ゲスト1組目は、徳島発、4ピースギターポップバンド"Evergreen"。翳りを帯びつつも伸びやかなボーカル、スピッツ、くるり、シャムキャッツ、ミツメなどの文系ギターロックの系譜を想起させるゆったりとした呼吸感で紡がれる美しいメロディライン、感傷的かつ時折心地よく屈折するコード進行、ぐにゃりとしたピッチで紡がれるギターによるストーリーテリングと調和したバンドアンサブル…ネオアコ、ネオサイケデリア、ドリームポップの雰囲気も漂わせつつポップスとして響く、冬の薄陽のような柔らかな音像と湿度を含んだ海風の詩情に彩られたジャパニーズインディポップをお楽しみに!
ゲスト2組目は、金沢発、4人組インディポップバンド"cony"。荒井由美や渡辺美里の名曲群を彷彿とせる80's歌謡的なノスタルジーを宿したメロディライン、気怠さのある歌声で低体温に歌うボーカル、見事なダイナミックコントロールで丁寧に鳴らしながらも疾走するレンジの広いバンドアンサンブル、美しいギターアルペジオが啜り泣くインディポップ〜薄靄の中で蠢くサイケデリックロックなフレージングで紡ぐ浮遊しつつ時に牙を剥くサウンドスケープ…高揚感を持ちながらも奥深しさたっぷりに鳴らす、静かな雪の夜に似つかわしい抒情的インディポップをぜひ体感してください。
ゲスト3組目は、名古屋のアコースティックデュオ"ロッカクレンチ"や、ガレージポップバンド"Legeens"で活躍するギターボーカル"ことに"と、六角レンチや海洋天堂などのサポートドラマーとして活躍する"喜多良介"によるデュオセット。刺々しさを纏った歌声でダイナミックにときに繊細に紡ぐ青白い微熱を帯びた絶妙な温度感の歌、日常の苛立ち、逸脱願望、夢想などをささくれだった言葉でユーモアを交えて投げつける挑発的なリリック、日陰を歩く哀愁と気怠さのメロディラインにヒリヒリと感情が掻き毟られます。フォークな哀愁とロックミュージックの焦燥が混ざった歌世界をお楽しみに!
松本からは、この2組が登場!
アンビエントなテクスチャを纏ったプログレッシブポップバンド"Onomatope"。低体温な歌い口で不敵な存在感を放つボーカルとコントラストなしたオールドスクールなロック熱を俯瞰しながら再構築したギター、コンテンポラリージャズのフィールを漂わせつつサンプルパッドを用いたプレイのドラムによる多面的なサウンドに惹き込まれます!どこか和風アングラ、ヴィンテージなプログレのフィールも纏ったハイブリットな音楽性が期待の若手バンド!
この夏のニューカマーライブ「DOPEなHOPE」で鮮烈デビュー、SSW"ヨシハラシオリ"が新たに結成したサイケデリックポップバンド"The strawberry blue"が登場!力強く情感豊かな歌世界を、酩酊感たっぷりのギター、有機的なシンセノイズ、ミニマルなリズムセクションが生み出すサイケデリアの美しいオーブで包み込む絶妙な温度感のポップミュージック。注目の存在です!
ジャパニーズポップの歌心を現代のサウンドスケープで更新する各地から集まった若手5組のバンドを一挙に見れる一夜!ぜひ、お越しください。


