップバンド”コスモス鉄道”。今回から新編成ということで変化を遂げていく彼らの演奏にも期待が高まります。

Mac DeMarco以降のリゾート感漂うlo-fiなポップセンスと、古ぼけた文化住宅が似合う日本語フォークの世界、その真逆な両極をつないだ新感覚フォークを奏でるミヤザワカイによるギター弾き語り“ボブ次男”。

ローファイな演奏を巡る、事件性たっぷりなライブ感が胸を打つ!独特なハイトーンボイスとやけっぱちの美しさが煌めく歌心で日本中を転がる放蕩ロックスター"岡沢じゅん”によるバンド編成”だんだんよくなる”。


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2019年3月8日(金) Give me little more.
 「 原田茶飯事 Live in Matsumoto」
▽Live:原田茶飯事と黒の他人(東京) / コスモス鉄道 / ボブ次男 / だんだんよくなる
▽料金:(前)¥2,000 (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
予約:give.melittlemore@gmial.com

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原田 茶飯事



5月2日大阪出身、クリームチーズオブサン解散後
2009年から東京在住。
芸名に水が絡むと運気があがるとのことで
原田茶飯事と名乗っている。

ソフトロックやMPBの洒落っ気、
茶目っ気を感じさせながらも
口から半分 魂の出たような
ステージングは必見。
全国の演奏旅行を生業としながら
野外フェスでのライブも務め、各地に顔見知りを増やしている。

ソロとバンドを使い分け
節操無く渡り歩く
全方位型シンガーソングライター。

岡沢じゅん
徳島県生まれ、小学校1年まで愛媛県、そのあと高校1年の夏まで岡山県倉敷市、高校1年の2学期からまた愛媛に戻り、ファッションデザインに興味を持ちはじめる。 
信州大学繊維学部入学後、前期を終えて休学し渡英、ノッティンガムトレント大学基礎デザインコースに。ある日大学の図書館でJean Dubuffetの画集に出会い、後期からファインアートへ。 
絵は学校で学ぶものじゃないと思い、1年で帰国。将来が真っ白になり、ふとバンドがやりたかったことに気がつく。 
唯一知っているギターの弾ける友達の元ちゃんに電話。 
「バンドやらない?」「いいよー」と彼が言ったので、松本市へ。 
しかしいっこうに本気出してくれないので、友人を頼って長野市へ。 
この頃からすでに居候癖があった。 
休学中だったので大学に籍があり、朝9時から夜9時まで大学の音楽室に入り浸り、ピアノを弾いたりドラムを叩いたりしていた。 
この頃には既に、恵比寿の某ギターショップにてマディーウォーターズレリックのテレキャスターに一目惚れ、持っていたお金ぜんぶはたいて手に入れている。 
大学の友人が海で亡くなり、追悼ライブのため『ざ・はっぴいず』結成。 
ライブハウスから電話がかかってきたのを機に、本格的に活動を開始。この頃には漠然とだけど、絵と唄でやっていこうと決めている。ひとつには絞れなかった。 
満員御礼ワンマンライブ、そしてはじめての関西ツアー、京都磔々、梅田ハードレイン、伊勢リズムという、最高の3日間。 
しかし、メンバーの就職で2004年の3月に活動停止。 
4月から愛媛へ。6月に結婚、11月に息子が生まれる。 
2005年に長野市に戻り、絵と唄の両方でなんとかやっていこうとする。 
子供が1歳になるころだったか、制作のため友人の親が所有していた雑居ビルにアトリエを構え、3階、3Fということで、fafafastudioと命名。 
向かいの部屋に住んでいたサッシにバンドを持ちかけ、『ザ・ビアーズ』結成。 
スタジオや3階、または市民用の貸しスペースに楽器を持ち込んで狂ったようにリハーサル。実際、狂っていたと思う。 
いや、ただ何もわかってはいなかったのだ。未だにそうではあるけれど。 
2008年、バンドはどんどんよくなっていたが、お金は底をついて、ファーストアルバムのレコ発のタイミングで全てがピークに至り崩壊、バンドも家族も僕自身も。 
すべて無くした気で、もう歌えそうになくなっていたけど、名古屋のJaajaのゆうにゃんが、いい歌なんだから歌ってよ、と言ってくれて、いろんなところに連れていってくれたおかげで、ゆっくりとなんとか復活。 
2010年夏、Jaajaといっしょにスウェーデン、ドイツと演奏ツアー。それまでに2枚のデモCDを制作。 
2011年東日本大震災。そのあとの5月にソロのファーストアルバム、「太陽が濡れている」発売。 
2012年4月頃、家賃が全然払えなくなってきて、強制退去。 
持ち物をほとんど処分して手に持てるだけにし、家なしに。 
ぎりぎりセカンドアルバム「涙で冷やして」完成も、録音や最終ミックスを急いで仕上げたため、なんとなく出せずじまいで今のところお蔵入りに。 
サッシが引っ越したあと、すこしのあいだ向かいに住んでいたイクマくんの松本の家に居候することが増えて、いつのまにか『ぐっとクルー』結成。 
信大銀嶺祭のおりに、にーみくん、いくまくんと3人で演奏したのがきっかけ。 
最初はエレキギター2本とドラムのベースレスだった。 
そのあと5人編成になったりしつつも、いくちゃんとふたり編成に。 
いくちゃんはベースのナガハピくんの家に転がり込み、そこによく行っているうちに今の3人に。 
2013年大晦日、読売ランドのそばに住みはじめて、今に至る。 
2014年2月、ぐっとクルーのファーストアルバム『もたれないワールド』を縁あってP-VINEよりリリース。

2019-03-05

2019年3月5日(火) 「Lief Hall Japan Tour 2019 松本公演」

lief hall

ヴァンクーバー発、
ミニマルな美学が漂う、フューチャー・シンセポップアクト"Lief Hall"が登場。

Grimesと共にツアーを回るなど話題となったMYTHSのメンバーとしても知られ、ベルリンでの生活を経て、現在はカナダ・バンクーバーを拠点に活動する実験電子音楽家/シンガーの”Lief Hall”が登場。ヴィジュアルアーティストとしても活動し、政治、自然、科学技術、人々の潜在意識、神秘主義、ポストヒューマン、フェミニズムなどのテーマを、あくまで一個人の感覚と密接に結びつけながら思考し、表現を行う彼女。その音楽は、静寂に包まれながらも深部から湧き上がる情念の歌声、虚ろにハミングするシンセ、ミニマルな美学で精巧に配置されたロボットの足音のようなビートによるエクスペリメンタル・シンセ・ポップ。生身の肉体を失った意識だけの世界で終わりなき夢を見るような、人工の雨とピンク色の霧の中を行くあてもなく彷徨い歩くような、ヒプノティックで、奥底にサイケデリアが立ち上がる音像…そこに身を沈めると、ディストピア世界の中で遠くからこだましてくる人々の感情に耳を傾けているかのような心地を覚えます。ライブ演奏では、リアルタイムで映像と音を融合させたパフォーマンス〜ハープ奏者とドラマーによるトリオでのライブも行う彼女。今回の日本ツアーではどのようなセットを聴かせてくれるのでしょうか。シンセポップ、エレクトロポップ、ドローン、ドリームポップ、ミニマルエレクトロ、ダークウェイブファンは必見!

共演は、3組。

可憐だけれど、どこか動物的な不思議な感覚でイラスト、映像、音楽と多方面で才能を発揮している"daborabo" a.k.a 山﨑美帆によるカシオトーンとディレイによるアンビエント演奏とライブドローイングとビデオ投影によるパフォーマンス。

ZINE制作からDJまで多才っぷりを発揮しながら、ライブパフォーマンスも始動させた”nu”。Grimes〜ジャパニーズサブカルチャーまでを脳内で煮込み、ロボティックな声でちぎり投げる、遊び心と衝動のシンセポップライブセット。

オブソリートで懐かしいシンセや自作・改造楽器を響かせる電子音マニアstevenこと"sho sugita”による自作&改造楽器や自らプログラミングしたソフトウェアを用いたノイズミュージックセット。


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2019年3月5日(火) Give me little more.
 「Lief Hall Japan Tour 2019 松本公演」
▽Live:Lief Hall(カナダ) / daborabo / nu / sho suigita
▽料金:(前)¥2,000 (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
予約:give.melittlemore@gmial.com

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Lief Hall
音楽だけでなく学際的な多分野にわたって活動をするLeif Hallのアルバムは、広い視野を持つ彼女だからこそ作り出せる、目には見えないアート作品のようだ。人々の潜在意識や自然、政治から影響を受けて出来上がったという今作、シングル曲となった”Lead Blood”④は人々が歩み続ける人生を機械的に表現し、アルバムタイトルともなった”Roses for Ruins”②はPOPミュージックの中に潜むサイケデリックさと、素朴で綺麗な歌声のハーモニーによるメロディーが魅力となっている。
本国のリリース後には、US、カナダツアーを成功させ、アルバムの功績からThe Georgia Straitが選ぶ「バンクーバーで目(と耳)が離せない10人の新人、”Ten of the best new acts in Vancouver to keep an eye and an ear on”」に選ばれた。又音楽雑誌やメディアにも取り上げられ、注目を集めた作品となっている。

daborabo


長野県上田市出身

明治学院大学 フランス文学科卒業 
セツ・モードセミナー卒業

 現在は松本を拠点にして、
雑誌、書籍、広告、CD・LPジャケット等のイラストを手がけている

 映像、音楽作品なども製作中

2019-03-02

2019年3月2日(土)「apartment / 包帯人間 live in Matsumoto」

apartment

包帯人間

関西から2組のベッドルームポップ音楽家が登場!
静かな混沌が生まれるヘンテコポップナイト。

スプリットカセットテープ『 Picnic On A Frozen Head (脳) 』をリリースした関西在住の二人の宅録SSW、”apartment”、”包帯人間”が登場!

Apartmentは、10代の頃より宅録作品を発表し、国内外のインディシーンで注目され続ける生井達也によるベッドルームポップソロユニット。キンクス、ビートルズ、ゾンビーズなどの60年代音楽〜オブ・モントリオール、ペイブメント、オリヴィア・トレマー・コントロールなどの90’s Lo-fiポップをこよなく愛するポップ偏執狂が生み出すのは、割れた音像の中から湯気のように止めどなく立ち上がる儚く美しいメロディが詰まった万華鏡ポップス。その愛らしい音に耳を傾けると、60年代のバンド演奏を廃墟に立ち上がるホログラム映像で眺めているかのようなノスタルジアが溢れ、口が張り裂けそうな笑顔を浮かべながら悲しい悲鳴をあげているような切なさを覚えます。60’s サイケデリックロック、ソフトロック、ローファイ、ベッドルームポップ、インディポップファン、必見。

包帯人間は、大阪の鬼才・ミニマルポップ音楽家。 i phoneから流される素っ気ないドラムビートの上で、淡々と言葉がちぎり投げられ、素っ頓狂なギターフレーズが怠惰に踊り、繰り返されるリズムは確信犯なのか天然なのかの境目で不敵にズレていく…飄々とした表情の奥にサブリミナル的にギラリと鋭い眼光が覗く、静かに野心的なミニマル・ベッドルームポップ。喩えるならば、水槽の中で増殖していく藻が奏でる音楽、いつも見る夢の中で流れてる曲、ヘンテコなメロディを口ずさむ幽霊…薄ら不気味なのにどこか気の抜けたマヌケさが漂う彼の音楽。この温度感が肌にしっくりくる人は間違いなくいるはず!マイクロフォンズ、ヤング・マーブル・ジャイアンツ、アーサー・ラッセルなどのファンには勿論、低体温のミニマルミュージック、ローファイ、初期シンセウェーブ、ヴェイパーウェイブのファンにもおすすめ。

松本からは3組。

1組目は、音楽喫茶サムシング・テンダーの店主としても知られ、padgeなどのバンドでサックス奏者としても活躍する本橋氏が新たにスタートさせた新プロジェクト”sometime ago”。次々と新しい考え事を思いついてしまう深夜の混沌とした脳内に寄り添うようなシンセとサックスによるマイクロ・アヴァン・ポップ。

2組目は、中年オヤジたちによる青春不発弾インディパンクバンド”ハナダイズ” !種火のようにくすぶり続ける葛藤を、スカスカのギターポップサウンドにのせて叩き付ける様は、誰もが目に焼き付けるべき!

3組目は、exジ・オーパーツのサックスゆりっぺの呼びかけによって結成、長野ネオンホール界隈に集うJames Chance and the Contortionsをリスペクトする5人組ノーウェイブバンド”the Osmes”。アヴァンに歪むテクスチャとタイトなリズムセクションの綱引きによってポップ・ミュージックになっているのが絶妙。


頭の中が痒くなるような静かな混沌が生まれるヘンテコポップナイト。

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2019年3月2日(土) Give me little more.
「apartment / 包帯人間 live in Matsumoto」
▽Live:apartment(神戸) / 包帯人間(大阪)/ sometime ago / ハナダイズ / the Osmes
▽料金:(前)¥1,800 (当)¥2,300 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
予約:give.melittlemore@gmial.com

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apartment

身の回りにある楽器とコトバのブリコラージュをカセットテープに流し込む宅録音楽家。2005年に1st album『Apantgarde』をリリースし、その後も3枚のアルバムを発表している(最新作は『apartopology』〔2011, noil records〕)。ソロやバンドでのライブも行っている。現在は東京から神戸に活動の拠点に移し、新たなアルバムを作成中。
包帯人間

前身バンドはしごの解散後にギターの森田が始めた
宅録音楽で関西で活動しています。
2017年に hoge tapes より アルバム「4+5+1 」をリリース