ギタリスト柳沢耕吉によるインプロヴィゼーション・ライブイベント”seldom”
辻村豪文(キセル)のソロプロジェクトThe Instant Obonと
山梨の箏奏者・清水千恵実をゲストに迎え開催!
ジャズ/即興演奏を中心に、音響作品の制作も行うギタリスト“柳沢 耕吉”主催のインプロヴィゼーションイベント「SELDOM #9」を開催します。
このイベントでは、毎回新たに登場するゲストと、主催の柳沢耕吉によるライブに加え、即興のコラボレーションの時間を設けて、相互に探り合い、影響しあいながら、変化していく様を楽しみます。「フリージャズ」、「実験音楽」、「アヴァンギャルド」などのカテゴライズへは向かわず、そこで起こっていることが何なのか?余白たっぷりの「曖昧な感覚」を呼び起こす現場をお楽しみください。
第9回目のゲストは、この2人!
1人目のゲストは、キセルの”辻村 豪文”によるソロプロジェクト”The Instant Obon”。ドラムセットをメイン楽器に据え、辻村氏自ら叩き出すJ Dillaライクに独特に揺れるhip hopビート、各地の民謡を中心としたサンプリング、ギターの爪弾き、そしてあの柔らかい歌声が交わり立ち上がる、いつまでも身を沈めて漂いたくなる陶酔の音世界。ある種の瞑想的な音楽体験でもありながら、暮らしている場所/過去、歴史/大きな社会の動き/と、今、此処に立つ自分の関係性へ想いを馳せずにはいられなくなる静かで鋭い眼差しが宿るビートのリアリズム。ほとんど松本でしか行われていない激レアソロセット、必ずや目撃してください!
2人目のゲストは、実験的なアプローチで箏を中心とした演奏を行う”清水 千恵実”。長年学んでいたクラシックピアノや声楽のバックボーンを活かし長野ネオンホール界隈で自作曲のピアノ弾き語りなども行っていた彼女。近年、取り組んでいた箏や三味線を用いた古典の演奏と、並行して芽生えた即興演奏への関心をもとに、フィールドレコーディングと箏演奏を組み合わせた実験的アプローチのパフォーマンスを開始!雑音と楽音が共存させながら立ち上げる箏の音世界をお楽しみに!
迎える"柳沢 耕吉"は、今回はシンプルなギターセットで、ハンガリーの民俗音楽の編曲と派生曲を演奏するとのこと。
イベントのクライマックスには、出演者3組による打ち合わせなしの即興コラボレーションもあります。それぞれのライブセットはもちろん、セッションタイムもお見逃しなく!
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2022年5月4日(水・祝) Give me little more.
『seldom #9』
▽LIVE:The Instant Obon(辻村豪文 from キセル) / 清水千恵実 / 柳沢耕吉
▽料金:(前売)¥1,000 / (当日)¥1,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com
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The Instat Obon
柳沢 耕吉