2013-08-21

オープニングパーティー・ブレインストーミングトークセッション(7月13日)を振り返る。

こんにちは。スタッフの新美です。もう一ヶ月以上経ってしまいましたが、2013年7月13日(土)、Give me little more.のオープン日におこなわれた「ブレインストーミングトークセッション」について書きたいと思います。長くなってしまいます。

(photo by Atsuko Yamaguchi)

 (photo by Taizen Higuchi)

このトークセッションですが、ゲストの人から何かテーマをもとに話をしていただくようなトークイベントではなく、その場に参加している人の発言をもとにディスカッションが展開されていくような場をイメージして開催いたしました。テーマは、「松本の文化環境」。うーん、ちょっと固めなテーマですが、松本という地域での文化活動について参加した人たちがどんなことを問題視しているのか聞き出して、共有して、考えてみようという会をイメージしていました。落としどころをつけるのが目的ではなく、あくまでいろいろな問題や考えを提示してもらうことが目的であるがゆえの「ブレスト」会なわけです。

それで、実際のところどういう場になったのかというと、文化をめぐる話につきものな重要な視点や、おもしろい話はいっぱい出てきた!、、けれど、「松本の文化環境」について具体的な何かを話していたわけではなく、「松本の文化環境」を考えるというテーマ性はボヤけてしまったというのは否めませんでした。そんなわけで、どうやってこれをまとめて記事にしようかと、頭を悩ませていたわけです。(はい、言い訳です。とても遅れてしまいました…)それで、思ったのですが、この会をなにかひとつの流れで包みこんで語るのはナンセンスで、これから話し合っていくのにふさわしい複数のテーマを見つけ出す会だったと捉え直すべきだということ。つまり、ゆっくりとテーマを深めるためにはもっと一つのテーマを徹底的に話すべきだったわけです。なので、今回のまとめはディスカッションで出された複数の視点を振り返りながら、今後こんな新たなディスカッションの場をたちあげていくための提案をいろいろと書かせていただきたいと思います。反省!

視点 1「パブリックな場が成立するためには?」
「松本にどんな場所があったらいいか?」という投げかけから派生していきなり飛び出してきたのがこの疑問。場所を巡る議論でつきものな「開かれている」とはどういうことなのか、だれにとって「開かれている」べきなのかなど議論しました。いくつか印象的だった発言をピックアップしておきます。

「パブリックであること以前にコミュニティをつくることのほうが大切。コミュニティ同士の連携も考えている。」
「何のためにパブリックをめざすのかが、大切。ただすべての人に対して開いているだけでは、なりたたないのではないか?目的意識をもってつながっていくことが大切なのではないか。」
「実際に新しくコミュニティに入って来る人はどこかからのつながりで入ってくる人が多い。ただ開くだけではなく、人のつながりの仕組みを理解することも大切。」


次、議論を立ち上げるのであれば、具体的に流動性をもったコミュニティってどういう工夫をしているのかということだったり、その先駆的事例だったり具体的なノウハウの面と、これまで「パブリック」というものがどのように捉えられてきたのかという知識を学ぶ勉強会的な面を取り込んで話し合いたいと思います。

視点2 地域おこし的活動への参入のハードル
地方で何かおもしろいお店だったり、活動をはじめるのは、家賃がとにかく安く、他にもコスト的な面で大きなメリットがあってやりやすいから、やりたいなーと思った時はけっこうサクッと動いてみるのもいいんじゃないかと思っているんですが、実際地方ならではの大変なこともいっぱいあるわけですね。理想ばかりではかたれない、「田舎」的な面倒くさい部分もある地域との付き合い方についての話をしました。

「名古屋の事例だが、古本屋や古着屋やら喫茶店を営みたい若い人が、ものすごく少ないリスクで出店できるアパートタイプのコレクティブショップみたいなのがある。そのくらいの感じで地域でおもしろいことやりやすいようになる環境があってもいいんじゃないか?」
「リスクを小さくすることが、無責任ななんちゃって活動につながってしまうのはよくない。ある程度覚悟をもつことも大切。」
「地域のルールや人間関係を把握してつきあっていくことも大切ではないか。」
「アートスペースとかが地域のためにだとか、地域と仲良く、的な売り方をしているのをよく見るけど、地域にせっかく新しく入ってきた血なのに、その土地独特のルールに100%従う必要はないんじゃないのか?」
「伝統的にみえるお祭りでも実際、歴史的にみれば結構新しいものも多かったりする。そんな浅い歴史は無視してもいいという考え方も出来る。けれども、それを重要視している人が実際にいるわけだから簡単に軽視できるという問題でもない。無くすか残すかみたいな二元論じゃない方法は探せないのか?」
「ルールに従うというか、その土地での自分のポジションみたいなものを確立するためにも、周りのルールは知る必要がある。」


これは、是非、町内会長さんだとか、地域社会側の実情をわかっている人に来てもらって、どういう部分をかみ合わせていけば新参者と地元人のいい関係が築けるのかという話ができたらおもしろいなと思いました。ルールを守ろうとか、守りたくないだとか、田舎ってこんなに変、みたいな話をしていても仕方ないわけなので。

視点3 「消費的態度、生産的態度について」
これは一番白熱した話題。消費者的態度になりやすいことの問題点と、そもそもそれ自体問題なのか問題。クリエイティブであるということ至上主義を考えなおさせられるというか、あらためて何で自分らはこういう明確な答えなど無い面倒くさい話を好き好んで話し合うのかということだったり、どうすればもっと作り手と受け手のいい関係が築けるのかという話だったり、その境界はどこまで必要かということだったり、いろいろな重要ポイントを内包していた話でした。

「今は生産者的な存在にパッとなれるけど、実際どうかというとその人の将来も含めた時間的なつながりを生み出すことができないものばかり。そういう意味では生産的に見えても単なる時間の消費にしか過ぎないものが多い。」
「ディアゴスティーニの組み立てキット買って満足することと、スーパーで安い商品必死になって組み合わせて買っている人ならどっちがクリエイティブといえるのか。ものをつくってるからクリエイティブというわけでもなく、消費をしているからといって消費的であるかというと表面だけでは実際、わからない。」
「携帯でパッと撮ってアップロードした写真も作品といえるとすれば、作品の流通量がひたすら多くなる。それはそれでいいけれども、消費者がいないのにひたすら生産者ばかりが増えていくことへのバランスは考えないといけない。」
「そういう時代においてこれから重要になってくるのは、ただ消費するだけではなく、いかにおもしろくものごとを受け止められるか。その「受容者」の存在。」
「人をただの情報だけ判断する消費者にするのか、自分でいろいろな視点で判断できる受容者にするのかは、発信者側のやり方にもよる。発信者側とゆっくり話す時間だったり物をしっかり選ぶ時間をもつ仕組みをつくることが大切。」
「そもそも情報で判断することって悪いことなのか、たしかに気持ち悪いとは思うけど、その人が楽しかったらそれでいいんじゃないのか?」

これは、同じテーマで、いろいろな人の本音をもっと聞いていてみたいというところですね。「消費者の何が悪い?」という強力な開き直りを前にして、どんな発言をみんながするのだろうか?と個人的にはとても興味があります。

視点4 「批評」を成立させるためには?
これはもともと設定していたテーマのひとつで、最後に時間で切ってしまいましたが、白熱しました。そもそも「批評」というものが何なのかというところのそれぞれの認識の違い自体が、おもしろい議論を生みました。

「濃い人間関係が愛を前提とした批評を生む」
「徹底してお客さんである立場からできる批評もある」
「批評することの意味は、文化というそもそも曖昧な物を一度切り取ってきちんと可視化すること。批判とは違う。批評は、どういう楽しみ方ができるかを提示することだと思う。」
「批評文化は大切だが、批評する人の安全性や発言のしやすさをどう確保するべきか。」
「人の目に見える場所で議論することが大切」
「紙媒体の批評って正直、ことさら地方においてニーズあるのか。従来の批評メディアからはみだしたところでいかに批評”性”を確保するかが大切なのでは。」
「批評できない時って、自分の判断力がしょぼいのか、単にコンテンツ自体の質がショボいのかわからない時がある。」
「お客さんに批評的な感想を求めるのは酷なんじゃないか。批評は、こういう空間でやればいいと思う。」

それぞれが思う「批評」がどういうことなのか、実践してみる機会をつくっていくことが大切なのだなーと。読書会的アプローチで、いろいろな表現物だったりをみんなで「批評」してみるような場を企画してみようと思いました。


ここまで、新しいディスカッションの機会として展開できそうな4つのテーマごとに議論を振りかえってみましたが、いやー読むのがしんどい量ですね!いろんな要素がごった煮にされた会だったのだなということをあらためて思いますね。ブレストのままやりっ放しにしていても仕方が無いので、次なる企画へと発展させていきたと思います。

議論全体の雰囲気として、「文化エリート主義」的な立場に陥らないようにどうすればいいのかということをどこかでみんな意識しながら話しているように感じました。ただ、一方で最後に出てきたのは「こういう場自体そもそもサブカル。本流でやっていくことのほうがサブカルよりも大変なわけだから、いかにこういう場をメインストリームにのっけていくのかをかんがえるべきじゃないか。」という意見も挙がりました。やっぱり、どこかしら「文化エリート」っぽい雰囲気って消えないし、無理に消そうとするだけ無駄なんかな、と。こういう参加者全員参加型のトークセッションが誰のために存在しているのか、そんなことを考えさせられております。
 
なお、この振り返り記事、とてーも平たく書いております。なので、アカデミックな視点から考察してくれている共同企画者の石田大祐くんによるレビューもあわせてお読みいただけるとより踏み込んだ視点でこの議論を振り返られるのではないかと思います。

「文化についての試論、または文化受容のためのエクササイズ」

また、今回のトークテーマ3の消費の話と関連しそうな記事で、「超初級サブカル女子入門」というコンシャスすぎることの落とし穴を皮肉たっぷりに見事についた良記事を読んだのであわせてここに紹介しておきます。

「"超"初級サブカル女子入門」

トークセッション、今後もさまざまな形態、テーマでやっていくと思いますので、ぜひチェックしていてください!

2013-08-09

10月5日(土) window of a cloudy day vol.10 I Am Robot And Proud “touch/tone” Japan Tour 2013

(I An Robot And Proud 「touch/tone」)

カナダ・トロントの音の名匠、ショウハン・リーム=アイ・アム・ロボット・アンド・プラウド(IARAP)が、実に5年振りとなる5thアルバム「touch/tone」のリリースツアーソロ編松本公演としてGive me little more.に登場します!電子音とオーガニックなアコースティックサウンドを融合させた、多幸観溢れるIARAPサウンド。一聴で彼のものと分かる柔らかで丸みを帯びた音色と、童謡のような優しく沁みるメロディ、軽やかで心地よいテンポ感のビート。miyauchi uri,DE DE MOUSE,トクマルシューゴ,オオルタイチ,Perfumeなどとのコラボレーションも行うなど日本の音楽シーンとの関係も深くその周辺の音に興味がある方も要注目です。当日は、映像を投影した空間でのライブとなります。共演は、様々なモノを楽器として用いながらノイズ、アンビエント、ドーロン、トイポップと形容されそうな形式の向こう側にあるエクスペリメンタルな音響を追求する音楽家・ASUNA、オープニングアクトは、松本の白昼夢サイケオルタナなベースレススリーピースバンド・耳なりぼうやの小音量セット。

10月5日(土)
window of a cloudy day vol.10
I Am Robot And Proud “touch/tone” Japan Tour 2013
出演:I Am Robot And Proud,ASUNA  OA:耳なりぼうや
チケット:一般 ¥2,800(1D別) 学生 ¥2,000(1D別)―学生証など証明となるものを持参ください
18:30開場 19:00開演

■出演者プロフィール
I Am Robot And Proud
トロント王立音楽院で10年間クラシックピアノを学んだ後、コンピューターサイエンス科の学位を取得。2000年から手塚治虫『鉄腕アトム』にちなんだIARAP名義にて音楽活動を開始。2006年に発表したペンギンジャケで知られる3rdアルバム『the electricity in your house wants to sing』は日本でも大反響を呼び、Tower RecordsのNew Ageチャート、iTunesのElectronic Musicチャートで一位を獲得。続いて初の日本盤リリースとなった2008年の4thアルバム『uphill city』も大ヒット、現在までロングセールスを続けている。IARAPのリリース&ツアー以外にもその活動は、ジム・オルーク、フォー・テット、アトム・ハート、バトルスらと共にYAMAHAが開発した新音楽インターフェイス「TENORI-ON」のモニターを務めるほか、プレイステーションソフト『サウンドシェイプ』の開発、ニューヨークのMoMAプロデュースによる短編映画のサウンドトラックへの参加、アディダスやカロリーメイトのCMへの楽曲提供など、多岐に渡っている。2009年には、カンファレンス・イベント『PUBLIC/IMAGE.METHOD』にて、最近ではPerfumeとの仕事が国際的にも大きな話題を呼んでいるインタラクティヴ・アーティスト真鍋大度とコラボレーションを果たしている。日本との関係も深く、これまでに単独でのツアー数回に加え、TAICOCLUB、朝霧JAM、渚音楽祭、ボロフェスタ等のイベントにも参加。2008年『uphill city』ツアーにはgroup_inouが同行している。DE DE MOUSE、YOMOYA、Aira Mitsukiなどのリミックスを担当。自身の前作『uphill city』のリミックス盤(2010年)では、日本からトクマルシューゴ、オオルタイチ、Lullatone、Watchmanらがリミキサーとして参加した他、miyauchi uriとのコラボレーション作も収録。同作リリースツアー最終公演での、miyauchi uriをギター、千住宗臣(Boredoms、Para、Date Course Pentagon Royal Garden他)をドラムに迎えたセッションも絶賛された。


ASUNA

1999年から古いリード・オルガンとエレクトロニクスによるドローンを主体として制作された数々のカセット・テープ作品が、西新宿ロス・アプソン?や、渋谷クララ・オーディオ・アーツといったレコード・ショップにおいて話題を集め、2003年スペインのラッキー・キッチン(Lucky Kitchen)よりアルバム"Organ Leaf"を発表し、CDデビュー。それと前後して発表されていた、解体されたリード・オルガンのモーターとリード蓋の固体振動をピックアップすることによって制作された作品"Each Organ"によって「Improvised Music from Japan」誌上でも音源やインタビューが取り上げられ、その後インスタレーション作品の展示でも注目を集める。それ以降、エイプスタージュ(apestaartje)や360°recordsなど国内外問わず、多数のコンピレーション・アルバムに参加。近作にはHEADZからの集大成的な2枚組アルバム"THIS"と、米ブルックリンを拠点とするミュージック・リレイテッド(music related)からの最新アルバム"flowers"などがある。ソロ活動と並行し、名古屋のteasi、鳥取のトリレーベルのshibata、カナダのSecret Mommy、韓国のMagazine King、そして東京では元WrKの佐藤実(m/s、SASW)、My Pal Foot Foot、sawako、OPQらとコラボレーション活動も多数行ってきた。また、自身のレーベルao to ao(http://d.hatena.ne.jp/aotoao/)を主宰している。
耳なりぼうや



2013-08-08

9月23日(月・祝) ライブイベント「無限遠点の音 三富栄治live」

(2013年6月27日 三富栄治ソロコンサート at gallerySEPTIMA 映像:波田野州平)

夏の終わりにゆったりと浸れるライブイベントが行われます。今秋にSweet Dreamsからアルバム「ひかりのたび」をリリースするギタリスト・三富栄治をゲストにお迎えします。三富栄治のギターインスト曲は、艶のあるフィンガーピッキングと開放弦を用いた広がりのあるコードに彩られつつも、どこか遠くで鳴っている音のような慎ましい響きがあります。空間を拡張する幻想的な映像演出は、テニスコーツとJad Fairのツアーを追ったドキュメンタリー「エンジョイユアライフ」、「今の時代に逆行した驚きの映画」などと評される映画「TRAIL」などを代表作にもつ映画作家・波田野州平。オープニングアクトには、4月にSweet Dreamsからリリースされた初のフルアルバム「い、のる」が話題を呼んでいるSSW・フジワラサトシ。彼のスローな楽曲の中には、歌詞の一語一語とメロディ、そして伴奏が丁寧に編まれ不可分に結びついた「そうでしかない」音が鳴っています。

9月23日(月・祝) ライブイベント「無限遠点の音 三富栄治live」
live:三富栄治(東京) 、映像演出:波田野州平(東京)
オープニングアクト:フジワラサトシ(東京)
チケット:¥1,800(1D別) 学割¥500 OFF
18:30開場 19:00開演


■出演者プロフィール
三富栄治(音楽家・ギタリスト)
東京都在住。ギターインストの演奏・作曲で活躍するミュージシャン。これまでに竹村延和のレーベルChildiscからアルバム3作品をリリース。自身の作品の他、映画「惑星のささやき」(監督:澤田サンダー)への音楽の制作・楽曲提供なども行う。映画「TRAIL」(監督:波田野州平)では本人役で主演。2011年からバンドTEASIにベースで参加中。

波田野州平(映画作家)

東京都在住。シャロン・ヴァン・エッテンやジョセフィン・フォスターをはじめミュージシャンのライブ撮影を数多く行い、ジャド・フェア&テニスコーツの日本ツアーを記録した音楽ドキュメンタリー「エンジョイ・ユア・ライフ」が全国で巡回上映中。東京・立川でギャラリー・セプチマというアートスペースを運用している。2013年、三富栄治も出演する映画「TRAIL」が渋谷ユーロスペースでの公開を皮切りに、全国で劇場公開が予定されている。


フジワラサトシ(シンガーソングライター)
東京都在住。mmm、oono yuuki、麓健一、王舟などサウンド・オブ・ヤング・トーキョーな面々をギタリストとして支えてきたシンガー・ソングライター。2000年より宅録を開始。 2005年までにデモテープ23本を作るが特に公表せず。大学で京都に移住し、そこで知り合った宮本善太郎とバンド「Monotonos」として2007年まで活動。2008年東京へ戻り、本格的なソロ活動を開始。2010年、初の自主音源「夜に生まれる」を発表。2013年、初のフルアルバム「い、のる」をSweet Dreamsより発表。

2013-08-07

9月22日(日)アーティストトークイベント「ビジターvol.3 津田翔平・渡辺俊介・阿部圭佑」 



( 「technique: installation」 津田翔平 2010)

( 「UDUKI a part of "Le Sacre du Printemps"」 渡辺俊介 2013)

( 「wind through one’s window」 阿部圭佑 2013)
多様なカルチャーシーンが交差する空間となるべく、Give me little more.では、県外の若手アーティスト、クリエイターの方が活動紹介を行うアーティストトークイベント「ビジター」。

第3回目となる今回は、新進気鋭の若手作家、津田翔平さん、渡辺俊介さん、阿部圭佑さんをお招きします。アートの最前線事情をリアルに感じるこの機会、ぜひご参加ください。

当日は、空間認識とノイズという独自の組み合わせで多彩な活動を行う「実験建築家」の津田さん、音と映像から身体や記憶など、身近なのに掴みきれないものへの連想を引き起こす「映像作家・美術家」の渡辺さん、「記録家」という異色のスタイルを鋭く切り開きながら記録に関する新しい体験を生み出す阿部さんが一堂に会します。

今回お呼びする3名の作家は7月に「膜|FILMEMBRANE」(@小金井アートスポット シャトー2F)というタイトルの展覧会を終えたばかり。それぞれの作品のインパクトもさることながら、3つの作風が交差した展示は膜というコンセプトに繋がれて、別のものなのに連続しているような、逆に連続しているのに別のものにも思えるような、独特の空間を作り上げていました。その感覚はまさに「膜」。その展示を踏まえて、今回のトークでは展示のことやそれぞれの活動を話題にしながら、今アートをしていくことについて生の声をお聞きします。

企画:石田大祐 (インディペンデントキュレーター)
http://ishidadaisuke.blogspot.jp/

9月22日(日) アーティストトークイベント
「ビジターvol.3 津田翔平・渡辺俊介・阿部圭佑」
ゲストスピーカー:
津田翔平(実験建築家/NOISE ARTIST)
渡辺俊介(映像作家・美術家/VIDEO ARTIST)
阿部圭佑(記録家)
入場料:¥1,000 (ドリンクチケット付き)
時間: 開場13:30/開始14:00
(3時間程度を予定)





■ゲストスピーカー プロフィール
津田 翔平 / Shohei Tsuda
1986年東京都出身 実験建築家 / Noise Artist



新たな空間認識の可能性を探る実験や、様々なノイズを題材とした作品を制作。インスタレーション、立体、平面、映像、音楽、デザイン等、作品の媒体は問わず幅広く活動。個人の制作とは別に、IN/AWT(安藤透、渡辺俊介、津田翔平)では映像を主体とした企業との共同制作。KYO-ZO(可変ユニットまたはプロジェクト)では空間においての個人の存在を探求する実験作品を展示。2012年12月、音楽家 dagshenma と共同でノイズ専門レーベル UNNOISELESS を設立。

「彼の作品を鑑賞した時、私たちが見せられているモノは物理的な作品や建築物などではなく、存在を定着し、空間を維持し続ける力なのでは無いか、と感じる事がある。多次元空間を紡ぎ出すかの様に制作された作品群にはコンセプチュアルな点で一貫して解体・測量・再構築と言われる建築的要素が含まれている。時に空間を解体し、またある時には測量、調査をしては空間に根付いた痕跡を増幅させ、鑑賞者に新たな発見と有無を言わせぬ空間の存在を体感させてくれる。」
Text: Shunsuke Watanabe
www.shoheitsuda.net
www.unnoiseless.net





渡辺 俊介 / Shunsuke Watanabe
1986年東京都出身 映像作家・美術家 / Video Artist





渡辺俊介は音と映像を自由自在に扱える作家です。彼の制作はヴィジュアル・ミュージック(視覚音楽)とも、サウンド・ペインティング(聴覚絵画)とも呼べるもので、光と音という波動を用い、耳と目を同時に刺激するものです。彼の作品の中で、作品らしいもの、つまり従来の意味で「完成」されたものもあれば、制作プロセスの一部を見せているものもあります。それらは変容しつつあるもの、始まりや終わりを要求しない/させないもの、「完成」を求めていない/求めさせないものです。作者の時間を押し付けるものではなく、むしろその場の時間、その観聴客の時間を逆に強調するとともに、別な時間を生み出しています。しかも、特にマルチチャンネル(多数の映像、多数の光、多数の音が同時に、別々な場所から流れてくる状態)の作品の場合、複数の時間が平行しているように感じます。観聴客にはそのような環境を体験することで、一種のタイムワープが生じます。言い換えれば、渡辺俊介が提供している環境は多元宇宙、または平行宇宙を感じさせるもので、我々の精神/身体の基本構造を考え直す機会を与えてくれます。
Text : Christophe Charles
http://shunsukewatanabe.org/

阿部圭佑 / Keisuke Abe
1989年埼玉県出身 記録家
2011年武蔵野美術大学建築学科卒業。卒業後、友人らとアトリエ空鼠を立ち上げる。同居人の美術家のドキュメンタリーを作った事をきっかけに現在は映像を中心に活動し、ドキュメンタリー映画を制作している
http://soranezu.blogspot.jp/
http://keisukeabe.tumblr.com/











2013-08-01

9月11日(水)出張円盤「レコード寄席 基本編」


高円寺の名物音楽空間・円盤の店主・田口史人によるレコード寄席が、Give me little more.にもやってきます!

レコードといえば当然、音楽を聴くものとしてとらえられますが、レコード寄席が取り上げるのは音楽的な文脈から外れた目的で生み出され、使用され、そして時代とともに忘れ去られてきたレコードたち。たとえば、学校の卒業記念、ピアノの発表会の記録、会社のPR、結婚式の引き出物としてつくられたレコード、飲み屋でのカラオケ歌唱がサービスでレコードになったもの…etc
昭和の生活の傍らで、人々の記憶と結びつきながら存在していたレコードを流しながら、そこから立ちあがってくる様々なエピソードがたっぷりと聞けます。

「データの方が便利だからもう音楽を物として所有しなくていいでしょ。」「いやいや、だからこそ家で聴くなら音質重視でこれからはアナログ盤でしょ。」…

音楽のフォーマットについて話をしているとついついこんな合目的的な議論になってしまいがちですが、そんな話を超えて、レコードの姿そのものを楽しめる本イベント。今回は基本編ということもあり、レコード寄席初心者にも優しい内容となっています。
ぜひ、お越しください。

また、幕間ライブとして、江戸音曲の三味線弾き語りを中心に、ジャパニーズ・ルーツ・ミュージックの枠を軽々と飛び越えた様々なシーンでの活動を展開中の柳家小春が演奏を行います。

9月11日(水) 
「出張円盤 レコード寄席 基本編」
出演:田口史人(円盤)、柳家小春
料金:1800円(1D別) 学生¥500OFF―学生証をご提示ください
開場19:00 開演19:30 

柳家小春
出身地、東京都目黒区。平成3年、「粋曲」の柳家紫朝に入門し柳家小春の名前で、寄席出演を経て、現在はライブスペースなどを中心に様々なかたちで演奏活動を続けている。三味線弾語りで、江戸の流行り唄、寄席音曲(端唄・俗曲)と江戸浄瑠璃・新内節、民謡も少し。珍しい明治時代の明清楽月琴の演奏。三味線と声による即興演奏。2007年より、高円寺の「円盤」月例企画で柳家小春二人会を毎月最終金曜日に開催、毎回、様々なジャンルのアーティストをゲストに迎え驚きのセッション。自らの三味線音楽の枠を広げている。

2011年3月、ロシア連邦トゥバ共和国でコンサート。(超歌唱家 巻上公一さん、チェロの四家卯大さんと)
2005年9月、ロシア連邦カルムイキア共和国、語り部フェスティバルに招かれゲスト出演。
2006年公開、男の墓場プロダクション杉作J太郎監督 『怪奇!幽霊スナック殴り込み!』で
全編に流れる三味線音楽を担当。2009年公開、井口昇監督『ロボゲイシャ』では
劇中の三味線曲を演奏しています。
TVCM、2008年 「隔週刊 落語百選 DVDコレクション」サウンドロゴ。

9月7、8日(土、日) 上映展示  百瀬 文「聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと」+ アーティストトークイベント「ビジターvol.2 百瀬文」


(「聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと」より)

松本市の多目的イベントスペースGive me little more.では、2013年9月7日(土)、8日(日)に「映像作家100人2013」「美術手帖 2013年7月号」などにも掲載される注目の美術作家・百瀬文の映像作品「聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと」(25分)の上映展示を行います。本作品は、武蔵野美術大学「平成24年度卒業制作・修了制作優秀作品展」に選出、展示された作品で、東京都以外では初めての上映となります。虚/実の境界の揺らぎ、形式と感情の間の問題を探る作品をぜひご鑑賞ください。7日(土)の19:00~は、県外の若手アーティストをお招きし、活動紹介をしていただくトークイベント「ビジターvol.2」として、百瀬文がこれまでの活動・作品の紹介を通して、来場者の方と意見を交わす機会を設けます。ぜひ、ご来場ください。

「聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと」2013 / 25分30秒
《作家より》
今回私は、この作品のために木下知威(きのした・ともたけ)さんという方と対談をさせて頂きました。木下さんは現在建築史の研究、視覚文化論などの研究をされている方でいらっしゃいますが、生まれつき全く耳が聞こえません。耳の聞こえない人が「聾者」と呼ばれるのに対し、耳の聞こえる人は「聴者」と呼ばれるそうです。この映像は、聾者である木下さんと聴者である私とで行った、「声」をめぐる対談を記録し編集したものです。

上映展示 「聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと」

7日(土)
13:00 / 13:30 / 14:00 /14:30 /15:00 /15:30 / 16:00 / 17:00 / 17:30

8日(日)
11:00 / 11:30 / 12:00 /12:30 / 13:00 / 13:30 /14:00 / 14:30 / 15:00 / 15:30 /16:00/16:30

※両日とも各回作品25分30秒+4分30秒ブランク ループ上映
※Give me little more.奥のイベントスペースにて上映。上映途中でのイベントスペース入場不可。

トークイベント:「ビジター vol.2 百瀬文」
エントランス:¥1,000(1ドリンク付き)
19:00~21:00 
ゲストスピーカー:百瀬文
作家自身が本上映作品、また過去作品のアーカイブについて解説しながら、観客の方も含めたその場に居る人全員で作品から立ち上がる感想や疑問に向き合っていきます。

■作家プロフィール
百瀬文(ももせ・あや)
1988 東京生まれ
2013武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了

個展
2012「なぞる人々」新宿眼科画廊(東京)

グループ展
2009 「とがびアートプロジェクト2009」長野県千曲市立戸倉上山田中学校(長野)
2011 「平成22年度卒業制作・修了制作優秀作品展」武蔵野美術大学(東京)
2012 「群馬青年ビエンナーレ2012」群馬県立近代美術館(群馬)
2013 「平成24年度卒業制作・修了制作優秀作品展」武蔵野美術大学(東京)
      「ホームビデオ」展 switch point (東京)

9月6日(金)工藤祐次郎、Toriqumo、長橋幸宏、出演。「Give me little more. 投げ銭ライブの夜」


Give me little more.酒場感覚の投げ銭ライブイベント。今回は、コンテンポラリー・フォークシンガーが集う夜。USインディ的浮遊感サイケデリアとしみったれた4畳半文化住宅の香りが互いに何のストレスもなく共同生活を送るニューフォークソングを歌う工藤祐次郎が東京からやってきます。共演は、ゆっくりと着実に名曲を生み出してきた飯田のインディポップバンドToriqumoのきわめて珍しいアコースティックステージと、最近では松本音響派誕生との呼び声も高いバンド・耳なりぼうやのフロントマン・長橋幸宏、彼の剽軽ステージもお楽しみに。エントランスフリー、投げ銭制なので酒場感覚でお気軽にお越し下さい。

9月6日(金) 
「Give me little more. 投げ銭ライブの夜」
出演:工藤祐次郎(from東京)、Toriqumo(from飯田)、長橋幸宏(耳なりぼうや)
入場無料(いいと思ったら投げ銭を!)
開場 19:30 開演 20:00
(ライブ終演は23時前を予定、バースペースは翌3時まで営業。)

■出演者プロフィール
工藤祐次郎
 
1987年生まれ、宮崎県出身。2012年5月より東京を中心に音楽活動を開始。たまたまYouTubeにアップロードした「ねこの背中」が各方面で話題となり、7月にMUSICA、SPACESHOWERなどが主催するMASH A&Rオーディションにて優秀アーティストの1人に選ばれる。9月に自身の運営するおぞうにレコーズからアルバム『ねことお化けと台所』で全国デビュー。10月にはFMラジオで「今週のパワープレイ」としてまる1週間FMジャック。現在はウタカタカフェにて大工仕事から皿洗いまでこなしつつ、精力的なライブ活動を展開中!


Toriqumo



長橋幸宏(耳なりぼうや)


8月29日(木)『テーブルゲームカフェ@松本市 Give me little more .』


気軽に立ち寄れるバー/イベントスペースGive me little more.の平日夜イベントスタート!長野市ネオンホールなどでの開催で大盛況だったテーブルゲームカフェが松本でも開催されることとなりました。海外のテーブルゲームやボードゲームを楽しんでみませんか?ドイツやフランスのゲーム賞を獲得した、ちょっとおしゃれで珍しいゲームをきっかけに、出会いを提供し、新しいつながりを広げていきます。

(主催のgoukiさんより)
「テーブルゲーム・カフェのテーマは、ゲームを通じたコミュニケーションで、ゲームの勝敗よりも過程を楽しみ、出会った人との交流を深めていくことを目指しています。  芝居、音楽、デザイン、映像、フリーペーパー、各種イベントの企画など、文化的表現に関わりのある方、そしてそんな活動をしている人たちと知り合ってみたいと思っている皆さんのご参加、お待ちしています」  


8月29日(木)『テーブルゲームカフェ@松本市 Give me little more .』
入場料:無料(要1オーダー)
時間:20:00~1:30
(バーはこの時間で通常営業。イベントは閉店時間までに流れ解散です。)
持ち物:あなたが参加している芝居、音楽、展示、その他の活動を知らせるフライヤー等があれば、ぜひ持参ください。

テーブルゲームカフェfacebookページ

今後も、定期開催していきますので、ぜひ足を運んでみてください!

8月18日(日) アーティストトークイベント ビジターvol.1「―新しいカウンターカルチャー!を話し合う― ゲストスピーカー:gonna(ダンサー/アクティヴィスト)」

(国会議事堂前パフォーマンス Black LOUD shoes)

多様なカルチャーシーンが交差する空間となるべく、Give me little more.では、県外の若手アーティスト、クリエイターの方が活動紹介を行うアーティストトークイベント「ビジター」。

第一弾の今回は、Women in Blackとして国会議事堂前での路上パフォーマンス「Black LOUD Shoes」や、政治性をもつ身体を考える「革命のためのダンスワークショップ」などアクティビズムの領域で活動するダンサー・gonnaがゲストスピーカーとして登場。松本ではなかなか知ることが出来ない新しいカウンターカルチャーの現場の生の声をお話いただきます。表現活動と政治の関係性、アーティヴィズム(※)について、シンパシーも違和感もない交ぜにしながら話し合いたいと思います。みなさん、語らいにお越し下さい。

(主催者より)
どうしても政治に対するアレルギーって拭えず、「デモ」「反原発」「革命」…、もしくは「憲法改正」「愛国心」…といった語気の強いキーワードが出るとそれだけで身構えてしまいます。「政治」を語るのは正直、リスクも高くて面倒くさいというのが本音。とはいえ一方で、若い担い手たちによる反原発デモ、Chim↑pomの活動や、三宅洋平の出馬、JR展の活況など政治とアートの領域にまたがるアーティヴィズム(※)的活動が話題にのぼったりするのも事実。先日はtwitterで「音楽や映画の話のように政治の話も普通にしたい。」という趣旨のtweetをみかけたりもしました。政治の季節とは無縁に生きてきたぼくらの世代の意識も少しづつ変わって来ているようです。これは単純に興味深い!しかし松本では、こういったアーティビズム的展開に共感するか否かを判断する以前に、その活動の様子を知る機会さえありません。そこで、たまたま先日東京で知り合ったgonnaさんに来て頂き、彼女を囲んで現場の体験や活動の背景にある思いなどをお話いただく機会を設けることになりました。参議院選の熱が冷める前に、一度、政治と表現活動の関係をどう考えるか、gonnaさんの活動報告をきっかけに、その可能性と疑問をその場のみなさんで話し合えればと思います。

※政治性のあるアート・表現活動。アート+アクティヴィズムの造語。2003年ごろより使用されるようになった。

8月18日(日)アーティストトークイベント
「ビジターvol.1 ―新しいカウンターカルチャー!を話し合う―」
ゲストスピーカー:gonna(ダンサー/アクティヴィスト)」
入場料:¥1,000 (ドリンクチケット付き)
時間: 開場13:30/開始14:00
(3時間程度を予定)

■ゲストスピーカー プロフィール
gonna

1983年生まれ。愛知県出身。現在は東京都在住。高校時代よりクラシックバレエやジャズダンスを学ぶ。大学時代のNGO活動、国際協力サークルでの活動を経験。野宿者運動に参加したことをきっかけに衣食住に特化したアクティヴィズムにはまる。現在では、デモやオルタナティブスペース等でケータリングを行うユニットLoca☆Kitchenとしての活動や、パフォーマンスのためのアフィニティ・グループ「Women in Black」の振付け・構成の担当、ピアニスト赤井氏と「革命のためのダンスワークショップ」の主宰、山田勇男監督映画「シュトルム・ウント・ドランクッ」への出演など、 アクティヴィズムとアートのフィールドを横断する様々な活動を行う。

8月16日「犬とギター まなつの夕涼みライブ」


木曽在住のシンガーソングライター・玉屋がかつて松本に存在していた喫茶店スライストーンカフェにて企画していたアコースティックライブイベント「犬とギター」。このたび、3年ぶりに女鳥羽側沿いの多目的スペース兼バーGive me little more.にて復活!ゲストに、世界中をかけめぐる放浪ツアーを経て、最近長野暮らしをはじめたMana Yoheiを迎えた暑い夏の夕涼みライブ。入場無料の投げ銭制。お茶がてら、また早い時間からのお酒がてらふらっとお越し下さい。心よりお待ちしております!

当日は、GIve me little more.とガレットmoncavaがコラボしてつくるベトナムサンドイッチ・バインミーの特別販売もあります!ライブタイムは、隣の黒猫チャイのチャイをお持ち込みいただくことができます。お楽しみに。

8月16日(金)
アコースティックライブイベント
「犬とギター まなつの夕涼みライブ」
出演:玉屋、Mana Yohei
開場 15:00 開演 15:30
入場無料(いいと思ったら投げ銭を!)
(18時前には終演。その後も、お店は深夜までバーとしてやっています。)

■出演者プロフィール
ManaYohei


玉屋

8月9日(金)「ミヤザキナツキ、黒坂灰治出演。Give me little more.投げ銭ライブの夜」


Give me little more.酒場感覚の投げ銭ライブイベント。今回は、音像的な仕掛けではなく、歌そのものの魅力で楽しめるアーティスト二組が出演する夜。日本的な叙情感をかき立てられるメロディが魅力な唄うたい、スリーピースバンド・砂場のフロントマン・ミヤザキナツキが松本にやってきます。今回は早めの時間と遅めの時間のロングセットツーステージ制で演奏いたします。共演は、ルーツロックへの愛情をあくまでコンテンポラリーな感覚で自然にアウトプットするthe haiziの黒坂灰治となおのアコースティックデュオ。エントランスフリーの投げ銭ライブなので、酒場感覚でお気軽にお越し下さい!


8月9日(金)
「Give me little more.投げ銭ライブの夜」
出演:
ミヤザキナツキ(砂場 )黒坂灰治となお(the haizi)
入場無料
(いいと思ったら投げ銭を!)


<タイムスケジュール>
20:30-21:15
ミヤザキナツキ
21:45-22:30
黒坂灰治
23:00-23:45
ミヤザキナツキ
※お店の営業時間20:00-3:00です。

ミヤザキナツキ(砂場)

(砂場「黒い猫と白い猫」)

(砂場「ひとりきりでうたううた」)

黒坂灰治(the haizi)

(the haizi「嘘つきのジョン」)