ドイツの電子音楽界を代表する音響集団"タンジェリンドリーム"のメンバーである
ヴァイオリニスト山根星子によるソロプロジェクト"Tukico"が凱旋日本ツアー!
60年代より活動するドイツの電子音楽、クラウトロックを代表する電子音響集団"タンジェリン・ドリーム"に現役メンバーとして参加するヴァイオリニスト・作曲家の"山根星子"によるソロプロジェクト"Tukico"が2015年以来の日本ツアーを敢行!松本にも登場します。
"山根星子"は、ベルリン在住のヴァイオリニスト・作曲家。2006年に渡独。ロストック音楽演劇大学を卒業した後、2011年に、シンセサイザー黎明期より活動し電子音楽の世界に多大な影響を与えてきたエドガー・フローゼ率いる電子音響集団タンジェリン・ドリームに加入。2015年以降、エドガー・フローゼ亡き後も残されたメンバーと共に彼の意志と音楽を継承し現在も継続して活動しています。タンジェリン・ドリームの他にも、ジェーン・バーキンのワールドツアーへの参加、ダンスパフォーマンスやインスタレーションアートとのコラボレーション、無声映画に音楽をつけるパフォーマンス、クラングシュタイン奏者ユルゲン・ハイデマンとのニューエイジ実験音楽ユニット"KiSeki"での活動など、多岐に渡った演奏活動を展開してきた彼女。ソロ名義での"Tukico"では、エレクトリックヴァイオリン、シンセサイザー、エフェクトなどを駆使した即興演奏を展開。淡々と明滅する電子音のシークエンスの中で、憂いを帯びたトラジックな旋律や儀式的なドローンまで自在な演奏で情景を立ち上げる有機的なヴァイオリンの響き、ペダルエフェクトやフィルターの変調が生み出す奇妙でどこかユーモアの漂う響きがゆっくりと表情を変えながら交差。クラシックな背景を持ちながら電子音楽の世界に身を浸してきた彼女が追求するニューエイジ、アンビエント、ミニマルの間で鳴るモダンクラシカルな音響世界をぜひ、ご堪能ください。
共演はこの2組。
エレクトロポップバンド"Far Farm"での活動を経て、東郷清丸バンドへのコーラスメンバー、「川村亘平斎とあだち麗三郎の影絵と音楽」に参加するなど声を軸としながら活動を行う音楽家“KUDO AIKO”。ソロでのパフォーマンスは、MTRを用いた抑制の効いたビートの中で、カルグラなどの倍音唱法やルーパーを用いた美麗な多声ハーモニー、多彩なエフェクトボイスなど声のテクスチャを変化させながらパフォーマンスを展開。R&B、ソウルミュージックに根ざしつつも、民謡や民族音楽などの土着音楽の世界にも造詣が深い彼女。ミニマルなシンセポップの中に、声楽や現代のポップスとは異なる様々な発声法を取り入れ、時空間旅行的感覚を呼び起こしてくれます。
イラストレーター"山崎 美帆”によるパフォーマンスプロジェクト“daborabo”。カシオトーンとディレイペダルによる宇宙アンビエント演奏、不思議なオブジェクトや照明を組み合わせて行うビデオカメラでの投影とローファイなビデオミキサーによる映像加工…これらの行為がステージの上で同時に展開されて一編の物語を紡いでいくシネマティックなパフォーマンス、必見です。
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2023年2月20日(月) Give me little more.
『Tukico aka Hoshiko Yamane JAPAN TOUR -primitive 2023- in Matsumoto』
▽LIVE:Tukico(aka Hoshiko Yamane) / KUDO AIKO / daborabo
▽料金:(前売)¥2,500 / (当日)¥3,000 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com
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Tukico
daborabo